31.《ネタバレ》 バカまじめなお人好しといえば、現実ではともかく物語世界ではかなり勝率の高いキャラクターだと思います。本作においても主人公は、最終的には相当うまいこといっちゃってるわけです。バカまじめなお人好しの物語。我々物語の消費者は、かなりこのフォーマットに慣らされています。かなり浸透した予定調和。だから、いやいやこんなんあり得ないというよりも、バカまじめ、もはや今の世の中を泳ぎ渡るための有力なタクティクスになっているのではないでしょうか。「あいつはもう、バカまじめだからしょうがない」と言われたらしめたもの。人を動かす力になる。ワタシ、冒頭「現実ではともかく」なんて書きましたけど、実は誠実っていうのは、かなり使い回しの効く生き方だと思っています。 【なたね】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-04-29 06:18:24) (良:2票) |
30.面白い!こんなに面白い映画だとは、思ってもみませんでした。広告をテーマにした映画なのに、宣伝に失敗してる! 冒頭部からテンポの良いコメディで、グッと引き込まれます。後半はベタながらも泣けたし、役者たちも、みんなよかったです。作りが丁寧。ほんとうに出来の良い映画。観終わったあとに「いい映画観たなあ」って素直に思える作品です。 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-03-02 10:24:10) (良:2票) |
29.《ネタバレ》 単発2時間ドラマの域を出てないスケールだけど、単純に面白かった。でも北川景子がブッキーに惹かれる根拠が薄かったかな。♪♪コン!コン!コン!コーン!こしっ!こしっ!こしっ!こ(ニャニャー!)←全然面白くないんだけど頭から離れないから私の負け 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-04-22 16:43:07) (笑:1票) |
28.《ネタバレ》 うーん、微妙。面白いわけでもないけどつまんなかったわけでもない。北川景子が良かったと思う。彼女がいなかったら面白く無かったかも。一番いいCMなはずのトヨタのCMが個人的には微妙すぎて、そこが引っかかってしまった。それに、この映画自体がトヨタに媚びてるように感じてしまったのもダメ。架空の企業にして欲しかったな。まぁトヨタらの企業名を出すことによって映画製作にそれなりにメリットがあったのかもしれないけれど。 【スワローマン】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-11-04 23:05:37) (良:1票) |
27.《ネタバレ》 すばらしかった。この映画が事前情報だけだとてつまらなそうに見えるのが本当に残念。多くの人に見てほしい。ふつうの人達に。すごく笑えるし、泣けた。なぜあんな女をかばうんだと北川景子に責められたときの、妻夫木くんのつぶやき「だってあれ…いいんだよ…」かわいそうだとか事情とかは関係なく、いい作品はいいのだから、正しく評価されなくてはいけない。このシンプルなルールは誰にも否定できない、と思ってぶるっときた。そしてラストの爽快感。サカナクションのアイデンティティが完全にハマっている。 【コダマ】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-08-06 01:19:31) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 プロ集団がお金をかけて作った感じの映画。 隙がないというか、これといった弛みがない。 でも、それがこの映画の最大の難点。 エンターテイメントとしては優れてはいるし、コメディに徹しているから、それでいいのかも。 満足はいかないけど、そこまで不満もなく、そつのない商業映画。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-08-15 01:58:53) |
25.なんのひねりもなく、直球勝負。でも人物も裏の駆け引きもすべて浅くていまいちでした。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 5点(2018-11-13 23:27:52) |
24.《ネタバレ》 前半は退屈で登場人物たちにも魅力を感じませんでしたが、後半、復活審査あたりからはテンポも良く楽しめました。北川景子さんは彼女の魅力が伝わりにくい役柄でしたね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-10-30 13:10:29) |
23.《ネタバレ》 いやー面白いなーーー。キャスティングが的確で、かつテンポが良いもんだから観ていて楽しいね~。資料室?のリリーさん最高!思わずペン回しを練習した(笑)。実は個人的に津軽の出なもんで、そこら辺も加点させて頂きます。イヤー面白かった、ニャニャーー! 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2016-03-01 16:57:24) |
22.《ネタバレ》 あのキツネうどんのCMの破壊力、もう半端じゃないです(笑)コンコン、コシコシ♪っていうあのメロディが、まだ強烈に頭の中で共鳴してます。冒頭からの脱力系の展開は、なんか私にとってどストライクの剛速球でした。クライアント訪問するときまで膝小僧出した半ズボン姿のトヨエツが大傑作で、「無茶と書いてチャンスと読む」は私も使わせて頂きたい名セリフです。そう言えばかつて代理店のサラリーマンだった筒井康隆の小説に出てくる「士農工商・代理店」というフレーズを思い出してしまいました。それにしてもトヨタ・エースコック・丸井と実在企業の名を出してのパロディとは日本映画らしからぬ大胆さ、エースコックの宣伝室長なんて完全にコケにしている様な気がしますけど、怒られなかったんでしょうかね。でも鈴木京香が創ったトヨタのCMに関してはディスってる様な気がして、これがグランプリを獲るのは一種の皮肉なんでしょうかね。 監督も脚本家もCM業界の人たちなので、業界の内情はきっとリアルなんでしょう。パロっているけど広告祭の審査の内情も、実際あんなもんなんでしょうね。後半からラストに至るベタな展開はクサいんですが、コメディとしてはなかなか愉しめると思いますよ。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-02-23 00:20:46) |
