31.《ネタバレ》 子供のころは持っていた自由で柔軟な発想や考え方。空想の世界では自分は何ものにでもなれた。町全体が遊び場だったし、何でも遊び道具になった。誰とでもすぐに友達になれた。 社会というものと自分なりに戦いながら、いつからか発想も考え方も生き方も凝り固まってしまったし、自らスパボンで固めて世間から自分を守って生きてきた。 それが世の中で生きていく術と言われればそれまでだけど、それだけでは寂しすぎる。 人間として柔軟でありたいし、あらゆるものから刺激を受けて振り回されながら、変化しながら生きていきたい。 もうすぐ自分も父親になります。父親になったとしても、一人の人間として常に子供と共に成長したいし、子供に成長させられる父親でありたいと強く思いました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-11-26 20:05:38) (良:2票) |
30.《ネタバレ》 ウチはビンボだったのでレゴはちょっとだけしかありませんでした。ダイヤブロックはいっぱいありましたが。 さて、見る前は「レゴを一体どうやって映画化すんの? 『テトリス』遂に映画化!みたいな無理矢理さ加減だな!」って感じでしたが実際に見てみるとこれが面白い面白い。 キャラがいきいきと生きていて、スリルとサスペンスがあって、スペクタクルがあって、笑えて、ギョッ!となって、色々な映画パロディがあって(ガンダルフとダンブルドアネタとかミケランジェロネタとか大笑い)、そして感動して。スクリーンに映っているのはあくまでレゴなのに。 ただレゴという素材を用いて娯楽映画を作ったというだけではなく、オモチャに命や物語や夢を吹き込むという、レゴの持つ魅力そのままを映画に、そして作品のテーマにしています。 主役が有名キャラではなく平凡な作業員のミニフィグであるという点もテーマに大きく関わる重要なファクター。 クライマックスの、その肝心なテーマを語るところを実写の人間で描く、それまでずっとレゴのみで描いてきたのに、っていう点でちょっとひっかかってしまったりもしたのですが、レゴが子供のものであるように、この映画もまた子供のもので、大人の求めるモノにしてしまった時点でこの作品のテーマから逆行する事になる訳で、生身の子供視点で語られるそここそが大切なのかもしれません。 更に、レゴについての映画であると共に、命無き物に生命を吹き込む「アニメーション」の本質にも言及した優れた作品であったと思います。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-03-31 21:50:21) (良:2票) |
29.《ネタバレ》 旦那と子供がおもちゃ屋へ行き、たくさん買い込んで帰ってきました。 半分は子供ので、半分は旦那のでした。 子供は早速箱を開け、おもちゃで遊びだしました。そのうち自分のだけでは飽き足りず、旦那の物まで出し始めました。 すると慌てて旦那が言いいました。「父さんのだから遊ばないで」 おもちゃを買っておきながら遊ぶななんてと不思議に思いましたが、この映画を観て理由が解り、涙が溢れました。 大人になったんだなぁ。 トミカの話ですけど。 【ぱいなぽ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2017-05-15 23:03:00) (笑:1票) |
28.《ネタバレ》 本作は全編CGで描かれているのですが、本物のレゴにしか見えない質感、コマ撮りかと思わせるような絶妙なギクシャク加減など、限りなく手作りに近いビジュアルには感動しました。よくぞここまで作り込んだものです。 子供向けを装いながら、実際には大人をターゲットにしたウェルメイドな作りとした点は、さすがハリウッド。これだけしっかりとした作りであれば、子供たちは何年も本作と付き合うことができるし、大人になってこれを見返した時には、「子供の頃に楽しんだ映画が、これほど深いことを語っていたのか」と感動するはず。使い捨ての娯楽作とはせず、耐用年数の長い芸術作品として作ったクリエイター達の真摯な姿勢には感銘を受けました。 一方で、子供心を忘れていないことも、本作の良いところです。ガンプラは見てもいいけど触るなと子供達に言い聞かせている私にとっては、身につまされるお話でした。レゴもプラモデルもその本質は玩具であり、楽しんでこそ意味があるのに、それをルールで雁字搦めにして遊び心を奪ってしまうという本末転倒。息子達よ、本当に申し訳ない。