ハチミツとクローバーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ハチミツとクローバー

[ハチミツトクローバー]
2006年上映時間:116分
平均点:4.77 / 10(Review 61人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-07-22)
ラブストーリーコメディ青春ものロマンス漫画の映画化
新規登録(2006-08-09)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2024-06-20)【イニシャルK】さん
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キャスト櫻井翔(男優)竹本祐太
蒼井優(女優)花本はぐみ
伊勢谷友介(男優)森田忍
加瀬亮(男優)真山巧
関めぐみ(女優)山田あゆみ
堺雅人(男優)花本修司
西田尚美(女優)原田理花
堀部圭亮(男優)藤原ルイジ(兄)
銀粉蝶(女優)幸田先生
中村獅童(男優)修復士
利重剛(男優)喫茶店「風待ち通り」マスター
清水ゆみ(女優)TVレポーター“イケメンハンター”
田辺誠一(男優)原田
池田鉄洋(男優)デザイナー
浜野謙太(男優)学生
春田純一(男優)刑事
原作羽海野チカ「ハチミツとクローバー」(宝島社・集英社)
脚本河原雅彦
音楽菅野よう子
作詞スガシカオ「アオゾラペダル」
作曲スガシカオ「アオゾラペダル」
主題歌スピッツ「魔法のコトバ」
「アオゾラペダル」(エンディングテーマ)
製作アスミック・エース
電通
集英社
ジェイ・ストーム
プロデューサー島本雄二(エグゼクティブプロデューサー)
椎名保(エグゼクティブプロデューサー)
配給アスミック・エース
録音井家眞紀夫
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61.《ネタバレ》 鑑賞自体はだいぶ前だけど、評価がしょっぱい感じなので思わず投稿。私は好きです。原作も読んでいないし、そもそもこういう甘酸っぱい系のラブストーリーなんざまるで興味はないんだけど、「興味ない」っていうのも私にとってはポーズでしかないのかな、と悔しいけれど認めてしまった作品。はぐ森田竹本の三角関係は正直共感しにくく、そんなでもないんですが(笑)、個人的にあゆ→真山のエピソードは、これだけでご飯三杯いける感じです。あんなに美人でいい女のあゆが、ストーカー真山に一途に恋し、報われないもどかしさ。そこでお互いが「身体だけでも…」って流れで爛れた関係になっちゃうのが現実ってやつなのかもしれないけども、この二人もこのまま煎じ詰めればそうなっちゃうのかもしれないけども、その生臭さに到達する以前の、片思いが片思いらしくある一瞬のイノセンスといいますか…たとえば真山があゆをおんぶする場面で、急接近してしまった片思いの人の背中で思わず「真山、好き」と涙ながらに呟く乙女の姿のせつなさ、苦しさの美しいことといったら!!そして礼を言うしかない真山。一度でも恋したことがある(orされたことある)人なら多分ノスタルジーを伴いつつ共感できるこのシーン、かなりときめきますわ。観るときいつも画面の前で口開けてます。このワンシーンに片思いの全てが詰め込まれていると私は見るのです。。…と、何だか熱くなってしまったけど、まあ恋愛云々抜きにしても、個人的に芸術系の大学に憧れがあったので、その生活が垣間見えるところが良いなあと。ファッションも凝っていて、見ていて飽きないし。でも全く同じ脚本・監督でキャスティングが違っていたらこの点数はないかな。ラストあたりの蒼井優のあの笑顔は、神がかりです。女の私でも「惚れてまうやろ!」と叫ぶレベル。作品としてどうなんだと問われると確かに完成度は高くないのかもしれませんが、見所は大いにあり。中古で特典つきDVDを購入した私ですが、まったく損したとは思いません(中古だからか?)。コメンタリーの伊勢谷さんの激しい俺様っぷり(たぶん他の役者さんちょっと引いていると思われる…)が作中の森田と被り、なかなか笑える点もオススメです。
よーちーさん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-10 02:22:58)(良:2票)
60.うーむ。やはり「人気漫画の映画化」はものすごく困難がつきまとうもの、ということか。
