7.《ネタバレ》 すごく好きな題材ですね。
惜しい!
映画としてみたら・・教育テレビでやってるドキュメンタリー映画みたいな・・
丁寧な(丁寧すぎて淡々)映画が好きで良い話が観たければどうかな。
僧侶が作った映画としては娯楽も多少あるし初作品とすればまあまあ。
ただ・・良心的すぎて退屈なところが多かったのは確か。
素人が作ったような和まされる作りなのです。
ということで4点なのですが・・
私は題材やストーリーはよかったから、
僧侶が作る映画としては立場や社会的なことから限界もあるけど、
最後の(それでも中国は米を作らせている)と、
こんな見方がしたかったのにと残念。
風刺の効いたこっけいな社会派映画にもなっていたはず。
やっぱり映画を数見てゆけばそういった欲が出てきて、
こうしたら売れるのにとか色メガネで見ちゃうのは寂しいんですが、
ああ~もっとなんとかしてほしかったなぁ。
ここらの歴史や情勢も興味があるわけで、
こんな僻地にでかいパラボナアンテナを立てて、
僧侶たちが4年に1度のワールドカップを見ようと必死になる。
いいストーリーじゃあないですか。
もちろん大袈裟に世界平和とかの映画になったらつまらないけど。
主役の子供はよかったんですが他の俳優は素人みたいで、
表情が固いんですよね。
それがかえって良いのかもしれないけれど、
途中で寝てはいけないと思いながら観ました(苦笑)
どこがどうしてサッカーにつながるのか。
どうしてコメデイなのに笑えないのか。
ワールドカップが始まる!というあたりまでが長い。
苦労して見ているWCは98年のフランス大会。
これはリアルタイムでもちろん見たから嬉しかった。
しかも白黒というのがいいです。
もしかしたら私の98年も白黒の思い出になっているのかも・・
サッカーの映像が出るたびにもう結果も内容も知っているから、
なんかタイムスリップしてるみたいだ・・
今年のドイツ大会も何年かして映画の中の映像にされたら、
もしかしたらモノクロの思い出になっているのかもしれません。
時がたつのは速い・・
共産主義とかインドの現状とか仏教や世界のこと・・
そんなことよりも一番感じたのが、
時がたつのは速い(苦笑)
変に(何かをやらなければ)とか思ってしまう映画です(変?)