バットマンがミレニアムファルコン号に乗り、スーパーマンとグリーンランタンがなぜか中つ国に居て、ガンダルフとダンブルドア校長が言い争いをする。ルールに縛られない本作の闇鍋感は最高だったじゃないですか。「νガンダムの隣はサザビーに決まってるでしょ!」と狭いことを言ってた自分が恥ずかしくなりました。 作品全体の主張も面白いと感じました。没個性的な主人公の生き方がいったん否定され、「個性が大事!」とディズニー映画みたいなことを言い出した時にはとても残念な気がしましたが、その後の展開で個性の塊であるヒーロー達が事態に対処しきれなくなり、主人公が小市民ゆえの強さを発揮し始めた時には胸が熱くなりました。これこそが「♪ありの~ままの~」ですよ。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-10-14 15:46:51) (良:1票) |
27.これに関しては多くを語るのをやめる。超面白い。ありえない。うそだろこれ。身悶えするくらい観て良かったと思える。僕はこの映画を観たんだ、という事実が僕の中にある、そのことが幸福である。今ならば、次は字幕版でもう一度観たいと考える。この映画が作られ、上映されたこの時代に、居合わすことが出来てよかった。今後しばらくは、人と会ったら、この映画を勧めることにする。 【no_the_war】さん [映画館(吹替)] 9点(2014-04-18 00:43:31) (良:1票) |
26.傑作です! レゴの面白さを映像であらわし、なおかつレゴならではアイディアに溢れまくり、後半で描き出される怒濤のレゴ愛、そして「平凡な人」に送る最高のメッセージ! これは「トイ・ストーリー3」のレゴ版としても観ることができます。 子どもたちはおもちゃたちの冒険にワクワクし、オトナはかつて遊んだおもちゃのことを思い出し、そして作品のメッセージに涙する。 子どもと大人の両方が楽しめる映画として、申し分のない出来でした。 本作のすごいところは、アクション描写にもあると思います。 「箱庭」でできた世界をカメラは縦横無尽に動き回り、カーチェイスシーンあり、空中での大乱闘ありと、ハリウッドの実写映画顔負けの大迫力バトルを見せてくれます。 いやーしかし、流行語ばっかり出てくる日本版の予告編は史上最悪だと思っていましたが、本編を観るとさらにゲスの極みだとわかりました。 なーにが激おこぷんぷん丸だ。こっちはマジギレしてるっつーの。 本編の吹き替え版は予告編とは違う配役となっており、予告のような流行語をほざくシーンはひとつもありません。 吹き替え版しかやっていない→じゃあ観なくていいや、という選択をするのはあまりにもったいないので、ぜひ吹き替え版も視野に入れて劇場に足を運ぶことをおすすめします。ていうかゲス予告のせいで内容に釣り合わない不入りっぷりになっており、公開数が激減しているのでお早めに観に行ってください! 【ヒナタカ】さん [映画館(吹替)] 9点(2014-03-31 14:49:06) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 最初から最後まで情報量の嵐!SFネタや細かいギークネタがこれでもかと詰め込まれ、清々しいまでの置いてけぼり感が味わえる。シャワーから海の大波までレゴで表現してしまうのは凄すぎて笑える。あと「ウィトルウィウス」というのは古代ローマの建築家の名前なのだが、向こうでは一般的に有名なのかは知らないがなかなか容赦ないなと思った。 観ていて引っかかったのはユニキャット。「ポジティブなことしか言ってはだめ」とか言うキャラクターはすごくディストピア的じゃないか?途中までこいつが敵なんだろうなと思って見てしまった。表情もわざとらしいし。 そして主人公のエメットだがこいつは朝起きた瞬間から100%ハッピー、可愛い(?)彼女もできるし名演説もする。あんまり平凡じゃないね。特に毎朝アゲアゲ状態で目覚める労働者なんて超人だよ。 あと日本語訳、「Krazy Glue→Kragle」を「スーパーボンド→スパボン」に意訳(?)したのは苦肉の策だと思うが、それだと作中でネタバレにならないか?どうせならアロンアルフア(名前違いの同社製品なので許可取れるはず)にできなかったのか? とりあえず言いたいこととして文句ばかり挙げてみたが、基本的に全部おもしろくてすごくて笑えて泣けてびっくりもあるからいっぺんみて!な映画ではある。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-04-16 15:48:55) |
