368.俺、小さい頃から、これめっちゃ好き。いまだに幼稚なんも多分これのせい。彼女できたら、たいがい、これ一緒に観るけど、かならずウザがられる。それでも好き。オシャレじゃなくても、設定が幼稚や言われても、ケノービが死んで間もないのに、敵の戦闘機落として、ヒャッホーとか、はしゃいでるルークを観てドラマ性薄いなって感じても、好きなもんはしょーがない。エピソード3で終わらせず俺が死ぬまでやって欲しい。 【なにわ君】さん 10点(2004-03-16 16:53:37) (良:2票)(笑:3票) |
367.何といってもあのオープニング。遠い昔、はるか銀河系の彼方で~、バーンというテーマが流れる、もう駄目です。この瞬間、頭は完全に映画の中に入っています。しかも奥深く。この歴史的名作を、なかなか客観的には評価できない。なにしろ、少年時代に夢見たものが目の前で展開しているのだから。冒険、宇宙、怪物、正義、悪、お姫様・・全部そろっているじゃないか。減点要素なんか何にもない。Ⅶ~Ⅸを作らないという発言を取り消したら、シリーズ全部10点献上してもいいぞ、ルーカス。 【パセリセージ】さん 10点(2004-11-09 19:06:09) (良:2票)(笑:1票) |
366.それまでの映画史上では「猿の惑星」や「ミクロの決死圏」、「禁断の惑星」などの一部の作品を除いて、SF作品のほとんどがマニアやカルトムービー信者というある一定層の観客のみに支持され、一般層にはお子様向けの低レベル作品とかゲテモノ作品と言う扱いをされることがほとんどだったのではないだろうか。 宇宙物のSFに限って言えば、アーサー・C・クラークの「2001年宇宙の旅」が、スタンリー・キューブリックによって映像化され、特撮の完成度の高さと難解で哲学的なストーリーにより、別格扱いされた後は、一般層に高評価されるような作品はほとんど輩出されていないと思う。それに加え70年代は「ポセイドン・アドベンチャー」の成功に端を発したパニックブーム、「エクソシスト」で市民権を獲得するオカルトブーム、「ジョーズ」が決定打を放った動物パニックブームなどのトレンドがあり、SF作品は興行トレンドからは確実に外れていた。 そのような時代に単純明快なストーリーと低予算ながらも当時は目を見張る、それまでには見たこともないような特撮(SFX=スペシャルエフェクトという英語が日本で一般的に用いられ始めたのは本作公開時からだ)を用いて製作公開し、一般客や知識人、あらゆる業界をも取り込んで全世界にセンセーショナルを巻き起こした上、色眼鏡で見られがちだった宇宙物SFというジャンルに市民権を与えたのが本作なのだ。 アカデミー賞11部門にノミネートされ7部門を獲得したことからも、本作が一般作品と同列に肩を並べた上で評価されていることがうかがえる。 つまり、現在多数の宇宙物SF作品がSFマニアのみならず一般層の観客をも相手に 大々的なロードショー公開ができる轍を作ったのがこのSWと言っても過言ではない。 本作こそ「SF映画史上に金字塔を打ち立てた」という言い回しが、決して大げさでは ない名作だと思う。 私はシリーズを通して、アーヴィン・カーシュナーが撮った「帝国の逆襲」が最も好きなのだが、本作の成功なくして「帝国の逆襲」も世に出なかったのだ。 本作を世に出したルーカスとそれを支えたアラン・ラッドJr.にありがとう。 そして、78年の日本劇場公開を体験できたことを幸せに思う。 【あむ】さん 10点(2004-10-24 17:02:37) (良:3票) |
365.至って単純明快、場合によっては「幼稚だ」と切って捨てられるタイプの作品でもあります。しかしあらためて鑑賞すると、この映画の作りはダテではないことに気付かされます。 本作のキャラクターには過不足がなく、どのキャラクターも活き活きしています。冒険に目覚める純朴な青年、青年を導く人格者の老人、お調子者のお供二人、愛すべきならず者とその相棒、勝気なお姫様、、、冒険物語においては定番中の定番の布陣なのですが、奇をてらっていない分、キャラクター造形には高いレベルが求められます。特にC-3POにあたるキャラクターは時に冒険の足を引っ張り、観客から嫌われかねない難しいポジションなのですが(ジャージャー・ビンクスは完全に嫌われましたね)、ルーカスはこれをほぼ完璧に作り上げています。ダテ男(死語?)のハン・ソロも一歩間違えればダサダサ人間になる可能性があったものの、ルーカスの脚本とハリソン・フォードという俳優によって狙い通りのキャラクターに。