1.いやぁ、すっごぃ久しぶりに吹き替えで泣きそうになりました。何年ぶりか・・、吹き替えで泣きそうになる自分がちょっと情けないですが、そんだけスペンサー・トレイシーの役柄に惚れたっつうことです。前半は熾烈な市長選ですが、後半は一転闘病生活と、一度で二度おいしいストーリーですが、さすがはジョン・フォード、粋な演出をしますねぇ。敗北が分かったあと一人で寂しそうに立ち去り歩いてるトレイシー演ずるスケフィントンの後ろを対立候補がパレードをしてるときのトレイシーの姿がなんとも、、、誰も後ろをついてこないって言うのもまたこれも寂しい。。市民から絶大な支援を受けても内部の人間に嫌われては勝てないと言う事もまたこれも寂しい。あぁ、政治ってこんなもんかなぁと思い知らされる一品でした。