11.お気楽コメディを作る際に、作り手までがお気楽になってはいけない。という作品。
全体に締りがなく笑いの要素が希薄でふわふわしたものになってしまっている。
悪役の極悪さもどこか振り切れておらず、憎めないキャラでもないし、非道にもなりきれていない。
主演女優二人が健気に頑張っているところがどこか物悲しい。
このサイトでもポジティブな意見が少ない割には点数がそこまで低くないのは、
ベネロペとサルマの二大南米系美人のおかげでしょう。
監督が二人。という事は製作時に何かあったのだろうけれども、
折角のよさそうな題材が活かされなかった事が残念である。女優の頑張りと美しさだけで5点