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ラッキーナンバー7

[ラッキーナンバーセブン]
Lucky Number Slevin
(The Wrong Man)
2006年上映時間:109分
平均点:6.01 / 10(Review 82人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-01-13)
サスペンス犯罪もの
新規登録(2006-12-15)【TRUST NO ONE】さん
タイトル情報更新(2015-05-02)【+】さん
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監督ポール・マクギガン〔監督・1963年生〕
助監督アンドリュー・ヒューム(第二班監督)
キャストジョシュ・ハートネット(男優)スレヴン・ケレブラ
ブルース・ウィリス(男優)グッドキャット(スミス)
ルーシー・リュー(女優)リンジー
モーガン・フリーマン(男優)ボス
ベン・キングズレー(男優)ラビ
ピーター・アウターブリッジ(男優)ダンブロウスキー
スタンリー・トゥッチ(男優)ブリコウスキー
ミケルティ・ウィリアムソン(男優)スロー
ダニー・アイエロ(男優)ロス
コリー・ストール(男優)ソール
平田広明スレヴン・ケレブラ(日本語吹き替え版)
内田直哉グッドキャット(スミス)(日本語吹き替え版)
湯屋敦子リンジー(日本語吹き替え版)
勝部演之ボス(日本語吹き替え版)
小川真司〔声優・男優〕ラビ(日本語吹き替え版)
青山穣ブリコウスキー(日本語吹き替え版)
脚本ジェイソン・スマイロヴィック
音楽ジョシュア・ラルフ
撮影ピーター・ソーヴァ
製作アンドレアス・グロッシュ
クリス・ロバーツ
製作総指揮ドン・カーモディ
配給アートポート
特殊メイクC・J・ゴールドマン
エイドリアン・モロ
特撮C.O.R.E. デジタル・ピクチャーズ(視覚効果)
エリック・J・ロバートソン(視覚効果監修)
ルイス・クレイグ(特殊効果監督)
美術フランソワ・セグワン(プロダクション・デザイン)
編集アンドリュー・ヒューム
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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82.《ネタバレ》 【超ネタバレしています】巻き込まれていたと思っていた主人公が実は首謀者だったというオチの付け方は面白いのですが、設定があまりに強引なので「騙された!」という感覚よりも「これだけ無茶な設定なら何でもありだよな」という印象の方が強く残りました。ちょっとズルイかなと。他の映画では見たことのない長い長いネタバラシもイマイチ。脚本レベルでは面白かったのでしょうが(だからこそ豪華キャストが集まったのかも)、映像にするとさすがに間延びしすぎです。一言二言のヒントを与えられることで脳内に引っ掛かっていた情報がピタっと重なる瞬間がドンデン映画の醍醐味だと思うのですが、これだけダラダラ説明されるとスッキリ感も何もありません。。。人格者のイメージが強く、過去に一家惨殺をやった人間には見えないモーガン・フリーマンとベン・キングスレイをヤクザの親分に配置するというキャスティング段階でのミスディレクションも、それほど効果を発揮していません。20年で彼らの人格がどう変わったかの説明が不足しているため、凶暴なチンピラと威厳ある親分の像が最後まで一致しないのです。復讐相手のキャラクターが不安定では復讐劇は盛り上がりません。一方いかにも殺し屋なブルース・ウィリスと、巻き込まれ役が板についたジョシュ・ハートネットは良かったし、ルーシー・リュウが出演作中唯一魅力的に見えており、悪いところばかりではありません。ねじれた笑いも決まっており、監督はこういう映画に向いた感覚を持つ人だと思います。あともう少し突っ込んでいれば面白い映画になったのかもしれません。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 4点(2009-12-28 02:14:20)(良:2票)
81.《ネタバレ》 最近は韓国映画のドロドロ怨念系ばかり観ていたので、本作のようなスタイリッシュな復讐劇はなんか新鮮でした。もっとも物語の体裁上、そのことは終盤まで明かされませんので、全体的な雰囲気は新訳『間違えられた男』といった趣。サスペンスとしては、至極真っ当なつくり。シンプルな構成ゆえ物語を深く理解できるのが良。ただ、ドラマ部分の掘り下げは十分ではないと思いました。とくにキーパーソン、グッドキャットについて。彼が幼い主人公の命を助けたのは、まあ理解できる。しかし彼が主人公の復讐に加担したのは何故でしょう。ボスやラビのやり方に我慢できなかったから?主人公の父親代わりだったから?プロの殺し屋が私情を挟む以上、其処に何らかの理由付けが欲しいと思いました。彼のキャラクターに肉がつけば、物語に厚みが出たと思います。復讐がなされてもイマイチ爽快感に欠けるのもマイナス。家族を皆殺しされた主人公には同情しますが、危険な賭けに手を出したオヤジさんにも非がある。また、序盤からボスもラビも顔を出しすぎ。手の届かない大物相手だからこそ凝った仕掛けが必要な訳で、こうも簡単に復讐相手に会えるならば、「いつでも殺せるのに」と思ってしまいます。6点か7点か迷うところですが、タイトルがタイトルだけに。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-14 19:52:02)(良:2票)
80.《ネタバレ》  所謂「巻き込まれ」系かと思いきや、実は主人公が黒幕だったというオチの映画。

