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バンク・ジョブ

[バンクジョブ]
The Bank Job
2008年上映時間:110分
平均点:7.03 / 10(Review 71人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-11-22)
公開終了日(2009-03-25)
ドラマサスペンス犯罪もの実話もの
新規登録(2008-10-11)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-12-14)【イニシャルK】さん
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監督ロジャー・ドナルドソン
キャストジェイソン・ステイサム(男優)テリー・レザー
サフロン・バローズ(女優)マルティーヌ・ラヴ
スティーヴン・キャンベル・ムーア(男優)ケヴィン・スウェイン
ダニエル・メイズ(男優)デイヴ・シリング
ジェームズ・フォークナー(男優)ガイ・シンガー
リチャード・リンターン(男優)ティム・エヴェレット
ピーター・ボウルズ(男優)マイルズ・ウルクハート
デヴィッド・スーシェ(男優)ルー・ヴォーゲル
コリン・サーモン(男優)アキム・ジャマール
ミック・ジャガー(男優)貸金庫の銀行員(ノンクレジット)
山路和弘テリー・レザー(日本語吹き替え版)
深見梨加マルティーヌ・ラヴ(日本語吹き替え版)
家中宏ケヴィン・スウェイン(日本語吹き替え版)
小松史法デイヴ・シリング(日本語吹き替え版)
福田信昭ガイ・シンガー(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしバンバス(日本語吹き替え版)
内田直哉ティム・エヴェレット(日本語吹き替え版)
藤本譲マイルズ・アークハート(日本語吹き替え版)
村松康雄ルー・ヴォーゲル(日本語吹き替え版)
天田益男マイケルX(日本語吹き替え版)
間宮康弘(日本語吹き替え版)
庄司宇芽香(日本語吹き替え版)
脚本ディック・クレメント
イアン・ラ・フレネ
音楽J・ピーター・ロビンソン
編曲J・ピーター・ロビンソン
挿入曲T-REX"Get It On"
撮影マイケル・コールター
製作チャールズ・ローヴェン
製作総指揮ライアン・カヴァナー
配給ムービーアイ・エンタテインメント
特殊メイクウォルド・メイソン
美術ジョン・ブッシュ[美術](セット装飾)
編集ジョン・ギルバート[編集]
字幕翻訳松浦美奈
あらすじ
危ない借金取りの取り立てに合う中古車店主のテリー。そんな彼に、昔馴染みのマルティーヌから銀行強盗の誘いが。彼は愛妻と愛娘のために計画に乗るが、その話には政治がらみの裏があったのだ。計画通り金庫室から金品を強奪した彼らに、巨悪の魔手が伸びる…。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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71.《ネタバレ》 不勉強で知らなかったのですが、イギリスでは超有名らしい実際に起きた事件「ウォーキートーキー強盗」をモデルにしたクライムサスペンス。
この事件は、当時、完全な報道規制が行われて、イギリスでは実際に何があったのかとかが今でも全くわからないらしいそうです。
で、生き残っている事件関係者に取材して作ったのがこの映画なんだそうな。

実際、この映画中ではその謎が実は王室のスキャンダル、具体的にはエリザベス女王の妹のスキャンダルだったとして実名で描かれていて、映画の中で存命の王室関係者の実名を出すというのは日本だったら許されないところでしょう。
そのあたりはさすがイギリスといったところでしょうか。

さて、映画の内容で一番「なるほど」と思ったのは貸金庫のくだり。

この銀行強盗事件は銀行の地下貸金庫数百件を強奪した事件なんですが、心配してかけつけた貸金庫の客との会話があって
銀行の人「現在被害を集計中です。貸金庫の中に預けていたものをリストアップしていただければ補償の検討をいたします」
貸金庫に預けてた客「そもそも人に知られたくないものだから貸金庫使うんだろ!」

おおお!!!なるほど!

