鉄くず拾いの物語のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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鉄くず拾いの物語

[テツクズヒロイノモノガタリ]
An Episode in the Life of an Iron Picker
(Epizoda u zivotu beraca zeljeza)
2013年ボスニア・ヘルツェゴビナスロヴェニア上映時間:74分
平均点:5.60 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-01-11)
ドラマ実話もの
新規登録(2014-02-27)【ESPERANZA】さん
タイトル情報更新(2014-03-22)【ESPERANZA】さん
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監督ダニス・タノヴィッチ
脚本ダニス・タノヴィッチ
配給ビターズ・エンド
あらすじ
ボスニア・ヘルツェコヴィナに住むロマのナジフとその妻セナダは2人の娘とつつましく暮らしていた。彼は拾った鉄くずを売ることで一家の生計を立てていた。ある日ナジフが家に帰ると、3人目を身ごもっていた妻が激しい腹痛に苦しんでいた。
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【クチコミ・感想】

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5.これは映画なのか? 淡々と映像を見せつけられるだけ。ドキュメンタリーでさえ、もうちょっとナレーションが入ると思うけど、それもナシ。リアルさを表現したのだろうけど、ここまで不親切にする必要があったのか。
もんでんどんさん [地上波(字幕)] 3点(2017-10-06 13:05:08)
4.《ネタバレ》 感想というよりメモ。

別離を見たときのような、ヒリヒリした感覚を思い出した。
色々と考えさせられたが、オチが欲しかったという気持ちも。

・貧しい者は医療を受けられないのか
・医療を受けられるかどうかは身分証一枚だけ
・少数民族ということで本人達もどこか距離を取っている?
Sugarbetterさん [DVD(字幕)] 6点(2015-08-01 01:01:59)
3.《ネタバレ》 戦争が遺した傷跡からいまだ立ち直れないでいるボスニア・ヘルツェゴビナ。妊娠中の妻と幼い2人の子供たちと共に貧しいながらも慎ましく暮らしているナジフは、廃品置き場から鉄くずを拾い集めそれを売って生活費を得ている。そんなある日、妻が急な不調を訴えるのだった。急いで病院へと出向いた彼らだったが、そこで看護婦から無慈悲な通告をされる。「残念ながら奥様は流産されており、すぐに手術をしなければ命に関わります。ですが、あなたは保険証をお持ちでないということで980マルクの手術費が必要となります。払っていただかなければ、手術を行うことは出来ません」。当然、そんなお金など何処にも持ち合わせていないナジフ、そこから彼らの命を巡る悲痛な日々が始まるのだった……。実際にあった出来事を基に、その当事者たちが本人役で演じた哀切極まりないヒューマン・ストーリー。確かに、本作が言わんとしていることは非常によく分かります。この世の中には残酷で理不尽な現実がいたるところに横たわっており、そこで翻弄されるのは決まって貧しい人間であるという厳然たる事実。手術費を払えなければ、ただ静かに死を待つしかないという現実にひたむきに立ち向かった、この“鉄くず拾い”の生き様には素直に胸を打つものがあります。ただ、敢えて勇気を持って言わせてもらえば、これって映画と呼んでもいいのでしょうか?これって当事者たちによる再現VTRの域を出ない、あまりにも淡々とした左翼系プロパガンダの一種だと僕は思うのですが。この人たちの物語って決して特別なものではなく、世界中の何処にでもいっぱいあるものでそれをいちいち映画にしていけばきりがない。これで彼らにどうしても映画にしなければならなかった特別な真実があればいいのだけど、残念ながら僕はそこまで彼らに感情移入できませんでした。だって、こんなに生活に困窮してて子供だってもう2人も居るのに、新たに3人目を作る必要があったのでしょうか。これでは、流産にならなかったとして、もし普通に生まれていたとしてももっとお金だってかかっただろうし、いまいる2人の幼い姉妹だってますます苦労させてしまうことになるだろうと思うのです。3人目を作るなら、もっと環境が整ってからにして欲しい。もしかするとこれって優性思想と根本的なところで繋がってしまうかもしれませんが、僕はそこのところがどうにも気になって最後までいまいち物語に入り込めませんでした。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2015-05-30 18:13:08)
2.《ネタバレ》 この映画は主人公たちの日常生活を観賞する「作品」ではありません、我々の「なぜ?」という気付きを喚起させ、この物語の背景にある問題について考えさせるための「素材」なのです。 社会の抱える諸問題の多くは、静かに深く佇んでいることを、セミドキュメンタリータッチで示しています。
TMさん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-01 12:19:19)
1.第63回ベルリン国際映画祭で審査員グランプリに輝いた映画。「ノー・マンズ・ランド」の監督ダニス・タノヴィッチがわずかな自己資金でたった9日間の撮影で作りあげた。当事者の夫婦を出演させ、実際に起きた物語をドキュメント風に綴ったもの。ロマ族一家の現実のきびしさを感じさせられる。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2014-03-20 14:15:16)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.60点
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100.00%
200.00%
3120.00%
400.00%
5120.00%
6120.00%
7240.00%
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