 出演者が吃驚するくらい豪華だし、伏線も丁寧に張ってあるし、画作りも上手いしで、普通なら好みの品のはずなんですが……
 本作に関しては、どうも肌が合わなくて、観ていて辛かったですね。

 復讐計画が偶然に頼り過ぎとか、種明かしの件が長過ぎてダレるとか、色々と欠点が目に付いちゃったし……
 中でも「主人公達に魅力を感じない」「復讐に正当性を感じない」ってのが、この手の映画としては致命的だったと思います。

 そもそも主人公の父マックスが殺されたのだって「闇賭博に手を出して大敗した」って背景がある以上、自業自得感が強くて、復讐の動機として弱いんですよね。
 でもって、復讐の方法がまた酷いというか、無関係のフィッシャーを殺してるもんだから、全然スッキリしないんです。
 殺した後、まるで主人公達は悪くないという言い訳のように「十四歳の少女に暴行して、八年間更生施設に入ってた」「君は死んだ方が役に立つ」「死んでも惜しむ者のいないクズだ」なんて台詞が挟まれる訳だけど、それで納得出来る訳ないというか……
 (無関係の人間殺してるアンタらの方が、よっぽどクズだよ)って思えちゃって、復讐者としての主人公に、全く魅力を感じなかったです。

 大体、フィッシャーを殺す必然性も無くて、誘拐監禁しておくだけでも計画としては成立したと思うんですよね。
 「それは面倒だし、殺す方が簡単で確実だ」という考えの主人公であるのなら、やっぱり最低な奴だとしか思えない訳で、困っちゃいます。

 ポール・マクギガン監督は、自分の大好きなドラマ「SHERLOCK」の主要スタッフでもあるし、腕は確かな人だと思うんですけどね。
 正直、映画に関してはパッとしないというか、観た後ガッカリしちゃう品の方が多い気がします。

 それでも、あえて良かった点を探すなら……
 ヒロインが可愛かったとか「ジェームズ・ボンドといえば、この俳優」と語り合う場面はロマンティックだったとか、そのくらいになるかな?
 