この映画では、貸金庫に預けられていた「王室スキャンダル写真」「政治家のスキャンダル写真」「警察への裏献金名簿」の3つのやばいブツを巡って争いが起こるわけですが、それ以外の関係ない貸金庫の客の品々の多くも、大っぴらにできないものばかりだったという。

これ、映画ではなく実際の事件でも、貸金庫に預けていた客100人以上がその内容を明らかにすることを拒否したそうですから。

まぁ誰しも「絶対他人には言えない事」「墓場まで持ってかないといけない事」なんて一つや二つはあるわけですが、実際に銀行の貸金庫を利用する客の多くがそういうグレーな目的で使ってるというのは面白い発見でした。

もはやこれ映画のレビューなのかがわかりませんがw
あばれて万歳さん [地上波(吹替)] 7点(2016-11-09 23:48:21)(良:1票)(笑:1票)
70.《ネタバレ》 いきなりT・レックスの"Get It On"を流すところは、もう私たちの世代には反則技みたいなもので、いやでも期待が高まっちゃいます。この曲、21世紀のテンポで撮られた映画で使われても全然違和感がないところは、さすが名曲です。そう言えばなぜかミック・ジャガーがいかにもしがない銀行員という役でチョコッと画面に映ります。セリフもない役ですが、眼鏡をかけた若き日のジェームズ・コバーンみたいで、ちょっと可愛かったです。 映画の出来はこの監督にしては快心作で、これほどテンポ良く楽しめる銀行強盗もの映画は久しぶりに観たかなという感じですね。英国犯罪史上に残る謎の事件に独自の取材を加えてあり、事実と脚色の境目が綺麗に融合されています。ジェイソン・ステイサムがまた渋くて良いんですが、素人のわりにはあまりにキレ者過ぎるところと容姿が70年代っぽくないのが残念です、カツラぐらいかぶれよ! 強奪成功後のMI5、スコットランドヤード、そして闇の勢力との四すくみ状態はなかなか面白く、『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』に通じるところがあります。 それにしてもいくら故人とはいえマーガレット王女やマウントバッテン卿が実名で登場するとは、しかも王女にいたっては3Pまでやらせちゃうとは、英国映画界も侮りがたしです。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-20 22:20:12)(良:2票)
69.王室や政府高官のスキャンダルにロンドン警視庁の組織ぐるみの汚職に、その裏に暗躍していた犯罪組織。
ある銀行強盗がイギリスに激震をもたらせた実話をもとにしたクライムサスペンス。
トンネルを掘って貸金庫強奪までの前半は急造の強奪チームの様子がユーモアも交えわりと緩く描かれる。
トンネル堀り完了までで約1時間。しかし後半の1時間は一転して様々な組織の思惑が交錯するスリリングな展開に。
同じく実話モノである映画史に残る名作「大脱走」を思い出すような構成です。
2時間があっという間のスピーディな展開の中に強奪チーム、MI5、警察、犯罪組織、様々な思惑が交錯するわりには
非常に分かりやすく話がまとめられており、構成が非常によく練られている作品です。
本作のジェイソン・ステイサム、シブくてカッコいいです。何で向こうの人はハゲていてもこうもカッコいいものか。
アクションはほとんどありませんが、ラストにはさすがに強いところをちょっとだけ見せてくれます。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-16 17:16:52)(良:1票)
68.これが単純な犯罪者だったなら、感情移入するのは難しかっただろうけど、騙されてるという設定によって同情の余地を生み出すことに成功してる。
犯行の手口が大胆で面白味があるし、捜査側との絡みもあってハラハラドキドキさせられる。
終盤はそれぞれの勢力の思惑が複雑に絡み合うけど、最後には綺麗に解けてスッキリした。
冷静に考えてみれば、やっぱり犯罪者ではあるけど、丸く収まって良かったような気がする。
このシナリオを考え出した脚本家は天才だと思います。
もとやさん [地上波(吹替)] 8点(2017-11-28 17:24:44)(良:1票)
67.《ネタバレ》 全編緊張感とリアル感溢れる映画だと思っていたら実話だそうで唖然としました。王室スキャンダルの証拠が銀行の貸し金庫に保管されているので、隠蔽のためにMI-5が後ろで銀行強盗の糸を引いていたり、国家機密報道禁止令による規制で突然事件が報道されなくなったりと、実際にこんなことあったなんて驚きです。やはりイギリスはシャーロック・ホームズや007発祥の国ですね。アマチュア無線の人が強盗一味の携帯無線電話を傍受して警察に通報したことから銀行の位置を特定していくわけですが、そこから結末に至るまでの手に汗握る展開は圧巻でした。多少の脚色はあるにしても最高のサスペンス映画だと思います。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-09-24 17:55:16)(良:1票)
66.銀行強盗、とは言っても銃突き付けての押し込み強盗じゃなくって、トンネル掘って狙うは貸金庫。普通なら、この強奪計画の華麗な手捌きを映画にするところ、しかし本作では、この計画に加わった連中というのが、どうも手際が悪く、素人丸出し。だもんで、果たしてこの作戦、うまくいくのかどうか、とまずハラハラさせられますが、さらにこの計画には、主人公の知らないウラがある。というにとどまらず、そもそも貸金庫なんてところにしまわれているモノといったら、それなりに訳アリのモノが多い訳で、ヤバいブツに手をつけてしまった主人公、ややこしい事態に。この事態をどう収拾させるか、にさらにハラハラ、だけどここで主人公がとる行動ってのが、事態の収束というより、さらに事態をかき回し、なるようになれ式のヤケクソな行動でして。で盛り上がったところに、舞台は駅。人々が集まりまた離れていく“駅”というところをクライマックスに持ってきたのがまた上手くって、ワクワクさせられます。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-02-26 21:53:40)(良:1票)
65.《ネタバレ》 導入部はややもたもたしていてぎこちないが、金庫室突入あたりからは一気呵成の勢いで、それなりに楽しめます。一番面白かったのは、間の抜けてそうな無線役が無線を落としてしまったら、それによって助かったというところ(登場人物は誰もそれに気づいていないのがいい)。ただ、最後のホームのところは、せっかくいろいろな思惑が一点に衝突するところなんだから、もっと見せ方はあったと思うし、その後の締め方はえらく平凡。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-02-17 02:27:39)(良:1票)
64.《ネタバレ》 実話とは思えない二転三転の展開。
銀行強盗ものはもう溢れるぐらいあるけど、これはそこそこの出来。最後がそれなりにはハッピーエンド、というのは意外だった。
全体的には、途中までの流れはやはりちょっとダレ気味ということでまあまあの作品かな。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-26 20:36:52)(良:1票)
63.《ネタバレ》 これ、実話が元だったんですね。それは凄い。途中、この悪循環しちゃった展開いったいどうやって纏めるの・・と絶望的な気持ちになりました。でも最後は収まる所に収まって、ハラハラさせてくれる良く出来た脚本の作品、という感想です。死者出ちゃうあたりが実話元作品だと仕方ないのかなぁ・・。とりあえず、一番悪いのはマーガレット王女(^_^;)
ネフェルタリさん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-29 13:10:03)(良:1票)
62.《ネタバレ》 もはや娯楽映画のジャンルとしてはやり尽くしてしまっている感もあるケイパームービー(いわゆる金庫破り映画)。
今さら、どんなアイデアを持ち込んだところで、往年の名作の二番煎じ、三番煎じになってしまう可能性は極めて高く、中々“新しさ”を求めることは難しい。
ただし、今作においては、これまでのケイパームービーにはあまり無かった趣向を楽しむことができた。更にこれが実話を元にしてるってのだから、ちょっと驚く。

