クレオパトラ(1934)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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クレオパトラ(1934)

[クレオパトラ]
Cleopatra
1934年上映時間:110分
平均点:6.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1934-11- )
ドラマモノクロ映画歴史もの伝記ものロマンス
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タイトル情報更新(2024-07-10)【にじばぶ】さん
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監督セシル・B・デミル
キャストクローデット・コルベール(女優)クレオパトラ7世
ウォーレン・ウィリアム(男優)ジュリアス・シーザー
ジョセフ・シルドクラウト(男優)ヘロデ大王
アーヴィング・ピシェル(男優)
ジョン・ピーター・リッチモンド(男優)
ライオネル・ベルモア(男優)
レオナード・ムーディー(男優)ポタイヌス
デヴィッド・ニーヴン(男優)(ノンクレジット)
C・オーブリー・スミス(男優)
ガートルード・マイケル(女優)
撮影ヴィクター・ミルナー
ウィリアム・C・メラー(カメラ・オペレーター〔ノンクレジット〕)
製作セシル・B・デミル
パラマウント・ピクチャーズ
配給パラマウント・ピクチャーズ
美術ラルフ・ジェスター〔衣装〕(ノンクレジット)
ローランド・アンダーソン(ノンクレジット)
ハンス・ドライヤー(ノンクレジット)
編集アン・ボーチェンズ(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 史実に疎く、お話には「そういう事があったのですね」としか思えず。
クレオパトラに骨抜きにされるシーザー&アントニーに呆れ果てますが、クローデット・コルベールの魔女のような妖気には抗えなかったのは説得力があります。
モノクロながら衣装・セットの壮大にも程がある美術関係スタッフの尽力に点数を。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-11-06 19:03:41)
3.《ネタバレ》 クレオパトラが誘拐されるいきなりの冒頭から、絨毯簀巻きの彼女とカエサルとの出会い、カエサル暗殺、アントニウスの敗戦と彼女の自死までを2時間弱に収めた、セシル・B・デミル版クレオパトラ映画。クローデット・コルベールが演じるクレオパトラは、ゴージャスという感じではなく、コケティッシュなイメージ。男どもが彼女になびいていくというより、彼女の方が男どもをたぶらかしているように見えちゃうのですが、これは偏見ですかね? 
おそらくはセットや衣装に莫大な費用を投じているのでしょうが、人物中心に映画が描かれる分、ややそのスペクタクル感が伝わりにくい部分もあります。とは言えエジプト王室の贅沢三昧ぶり、みたいなものはしっかり描写されていて、世界の中心たるローマ帝国(当時は帝政ではなく共和政だけど)から来ているアントニーが、すっかり「おのぼりさん」に見えてきてしまいます。
そういう、王室のゴージャスさ。リアル竜宮城。しかしあの、オネーさんたちのあのキャットファイトみたいなヤツは、ありゃ何なんでしょうね?
終盤の戦闘シーン、こういう部分はスペクタクル史劇として期待してしまう部分でして、それが、断片的な映像のパッチワーク風に描かれます。戦闘の激しさと混乱を描いた、技巧的な演出、ではあるのですが、やっぱりここはもう少し、しっかりとした戦闘シーンを見たかったところ。映像が細切れなら、挿入される音楽(チャイコフスキーの「フランチェスカ・ダ・リミニ」)も細切れで、ここまでくるとグチャグチャのカオス状態。せっかくのスペクタクル描写が、物足りないし、いささか勿体ない気もしてきます。
でラスト、クレオパトラは毒蛇に自らを咬ませて死を選ぶ訳ですが・・・ヘビなんだかミミズなんだか、毒蛇まで小さくって迫力が無い(笑)。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-01 07:53:56)
2.後のエリザベス・テイラーの「クレオパトラ」と比べるとコンパクトであり、よくまとまっていると思う。(1930年代前半にはカラー映画は存在せず、上映時間も2時間以内がほとんどであった)
史実にどれだけ忠実であるかはよくわからないが、クレオパトラとシーザー、アントニーの関係を実に良く描いていると思うし、映画の流れもスムーズでわかりやすい。
またカラー映画には及ばないが、モノクロとしては最大限に華やかさも出していると思う。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-21 07:59:12)
1.エリザベス・テイラー主演のカラーワイド版「クレオパトラ」(7点)が色々な意味で映画史上に名を残す決定版として有名ですが、スペクタクル映画の巨匠、セシル・B・デミル監督作品という事で興味を惹かれ鑑賞。同年「或る夜の出来事」に主演したクローデット・コルベールがクレオパトラというのも食指をそそられます。作り自体は、前後篇長尺のテイラー版より単純。こちらは、はっきりとクレオパトラがシーザーとアントニーに色仕掛けで迫っていったように描かれているのが良いです。おそらくシーザーもアントニーも現代に生きていたら、彼女が出来た途端友人との付き合いを絶って嫌われるタイプかと思われる(笑)モノクロ映画にも関わらず、こちらの方が衣装の露出度が高いっていうのはすごいです。ただテイラー版に有った、シーザーが癲癇持ちで苦悩する描写も一切ないし、クレオパトラのローマ入城等、あっと驚く見せ場がごく淡々と描かれているのがデミル監督の「サムソンとデリラ」「十戒」での大仕掛けシーンに昔驚愕した記憶があるだけにちょっと不満。どうしても比較論になってしまいますが、リズ(=小川真由美吹替え版がベスト!)の迫力には敵わなかったという事で。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-24 10:24:38)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.25点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6375.00%
7125.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1934年 7回
作品賞 候補(ノミネート) 
撮影賞ヴィクター・ミルナー受賞 
編集賞アン・ボーチェンズ候補(ノミネート) 
録音賞 候補(ノミネート) 

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