5.《ネタバレ》 すいません。かなりネタバレしています。
本作はロビン・ウィリアムスの最後の主演作です。
2014年製作。そして2014年8月、彼は自らこの世を去りました。
この事実を考えると、ロビンの大ファンだった者にとってはシリアスな内容の作品です。
邦題の余命90分は誤解だったのですが、余命僅かの身であることに変わりは無く、
間も無く自分が死ぬと悟った彼は悲観の末自殺未遂まで犯してしまいます。
今もロビンが元気でいてくれていたならば全く別の感想になったと思いますが、
その後の彼の運命を思うと辛い内容ですね。
作品の終盤、彼は悲しそうな表情で
「自分の死期を知りたいか?もし知っていたら残された時間でどんなことがしたい?」
という台詞をつぶやきますが、この時の彼はどんな思いだったのでしょうか・・・。
ロビンの大ファンの僕としては、冷静に見ることが出来ない作品でした。