前述の危惧に漏れず、今作においても“金庫破り”そのものの展開は極めてオーソドックスで、過去の映画で何度も描かれてきたであろうプロットで構築されている。当然そこに目新しさは殆どない。
人生にくすぶり気味の主人公が、ふと持ちかけられた銀行の金庫破りに一発逆転を懸ける。
悪友を引き連れつつ、計画の片棒を担ぐ専門職を集めるくだりは、無駄無くテンポが良かったと思う。
金庫破りが成功するかしないかの展開も、緊張感とユーモアがバランスよく配置されており、娯楽性の巧さを感じた。
このあたりは、ベテラン監督ロジャー・ドナルドソンの手練ぶりが出ていたと思う。

なんだかんだはあるものの、金庫破りそのものは案外すんなりと成功してしまう。
「なんだ余裕だな」とその顛末に若干の物足りなさを感じ始めたところで、この映画が持つ本当のエンターテイメントが始まる。

破った金庫が、裏社会の面々御用達の貸金庫だったことから、主人公一味は悪党から政府の裏組織に至るまで、英国社会の表裏のあらゆる組織から追われる羽目になる。
この三つ巴、四つ巴の攻防が非常にエキサイティングに描かれている。しかもそれが実話だというのだから、殊更に面白味は深まる。

