7.《ネタバレ》 結構笑わせてもらいました。今日は1000円の日なのでお客さんが一杯。かなり笑いがおきていましたよ。
でも話の内容自体は結構難しいテーマだったりします。これはもう、結婚31年目のセックスレス夫婦を演じるトミー・リー&メリル夫妻が素晴らしすぎますよ。特にトミーリーさん!終始仏頂面、痛いところをつかれてしかめっ面で沈黙してしまったり…。ちょっとした表情の変化や動作、絶妙の間の取り方で笑わせてくれます。
メリルは前作では女優魂に火がついたような鉄の女ぶりを見せてくれましたが、基本的に近年はコメディ路線で同世代の色んな女性を実に大らかに楽しそうに演じている。本作にもそんな肩の力を抜いた楽しそうなメリルがいます。
この2人がカウンセラー(スティーブ・カレル)からカウンセリングを受けながら夫婦の絆を取り戻そうとあれこれ奮闘する(その大部分がH系です!)姿を描く。先にも書いたように2人の演技のおかげでほのぼのと楽しく見ることができる映画ではありますが、ちょっと2人の姿がちょっと痛々しくもある作品でした。
カウンセラー役の動かし方次第ではもっと面白くなったと思います。それだけにスティーブ・カレルの使い方が勿体なかったですね。この邦題もちょっと違うのではないかと思います。