1.自分が育て上げた一人の舞台女優と恋に落ちるものの、その後の話の展開がこれまた何とも奇妙な物語でドタバタした展開でまるで、ルビッチかワイルダーの映画でも観ているような感覚になります。登場人物、一人一人がこれまたとんでもなく変な奴ばかりで、面白い。互いの勝手気ままな行動、それに関わる人達、そんな話をハワード・ホークス監督はテンポ良く描いています。列車内でのやりとりが面白い。一体、どこまでが芝居なのかこれまた不思議な作品です。舞台劇を観ているのと同時にちょっしたミステリーでも観ている感覚にもなりました。舞台劇が好きな人は特に楽しめると思います。