ただその中でも幾分やりやすい部類かと思っていた。少女漫画の映画化ならではの、原作キャラクターと実写俳優のイメージのギャップによる拒否感というものはどうやったって生じるだろう。が、美大を舞台にした青春ロマンスというストーリー性自体は、実写映画として構築しやすいと思った。
が……結果としてはものの見事に「失敗」してしまっている。
単行本数巻に渡って長い月日を描く原作を、2時間弱の尺で映画化するわけだから、ストーリー展開が原作といくらか変わってしまうことは、結果が良い悪いは別として仕方がない。
でもね。キャラクターの性格まで変えてしまっては、どうしようもなくなる。原作のある漫画の映画化である以上、それをしてしまっては映画として「破綻」していると言わざるを得ない。
少し踏み込んで指摘すると、竹本は“逃げ出す”ために走り出したわけではないし、森田はあんなにドライではないし、真山はあれほどヒクツな行動はしないし、山田はもっと芯がしっかりしている……etc。
そもそも叙情的なイメージを保つ原作なのだから、もっと忠実に映像化することができれば、それだけでそこそこ優れた映画になったように思う。
詰まるところは、やはり冒頭の言葉に尽きるわけで。「仕方ないな」という言葉に終始する。
やはり「漫画の映画化」の中でも「少女漫画」の場合、男キャラの“かわいくなさ”または“美しくなさ”に批判は集中するようだ。今回の場合はビジュアル的にはそれほど悪くなかったが、内面的なギャップの激しさが痛かった。
唯一にして評価点のすべての要因は、蒼井優のかわいさ。もうそれっきゃない。
個人的にはそこだけで映画館で観た甲斐はあった。と、思う。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 3点(2006-08-09 13:47:00)(良:2票)
59.驚いたのは、竹本君は桜井翔以外考えられないくらいハマっていたこと。蒼井優のはぐちゃんもさすがでした!他にも登場人物の雰囲気を、実写で上手に表現していましたが、見どころはそれだけ・・・。これ、原作やアニメ版を見てない人には、まったく面白くないのでは?役者の演技や演出は高く評価できるけど、脚本が、オリジナリティを出したいのか原作を生かしたいのかよくわからない中途半端な内容で、竹本君が自転車で走り出す展開も空振りに終わってしまっていました。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-12-01 01:04:08)(良:1票)
58.誰も眼中にないみたいですが・・・。主人公を演じた櫻井翔はこの役にはまっていると本当に思いました。慶応大卒で美男子で、今ではニュースも読んで笑いも取れる。傍からみたら文句のつけどころのない彼が、実は芸能界という場所では自分はかなり無能なのだと自覚し(歌も踊りもそこそこ。演技は・・)努力と根性で補っている感じが、この主人公の不器用さに重なって見えました。泣きながら自転車をこぐシーンはかなり非難ゴウゴウみたいですが、自分が想い焦がれる2人の結びつきを見せつけられて、しかも2人とも天才(一応)で、失恋以上のやりきれなさを吹き飛ばすには、彼にはあれしかなかったような気がします。でもいいじゃないですか。運命の出会いがその先には待っていたし。主役なのに、芸達者に囲まれてちっともそうは見えないという、かなり奇特な櫻井翔くんにこの点数を捧げます。
showrioさん [DVD(邦画)] 7点(2010-11-03 11:04:09)(良:1票)
57.映画として云々言う前に主人公が寒すぎてついていけない。このキャラはないだろ。こういうクソ真面目な青春野郎を真正面から描かれるときつい。私がすれてるからなんだろうけど、こういうのは茶化すかサイドストーリーにしちゃうかしないと。実際サイドストーリーの加瀬亮、関めぐみのエピソードはけっこう面白い。繰り返し登場するT字路で別れる二人をとらえた画もいい感じ。加瀬の片思いの相手、西田尚美は登場しないほうが絶対よかったけど。登場させるんなら何故に加瀬はこの人なのかってことが見えてこないと。蒼井優は完璧に少女マンガの女の子になってた。それが良いか悪いかは別の話だけど、完っ璧に少女マンガの女の子になってた。ここまでなれちゃうってのはそれはそれで凄い。
R&Aさん [DVD(邦画)] 3点(2010-03-19 13:39:36)(良:1票)
56.《ネタバレ》 「もしも芸術が全てなら、いとしいお金はどうなるの」
