1.《ネタバレ》 久しぶりにスタイリッシュな映画を良いと思いました。
ろくでなしや変態達の群像劇を軽快なテンポと気の利いたセリフ、演出でみせてくれます。監督マドンナのセンスは予想をはるかに上回るものがあり、グイグイ惹きつけられてしまいました。キャストもそれぞれ魅力的で、話自体は大したものでもないのに、決して退屈しません。
マドンナが惚れこんだというバンド、「ゴーゴル・ボルデロ」のボーカリスト、ユージン・ハッツが主演で同バンドの曲も劇中で披露してますが、これがまた素晴らしい。
クライマックスのライブシーンに合わせて物語の終結をみせていくシーンは、カッコよすぎてゾクゾクとしました。
監督一作目ともあって、潔く短い(90分足らず)のも好感触。次回作も期待したいです。