36.偏見や誤解から悲劇が生まれる一方で、崇高な信念や情熱からも悲劇が生まれる。 挙句の果てには深い愛情からも悲劇が生まれるという負の連鎖を描こうとしていたのはよくわかるのだけど、それが上手く表現されていたかどうかは怪しい。 なんだか最初から最後まで殴り合いしてただけの印象が強く残ってしまった。 事件の真相を隠そうとするミスリードに囚われ過ぎていて、シナリオそのものの面白さが伝わって来ない。 しかも、そこまでして隠そうとした真犯人の種明かしが滑稽過ぎる。 動機や手口が稚拙なのは仕方ないとしても、せめてもうちょっとマシな演出は考えられなかったんだろうか??? 真犯人の言動がアホ過ぎて唖然としてしまった。 それでも、探偵と助手のコンビはキャラが立っていて、コメディ的な面白さは随所に感じられたので、このシリーズ自体には今後も期待したいとは思う。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 5点(2014-05-12 10:01:23) (良:1票) |
35.《ネタバレ》 一作目がヒットして二作目を作ると、どうしても背伸びをしたくなるものだが、この作品に関しては、そういった冒険は見受けられず、ある意味安定した作風でそこは評価したい。ただファンサービスのアクションシーンは、ほどほどにしてほしい。室蘭のカーチェイスはいらないでしょ。今回一番感心したのは、犯人の心理と動機。世の闇を見た気がしました。ものすごくリアリティがあって、説得力がハンパない!ただその反面、警察の捜査描写が有り得ないくらいリアリティがなさすぎ。面倒くさいから省いたとしか思えない。そこんとこだけは手抜きにして欲しくなかったな。オトボケな中にピリリと効いた絶妙なスパイスのこの作風。ルパン三世ぽくって、安定した人気だと思うので、もし次回作あったらどうか先に述べた警察関係の描写。これだけは避けずに向かい合って欲しいものです。 |
34.前作はBARに依頼の電話がかかってくるという所が印象的でしたが、今回は殆どBARに居ないですね。探偵はBARにいないです。前作に比べてハードボイルド感もダウン。ストーリーも2時間持たせるにはボリューム不足だし、つまらない。見所はひたすら乱闘に次ぐ乱闘と洋ちゃん&龍平の掛け合い。洋ちゃんのスキージャンプのシーンは合成感丸出しで笑った。銃撃戦&カーチェイスはリアリティーがなさ過ぎてもはや失笑レベル。あと、途中から北海道観光映画みたいになっちゃってます。毎回同じ事やってたんじゃあこのシリーズ飽きられますよ。次回作で大幅な改変に期待。 【ヴレア】さん [インターネット(邦画)] 4点(2013-11-08 19:34:44) (良:1票) |
33.豪華な「2時間サスペンスドラマ」。けど映画として観ると物足りない。原作は読んだことないけれど、「小説→映画」の変換が巧くいってないんじゃなかろうか。それくらい「映画的な快感」がない。スキージャンプ台に連れて行かれる場面や、おっぱいくらいしか無い。そして物語には影響を全く与えていない。勿体ない映画だなあ。主人公は携帯を持たない男という設定なんだろうけど、それも物語になんの影響も与えていない。あっさり他人に借りて電話しちゃう。その設定無駄!こういうところを何故サスペンスに活かさないのだろう。相棒の存在価値も、都合良く車を持ってきて都合良く携帯を貸してくれて都合良く助けてくれる存在でしかない。ないないづくし、ないづくし~。大泉洋と松田龍平のコンビは嫌いじゃないし、続編も作られるとのこと。面白い「探偵はBARにいる」を観たい。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-01 19:44:02) (良:1票) |
32.各シーンが少しづつ長い、はい次!と思ってからまだ続く場面が作品を凡庸にしている。観終わった後、あのシーン必要だった?と思う点がいくつかある。 1作目はストーリーよりも会話のテンポで物語を引っ張っていたのに、2は会話にもあまり洒落が効いていなかったかな。その上あのオチではチトいただけない、1と違い依頼人の命は守ったけど、犯人の動機がそれまでの伏線にリンクしなさ過ぎるのは2時間スクリーンを見つめた人に対してどうかと思う。同様に副題のススキノ大交差点ってなんか意味あったのか? それでも安藤玉恵には癒されるし常連キャラもかなりハマってきた、このシリーズは長く続いてほしい、常に平均点を取らないと継続はしんどいが今回が下限だと信じてます。スタッフや役者の皆様がんばってください。 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-05-15 16:09:41) (良:1票) |
31.《ネタバレ》 主人公は探偵ということになっているが、やっていることは行き当たりばったりに素人レベルの当て推量を展開しているだけであって、探索も発見も何もない。また、BARにいると言っていながら、バーにはほとんどいないし、作品上の主要な場所として機能させようという配慮も見当たらない。その時点で見どころがないわけですが、あと付け加えれば、意味ありげに登場する尾野真千子も、結局横にいるだけで、物語上は何もしていませんね。作品の価値としては、麻美ゆまちゃんにしっかり出番を与えているところでしょうか(それも導入部の目立ちポジションで)。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2023-09-06 00:43:17) |