各キャラクターがこれほどまでにポジション通りの機能を果たしている作品は滅多にありません。また、物語も王道ど真ん中ですが、王道だからこそシェフの腕がモロに試される難しい素材。これを期待通りに仕上げてみせた腕前は評価に値します。そして何より凄いのが世界観の構築で、見る度に新たな発見があり、続編やスピンオフ小説を山ほど作れるほどの基礎をこれ一本で作り上げています。当初より想定されていた裏設定から後付けの話までいろいろあるのでしょうが、ともかく続編を5本も作って綺麗につながる物語となっていることには驚かされます。ルークの口からオビワンの名前を聞いた瞬間、オーウェンおじさんとベルおばさんが怪訝な表情をするところ、R2-D2を見た瞬間、オビワンが遠い目をするところなどは、30年も後に製作されたEPⅢと綺麗につながるのですから大したものです。 【2018/6/29 追記】 新作『ハン・ソロ』公開にあたり、設定年代の近い本作と『ローグワン』を再度鑑賞してみました。 優秀なクリエイター達により量産される新作で目が肥えてしまったためか、あらためて見返すと展開は鈍重で、見せ場にも目を奪われませんでした。40年も前の映画なので仕方のないこととは言え、シリーズへの新規ファンの参入を妨げているのは本作の存在ではないかという気もしてきました。 また、後のシリーズで明かされるスカイウォーカーの家系図については、本作の時点ではまったく構想がなく、後付けの設定でしかなかったんだろうという点も気になりました。特にレイアの妹設定は本作のドラマの流れとはまったく整合しておらず、それどころか妹設定を念頭に置いて見るとなかなか気持ち悪いことになっており、この後付け設定は失敗だったと思います。同じく、ベイダー=ルークの父=オビワンの親友という設定を念頭に置くと整合しない会話もいくつかあって、ルーカスはもうちょっとうまく後付け設定を付け加えればよかったのにと思いました。 他方で、今回の鑑賞で気づいた良さもありました。明るく楽しいSF大作のようでいて、人の死をちゃんと描かれています。帝国軍に襲われたオーウェンおじさんとベルおばさんの死体がバーンと出てきて、それでルークは危険な冒険に出る決意をしたり、ヤヴィンの戦いでも撃墜される瞬間にパイロットの断末魔の様を見せて、ただでさえ少ない味方がさらに減ったということを観客に見せて危機感を煽ったりと、人の死という重大なイベントとドラマの進行をうまくリンクさせているのです。現在に至ってもこういう丁寧な映画はなかなかないなと感心させられました。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2004-09-23 22:41:24) (良:3票) |
364.文句なく面白い。一番印象に残っていることは、壮大な世界観でも、単純明快なストーリーでも、(当時)最先端のSFXでもなく、TV初放送時の吹き替えが「渡辺徹&キョンキョン&松崎しげる」だったということだが。 【ばたあし】さん 10点(2004-01-06 11:07:15) (笑:3票) |
363.後の世代からあれこれ言われるのはわからなくもないが、少なくとも「スター・ウォーズ」が公開されるまで「スター・ウォーズ」がこの世になかったということを考えるとやっぱりこれって衝撃的だったんだよなぁと改めて思う。今じゃ当たり前のことなんだけど。「レイダース」のところにも書いたけど、やっぱりこれってコロンブスのタマゴ的な存在で、こういう典型的な冒険活劇がほとんど作られてなかったタイミングでぶつけて来たからこそ世界中が目からウロコだったんだと思う。そういう意味では私も熱狂した一人。私は今でも、「スター・ウォーズ」こそアメリカン・ニューシネマを終わらせた映画だと信じている。それはつまり、お金がなくてもスターはいなくてもお客を呼べる映画は出来るぞ、ハッピーエンド以外にも大事なものはあるぞ、と「質」を追求したニューシネマが、究極の娯楽作品の前にあっさり敗退した瞬間でもあった。もちろんニューシネマと平行して走っていたのがハリウッドのオールスターキャストパニックスペクタクル路線だったことを考えると、これ1本で映画界の構造まで変えてしまったジョージ・ルーカスってやっぱりスゴかったんだなあという感動はある。でもね、じゃあこの爆発的なヒットが映画産業を発展させたか?と言われると、決してそうとも言えないような気もするんだよね。瞬発力はあったけど。最近になってハリソン・フォードが、この映画のハン・ソロ役を思いっきりバカにして、「あんな薄っぺらな役はない」とかのたまっていた。この役がなかったら一生兼業大工だったかも知れない人物としては、ずいぶん恥知らずな発言だと思う。 【anemone】さん 10点(2003-12-18 02:04:25) (良:3票) |
