1.謎の七つ子、七歳の頃、孤児院で16人を殺し特殊な施設へ入れられる。映画はその後21歳になった七つ子の謎を追う悪魔学の学者と、一見なんの関係もない母と娘の一家族の二つの視点で描かれている。最初はダルいな~って思って観てたら、七つ子が出てきたあたりから、急におもしろくなった。七つ子はほんま不気味、観ててゾゾ~ッてなる。一人コミカルな学者の親父とか、もう一方の主人公である娘がひきつけられる魅力ありとか役者陣も悪くない。最初は悪魔がどーのこーの、夢がどーのこーのでよくあるおもろない感じのオカルト映画だったけど、後半は色々な要素がつながり、退屈しないスリラー(又はホラー)映画に仕上がってる。でもオチは完全にB級映画のノリ。よって最初、3点、中後半10点、オチ3点で平均で5点。でもビデオパッケージからうける印象よりは意外とおもしろかったんで、オカルトサイコスリラーが好きならいけると思う。