7.《ネタバレ》 うーん、素敵な作品でした。公開時全米で大ヒットしたんですよね。
さすがに話題性だけでは大ヒットしないものだと思いました。本当にいい作品です。
ここ数年で鑑賞したラブコメ作品の中では個人的に1位です。
是非カップルに見ていただきたいな。お付き合いが短くても長くても。
ジェニファーアニストン演じるブルックの心理は女性の観点から見ても同感で「分かるわ~!」と思いながらかなり感情移入してしましました。
愛する彼のために仕事も頑張って家事も頑張る。でも少しの労いの気持ちが欲しい。
無理してる訳じゃないけどほんの少しの感謝の気持ちが欲しい。1の感謝があったら10頑張れるから。でも彼は自分の趣味や言い分ばかり優先させてしまう。
彼は終盤友人に指摘されます。「おまえは楽しい奴だ。一緒にいると本当に楽しい。だけど自分の好きな事しかしない。ブルックや自分はいつもおまえに振り回されるんだ。」と。
この作品を観終わって思うのは男と女って本当に難しい。どうしても分かり合えない部分がある、だけど魅かれてしまう。そうなると、やはりどれだけ相手を思いやれるかって所が大事なのかなと。
安易にドタバタさせてハッピーすぎるエンドではなかった所も高得点。ハッピーエンドが好きなんですけれどこの作品は締め方も良かったなぁと。
特にジェニファーアニストンはキュートで本当に魅力的でした。
全盛期のメグライアンが絶対的な存在だったのですが、彼女はラブコメの女王になれるのではないでしょうか?
ヴィンスは製作にも携わっていたらしいのですが、彼の人物設定とルックスはいまいちだったかなぁと思います。
ジェニファーとの共演を熱望しての作品だったらしいので彼女を素敵に描く事には成功していたと思います。
本当は10点にしたい所ですがその点が残念だったのと邦題がどうにもこうにも・・なので-2点。
ちなみに私は自分の彼に観てもらいまして、その休日私の昼寝中に彼は部屋の掃除をして買出しにすすんで行ってました(笑)
個人的にありがたい作品でもあったのでかなり甘いのかもしれないですね;;
でも人を動かす作品なんて素敵ですよね、心にほろ苦く響きました。