362.《ネタバレ》 ~STAR WARS~星!戦争!。 わざわざ訳す必要がないくらいシンプルなタイトル。世界中誰でも理解できる、絵文字やピクトグラムに匹敵する単純な組み合わせ。 “遊園地の代わりに家族みんなで観に行く劇場映画”。 ストーリーは子供でもわかる勧善懲悪のシンプルなもので、大人も満足できるジェットコースターに匹敵するアトラクションとして、家庭用の小さなカラーテレビでは体験できない、迫力の映像と音響を満足できる劇場映画の誕生。当時体験した人は大興奮しただろうな。 私のSWデビューは、水曜ロードショーのテレビ初放送だった。名前と存在だけは知っていた話題の映画。 それがいよいよ放映される。ただ我が家では“次の日学校がある時は、子供は22時に寝る”というルールがあった。けどその日は20時から前倒し放送だったから、最後までは無理でも、かなり後半まで観られるぞ!とワクワクしてTVの前に座ってたっけ。 C-3POとR2-D2がテレビ局をウロウロして芸能人と話をするという、どうでも良い内容がダラダラと続き、いつまで経っても始まらない本編にだんだんイライラ。結局本編が始まったのは21時くらい。せっかくのアドバンテージも台無し。大人って酷いことするわ。 それでもワクワクしながら視聴。OPのオーケストラとともに流れ行くでっかいタイトル。宇宙、星…そして画面上部を覆い尽くすスター・デストロイヤー!!「ぅわあーーーーー!!」って叫んでた。いま、目の前で凄い事が始まった。今まで生きてきた中で考えた事もないことが起こった。 あとはもう流されるまま…圧倒的な数の敵兵。砂漠を歩くロボット。用途の解らないロボットいっぱい。双子の夕日の美しさ。ホバーカー浮いてる。サンドピープル怖い見た目怖い。ライトサーベルの音カッコイイ。ガンダムのビームサーベルと全然違って熱そうでカッコイイ。お父さんたち(叔父叔母)が骨に。変な宇宙人いっぱいの酒場。ワープで星が流れていく。さぁ、お姫様を救いに宇宙へ! 「ちょっと、何時間見てるの?いい加減寝なさい!」これからって時にタイムアウト。 え?ちょっ!待ってママン!ってかお母さん。いま、大変なんだから!宇宙が!お姫様がっ!! 抵抗虚しく私のSWデビューはここまで。22時以降も起きていて良い兄は続きを観てる。悔しい… 次の日兄に『あの後どうだった?』って聞くと「う~ん…お前が寝る辺りまでが一番面白かったよ」と、いま思うと気遣いある回答を貰ったっけ。 この時は最後まで観てないけど、映画ってこんな凄い事が出来るんだって思った。このSWがキッカケで、私はマニアックな映画の見方をするようになったのかもしれない。最初のSWのストーリーなんてオマケもいいトコ。頭を空っぽにして映像と音と世界観を楽しむ映画。 今回SWシリーズを観直すに当たって、旧3部作を観てから新3部作、ローグ・ワンを挟んで旧3部作の特別篇を観ている。劇場版と特別篇がセットになった、昔のお得なDVDだけど、収録されている劇場版は“Episode IV - A New Hope”が付けられる以前のものだった。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 10点(2021-09-13 00:50:58) (良:1票)(笑:1票) |
361.《ネタバレ》 この映画は、日本での公開前から「往年のハリウッド映画(西洋活劇・西部劇など)のワクワクさせる理屈抜きの面白さを、SFの設定で復活させた作品として、アメリカで社会現象と呼ばれるほど大ヒットしている」と話題になっていました。 私は当時、小学校の高学年でした。私はそれまで、テレビでよく放送されていた1950年代・60年代のハリウッド映画の名作に親しみを持っていたため、冒頭のフルオーケストラのテーマ曲を聴いたときから「かつての名作の雰囲気を復活させてくれている!」と感激しました。特殊撮影もそれまでの映像と一線を画すものであり、すっかりはまってしまいました。そして何度も映画館へ足を運んだものです。 