ぶっちゃけ、ADHD気味なんで絵画とか鑑賞する力は全くありません。
(小1から中3まで図工、美術の成績は1以外ついたことはないんです)
だから、この映画の登場人物の価値観が主流にならない社会でほんとに幸せかと。
ただ、ずるい甘えた映画だといいたくなりますね。
抽象画とか抽象彫刻とか価値がわかる人は少数派だと思われるのに、
素晴らしい絵だという設定なら、見てる人間は、よくわからないなりに素晴らしい絵と受け入れることを強制されるわけで。
けれども、今までいくつもの作品で見て、「ほんと地味だな、こんな地味で主演女優やってけるのは何故?」と思ってた蒼井優が素晴らしい美少女であることに気がつかせてくれた点と、関めぐみさんのいつもどおりの美貌のみは評価できますが
再見して感じたこと。監督の高田雅博さん、もっぱらCM関係の人で映画はこれ一作みたいだけれど、すごい才能を持った人だと思った。どこがすごいかっていうと女性を綺麗に撮れる能力。上記に蒼井優が素晴らしい美少女と書いたが、実はそうではなく、素晴らしい美少女に映しているのであるし、関めぐみも他の映画に加えたら何割かアップ。そして、今回何よりも凄いと思ったのが、西田尚美。正直、青年のあこがれの年上の美人としては、ミスキャストぎりぎりだと思う。ところが画面を見てる限りは何の不自然さも感じさせなかった。
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-12-02 21:23:37)(良:1票)
55.ほとんど全員が片想いなのね。片想いの状態が進展せずに時間だけが経過すると不健康・不健全になって行くようです。いわゆる、恋の病って奴ですか。この映画は人を好きになる動機の部分をほとんどぶっ飛ばして、その病の中身を描いていましたが、どうも中途半端でどこにも行き着いていない感が強かった。消化不良だと思います。そういう原作なのかな?
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-02-11 21:38:04)(良:1票)
54.《ネタバレ》 美大生である登場人物のそれぞれのディティール、作り込みが感じられず、なんとも薄っぺらい作品でした。全体を通して見た時に、なにか連続ドラマの総集編を見ているようなブツ切り感。歌詞付きの音楽で映画を盛り上げている気になるのはやめて欲しい、邪魔でした。学生映画でもマンネリ化している、突然海行こう→服のままはしゃいでびしょ濡れ→ラブシーンパターンは、作っていて恥ずかしくないんでしょうか?観ているこちらはうんざりです。
ポテサラ頂戴さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-12-19 14:10:36)(良:1票)
53.ハチクロには映画から入り、なんと素敵な世界観だといたく感激し、胸をかきむしられ、原作(途中まで)⇒アニメとハマリまくって、勢いあまって映画まで二回目を観てしまった。
冷静に二回目を見ると、そこまで大絶賛できるような内容でなかったことに気づきました。加瀬亮のイケてないのにモテるとこと、過剰なストーカーっぷり。音楽がやたら場面にあってなかったり、時の流れのわかりにくさとかに不可解さを感じてしまうところが多く、そこらへんがだいぶ減点かと。
でも、この切ない感じはやっぱりイイと思うんです。蒼井優の透明度たっぷりな圧倒的な可愛いさは言うまでもなし、他のキャストも息づいてるし、美大の不思議な雰囲気のあるまずまずの良い映画だと思います。こんなまっすぐな気持ちで恋をしたいですね。10点をつけたくなったのはきっと蒼井優に恋をしたと錯覚したからだな。冷静になっても8点をつけさせてください。キモくてごめんなさい。片思い&失恋至上主義でごめんなさい。原作ファンからもそうでない人からもけなされてる映画ですが、僕はまた見るでしょう。
すべからさん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-11 18:31:53)(良:1票)
52.原作のマンガは読んでいないので、思い入れはまったくないし、内容も知らない状態で見た。
海辺で叫ぶとか、あてもなく自転車を走らせるとか、「青春」の記号のオンパレード。しかもネタではなく、おおまじめなのに驚いた。これって、いつの話だよ。舞台を80年代に持ってきても、違和感ないんじゃないの?