24.子供の頃にレゴで遊んだこともなく、何の思い入れも無かったけど、意外と良かった。 レゴの世界観が魅力的で、とても斬新な映像感覚でした。 ストーリーとしては平凡だけど、登場するキャラが豊富で飽きさせないですね。 ラストは丸く収まってハッピーエンドなのかと思ったけど、絶望的なオチに思わず笑ってしまいました。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-12 17:40:32) |
23.《ネタバレ》 評判を見て期待して観たんだけど思ったほどではなかった。 話の密度やノリが軽くて見やすかったもののノリが軽すぎて内容に重みがない。 もっとドラマが見たかった。 現実世界が出てくる場面にはそれほど抵抗はなかった。 それ以外の部分が気になりすぎてたからかもしれない。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 5点(2020-04-26 17:36:50) |
22.《ネタバレ》 映像のクオリティは素晴らしく、また、ストーリーもどこにでもいる平凡な人物がヒーローになる!というレゴの世界にふさわしい内容でそこそこ楽しめた。楽しめたがやはり出来ることならリアルな人間は出さないで欲しかった。もしどうしてもというのなら、せめて部分だけ、手だけとか足だけとか、それと喋らせないとか。とにかくリアルな世界の出現で、半分は興ざめしたのもまた事実。そのまんますぎでしょいくらなんでも。せっかくレゴの世界という異質な空間を楽しんでいたのにな~・・・あれはない! この作品のテーマやいいたいことは非常に共感できるし、素晴らしいものだと思う。だからこそ鑑賞する多くの人にできるだけ納得してもらえるような努力とアイデアが、もっともっと欲しかった!本当にそこだけ! 惜しい! PS:ダンブルドアとガンダルフ。どっちがどっちかわからないっていうシーン。あそこだけめっちゃ共感できた(笑) 公開時期も同じくらいだったしね。 |
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21.《ネタバレ》 本国での評価がやたら良く、私も大好きだった某ゲームのクリエイターも賞賛していたので地上波を機に鑑賞。…1度借りたんだけど寝てしまったので正直2回目の鑑賞になりますがやっぱりダメでした。とにかくうるさく、ギャグも内容もつまらない。人の登場も完全に腰を折られた感じで蛇足に思えました。 【Kの紅茶】さん [地上波(吹替)] 3点(2017-04-02 10:04:01) |
20.まったく入り込めなかった。 子供は楽しく見てたみたい。 |
19.《ネタバレ》 「レゴブロック」――。それは、かつて子供時代に誰もが一度は手にし、そして想像の赴くままに何かを作った(あるいは作ろうと試みた)ことがあるだろう知育玩具。本作は、そんな懐かしいレゴブロックでもって構築された世界で繰り広げられる、自由と個性をテーマにした波乱万丈の冒険活劇だ。確かに最新鋭のCG技術を駆使して描かれた、あたかもレゴブロックを一つ一つ気の遠くなるほどの時間を費やして築き上げたかのような美麗な映像は目を見張るものがある。後半、様々な〝もの〟が築き上げられては容赦なくぶっ壊されていくレゴブロック――もう本当に小さくてカラフルなレゴブロックが画面狭しと飛び散りまくるさまは圧巻!――など、かつてレゴで遊んだことのある人間にとっては見てるだけで心がわくわくすること間違いなしだろう。そういったわけで映像のクオリティの高さは文句なしの一級品だった。ただ…、このあまりにもごちゃごちゃしてて勢いだけで突き進んでいくストーリーのほうは、僕としてはいまいち受け入れられないものだった。観ている間は勢いにやられてそれなりに楽しめるのだが、終わって冷静になって考えてみると「普段は地味で目立たない君のような人間でも、考え方次第でヒーローになれる!だからみんなで頑張ろう!」というこの押し付けがましい説教臭さみたいなものに若干辟易。いよいよ盛り上がってきたクライマックスで唐突に明かされる〝外の世界〟というメタ設定もいまいち成功していない印象を受けてしまった。そう言ったわけで、ストーリー的には難ありだが映像を楽しむ分には第一級の娯楽作!というのが、本作に対する僕の率直な感想だ。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-12-01 21:23:07) |