 何よりも、主演のジョシュ・ハートネットが大好きであるだけに、こんな主人公を演じさせた事が、恨めしく思えちゃいます。
 自分とは、相性の悪い映画でありました。
ゆきさん [DVD(吹替)] 4点(2020-06-18 11:47:13)(良:1票)
79.《ネタバレ》 サスペンスが好き、でも勘は悪いという(つまり私だが)タイプはとても楽しめると思います。いやーわかんなかったな。前半までのJ・ハートネットの善良ぽさにまんまと騙された、とも言えるし L・リューが彼女らしくない普通の女子を演ってるのが違和感だったのでスパイかも、と思ったり あげくB・ウィリスの不思議な佇まいに人外の存在かもしれない(彼の別作品が影響した)とお門違いに勘ぐったりで、それら全部外しても楽しかったな。
伏線に嘘や無理やり感がないんですよね。筋としては極めてシンプルだから。言われてみれば大して込み入ってない話なんだけど逆再生のように組み立てたことで謎がいっぱいあるように見える。よくある作りではあるけど、目まぐるしく挿入されてきた過去映像もとりこぼさず説明してくれる丁寧さは観客に親切だし、ずらーっと並ぶ重鎮演者の顔ぶれはいやでも重厚感漂わすし、良かったですよこれ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-16 23:35:59)(良:1票)
78.《ネタバレ》  はじめのうちはストーリーがとびとびで、何が何やらワケがわかりません。ジョシュ・ハートネット演じるスレヴンがメインになってからは、急にストーリーがすっきり見やすくなります。
 後半、ネタバレが始まるまでは、ミステリアスな雰囲気が強くて、個人的にかなり好きな味わいがあります。巻き込まれ型サスペンスに見せかけた計画犯罪というアイデアがなかなか面白い。ようわからんかった序盤のすべてが、終盤ではきれいにつながりかなりスッキリします。
 タイトルから『オーシャンズ11』みたいなものを想像していたのですが、中身は凄惨な復讐もの。人が結構死ぬんだけど、なぜかコメディのようにも感じる不思議なテイスト。ラストは隣人のリンジー(ダジャレか)と結ばれて、爽快感さえ感じる終わり方。
 実はリンジーも何かの仕掛けかと思っていたのですが、本当に砂糖を借りに来ただけのただのおとなりさんでした。第三者と思っていた警官が母親殺しに加担していたことや、グッドキャットに撃たれたリンジーが生きていたのは素直に驚きますね。
 なかなかの良作クライムムービーでした。
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-24 12:01:11)(良:1票)
77.《ネタバレ》 なかなか面白かった。
どんでん返し狙いで作品を作るなら、多少の強引さも仕方なく、本作のそれは許容範囲かなと。
ノミ屋殺害の凶器に野球のボールが使用された事等で、スレヴィン=ヘンリー(息子)というのは早い段階で薄々気付きましたが、グッドキャットは騙された。また刑事が執拗にグッドキャットを追っていた理由の一つも最後に提示されており、思わず「おぉっ!!」と唸らされましたよ。マックス(父さん)はやはり殺されてしまったんですね~;;
一流の殺し屋であるグッドキャットが、依頼に背いてまでヘンリーを助けた理由は、まあ観る人の想像に任せるというのも面白いのではないでしょうか。
終盤のたたみかけるネタばらし&今まで語られて来た事が嘘だった解説の流れは、「ユージュアル・サスペクツ」、「グランドイリュージョン」を彷彿させ、爽快!!ただ、シリアスさ、サスペンス要素が薄く、いまいち緊張感が足りなかったのが残念かな。もっと復讐を前面に出し重い話にしても良かったかと思いました(まあ、多くの人が死んでるんで、十分重い話ですがね。)。でも、スタイリッシュさをとるか、シリアスさをとるか、そのギリギリのバランスの結果が本作という事で、決して悪くはありませんけどね。