美術系の大学の雰囲気がいいし、登場人物たちの悩み方がかわいいので、それなりに楽しめたが。
同じ芸術系でも音楽の話なら、プロの演奏で吹き替えちゃえばいいだけなんだけど、美術となると、「すごい才能」にふさわしい作品を見せなきゃいけないのは、ちとつらいね。
蒼井優と関めぐみを筆頭に、主人公たちがやたらと細長い体型なので、画面の縦横比が違ってるんじゃないか、みたいな感じがしたくらい。少女マンガ的にはこれが正しいんだろうなぁ。
画廊を経営しているゲイの兄弟は、作品の中のアクセントとしては効果的なんだが、彼らだけが極端に道化として描かれているのは、ちょっと違和感があった。
yhleeさん [インターネット(字幕)] 5点(2007-11-25 18:22:46)(良:1票)
51.《ネタバレ》 結局はどの恋愛も解決せずに終わってて消化不良。まぁテーマは「青春」なんだろうから解決せずに終わってもいいんだけど。それにしても、はぐみの(竹本・森田に対する)気持ちがさっぱりわからない。森田のはぐみに対する気持ちもわからない。そして原作ファンから言わせてもらうと、山田が女の子っぽすぎる。もっと男前なはず。普段が男前だからこそ、あの真山におんぶされて「好き」と泣く名場面が生きるのになぁ。
エムラ兄妹さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-11-07 13:39:47)(良:1票)
50.《ネタバレ》 原作の「ハチクロ」はとても素晴らしいです。映画は個人的には退屈でした。そして今思うのは、この映画に関わらず、漫画の映画化とはどうなんだろ、ということです。僕は「ピンポン」を原作を知らないままで観てとてもおもしろく感じました。しかし、もし原作を呼んだのが先だったらどう感じたのでしょう。一般的に、映画化する時のコンセプトを「原作に忠実」にしようが「あくまで原案として」にしようが、観る側(原作を知っている側)にとって所詮超えられない壁なのでしょうか。この映画に関しては、加瀬亮さんが演じた真山の原作の魅力や森田さんの子供っぽさが全然伝わっていなかったし、そもそもあれだけ深く愛すべき人物像を創り上げた原作を再現するには、正直行って尺的に無理があったとしか言いようがありません。これからどんどん漫画の映画化は増えてくるでしょう。映画は日本が誇る一つの独立した立派なカルチャーです。作り手にとっては質の高い世界観をそのまま使用できる上、原作ファンという計算できる集客が見込める魅力ある分野でしょう。ただ、我々観る側にとっては複雑な思いがあります。
ジョナサン・リヴィングストンさん [DVD(邦画)] 3点(2007-10-26 15:55:19)(良:1票)
49.《ネタバレ》 櫻井翔:なぜ嵐なのか…ぢゃなくて主人公なのかわからない(-2点)
蒼井優:可愛い。守ってあげたい。気分は堺雅人(10点)
伊勢谷友介:なぜ人望があるのか全然わからない(-1点)
加瀬亮:なぜ山田から想われているのか全然わからない(-1点)
関めぐみ:良い感じで5点あげたいが、最近厚化粧でブスなので(3点)
堺雅人:可もなく不可もなく何もない(0点)
西田尚美:真山に慕われる理由が全く全然見えない(-2点)
嵐のエンディング:余韻(ないけど)ぶち壊し(-2点)
…さらにアニメ観て監督や脚本が何をしたかったのかが全然わからなくなった(-2点)
さとし@快投乱打さん [インターネット(字幕)] 3点(2007-10-01 22:11:29)(良:1票)
48.原作のギャグ要素がほとんど全部削られてしまったため,青春話の青臭さがやたら鼻につきました.ラブコメにおけるギャグの役割というのは「魚料理のショウガ」みたいなもので,青臭さを消臭してくれるんですよね.あと,2時間枠の中でそれなりの話を展開しようというのなら,原作のサイドストーリー仕立てに組み立てた方が良かったのではないでしょうか.花本先生&原田夫妻の話とか,あるいは竹本一家の話とかを主軸に据えれば,2時間の制限の中でも,もう少し見応えのあるドラマになったと思います.原作のあらすじや設定を中途半端な形で忠実に追ってしまったため,中途半端な映画に仕上がってしまった印象です.蒼井はぐみがかわいかったので,甘めの評価で6点をつけておきます.