もちろん、この全てが事実だなんてことはないのだろうけれど、それでも実際にあった事件を元にして巧みなエンターテイメントに仕上げていることは事実。
あまりアクションシーンを与えられていないジェイソン・ステイサムの主人公ぶり、そして、非道なポルノ王に扮したデヴィッド・スーシェも印象的。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 6点(2013-03-17 19:18:33)(良:1票)
61.“Based on true story”とはいうものの、真相が闇の中にある事件を好き勝手に解釈して作り上げた物語であり、内容はほぼフィクションです。我が国における3億円事件ものと同様の立ち位置にある作品なのですが、本作が掲げる仮説には大胆さと遊びがあって非常に楽しめました。この脚本を引き受けたロジャー・ドナルドソンによる演出も絶好調であり、終始勢いのある犯罪ドラマとして見事に成立しています。この監督さんは物語の交通整理が抜群に巧い人で、『追いつめられて』や『13デイズ』でも雑多なキャラクターの入り乱れる複雑な物語を簡潔な切り口でまとめてみせていましたが、本作においては過去作品以上に洗練された演出を披露しています。これだけ複雑な物語を、ここまでシンプルに見せられる監督は他にいないのではないでしょうか。さらには、30年超のキャリアを誇るベテランでありながら、ガイ・リッチーやマシュー・ヴォーンの演出をうまく吸収してみせるという柔軟性も披露。文句なしの仕事ぶりだと思います。。。
主人公を演じるジェイソン・ステイサムはさすがの安定感で、男にも女にも惚れられるかっこいいあんちゃんという役どころを完璧にモノにしています。サフラン・バロウズは過去最高の美しさを披露。彼女があまりに美人すぎて、時にステイサムがちんちくりんに見えてしまっていたほどです。デビッド・スーシェはベテランならではの威圧感で映画全体を引き締めているし、キャストの動かし方は総じて素晴らしいと感じました。。。
以上の通り、本作は文句つけ所がないほどによくできた犯罪サスペンスだと評価できます。このジャンルで本作以上のものを作ることは、ちょっと無理ではないかと思います。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2012-12-10 01:35:29)(良:1票)
60.《ネタバレ》 ジェイソン・ステイサムが、何と言ってもかっこよい
~~~! 彼が「一緒に来いよ」と言ったのに単独行動だった男はやられ、新婚の奥さんに「助ける」と約束した男は本当に助けてやることができ、単なるチンピラのはずなのに最後はアクションのかっこよさを見せつける。すべては単にジェイソンをかっこよく見せるための映画かなと思いきや、入り組んだ利害関係の登場人物を手際よく見せてる脚本、キャスティング、演出の巧みさもすごい! 王室までチャカシの対象にして平然としてるあたりも、すごく大人! 無駄のない展開と、激しい起伏があるわけではないのにハラハラドキドキする独特のタッチ、音楽の使い方の的確さ。いいものを見せてもらったなー、とこのレビューを読み返していたら、「追いつめられて」の監督だったんですね。納得!!! 「世界最速のインディアン」も見てみたいです。
おばちゃんさん [DVD(字幕)] 8点(2012-06-06 14:41:18)(良:1票)
59.オーシャンズ…セブン?
くまさんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-08-01 02:43:02)(笑:1票)
58.《ネタバレ》 銀行の金ではなく貸金庫をごっそり奪うという大胆な犯行も意外にスムーズにことが運ぶのはそれが物語の始まりに過ぎないからで、そのことは先にじゅうぶん提示されている。で、肝心のここからなんだけど、警察上層部のオイタしている写真の件なんかの痛快なユーモアを絡めながらも仲間が次々と殺されてゆく残酷な展開、それ自体は大いにアリなんだけど、そこから転じて大ラスへの展開の軽快さがなんだかなと。だったら残酷な展開はいらんだろと。お話そのものはかなり面白くって、実話が元って聞くともうひたすらスゲースゲーと連呼したいくらいなんだけど、映画はなーんか軽い。夫婦のあれこれもべつに描かんでもいいくらいの上っ面だけだし。こういうのがテンポがいいとか言うのかなあ。まあたしかにいいのかなあ。なんだかなあ。
R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2010-07-21 16:06:29)(良:1票)
57.一つの仕組まれた銀行強盗は、ただの銀行強盗で終わらず、やたら多くの組織や人物を巻き込んでてんやわんや。ムダが無く、整然とされた脚本が良いのか、これだけの人物が出てきているのに複雑に成りすぎず、わかりやすく、面白い。終始、テンポ良く、濃密で緊迫感のある駆け引きが繰り広げられます。
ジェイソン・ステイサム主演作品とは思えないほどちゃんとしている巧みなクライムムービーでした。
すべからさん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-26 18:46:45)(良:1票)