30.《ネタバレ》 こんなの犯人わかるわけない。ほとんど何のヒントも脈絡もなく、突然『俺が犯人でした』って、脇役のやつに言われても… 意外性はありました。そりゃ意外ですよ。動機だってあってないようなクソつまんねー動機だし。 『探偵』の2文字を冠しているから、つい騙されちゃいますが、このシリーズは推理ものとして見ないほうがよさそうです。 おかまバーに助けにいくエピソード。今まで散々逃げ回ってきた大泉洋が急に勇敢になる。きっと何かあるんだろうと思ったら、まったくの無策。こんなオシャレなタイトルつけるんだったら、もっと華麗な頭脳バトルであっと驚かせてほしいものです。 北海道でのカーチェイスは蛇足もいいとこ。前回の敵をなんの脈絡もなく出してくる意味がわからない。あの一連のドタバタを省略するだけで20分は省略できるし、作品も引き締まったものになったと思います。 でも一番いらないのは冒頭のサービスシーンでしょう。すぐにマサコちゃんの犯人捜しをしたのであれば、もっと感情移入もしやすかったのに。マサコちゃんが殺されたにも関わらず、自分の欲望最優先。で、女に捨てられてたらススキノにリターン。で、開口一番、『おめーらマサコちゃん殺した犯人捕まえたくないのかよ』って息巻かれても、今更『はぁ?』って感じです。 このオープニングで主人公の好感度が著しくダウン。 前作のほうが良かったです。 まあ、でも、暇つぶしにはもってこいのシリーズなのは間違いない。 あとなんだかんだで続きが気になる。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 6点(2023-03-14 01:22:22) |
29.《ネタバレ》 2作目となって良い感じにこなれてきました。安定感もよく、コメディパートも程よく配置されてます。次作に期待しないわけにはいきません。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2019-11-11 00:05:13) |
28.《ネタバレ》 シリーズ第2作。今回は探偵(大泉洋)の殺された友人であるマサコちゃん(ゴリ)の死の真相を追うストーリーになっているが、やはり今回も探偵と高田(松田龍平)のやりとりが楽しく、雰囲気的にも前作と変わらずまさに安心して見られるプログラムピクチャーという感じで、どこか古めかしい感じなのも前作同様なのだが、やはりこのシリーズはそこがいい。それにストーリー的にもミスリードが利いていて前作よりも面白かった。今回のヒロインは尾野真千子が演じているが、関西弁がどうにいっていて(調べたらこの人奈良出身なんだね。)大げさかもしれないが、極妻のようなヤクザ役もいけるのではと思った。バイオリニストであるヒロインと彼女の大ファンだったという殺されたマサコちゃんの関係が明かされるところはあり得ないと思いながらも思わず少しウルっとさせられた。事件の被害者であるマサコちゃんを演じるゴリが確かに可愛らしく、短い出番ながらもはまり役で印象に残る。ジャンプ場のシーンや路面電車で乗ってきた客たちに襲われるシーンなどはコントを見ているようでつい笑ってしまった。ここらへんもなんか懐かしい感じがする。もちろん、アクションも今回もがんばっていて、なかでもカーチェイスのシーンで追手の男がフロントガラスに張り付いて離れないのは見ていてジャッキー・チェンの映画を思い出してしまった。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-07-30 23:09:51) |
27.《ネタバレ》 んなわけない!とはいいながらの札幌サスペンスエンタテインメント第二弾。 札幌在住の身としてはやはりこんな事あるわけがない!と思いながらも、その「ある分けない事」が起こっているのが非常に楽しい。 市電を使ったチェイスに乱闘、ジャンプ場でもヤクザとのやりとり。近所の世界で行われる誇張された非日常がとにかく面白い。外連味の強いもう一つの札幌がそこにあるのだ。しかも演じてるのは北海道のスター大泉洋。 起こる事件はススキノ的、しかしそのサスペンスの真相は思わぬ方向に行くのにはビックリ。北海道を救ってくれるかもしれない議員を守りたいと思う連中がここまで暴徒化して探偵を襲うとは、自然に出来てしまったものが探偵を襲っていたというアイディアは面白いです。そして真の犯人はなんともあっけなくどうしようもなく悔しさだけが残る。本作を包む空気は怪しくも優しく、そして苦い。 アクションシーンもやはり頑張っていて、乱闘シーンなども松田龍平のスローモーなのに怪力な所とか非常に良いですね、カッコいい! 大泉のちゃらんぽらんだが筋の通った探偵という、なんだかんだ最終的には格好良く見える所も素晴らしいですね。 ただ全体的に助長なシーンが多く、若干退屈になってしまうところがあるのも確か。エピローグがやたら長いのもご勘弁。 ですがご近所映画としてはやはり満足しない訳にはいきません。面白かったです。 【えすえふ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-02-20 12:00:28) |