LB catfishさん [DVD(邦画)] 6点(2007-06-23 23:20:23)(良:1票)
47.黒猫がCGである意味が分からない。はぐちゃんの描く絵がふとんカバーの柄みたいでしょぼい。
はるこりさん [DVD(邦画)] 4点(2007-04-04 00:26:53)(良:1票)
46.《ネタバレ》 浜辺で叫ぶ仲間、おんぶされて泣き出す女、旅館で雑魚寝。そういった「青春」の記号を恥ずかしげもなく羅列しただけの映画。挙句の果てに、主人公は「気が付くと、走り出していた」などというナレーションとともに、自転車で海に向かったりするのだが、薬でもやっていない限り、人は気が付かずに走り出したりしないことは誰でも知っていること。なぜ走り出したのかを突き詰めて考えようともせずに、「気が付くと、走り出していた」などと語って自転車を立ち漕ぎする櫻井を延々と映し出してしまう、凡庸な感性が痛い。
ぽん太さん [DVD(邦画)] 3点(2007-04-01 00:59:17)(笑:1票)
45.蒼井優は可愛いなぁ。
今まで見てきた蒼井優の中でいちばん可愛かったので、4点あげます。
もとやさん [DVD(邦画)] 4点(2007-02-08 04:06:34)(良:1票)
44.《ネタバレ》 結構、私は好感です。監督は充分に原作を咀嚼してますね。
音楽の使い方も非常にうまい。こんなにセンスのある使い方を邦画で見れるとは。
難は・・・今一つ盛り上らないということ。これは監督の責任じゃないと思います。
ここまでのストーリーでは原作自体にものすごい事件がないんです。ああ・・原作が終了してから制作すればと思ってしまいました。それならば絶対、例の大事件がひとつの山場になっていたことでしょう。あと登場人物が、ハグちゃん以外、ちょっと原作のイメージと離れていたことかな。これは原作ファンには違和感でしょうね。
しかし、私はこれはこれでいいと思ってます。蒼井優はやはりうまい。個人的には宮崎あおいが演じたらどうなっただろう?と思ってしまいました。
うさぎさん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-05 00:05:51)(良:1票)
43.《ネタバレ》 この映画は原作を知らないせいか、かなり退屈してしまいました。そもそも誰が主役なんでしょう? 群像劇として構成されているようで、けれど複数の人間のモノローグが入るという状態は映画としてはマズいんでないの?と。誰にも心を置いておけずに、あっち見、こっち見で、一体どこがどう重要なのかが全く見えてこない映画。登場人物的にドラマとして見られたのは関めぐみ一人だけで、だけど彼女はポジションとしてはサブみたいな状態ですし。元々物語は、芸術と恋愛、というのが主軸になっていると思うんですよ。ところがその2つの要素がそれぞれにとても半端に描かれていて、学芸会レベルの状態に映ってしまいます。芸術家としての苦悩の世界を描くのであるならば、その個性によって生み出される作品の主張というのがもっとハッキリ描出されていいと思うのですが、ええと、そんなモンですか?みたいな、芸術という名の上に立つレベルのところまで到達していない状態しかスクリーンに投影されません。それじゃ説得力ないんですって。蒼井優があれだけ画面上に登場しながらちっとも生かせていないような状態の勿体ないこと。伊勢谷友介に至っては、ただのヘンな人以外の何者でもない、っていう、どこにみんなに慕われるだけの人格、持ち上げられるだけの才能があるのやら全く不明、みたいな感じ。マンガはただペンで描かれた絵だけで一発で説得力を与えてしまったりしますが、実写となるとそうはいかない、それに代わるだけの説得力ある描写とドラマが必要、この映画はそこを描く努力が全然足らない気がしました。それにしても一番気になったのは、映画が終わって結局何もちゃんとケリ付いてない、ドラマが進展していないとしか思えない事。原作が未完結?
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 4点(2006-11-18 20:11:17)(良:1票)
42.《ネタバレ》 とても楽しそうな大学生活。もう戻ることはできないけど、この映画を観ることで少し心がほっこりする。中年には微笑ましい恋愛映画でした。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-01-26 00:07:51)
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【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 4.77点
011.64%
100.00%
234.92%
31524.59%
4914.75%
51016.39%
61118.03%
7813.11%
846.56%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 4.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 4.25点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review6人
5 感泣評価 2.66点 Review3人
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