18.《ネタバレ》 え!?これ本当にCGなの!?と思わせる人形の質感と汚れ、もしかしたらこの街全部本物で出来てるのかもしれないと思わせる作り! 本当にレゴばかりで出来たレゴの世界。そこで繰り広げられるアホっぽくもとてもセンス溢れる迫力の組み立てシーン。こんなの感動モノですよ。ホント凄い。 そしてこれがCGだとわかっても作られてるパーツがどれも遊んだ事ある人間なら見た覚えがあるパーツばかりで懐かしく感じます。 しかも破壊描写がレゴだから許されるからなのか結構人でもなんでもバラバラになります。まぁレゴだからいっか。 ストーリーはバットマンやスターウォーズなどいろんな作品のキャラクター達をも巻き込んだ、なんとも破天荒で高いテンションに付いて行けなくなると思いきや、意外な展開に驚きます。 そう、レゴで遊んでいた僕も、もういい大人だった。そして今もおもちゃコーナーに置かれていて子供達が遊んでいる。 簡単ながらもストーリーテラーであり、創造主である親子の話にはグっときました。本来あるべきレゴの「作っては壊す」その楽しさも伝わってきました。 これを見ていると、どこかにしまっていたレゴをまたひっくり返してなにか作りたくなってきます。本作はそんな童心を思い出す傑作です。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-11-25 23:36:48) |
17.《ネタバレ》 吹き替えで見ましたが、おもしろいです。テンポよくレゴブロックの嵐を堪能できます。ラストは、考えさせられるものでよいです。意外な良作です。 |
16.うーん、ちょ~っと期待し過ぎちゃってたかな。ただ映画館で観た方が良かったかもね。実写シーンの出現でようやく気持ちが入った。そこまでは何だかガッチャガチャしちゃって正直入り込めませんでした。で、あそこで『そういうことか』とようやく。アメリカのドタバタコメディがそもそも苦手なので仕方ないか。でも結果的には面白かったので、続編も観ます。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-03-20 23:35:02) |
15.《ネタバレ》 WIIでレゴのゲームがあるんです。映画ほどじゃないけど、テレビの画面の中でレゴのキャラクターが動いてるのを見たときは感動しました。はい。私はすでにレゴのキャラクターが動く感動を味わってしまっていたのです。それにそれぞれのレゴのキャラクターはあの子供の意思を反映していただけで、本当は何も考えていなかったなんて、どこで感動すればいいのですか?変形シーンは「スゲー」とは思ったけど、それ以上ではありませんでした。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-02-08 22:18:34) |
14.親子で見たら、最後に親の方がグッときてしまうようなピクサータイプの映画でした。いや、近年のピクサー映画でもここまで完成度の高い映画はないか。パート2は作るのかな?これ以上のLEGO映画が作れるとは思えないが・・・。とにかく、昔ブロックで遊んでいた大人たち全員に見てもらいたい。 【Junker】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-02-08 10:55:20) |
13.《ネタバレ》 「レゴで遊んだ全ての人に捧げる」。そのような賛辞を呈するほどこの映画はレゴへの愛に満ち溢れ、完成度が高い。レゴでしか表現できない制約を逆手に取った圧倒的な表現力とカオスさはもちろん、中盤から制約を自ら外して実写パートとクロスオーバーする大胆さよ。テーマ的に仕方ないにせよ、個人的には最後までストップモーション風で突き通してほしかったかも。それでも目くじらを立てるほどではない。自分らしさとは何か、創造者だからこそ、レゴの物語には個人個人の無限大の可能性が秘めていることを改めて認識させてくれる秀作。 【Cinecdocke】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-01-07 23:14:15) |
12.《ネタバレ》 ふえーーん!(泣いている)LEGOブロック社会も、いろいろあってたいへん!ねこがかわいい。大好きなウイルフェレルがでてきた瞬間、大笑い。瞬間接着剤はいつも使用しているだけに、なんだか罪悪感? まさか、”キャップ”だったとは、、、 【男ザンパノ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2015-01-06 22:11:55) |