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警視の告白

[ケイシノコクハク]
Confessions of a Police Captain
(Confessione di un commissario di polizia al procuratore della repubblica)
1971年上映時間:105分
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1971-11-11)
ドラマサスペンス犯罪もの政治もの
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タイトル情報更新(2023-07-11)【Yuki2Invy】さん
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監督ダミアーノ・ダミアーニ
キャストマーティン・バルサム(男優)ボナビア警視
フランコ・ネロ(男優)トレイニ検事補
マリル・トロ(女優)セレナ
原作ダミアーノ・ダミアーニ(原案)
脚本ダミアーノ・ダミアーニ
音楽リズ・オルトラーニ
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 タイトルにある「警視」てのはマーティン・バルサムのコトで、んで若きフランコ・ネロが検事の役なんだからシンプルにバディものだったらもっと分り易いのでしょーケドも、本作はソレよりは多少捻りが効いた方のクライム作品なので筋書き自体はもう少し複雑で、かつまあまあ尺もコンパクトな方なので(特に序盤は)台詞がメッチャ多かったり=イタリア語の洪水状態だったり、もするのですよね。随所で他の方のレビューも読む限り、やや「難解」と言える域の作品…なのかと思います。その分り難さ自体は、私自身にも確かに感じ取れる程度のモノではあったのですし、特にサスペンス的な完成度…という観点では少し「粗削り」と言った方が好い程度のモノ…かとも思うのですよね。

しかしコレ、その辺を差っ引いても相当に面白い方の社会派サスペンスだと思いますよ。この時代のイタリアって本当に腐敗も不正もナニもかもが凄まじかった…てのは他作品に依っても知るトコロではありましたし(『シチリアーノ 裏切りの美学』とか)だからこそ、この複雑な筋自体にも・或いはバルサムとネロの二人の「正義VS正義の闘い」にも十二分なる説得力&半ば強制的なる感情移入をひしひしと感じて観てゆけたトコロなのです。オーラスは、結構コレも鳥肌モノでしたですね⇒私が思ったのは、映画と(ある種の)実世界が繋がる瞬間を、こんなにシンプルにやってのけるか…!というコトでした。監督はこの分野の(半ばドキュメンタリ的な)映画をこの前後でも多く世に送り出したらしく、他の作品も観たい…

追伸:マーティン・バルサムがこの頃、イタリア映画に結構出てたとゆーのは(恥ずかしながら)知らなかったのですが、流石の名優の面目躍如!たる(コレも)実に説得力満載な上々の出来でした。マカロニ・ウエスタンとかにも出てるらしいので、ソッチもちょっと観てみたいトコロすね。
Yuki2Invyさん [ビデオ(字幕)] 8点(2023-07-08 09:07:59)
1.ずっと昔に観たイタリア映画でフィクションでありながら、ローマで実際起きたマフィアによる連邦検事の暗殺事件にヒントを得たと言う、一種のノンフィクション的な側面を持ちつつ、ハードで力強いタッチで観る者を釘付けにしてしまう作品だ。特にマフィアの配下である長官に戦いを挑む、フランコ・ネロ扮する連邦検事の厳しい表情がストップモーションとなる幕切れは、今なお忘れられない。さらにこの作品で印象深いのは、今やスタンダード・ナンバーともなった「モア」のリズ・オルトラーニのメイン・テーマである。エレキ・ギターの不気味な唸りとハードでビートの効いたスコアは、極度の緊張感を醸し出している。
ドラえもんさん 7点(2001-02-04 23:39:53)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

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