俳優陣としては、能面の様に無表情のブルース・ウィリスは新鮮で、「グランドイリュージョン」同様序盤は余裕こいて最後には騙されたモーガン・フリーマンにはクスリとしてしまいました。
夜光華さん [DVD(吹替)] 7点(2015-05-18 09:33:32)(良:1票)
76.《ネタバレ》 最初の段階で、スレヴンがニックに間違われギャングに強要される展開で「なんでちゃんと否定しないんやろ~」と不思議に思い、スレヴンのつかみ所のないキャラにどうにも感情移入出来ず不安を抱きながら観ていたのだが、後半、あらゆるシーンの謎が明かされ、スレヴンとグッドキャットの関係が明らかになると「なるほど~」の連発でした。それだったらまぁ、あのつかみ所のないキャラも無理はない。ストーリー構成がとても巧いなと感じる。もちろん、この構成を構築させる上で、たとえばギャング同士が向かい合った建物に閉じこもってにらみ合ってるとか、そういううちょっとありえない要素が前提となっているし、他の方も言う様にどうして殺し屋が息子を殺さなかったのかという点でも疑問を抱きたくなる気持ちもわかる。そこんところは、殺し屋にも人の心があったのかなとか、少年になにかしらの才能を直感的に見いだしたからなのかなとか、そういうことで脳内補完すればいいかと思う。スレヴンとグッドキャットだけでなく、リンジーとの関係でもラストに一騙しがあり、それがまたなかなか良い余韻を持たせた終わり方だったなと関心。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-26 21:29:49)(良:1票)
75.こういった完全犯罪的なシナリオでよくあるパターンのご都合主義。
どこか1ヵ所でも予定通りに進まなければ成立しない強引な計画には無理があり過ぎる。
わざわざこんな手の込んだ方法を選ばなくても、普通に殺せば済む話だろう。
もとやさん [DVD(吹替)] 4点(2007-12-11 09:41:52)(良:1票)
74.主人公が色々な組織に巻き込まれ、どーなるの?って思ってる間にクライマックス、こーゆのは観てて飽きないです。ルーシー・リューが初めてかわいいな~って思えたし、主役の不運続きだけど飄々とした態度も魅力てきでした。びっくりするよーな展開ではなかったけれど、テンポがあって、スタイリッシュな映像表現もあってか、安心して映画を楽しめました。クライムもので、サラッと楽しめるものないって時には最適かも。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-10 17:17:48)(良:1票)
73.最近のドンデン返しモノと言えば、個人的にオチが読めてしまったりしていまいちインパクトに欠けた物が多かったのですが、本作はよく練られた脚本で久々に騙されてしまい、なかなか楽しめました。映画の雰囲気的にはもっとオシャレな感じを想像していたので、意外と暴力的な雰囲気だったのはちょっとビックリしましたが(暴力シーンもそれなりに多いし・・・・。とは言えR-15指定はオーバーかなと思いましたね)最近のは夢オチや二重人格オチばっかりでつまらん!と感じている人には結構オススメ。公開されていた時期はちょうど受験シーズンだったのですが、本作は出来れば映画館で見たかったなあと思いました。あと髭を生やしてグラサンをかけたブルース・ウィリスはどっかで見た事あるなあと思ってたら、『ジャッカル』の変装したウィリスにそっくり(笑)
ポール婆宝勉(わいけー)さん [DVD(吹替)] 7点(2007-08-05 23:24:21)(良:1票)
72.《ネタバレ》 「スナッチ」みたいに、いろんなトラブルに巻き込まれた挙げ句複雑にからみ合った話が
最後にまとまるようなスカッとした話かと思ったら、意外と重い展開にびっくり。

