美代子阿佐ヶ谷気分のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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美代子阿佐ヶ谷気分

[ミヨコアサガヤキブン]
2009年上映時間:86分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-08-08)
公開終了日(2009-12-31)
ラブストーリー青春もの漫画の映画化
新規登録(2009-12-01)【よーちー】さん
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キャスト水橋研二(男優)安部愼一
松浦祐也(男優)池田溺
佐野史郎(男優)松田
銀座吟八(男優)
飯島大介(男優)
プロデューサー宮下昇
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 安部愼一という男は天才漫画家である。しかし私にとっては、彼が私の敬愛するミュージシャンの父親であることのほうが重要である。美代子夫人と安部氏の愛は壮絶である。壮絶であるがゆえに納得させられる。二人の愛が安部兄弟を生み出し、また、その愛の狂気が息子たちに影響を与え続け、その結果(残念ながら解散してしまったが)スパルタローカルズというバンドが作られ、また、素晴らしい音楽の数々がこの世に存在するということ。古臭くてボロボロな映像と、美代子演じる町田マリーの特別綺麗ではない裸体、「みんな夢の中」、それらが象徴する、阿佐ヶ谷という街で過ごした二人の男女の、人間らしく汚れていながらも美しい物語は、命を紡ぎ、確かに今に続いているのだ。スパルタローカルズの「水のようだ」が流れるなか、安部愼一本人が登場するエンドロールは本当に感無量である。無論、安部愼一もその息子たちも知らない人にとっては、この映画はわけもわからんし、退屈な、とんだ失敗作であるかもしれない。絶対に万人にはオススメできない。だが、今回ばかりは私情オンリーで評価させていただく。最高の映画です。
よーちーさん [映画館(邦画)] 8点(2009-12-01 22:46:43)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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600.00%
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