しかし日本での公開当時(1978年)、邦画には強力なライバルがいました。それは「さらば宇宙戦艦ヤマト」です。男性客だけでなく10代の女性客の支持も集めてヒットしていました。そして私の周りは圧倒的にヤマト派でした。ある映画館では、この二つの作品を同時上映していたので見に行きましたが、やはりヤマトに好意的な観客が多かったのです。今でこそ、映画・漫画を問わず、スターウォーズのように現実の地球に囚われない架空の世界を舞台にしたファンタジーは当たり前ですが、当時の人達には理解し難かったようです。象徴的なのが、タトウィーンの二つの太陽が沈んでいく場面です。「これって何?地球じゃないの?」といった戸惑う声が客席から聞こえたものです。結局、当時の私の周りでは、ヤマトは賛美され、スターウォーズはこき下ろされました。内心「何で両方とも面白いね、というように考えられないんだろう?」と複雑な気持ちですごしたものです。 私と同様に公開当時に観たレビュアーさん達のコメントを拝見すると、私の体験はあくまでローカル的なものだったようです。この作品の魅力については、タイムリーに見た他のレビュアーさん達が、余すところなく伝えて下さっているので、私がここであらためて書く必要はないかな…と思いますが、時代を越えて当時の喜びを分かち合えて嬉しい限りです。 さて、採点ですが…、今の若い人達には「普通の映画」という印象に留まる場合もあるようですが、若い人達が面白いと感じる娯楽映画の原点こそ、スターウォーズなのだと思います。その歴史的な意義を踏まえ、10点を献上いたします。 【せんべい】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-02-23 21:49:13) (良:2票) |
360.ジョージ・ルーカスが自分の名を与えたルーク・スカイウォーカーの物語は、長大なストーリーを三つに分けその最初の部分をまず映画化したわけですが、これだけで完結してもおかしくない完成度。 資金や技術で苦労していながらそれを感じさせず、またサーガのバックグラウンドを匂わせても表面化しておらず、活劇と世界観が楽しめるスペース・ファンタジー。 ジョン・ウィリアムズのクラシックで雄大なスコアがその世界に心地よく響く。 理想主義のルークと現実的なハン・ソロは対照的で、ジョディ・フォスターもオーディションを受けたレイア役に抜擢されたキャリー・フィッシャーは気丈なプリンセスがはまり、表彰式でのローブ姿は美しい。 無名のトリオをデヴィッド・リーン作品常連の名優アレック・ギネスが支え、ベン・ケノービが使う光剣(ライトセイバー)はアーサー王伝説の騎士を意識しての洗練された武器で、フォースの概念も独特なもの。 黒衣の悪役ダース・ベイダーの威圧感をユーモラスなR2-D2とC-3POのコンビが和らげ、白を基調とした衣装はシンプルで砂漠の惑星タトゥイーンの風景も異世界らしい。 この映画のためにルーカスが作ったILMにはデニス・ミューレンら優秀な人材がそろい、冒頭のスター・デストロイヤーの威容など斬新な映像を生み出してその後の特殊(視覚)効果への道を拓くことに。 20年後の「特別篇」では修正・追加も多く、モス・アイズリー宇宙港での場面は力を入れて手直しされていましたが、そういったリタッチがなくても十分素晴らしかったと思います。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-03-04 07:00:02) (良:2票) |
359.やはりこれは別格。多くの方々同様、私もリアルタイムでこれを映画館で見て 映画ファンになった。今見たらどうかとか、今の世代の人が見たらどうかとか そんな話はなし。これはバイブルなんです。過度に期待してこれ見て「イマイチ」と 思った方々。様々な映画を見て肥えた目にはそう映るかも知れません。 ストーリーや画面等、確かにそうかも知れません。でも忘れないで頂きたい。ここからすべてが 始まったんです。エジソンが発明した蓄音機を今では誰もなんとも思わないのと同じです。 これがなければ今の映画界はまったく違っていたでしょう。あれほど の社会現象を巻き起こした映画を私は知らない。そう、完全に「一映画」という枠を 超えてました。これを見て衝撃を受けた人たちが、今の映画界のみならず直接的にも間接的にも 文化を、社会を変えてきたんです。これ以降作られたシリーズは単なる「映画」。 でもこれは完全に次元が違うのです。まさにひとつの「文化革命」であり、 エポックメイキングだったのです。 【チョッパー】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-10-18 01:02:21) (良:2票) |