気になったのは、他の書き込みにもあるとおり、“ボス”が確実にグッドキャットに
殺人を依頼するように仕向けたという描写がどこにもないこと。
伝説級の凄腕の殺し屋なのはわかるが、何年も連絡してなかったのに急に仕事を頼むには
何か理由がいるのではないでしょうか。
あと、“ボス”も“ラビ”も、お互い標的にされることを恐れて防弾ガラスに囲まれ
車に乗って外出すらしないような生活を送っていたにしては、殺し屋に対しても
借金を返しに来た若者に対しても無防備すぎる。厳重に警備・監視されたビルの最上階に
住んでいるかと思いきや、護衛の手下や監視役を派手に撃ち殺しておきながら
何事もなかったようにボスに謁見できてしまうとは…。
まぁ「人違いされた不運な青年」を装って警戒心を解きながら、その実復讐の機会を
窺っていた…という点では見事にダマされましたが、あくまで観客(とリンジー)を
欺いたに過ぎず、目的達成のためにそれほど必要な策略だったとは思えない
(しかも20年もかけて練り上げた策とは…)のが残念でした。
復讐そのものとは無関係な両巨頭の息子をためらいもなく亡き者にする点でも
共感できず…。グッドキャットが引き取って、血も涙もない暗殺者に育て上げたって
ことなんでしょうか。狙撃もうまいし。
ついでに言うなら、世間から恐れられるほどの殺し屋・グッドキャットがこの復讐劇に
手を貸したメリットって何なんでしょうか。まさか“ラビ”から振り込まれた
ギャラの「半額分」だけってわけでは…。
何だかんだ言いつつ、観てる間は楽しめたのでこの点数です。
R-7さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-29 18:32:06)(良:1票)
71.《ネタバレ》 見る前は、全体的には「オーシャンズ11」みたいな感じの洒落た感じの雰囲気のものかと勝手に思っていたけど、実際はそういう感じではなくて、意外に陰気な感じのする部分もあるものだったなと思った。後半になるにつれて次々と人が死んでいって、こういう風になっていくとはと思ったし、この映画は完全なる復讐ものだっだんだと実感した。映画の内容としては、伏線をはりまくってラストに次々と真相がわかっていくという、今では珍しくないつくりだけど、やはり、いろんな事がわからなかった分、集中してみれたし、作り方も悪くなくて、面白く見れた。この作品を見て、ジョシュ・ハートネットの特に前半の不運な男的な感じの演技とかが良かったし、全体的にも良くて好感が持てた。
スワローマンさん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-07 13:29:42)(良:1票)
70.突然、唐突に始まって振りまわすだけ振り回して初めは「何だこれ??」と思ったけど最後は良かった。普通に考えれば怖い話だけど独特な見せ方で、コメディのようにも見える。ジョシュ・ハートネットのニヤケ顔が苦手な私も今回の映画は抵抗なくみれた。ラストは良かったです。
civiさん [映画館(字幕)] 6点(2007-02-15 13:10:11)(良:1票)
69.《ネタバレ》 豪華キャストでサスペンス!・・・とくれば、ワクワク・ドキドキしますよね~。悪くはないんだけど、先が読めちゃったのがちょっと残念!でも、飽きさせない展開とテンポの良さと人が死ぬ割にはコメディが入ったところは良かったです・・・(隣のヒットマンのようだ)が、それならば多額とは言え、借金しただけという描写しかない人物を殺してしまうのが何とも・・・本末転倒?
チャコさん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-31 10:24:35)(良:1票)
68.《ネタバレ》 クエンティン・タランティーノ、ガイ・リッチーらの映画から端を発し流行りはじめてもはや久しい“クライムアクション”というジャンル。多くの場合、「犯罪」を軸にした群像が互いを騙し合い、駆け引きながらせめぎあうことでストーリー展開のイレギュラー性を楽しむ娯楽映画であることが多い。
ただ、最近はあまりにも量産され過ぎて新鮮味は薄れ、すでにB級映画の定番ジャンルとなりつつあることも否めない。