56.《ネタバレ》 せっせとトンネル掘ってるまでは新鮮味なく既視感いっぱいだったが、無線が傍受されるあたりから面白くなる。ドラマ全体が活発に動き出す。警察のほうの救急車を使った罠も、ちょっとしたしくじりによって助かったり、などのくすぐりも楽しい。ごちゃごちゃもつれあった全体像が、だんだん整理されていき、立場上の善悪ではなく、別の倫理によって善玉と悪玉が左右にきれいに分かれていく。マフィアとコソ泥、法律の上では同類でも映画の世界では違うのだ。警察側も左右に分離し、善玉悪玉が再編成されていく。ここらへんの駅のシーンに向けた展開が醍醐味だった。ただしもっとカラッとしたトーンで押し切ってほしかったのに、後半いささか陰惨さが強まるのが、マフィアがらみだから仕方がないとしても、じめつく。
なんのかんのさん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-17 11:56:15)(良:1票)
55.《ネタバレ》 これが実話だというのが驚きだ。銀行強盗がさまざまなスキャンダル品を持って行ってしまい、それによって狙われるとは・・・

駅での駆け引きの絶妙なところとか、パトカーで銀行を探すところとか、細かなところに手に汗握るような仕掛けがあって面白い。地味だけどいい作品。
θさん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-21 11:02:20)(良:1票)
54.《ネタバレ》 目立ったアクションシーンは殆ど無いのに全編、手に汗握るアクション感が漲っていました。前半、計画準備中シーンの数々の細かいやり取りはそれぞれの強盗メンバーの個性を見せるために的確に描写し感情移入しやすかったです。無線機で通話がバレているのに警察は銀行を割り出せず右往左往する展開はドキドキ度満点。強盗計画成功後の展開になるとさらに死の危険を匂わせる緊迫感・・最高だぜ・・。
ジェイソン・ステイサムのかっこよさは特筆モノ!他の個性的なキャストも秀逸で画面に釘漬けです。この映画はこれから何度も観るんだろうなぁ・・・。
まりんさん [DVD(吹替)] 9点(2009-03-26 21:10:54)(良:1票)
53.《ネタバレ》 銀行強盗に成功するまでの前半、狙われる立場になって追いつめられていく後半、いずれもテンポよく進んで飽きさせない。主人公の過去や仲間との馴れ初めなど冗長な描写はなく、会話の切れ端で想像させるのみ。トンネルが完成するくだりなどあっけなさすぎて苦笑。まあよく筋がよく練られた結果であり、日本の映画によくあるようにエピソードがつぎはぎだらけになるよりはましだ。が、私から見て意外な展開、意外な落ちはひとつもなし。エモーショナルなところまではとても響いてこない。つまらないわけではないので見て損はしないが、すべてにおいてまあまあの映画。
まあ、こういう内容の映画が作られたということにおそらく意義があるのでしょう。政治的なことはよくわからんですが。
アンギラスさん [映画館(字幕)] 6点(2008-12-30 00:16:26)(良:1票)
52.《ネタバレ》 そこそこ期待してはいたものの、これほどとは思いませんでした。これは傑作!
1時間50分という尺で主人公ら強盗団、ギャング、汚職・堅気警察、MI5などの組織の関係、対立をす早い語り口でタイトに描ききった脚本は素晴らしい。
そして見事なキャストと演出。有名どころはステイサムだけと言ってもいい地味なキャストながらも、ステイサムだけが目立ち過ぎる事もなく、ほぼ全ての人物の個性がきちんと際立っている。
正攻法で確実に落ち着いた映像、緊張感と軽快さを絶妙に兼ね備えた演出も、古き良き犯罪映画という感じで心地いい。
それに加えて1970年代の雰囲気、ファッション、音楽(T-REXの“Get It On”サイコー!)もいい。
これは抑えた演出でこそ光る点でしょう。
そして最後に映画的なカタルシスがバッチリ効いてくる。駅の裏口(?)で殴り合いという小さなアクションでも、それまでの積み上げたドラマ、演出でグッと際立つ。ジェイソン・ステイサムかっけー!
キメるところはビシッとキメた素晴らしい犯罪映画です。2008年公開作ではベスト3に入る作品です。
Sgt.Angelさん [映画館(字幕)] 9点(2008-12-06 21:50:14)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 71人
平均点数 7.03点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
557.04%
61622.54%
72839.44%
81723.94%
945.63%
1011.41%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.25点 Review4人
2 ストーリー評価 8.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review5人
4 音楽評価 6.00点 Review5人
5 感泣評価 4.50点 Review2人
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