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26.ストーリーは1の方がおもしろかったけど、ゴリがかわいくて、最後電車の中で泣きそうなっちゃったよ。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-02-09 03:09:19) |
25.《ネタバレ》 続きでつくられてるものは、ノリが変わってしまってたり、全く違うお話になってたりすることがありがちなんだけど、これは基本的なノリが同じなので安心感がありますね~。登場の人物像も違和感なく(ゴリさんナイス、尾野真千子さんのくだけた感じもナイス美人)よくつくられてる。こういう昭和臭い探偵モノはなぜかどこか心地いい、、、やっぱり昭和生まれだからかな(笑)。第三作の製作も決まったようで、このコンビでの次作に期待というところですか。でもせっかくタイトルにもあるんだからBARは出しましょうね、結局BARはほとんど出てこなかったよ(苦笑) 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-07-30 06:16:59) |
24.全体的にちょっと古い感じがしますね。カーチェイスも乱闘シーンもストーリーも、大泉洋もいまひとつ生かし切れていなかったような? 【東京ロッキー】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-09-14 17:04:18) |
23.《ネタバレ》 前作より面白かったです。 話自体は余り面白くないけど、大泉洋と松田龍平のバディになってる安定感とか、松重豊の似合いすぎるヤクザとの関係とか、キャラが馴染んできたからでしょう。 篠井英介ママは、どう見ても本職みたいでお見事です。 マサコちゃん役のゴリも可愛かった。可愛いし何だか一生懸命だから、周りから愛されるのがわかる感じが良く出ていました。 ゴリが良かったので1点追加です。 脇キャラは皆良かったです。 ヒロインが今回も微妙。ゴリの妹にもバイオリストにも見えなかったです。 【nanapino】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-08-31 23:38:23) |
22.《ネタバレ》 なんだか全体的に手作り感のある作品でしたね。カーチェイスシーンとか、格闘シーンとか、妙に泥臭い。 ユーモアのセンスも古い感じで、そういうのは意図的にやってるのかしら。 大泉洋、松田龍平、尾野真千子、それぞれのキャラがそれぞれの役にぴったりとはまっていて、配役は良かったと思います。 ストーリーは展開が強引なところもあり、正直あまり褒められたものではないのですが、役者たちの持ち味で体裁保っている、そんな作品。 札幌の人が見たら、あぁあそこはここだ、あそこが出てるな、とか、ロケ地を見て楽しむことができるんだろうか。 【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-07-29 23:13:18) |
21.《ネタバレ》 大泉洋は脇に回ったときが強い。横から入ってきて画面の雰囲気を全部さらってしまう瞬間が必ずある。しかし主演シリーズの本作では、ノドを締めたようなハードボイルド声を出す男。すこしうるさい。もしかしたらふざけているんじゃないかとすら思う。柳沢慎吾体質。本作における「反原発」の取り扱い方。橡脇自身もそのシンパも殺しに関与していないことが明らかになるが、善良な市民の暴走が事態を混乱させている体(てい)。確かに市民運動の「錦の御旗」になりつつあるのではと懸念されるこの課題。本作において、なんらかの政治的な意図があったとは思わないが、制作側が、まさかこの素材をこんな禁じ手的な切り出し方!とでも考えているのだとしたら、何か配慮の欠けた軽率なものだったと言わざるを得ない。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-10-12 15:51:58) |
20.《ネタバレ》 「政治家はスキャンダルの揉み消しの為に平気で悪事に手を染め、虐げられている貧乏人は常に情に厚き善人である」という偏見が誘うミスリードが、秀逸。全体的に散漫な出来でしたが、観ていて飽きさせない展開が巧いというかこれは、原作の勝利なのかもしれない。 ラストのコンサートシーンに「亡き王女のためのパヴァーヌ」を持って来るってのはちょっとカッコつけ過ぎだが、本作のケレン味と相まっていてナカナカ小憎たらしい。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-10-03 01:44:06) |
19.《ネタバレ》 ほぼ大泉洋のPV。 後は、カメオ探し。 【ぷー太。】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-05-29 19:18:19) |
18.今回もおもしろかったけど、格闘シーンの見せ場がちょっと足りないかな。これでは別に相棒いらんと思った。すごい好きというわけではないが、やってたら観てしまうシリーズでした。 |
17.《ネタバレ》 探偵の推理シーン、乱闘シーンにもっと緊張感がほしいですね。犯人に関してもそんな理由で・・・。とポカーンという感じ。妙にゴリのオカマキャラがマッチしていて流石だと思った。 【とむ】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-01 01:04:42) |