が、この映画は少々侮れなかった。
まず目を引いたのは、映画の中の何気ない小物やインテリアのセンスの良さとこだわり感。椅子や自動車、電話や壁紙に至るまで細かなこだわりが画面に広がる。こういう画づくりのこだわりは、1シーンごとに価値を持たせ見ていて飽きが来ない。
映像的なこだわりに裏づけされるように、ストーリーの展開にも工夫がめぐらされている。
冒頭、衝撃的でミステリアスな暗殺シーンの連続で観ている者にインパクトを与えたかと思えば、主人公の登場と立ち振る舞いはライトに描かれ、一転して違うテンションのストーリー軸に引き込んでいく。
そしてクライマックス、物語の核心へ迫る時には、一気に悲哀と哀愁を漂わせる。そのテンションの転換の仕方が実に無理がなく、巧い。

良かったのは、ジョシュ・ハートネットである。なぜブルース・ウィリスがセカンドネームなのか疑問に思っていたが、映画を観れば彼がこの映画の主人公であることは納得。実に適役だったと思う。
その甘いマスクで一気スターダムにのし上がったのはいいものの、中々これという作品がなかったジョシュ・ハートネットだが、一昨年の「シン・シティ」に続き中々良かった。正統的な二枚目よりも、こういう一クセも二クセもある役柄が合っている。

昨年は欧米の娯楽映画をほとんど観なかった(というか当たりが皆無だった)が、今年はある種の原点回帰でハリウッド映画もよく観たいと思う。幸先は良い。

※ネタバレ
いや、原題の表記は気にはなっていたんだけどね。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-14 00:32:14)(良:1票)
67.7(セブン)って一体何なんだ?
TERUさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2023-04-18 20:32:28)
66.モヤモヤしながら見続けて、最後はどんでん返しってのは嫌いなパターンではあるのだが、これは許容範囲かな。とは言え、最初から細かい所を覚えてられるわけでもないし、結局2回見ないとよく理解デキナイような作品は、劇場で見てもストレス溜まるだけなので、それはそれでちょっとどうなのかとも思うが。
東京50km圏道路地図さん [地上波(吹替)] 5点(2022-08-14 17:32:23)
65.《ネタバレ》 不勉強のため、これだけ豪華キャストの映画の存在を知りませんでした。
ちょうど仕事がめちゃくちゃ忙しくて毎月残業3桁時間が年単位で続いてた頃の映画なんでしょうがないかな、と思いつつ…

たまたまテレビでやってたのを観たわけですが、非常に手堅くまとまった巻き込まれ系サスペンス系映画だと思いました。

しかしあまりにも手堅すぎるため「冒頭の競馬八百長の前フリは何なの?」と気になるとそこから「それから20年…じゃ多分こいつがそのとき生き残った子供とかでこいつらが胴元で…」と容易に想像できるわけで、しかも結局「まさにそうだった」というオチだったので…子供の頃スティングを初めて見たときの残念感を思いだしてしまったわけです(スティングは初見時のクライマックスでオチが読めちゃったんですよね。おかげでがっかりの記憶しかない)

まぁ今見ると、ジョシュハートネットとかルーシーリュウとか2000年代前半に一時的に人気が出た人たちがメインを張っててそういう意味で時代を感じて面白かったですけどね。

あと見落としかもしれませんが、結局殺し屋はなぜ子供を殺さなかったの?気の迷い?

もう一点、邦題は「スレヴィン」を似た語感の「セブン」にわざわざ置き換えてるんですが…これはなぜなん??
あばれて万歳さん [地上波(吹替)] 6点(2022-06-29 11:04:20)
64.《ネタバレ》 ブルース・ウィリス扮する殺し屋が、悪夢の様にストーリーに絡みついてきて…。最後はどんでん返し。
ゆっきーさん [DVD(字幕)] 5点(2018-04-27 07:47:23)
63.《ネタバレ》 内容的にはいかにも「どんでん返し」な雰囲気がブンブンで逆に退屈という一風変わったもの。 出てるメンツはとっても豪華の割にマイナーなのはどうしてかな? メインの彼がちょおっと地味目で華がないからか!? B・ウィルス扮する殺し屋が心変わりしたのも謎だしね。まぁそういいつつも、ルーシー・リューのフィルモグラフィの中で間違いなく一番かわゆ~くうつされてますね。これ間違いない。これ観て「ハッ」とした人多いはず。私もそんな一人です(笑
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-12-18 16:29:47)
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【点数情報】

Review人数 82人
平均点数 6.01点
011.22%
100.00%
200.00%
333.66%
478.54%
51315.85%
62226.83%
72935.37%
878.54%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.70点 Review10人
2 ストーリー評価 6.76点 Review13人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review12人
4 音楽評価 7.14点 Review7人
5 感泣評価 3.40点 Review5人
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