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21.《ネタバレ》 いろいろ付け足したくなりそうなところ105分で終わったのは良かったですね。 広告業界の映画ですが、今回CS放送で観るまで、その存在すら知りませんでした(たまたま?) そんなのが『自分の作品を推薦しない』っていう劇中のルールと相まって好感を持てたのかもしれません(笑) ともあれツンデレ北川景子さんの破壊力は凄まじく、『いいんじゃない?』のリリー・フランキーさんでエンディング! 最後のキレ味も良かったです。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-02-13 07:01:48) |
20.シナリオは、至ってまとも..おバカコメディとは別物だった..広告代理店を舞台に、敢えてベタなコメディタッチにしたって感じの..ブラックジョーク的な演出..深くもなく、浅くもなく、暇つぶしに観るには、ちょうどいいかな~って程度の内容..刷り込みではないが..なぜか、コン コン コ コ コ~ン コシ コシ コシ にゃー! が、ずーと 頭から離れない..ある意味、CM ってこわい.. 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-14 17:45:11) |
19.最初は面白いとおもったギャグやノリも繰り返し見せられるとだんだんつまらなくなって来る。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2015-07-13 16:20:58) |
18.序盤、余りにもつまらなくてどうしようもなかったけど、中盤からいい話路線にシフトチェンジして多少は盛り返したかな。 ストーリーは陳腐だし、小ネタもほぼすべってる。 笑えたのは16歳くらいのもんだけど、良いものは良い、悪いものは悪いという主張には共感できた。 その精神でこの作品のジャッジもしたいところだけど、良い部分と悪い部分が拮抗してて評価が難しいね。 あと、トヨタのCMの良さもいまいち理解できなくて、放送の合間に挟み込んでくる白戸家のCMの方がよっぽど面白かった。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-06-25 16:36:45) |
17.説教クサくてコメディーになってない。トヨエツは面白いけど。トヨタのCMは石田徹也のパクリって感じでどうなの?って思うが。 |
16.《ネタバレ》 リリーフランキーのアドバイスがことごとく役に立つところが一番面白かった。ストーリーは無茶苦茶だけどコメディだし主人公のバカ正直なところにも好感が持てるし、北川景子も鈴木京香も魅力的。ハッピーエンドで気楽に楽しめますよ。 【ぽじっこ】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-03-19 21:04:16) |
15.《ネタバレ》 どんな映画か全く知らずに観たが面白かった。 ご都合主義な部分はあるが、コメディなので許容範囲。 【虎王】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-03-10 21:03:47) |
14.《ネタバレ》 序盤に提示された“無意味・無価値なアイテム”の数々が、まるで昔話『三枚のお札』の如く主人公を助ける“武器”に変わる様は爽快の一言。しかも、最も強力な武器となったのが彼の馬鹿正直な性格というのがまた良いじゃないですか。“正直者が馬鹿をみる”のが世の常。そんな既成概念の反転には大きな感動がありました。主人公は己が信じる“正しい判断”で輝ける未来を手繰り寄せたのです。ただし、今後の成功が約束されているワケではありません。彼のクリエイターとしての技量は未知数。というより、皆の評価は“仕事が出来ないダメ男”で確定済みです。さて、真相は如何に。周りが彼の持ち味を活かせていなかったのか、はたまた本当に無能なのか。主人公の行く末を占う意味で、注目すべきは太田ひかりの存在でしょう。根っからのギャンブラー気質の彼女が打った大博打(つまり竜也より太田を選んだ)の勝算は?太田は、尊敬する審査委員長(ジャック)のようになれるのでしょうか、あるいは第2の鏡さん、それともプチ大滝一郎になってしまうのでしょうか。続編を観たいような、観たくないような。不思議な感覚です。 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-03-09 21:22:50) |
13.《ネタバレ》 伊代も16歳だった頃があるとか、ところどころ笑える小ネタはあるけれど、ストーリーとしてみれば物足りない。 不器用で愚直な人間の一番生きていけそうにない業界において、ハッピーエンドがあまりに嘘っぽくて薄っぺらい。 乗っかっていけるような嘘にしてくれないと、すべてが嘘臭くては鼻白むだけ。 英語ができない主人公が、途中から急に聞き取りができたのも都合がよすぎる。 そもそも妻夫木がモテない男を演じることにも無理がある。 おとぎ話であったとしても、もう少し毒を効かせてくれたほうが。 【飛鳥】さん [地上波(邦画)] 4点(2015-03-09 01:36:18) |
12.《ネタバレ》 「無茶と書いてチャンスと読む」「逆風は振り返れば追い風になる」 この言葉だけ覚えといて、後は気軽に楽しめばいい作品。 まあ、内容は「正々堂々やりましょう」と言ってる主人公自身が替え玉だったりと、いい奴そうな連中が嘘つきだったりとハチャメチャなのですが、細かいことは気にせずに楽しく見ればいいという感じですね。 「俺達はクリエイティブな仕事をしている。お前らとは違うんだぜ」という「上から」意識を広告代理店の連中は持ってるんだろうな・・・という一般人の持つイメージを逆手にとって、楽しいコメディを作ってやろうという製作者の意図がまた「上から」な感じなのも何だかなあという感じですが・・・・ ただ、面白かったです。 【TM】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-03-07 12:06:31) |