リオの若大将のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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リオの若大将

[リオノワカダイショウ]
Young Guy in Rio
1968年上映時間:104分
平均点:5.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-07-13)
ドラマコメディシリーズものスポーツもの青春もの学園ものアイドルもの
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タイトル情報更新(2020-02-20)【イニシャルK】さん
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監督岩内克己
助監督大森健次郎
キャスト加山雄三(男優)田沼雄一
星由里子(女優)押田澄子
田中邦衛(男優)石山新次郎
江原達怡(男優)江口敏
中真千子(女優)田沼照子
有島一郎(男優)田沼久太郎
飯田蝶子(女優)田沼りき
中尾ミエ(女優)谷村江美子
左卜全(男優)宇野老人
久保明(男優)宇野一郎
中村伸郎(男優)石山剛造
佐田豊(男優)木村課長
宮口精二(男優)平山博士
北沢彪(男優)谷村技師長
田島義文(男優)小村教授
藤木悠(男優)竹村監督
内田裕也(男優)司会者
大矢茂(男優)大宅
松原光子(女優)悦子
小林夕岐子(女優)スチュワーデス
今東光(男優)豪海(特別出演)
脚本田波靖男
音楽服部克久
作詞岩谷時子「ロンリー・ナイト・カミング」
弾厚作「シェリー」/「ある日渚に」
なかにし礼「恋のさだめ」
作曲弾厚作「ロンリー・ナイト・カミング」/「シェリー」/「ある日渚に」
平尾昌晃「恋のさだめ」
主題歌加山雄三「ある日渚に」
挿入曲加山雄三「ロンリー・ナイト・カミング」/「シェリー」
中尾ミエ「恋のさだめ」/「恋のシャロック」
撮影斎藤孝雄
製作藤本真澄
配給東宝
美術村木忍
編集小川信夫
録音下永尚(整音)
照明石井長四郎
その他東京現像所(現像)
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3.《ネタバレ》 1961年に「大学の若大将」で始まったシリーズも12作目。足掛け7年でやっと主人公は大学を卒業しました。さすがに30歳を越えて大学生を演じることに無理を感じたんでしょうね。若々しい雰囲気を纏っていても貫禄があるおっさんです。就職は造船会社に決めて、入社するなり海外へ赴任してエンディング。それがブラジルのリオで、まぁ地球の反対側です。それでスケール感を出そうと思ったのかもしれません。このあとも暫くシリーズは続いて行くんですが、ひとつの区切りなのでもう少し劇的なシナリオにも出来たと思うんだけど、ノリはいつもと変わらない。実家が営むすき焼き屋の田能久の後継ぎ問題はシリーズの最初の頃から常に親父(有島一郎)との間で喧嘩の種だったのに、あっさり江口(江原達怡)を妹(中真千子)と結婚させて後を継がせたことには拍子抜け。ヒロインの澄子(星由里子)ともリオで結ばれるような見せ方だったけど、どうせなら学生結婚くらいはやって欲しかったかな。ちょっと勿体ないストーリーでした。自分は星由里子がモロにタイプでそれが楽しみで観ていたこともあるのですが、彼女は本作で卒業。このシリーズとゴジラ映画で何度もお世話になり、このサイトで統計が見られる投稿作品の出演女優ランキングで「蒼井優」に次いで2位に躍り出ました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-01-13 23:13:34)(良:1票)
2.《ネタバレ》 若大将もいよいよ大学を卒業。その記念ということなのか、特別出演の今東光をはじめ、 宮口精二・中村伸郎におなじみ左卜全と、なかなか見せるキャスティング。中尾ミエはサブヒロインとしてはいまいちですが、久保明がなかなかいいポジションを占めています。
本作でのスミちゃんは、今までとちょっと違って大人っぽい印象。落ち着きも感じられて、星由里子さんの魅力が存分に出ていたと思います。あと一番面白かったのは、青大将がカンニングしようとしている時、江口のところに照子が来るところですね。かなり笑わせてもらいました。ゼロックスのコピーが登場したり(セルフサービスではなく、店員がコピーしてくれるというのが興味深い)、サイケなシーンがあったりと、風俗的な見どころもありました。
残念だったのは、観光気分でリオの名所を巡っていくわけですが、これがメリハリもなくダラダラとしていて、本編ともまったく関係ないので、かなり飽きてしまいました。若大将と現地の子供とのセッションも、楽しいけれどあらずもがな。観光関係はバッサリ切った方が、時間も短くなって引き締まったと思います。
あと、若大将の歌はこのところそれほど惹かれるものはなかったのですが、今回の「ある日渚に」は、なかなかよかったと思います。やはり卒業ということで、力が入ったのでしょうか。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-12-22 20:52:18)
1.《ネタバレ》 シリーズ12作目で大学生篇の完結篇、そしてヒロイン 澄子が登場するのもこれが最後となる節目の作品だが、だからと言ってどういうことはなくいつもどおりの展開で安心して見ていられる。が、最後なのだからもう少し捻ったストーリーでもよかったような気がする。若大将が劇中で歌をうたうのはいつものことだが、今回は曲名がテロップ表示されたりして歌のシーンは加山雄三のPVを見ている感じがいつもよりも強くなっている気がする。「エレキの若大将」に出ていた内田裕也が同じように音楽ショーの司会者役で出ているが、意識したキャスティングかもしれない。若大将をリオに同行させる大学教授が宮口精二だったり、今回の青大将の父親が中村伸郎(田中邦衛と中村伸郎が親子役というのがすごい組み合わせだなあ。)だったり脇役陣はいつもよりも豪華な印象だが、和尚役が勝新の「悪名」や鈴木清順監督の「河内カルメン」の原作者である今東光なのはビックリ。なかなか貫ろくのある演技で存在感があり、本職の俳優に負けていない。星由里子同様に小学生の頃にゴジラ映画でよく見かけていた久保明が出演しているのも嬉しかったりする。星由里子を初めて見たのは小学生の頃に見た「三大怪獣地球最大の決戦」と「モスラ対ゴジラ」。もう20年ほど前の話になる。同じく小学生時代にゴジラ映画でよく見ていた志村喬や土屋嘉男に高校時代に黒澤明監督の映画を見て再会したとき、懐かしくそして嬉しかったのを覚えているが、最初にこのシリーズに「大学の若大将」でふれたときも既に星由里子を朝ドラ「あぐり」などゴジラ映画以外で見かけたことがあるにも関わらず、そのときと同じような嬉しさがあった。彼女がこのシリーズで演じている澄子はそんなに好きではないが、このシリーズを見る動機の一つとして、「小学生の頃、好きだったゴジラ映画で印象に残っている女優の一人である星由里子をまた見れる」というのがあったのかもしれない。そんな星由里子も若大将の大学卒業とともにシリーズから卒業してしまうのだが、なんだかんだ言ってやっぱり少しさびしいような気がする。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 5点(2011-04-28 15:25:31)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4133.33%
5133.33%
6133.33%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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