孤島の王のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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孤島の王

[コトウノオウ]
King of Devil's Island
(Kongen av Bastøy)
2010年ノルウェースウェーデンポーランド上映時間:117分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-04-28)
ドラマ刑務所ものバイオレンス
新規登録(2012-07-13)【枕流】さん
タイトル情報更新(2013-11-05)【8bit】さん
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監督マリウス・ホルスト
キャストステラン・スカルスガルド(男優)院長
クリストッフェル・ヨーネル(男優)ブローテン寮長
音楽ヨハン・セーデルクヴィスト
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 映画としてはありがちなテーマだし、内容に捻りがあるわけでもないのですが、それでも十分に面白い映画だと感じました。非ハリウッドならではの荒削りな演出が作品全体の空気感に貢献しているし、少年たちのギラついた眼光が物語に説得力を与えています。本作のプロダクションについて詳しくは調べていないのですが、それでも、映画を見れば相当厳しい環境下での撮影を強いられたことが十分に伝わってきます。俳優達は皆、本物の顔になっているのです。。。
本作の舞台は刑務所ではなく矯正学校、登場する少年達は囚人ではなく生徒という設定がミソで、映画の大半を占めるのは『カッコーの巣の上で』をも超える不条理劇です。刑務所ならばお勤めを果たせばお役御免なのですが、学校が舞台となると、卒業の要件を充たすまでは島を出ることができません。少年たちには教師や寮長に対する絶対の服従が要求されるわけですが、その不快指数といったらハンパなものではありません。少年たちに行き過ぎた倫理観を押し付けながら、自分たちの身の汚さには無自覚な大人たちの下品なこと!言いっ放しが許される環境に置かれた権力は必ず腐敗すると言いますが、まさにそれを地で行く内容となっています。前半部分で描かれる抑圧があまりに酷かった分、ついに少年たちがブチ切れる後半パートには、大変なカタルシスが待っています。本作は、観る者の感情を大きく揺さぶる、非常にアクティブなドラマであると言えます。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 8点(2012-11-24 23:08:34)
1.もう少しうまく作れると感じた惜しい作品。テーマは大好きなのだが。
枕流さん [映画館(字幕)] 6点(2012-07-16 14:38:33)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6150.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

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