|
358.最近CGよりも数段上の宇宙映像だと思う。宇宙に浮かぶ白い物体の片方が明るくて片方が暗いトーンなんていかにも宇宙に浮かんでいるって感じで、臨場感のないCGよりずっと上。しかし残念だけどストーリーは全然面白くない。素晴らしい映像を殺してしまうくらい救いようがない。惑星丸ごと吹っ飛び、主人公とその友達以外みんな死んでしまって最後ハッピーエンドなんてなれるわけがない。あれはやっちゃいけない。 【はち-ご=】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2008-08-17 23:08:37) (良:2票) |
357.おそらく映画を見終わって「あれ、もう終わり?」と感じた初めての作品ですな(当時若干12歳)。初めて見た頃はやっぱり、ルークスカイウオーカーなんてかっこいい名前やのうと憧れ、初めてテレビで放映された時は、やっぱりハン・ソロ船長じゃのうと自分も男として確実に成長したものと、満足感に浸り、今は海外出張に行って取引先との晩飯でダースベイダーの物まねをやって、笑いをとり、契約のときに、殺し文句で、「Maythe profit be with you.(利益がともにあらんことを) 」のフレーズを使い、 あのビームサーベルのチャンバラシーンは黒澤の映画のパクリと知れば、その映画も見て、私の人生では2度ならず、5度くらい美味しい映画です。 【きつま】さん 10点(2004-10-20 18:07:24) (笑:2票) |
356.《ネタバレ》 全てはこの映画から始まった。SFX映画史上のターニングポイント。「A long time ago. In a galaxy far, far away…」 え?過去のこと?と思う暇もなくジャーンとSTAR WARSのタイトルが!そしてオープニングのあらすじが画面下方から突如現れ、遥か銀河の彼方に去っていく。続いて今まで見たこともないアングルで逃げていく巨大戦艦。と思ったら なんとそれを追うのがその数十倍もある超巨大戦艦。 どこまで続くのか。 いつまでたってもその全長がわからないという衝撃。 それだけでまいりました。全てがかっこよかった。 ダースベイダーの呼吸音も、ライトセイバーがブン!という 唸りを上げ伸びただけで、目を見張った。 体験したことのない圧倒的スピード感。 当時はこれ以上の特撮は無理じゃないかと思いました。 事実、CGを使わない時代の最高技術だと思う。 CGの戦艦はどこか軽いね。 とにかくこれを持ってして、私のホームオーディオ熱は 一気に高まったのでした。 【うさぎ】さん 10点(2004-03-08 22:58:53) (良:2票) |
355.ありましたねー「渡辺徹&キョンキョン&松崎しげる」の吹き替え!個人的には,「ブルース・ブラザース」の吹き替えをバブルガム・ブラザースがやったのもヒドイと思ったが。この2つは今にして思えば文化的犯罪だと思う。 |
354.このシリーズは、全然わかりません。ゴレンジャーとか、その辺のレヴェル。映画のアニメ化を促進しないで欲しい。 【山本】さん 2点(2003-05-09 05:29:21) (良:2票) |
353.不景気なニューシネマばっかりの70年代映画界に新風を吹き込んだ意欲は評価するが…ヒロインがブ○過ぎるのが致命的。当時でも他に幾らでもキレイなネーチャンはいただろうに。親父のエディ・フィッシャーのコネか、母親のデビー・レイノルズの縁故か、はたまたルーカスの趣味なのか…? 【へちょちょ】さん 7点(2002-12-24 12:37:48) (良:1票)(笑:1票) |
352.いわゆるスペース・オペラをこれ程までに「明快」に見せてくれた映画を私は知りません。神話の時代から続くヒロイック・ファンタジーを徹底して作ると、こんな映画になるのでしょう。初見時、あまりの爽快感に涙が出ました(まだまだ若かった…)。作りは至ってオーソドックス、捻りも何にもない。でも、これは映画史に残る金字塔です(キューブリック映画に似て、この映画も当時の最新技術を「生み出しました」)。娯楽も極めると芸術になります。ってことで9点献上。 【sayzin】さん 9点(2001-08-01 16:48:11) (良:2票) |
