5.《ネタバレ》 オープニングの疾走感あふれるナンバー "American Girl" でさっそく気分はハイテンション。途中、しっとりと聴かせるナンバーもあって、クライマックスは結婚披露宴の "My Love Will Not Let You Down" でボルテージは最高潮。そんな感じで劇中の挿入歌がどれもすばらしい。ハッキリ言ってストーリーとしては王道、アメリカ映画史が始まってから何百回も繰り返されてきたド定番でしかありません。でもそんなことはどうでもいいのだ、何しろあのメリル・ストリープがこんなん役をやっておられるのだから (笑) 私の記憶をたどっても本作リッキー役は今までにない彼女の新境地。その役作りのためにギターの猛レッスンをうけたそうな。(その成果はご覧のとおりです) 最高峰に君臨する大女優が、そのあくなき向上心で更なる高みを目指した。もう上には誰もいないのに。本作は映画の内容云々よりも、その事実につきるだろう。彼女に多くのエネルギーをもらえる映画です。でも邦題は残念~。原題のままが絶対によかった。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-06-13 00:29:54) (良:1票) |
4.もうちょとドラマがあるのかと思ったが、唐突で安直なハッピーエンドだった。所謂「家族の難しさ」については伝わってくるものがあるが、「音楽の力」で誤魔化してしまった印象。 |
3.《ネタバレ》 最初のステージの場面、メリルは歌も演奏も完成されていて、しかもこの人だったらもちろん吹き替えなしなんだろうなあ、と勝手な信頼までしてしまう。また、ステージアクションやMCの喋り方なんかも、ロックシンガーそのものです。さらに横に控えるはリック・スプリングフィールド様!いや、本職のミュージシャンでも、そんな贅沢なシチュエーションはないぞ!バックにもバーニー・ウォーレルとかがしれっと混じってるし、さすがはトーキング・ヘッズで「ストップ・メイキング・センス」とか、ニール・ヤングで「ハート・オブ・ゴールド」を撮ったこの監督は、理解の次元が違います。●そして今回の相手はケビン・クライン、となればあの「ソフィーの選択」の伝説の取り合わせ再び!はたして、娘をはじめ他の関係者を段々と巻き込み、ドラマは拡大していきます。一家勢揃いの夕食の場面など、壊れそうで壊れない絶妙の場面回しが楽しすぎます。●なんだけど、中盤以降は急速に収縮していった感じだなあ。展開自体は超超超ありがちパターンですし、いや骨子がそうだとしても、そこまで散々人間関係の綾を構築してきたのですから、もっといくらでも乗せてくることが可能だったでしょうに。クラインやその現妻など、終盤はほとんど出番なしというか、ほぼ無視扱いです。何がどうなって制作側のテンションがあそこまで下がってしまったんだろう・・・。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-12-02 00:43:34) |
2.《ネタバレ》 メリル・ストリープが売れないミュージシャンを好演…いや化けています。役作りに凝ってますね。ストーリーは平凡。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-09 08:52:22) |
1.《ネタバレ》 いやーこういう映画好きだなー。ベタといえば超ベタだけどいいですね~。本作はメリル・ストリープと実の娘のメイミー・ガマーとの共演ですが、個人的にはこの娘さんあんまり映画等に出てない人?ですね、気付いてないだけかもしんないけど見たことないな~。まぁこの親子共演もいいですが、売れないミュージシャン役としてバンドのギター+彼氏役のリック・スプリングフィールドがこれまた良い! もともと演技力には定評があるみたいだけど、彼から醸し出される売れない雰囲気がとてもうまい、おそらく実体験的なところもあるでしょう。 そ、し、て、の、メリル。意外にも声質がロックな雰囲気にあってるし、かつ実演奏!!のギタープレィと歌は素晴らしいね! 相当練習したと思う。皆さんご存知の通りギターは簡単には弾けないから(苦笑) いやーこのひとの演技力の「幅」はすごいよほんと。とってもナイスな楽曲の数々ととてもいい時間を過ごさせて頂きました。ありがとうゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-02-06 11:44:45) |