5.《ネタバレ》 いやぁ、こんなに評価が高いのに衝撃。
この監督、「今度はブギーマンは愚かな登場人物たちをどんな風に殺してくれるかなぁ?」という観客の思いを全く消化していないです。街の人々は全く恐怖に怯えていない。ごく少数のマイケルとたまたますれ違った人が瞬殺されていくだけ。『マイケルだ…、マイケルが帰ってきたんだ…。』のシーンがないなんてありえないです。
観客は殺人鬼たちに、浮かれてウザいやつらを震え上がらせて殺すことを望んでいるのであって、そのスッキリ感が全然ありません。サクサク殺すことが目的な映画ではないだけに、サクサク処理しすぎです。殺される過程で苦しむ描写も少なすぎです。
特に、一番最低な人物の医者が突然善人になってマイケルのところに戻ってくるとか、意味わかりません。ディレクターズ・カット版の何事も無く生き残るほうがよいと思います。
ローリーだけは最初からマイケルが生き延びていることを知っているが、誰にも信じてもらえないとかのほうが面白かったですね。駄作です。