351.《ネタバレ》 これも地上波初登場の録画で見ました。 最初にタモリとC3-POたちの寸劇があります。 声優も伝説の渡辺徹その他でした。 それはそれでいいんだが、なんだあの90年代後半のCG追加は。 今BDで見ていたが90年代でCGが浮いているのを踏まえたとしても全く要らない要素。 これが監督が望んでいた世界だとすると我々と乖離がありすぎる。 今から見る人はCG付きDVDに超額縁にはなるが CGなし版が収録されてるものがあるのでそれを見ることをおすすめする。 では77年版のレビューですが、非常に素晴らしい。 オープニングで出てくる超巨大戦艦(本当は3mくらいで作りたかったらしいが 90cmで作ったものを撮影工夫したらしい)がまず我々を圧倒してくれる。 その後もルークの住んでいる星には月が二つあるんだなぁとか。 ルークが旅立つ伏線はいくつか既にできてはいたところに叔父叔母の死で決断、 そこから軽くフォースについて教えられ、ラストいきなり本番をやらされるという無茶展開。 そこに関わってくるのがハンソロだが、とにかく美味しいところを持って行ってしまうタイプ。 今でいうツンデレであろう。二期(EP5)以降はツンデレが加速するが。 レイアはぶさいくぶさいく言われるがそんなにぶさいくには見えないんだよなぁ。 さすがにEP6のあの服は微妙だが嫌いじゃないです。 オビワンは殺陣がしょぼいのは仕方ないにしても最後多分霊体になったんだろうが あれ初見ではわからんレベルよね。 まぁ、ただのSF娯楽作として見ればスターウォーズ史上最も楽しめる作品であることは間違いない。 いつか日本語声優全コンプリート版が出ることを祈るのみ。 【にんじん】さん [地上波(邦画)] 9点(2019-06-02 04:54:00) (良:1票) |
350.『スター・ウォーズ』以前と以後で、映画史が大きく変わったと言っても過言ではないし、仮に本作でコケても一本の作品として完結している。それだけ娯楽映画としての基礎はしっかりしていて、今日においても古さを全く感じさせない。シンプルだけど複雑さを敢えて見せないから奥が深い。"お子様ランチ"と揶揄されることはあれど、それだけ映画通ではない、あまり映画を見ない人からも絶大な支持がされている証拠である。流行に飛びつくミーハーたちが今日の映画を形作っている。せめて映画の世界だけでも夢を見てみたい、辛いことは現実だけで十分。大多数が娯楽目当てで見る以上、支持される本質がそこにあるのではないか。これがアカデミー賞で作品賞・監督賞を獲っていたら今後の映画史はさらに変わっていたはずである。 【Cinecdocke】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-12-31 01:19:33) (良:1票) |
349.《ネタバレ》 (※この作品シリーズの良さは語りつくされており既出となるためそれら以外の私独自の、当時の感想のみ書かせてもらいます。) 世にパーソナルスペースと娯楽が多くなかった時代、特撮の神とまで呼ばれた円谷プロの代表作・ウルトラシリーズも過去の作品の再放送だけ繰り返されてたご時世に突如現れた西洋の空想特撮娯楽映画。当時世の中の話題をさらってたけど事前情報は写真と活字だけ。でもそれだけで衝撃は十分でした。あのストーリースケールと、メカからファッションからロボットまで、全てのデザインは少年の想像なんて超えてたので。面白いとか素晴らしいとかよりも、もう、かつてないスケールに衝撃!という以外に言葉もない映画でした。 …まあでも数日後に落ち着いてみたら、以下の点が心に浮かんで、長い事疑問でした。 1…なんで戦争じゃなくて革命なんだろう。 2…なんで敵の姫様を人質に取ったのに降伏を迫らないんだろう。 3…ビームガンあるのにビームでサーベル作ったら普通は不利じゃないのか。 4…剣の達人ぽく振舞ってる爺さんとロボット(←当時はベイダーをこう思っていた)の一騎打ちは剣法じゃねーよおっかなびっくりで棒叩きしてるだけだよ。 5…その超能力は何やねん? それと何より、 6…いきなり【第4話】ってタイトル何?? でしたね。この後、公開作を鑑賞する毎に疑問は解消されていくのでした。続く。 【役者の魂】さん [地上波(吹替)] 9点(2016-11-12 15:54:58) (良:1票) |