狼少女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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狼少女

[オオカミショウジョ]
When the Show Tent Came to My Town/Wolf Girl
2005年上映時間:106分
平均点:6.57 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2005-12-03)
ドラマ
新規登録(2007-05-06)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2009-03-31)【+】さん
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監督深川栄洋
キャスト利重剛(男優)大田創
大塚寧々(女優)大田未沙
手塚理美(女優)
馬渕英里何(女優)
なぎら健壱(男優)
田口トモロヲ(男優)
西岡徳馬(男優)
プロデューサー横濱豊行エグゼクティブ・プロデューサー
録音柴崎憲治(音響効果)
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7.《ネタバレ》 やべえ。泣きすぎて死ぬかと思った。時代の空気(明確には示されていないが)が、良く出ている。30代後半~40代前半くらいの人は涙腺爆発じゃないですか。子役たちが素晴らしい。途中家のテレビから流れるコマーシャル”たろうさんと、はなこさんは、けっこんできるでしょーうか”という歌が懐かしかった。
GOさん [DVD(字幕)] 10点(2007-05-20 08:43:11)(良:1票)
6.《ネタバレ》 昭和にこだわった映画のようだが、現実の昭和は1926年から1989年まで結構幅が広いわけで、それでも何となく“子ども時代”とか“昔”の意味になるのは世代交代が進んで昭和が遠くなってしまったということか。劇中の事物の属する年代はかなり散らばっていたようで特定できず、これは意図的に幅を持たせたのかも知れないが、さすがに見世物小屋は時代が古すぎるように思われる(自分としてはお化け屋敷の記憶しかない)。
しかし人間の尊厳にかかわるような興行のあり方とか、見るからに汚い子どもの存在といったものは、いつの時代の反映かというよりむしろ子どもにも容赦のない世間の現実を表現していたように見える。その中でも転校生が毎日いい服を着て通学していたのは、親代わりと思っていた連中のせめてもの思いやりだったのか、あるいは皆のこだわりもあったということか。
その上でストーリーしては、感動を呼ぶ話であることは理解できるが、しかし個人的にはそれほど強く心に訴えるものにはならなかった。敗因は何かと考えると、まずは大人の立場として子どもの愚かさとかガキっぽい揉め事から心理的距離を置くようにして見たために、登場人物の心情までをスルーしてしまったということか。あるいは自分としては、前記“世間の現実”から目をそらしたい気持ちもあったと思われる。まともに考えてしまえばこの少女の将来が非常に危ぶまれて痛々しく、これで切ない初恋物語のような感傷に浸る気にはならなかったというのが実情である。
そのほかに、娘の生育状態に合った下着を与えることもしないでプライドだけ立派な母親が愛情深い扱いをされているといった感情的に引っかかる点も結構あり、また全般的に嘘臭さを感じるのは少し困ったことだった。決して悪くない映画とは思うが褒められないのが誠に残念である。子役の皆さんは大変結構だった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2015-08-23 23:47:48)
5.2005年の暮れに、本作は「ALWAYS 三丁目の夕日」の大ヒットに隠れるようにして、テアトル新宿でひっそりと公開しておりました。 どちらも「昭和」という時代設定、という共通点がありますが、その再現度で言うなら、「狼少女」の勝ち。(圧勝) しかも本作は、ああいうVFXやCGに頼らずに、人と洋服と小道具 (ランドセル) 、学校 (教室) や団地といったロケーション、そして「夕焼け」だけで、ここまで昭和感を出すという優れモノ。やたらと、東京タワーを映せばいいってもんじゃない。ちなみに私は昭和50年代に小学生だった者ですが、当時の人や学校や街の風景 (空気) 、夕焼けの色、本当にこんな感じでした。 ストーリーとしては、この年代特有の「仲間はずれ」と、嘘と引っ越しと狼少女、のお話。なんじゃそれ? っていう感じですが、とにかくそんな感じ。冬の景色、そしてテーマ曲もよかった。 私が小学生のころ、気になっていた女の子が引っ越しをしたことがあり、そういう、大切な懐かしい思い出を私の記憶の中から少しだけ映像化してくれました。最後の上履きに書かれたメッセージ、私はいつも涙でにじんでまともに読めないんだ。 本作の深川監督は私と同世代で同郷ということでした。 いつまでも心に残る映画をありがとう。
タケノコさん [映画館(邦画)] 9点(2013-11-10 21:13:07)
4.昭和が舞台だが、当時を知る大人が観て懐かしさを感じるより、今まさに子供時代を過ごしている児童たちが観るのに向いた内容。
ストーリーはテンプレート通りなので、はっきり言って先が全て読めてしまう。
見どころはむしろ、子供たちの(彼ら自身もどこかで自覚できてしまっている)愚かしさを丁寧に描いている点。
ひょっとして学習教材に向いているのではないだろうか。
肛門亭そよ風さん [DVD(邦画)] 6点(2013-02-22 19:22:26)
3.団地の普通の家の子供・太田君と貧しくイジメられっ子な小室さん、謎の転校生・手塚さんの3人の小学生を中心に、物語は昭和40年代チックを背景に進んでいく。そして最後に明らかになる手塚さんの悲しくも驚きの正体・・・。「少年時代」「四万十川」を観て涙した人には本当におすすめ。埋もれている良い作品を探し当てた気分。
ぱたぱたさん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-23 01:04:05)
2.映画というか、良くも悪くも道徳の時間に見るさわやか3組のような感じの作り。主演の少年は好演してました。これだったら「少年時代」を見た方がいいかなぁ、と。
すべからさん [DVD(邦画)] 4点(2008-03-21 18:55:08)
1.《ネタバレ》 この作品、時代設定は明確にされていないけど、多分昭和四十年代位かな。「見世物小屋」という、胡散臭い題材を取り上げているのに、作品そのものには胡散臭さ(良い意味での)がなくて、ちと物足りなかったような。なおかつ、最後むりやり「感動」に持ってっちゃう所も、逆に興醒め。んでも、こーゆー小学生の淡い恋みたいの、案外嫌いじゃないです。個人的には「三丁目の夕日」よりもこっちの方が好みです。
ぐるぐるさん [DVD(邦画)] 6点(2007-05-17 19:13:00)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.57点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4114.29%
5114.29%
6342.86%
700.00%
800.00%
9114.29%
10114.29%

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