アウトレイジ 最終章のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アウトレイジ 最終章

[アウトレイジサイシュウショウ]
OUTRAGE 0 CODA
2017年上映時間:104分
平均点:5.41 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-10-07)
公開終了日(2018-04-24)
アクションドラマシリーズもの犯罪ものヤクザ・マフィアバイオレンス
新規登録(2017-09-01)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2018-08-19)【イニシャルK】さん
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監督北野武
キャストビートたけし(男優)大友(元大友組組長)
大森南朋(男優)市川(張グループ幹部)
ピエール瀧(男優)花田(花菱会幹部)
松重豊(男優)繁田(刑事)
大杉漣(男優)野村(花菱会会長)
西田敏行(男優)西野(花菱会若頭)
塩見三省(男優)中田(花菱会若頭補佐)
岸部一徳(男優)森島(花菱会若頭補佐)
白竜(男優)李(張グループ幹部)
名高達男(男優)白山(山王会会長)
光石研(男優)五味(山王会若頭)
原田泰造(男優)丸山(花菱会組員)
池内博之(男優)吉岡(木村組組長)
津田寛治(男優)崔(張グループ幹部)
中村育二(男優)平山(刑事)
谷本一(男優)
仁科貴(男優)
脚本北野武
音楽鈴木慶一
オフィス北野(音楽製作)
撮影柳島克己
製作バンダイビジュアル(「アウトレイジ 最終章」製作委員会)
テレビ東京(「アウトレイジ 最終章」製作委員会)
オムニバス・ジャパン(「アウトレイジ 最終章」製作委員会)
ワーナー・ブラザース(「アウトレイジ 最終章」製作委員会)
オフィス北野(「アウトレイジ 最終章」製作委員会)
プロデューサー森昌行
吉田多喜男
川城和実(アソシエイト・プロデューサー)
二宮清隆(アソシエイト・プロデューサー)
配給ワーナー・ブラザース
オフィス北野
特殊メイク江川悦子
特撮納富貴久男(ガンエフェクト)
美術磯田典宏
尾関龍生(装飾)
江川悦子(造形)
衣装黒澤和子
編集北野武
太田義則
録音柴崎憲治(音響効果)
照明高屋齋
その他吉川威史(キャスティング)
あらすじ
大友(ビートたけし)は、チャン会長(金田時男)の周旋により済州島に渡り、クラブのケツモチをして、しのぎを続けていた。花菱会の花田(ピエール瀧)に部下を殺された事件をきっかけに日本に戻った大友は、チャン会長の制止も聞かず、落とし前を付けさせるべく、暴走していく…。
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12
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37.《ネタバレ》 前作「アウトレイジ ビヨンド」から5年。引き続き多くの役者が出ているが全体的に衰えが顕著で観ているのが辛い。たけしはTVでもそうだが老いと事故の影響なのか滑舌がかなり悪く常にたどたどしい。映画なんだからもうちょっと体調を合わせ喋れている日を使って撮ったモノを使えば良いのになと思う。西田敏行は頸椎亜脱臼で4か月も入院、その後に胆のう炎にかかり摘出手術。個人的にシリーズ最恐な中田を演じている塩見三省に至っては脳出血で半年近くも入院し賢明なリハビリで復帰。その後に今作の撮影開始。なるべく動かなくていいように撮っていて脚本も変えたのかもしれない。この主要な三人は喋りも顔つきも威圧感が無くなってしまっていて相手を畏怖させる凄みのあるヤクザっぷりが全く見られない。とても良く頑張っているが無理させている感が否めなかった。そのおかげでシリーズにあった周囲の人間が固まってしまうような捲し立てる罵声の応酬や罵り合いなどは見られない。それを担当出来るであろう次世代のピエール瀧や大森南朋に任せればいいのに前者はヘタレで後者は大友のただの従者にすぎず、その他大勢の新キャラクター含めて面白みに欠けたキャラだらけ。場の構築や流れの説明が済むと大友が乗り込んで銃をぶっ放すだけの繰り返しでカタルシスも何も無く単調なのもいただけない。会長への義侠心をチラつかせてはいるけど「全員暴走」じゃなく「大友暴走」なだけだったな。テンポも悪く大友の最後の選択含めてこの内容なら作らなかった方が良かった気がする。 インタビューを読んでみるとビヨンドと同時に最終章の流れも考えてたそうだが敢えて続けず「龍三と七人の子分たち」を挟んだそうだけど、その5年間の空白のせいで各々問題が発生してしまった、と。完全に期を逃してしまったんだなと思った。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 4点(2017-10-08 18:14:55)(良:3票)(笑:1票)
36.「全員悪人」と銘打たれた第一作目から7年。渾身の最終章。

許されざる者たちの鬩ぎ合いの様は、恐ろしさを遥かに通り過ぎ、愚かさを通り過ぎ、滑稽さをも通り過ぎ、もはや「悲哀」に溢れている。
どんなに息巻き、意地と欲望渦巻く勢力争いを繰り広げたとて、彼らが辿り着く先はただ一つ。
生きるも地獄、死ぬも地獄。そんな真理を知ってか知らずか、この映画に登場する悪人たちの眼には、諦観にも似た虚無感が漂っていた。

この映画で描き出される“outrage=暴虐”の世界に生きるすべての人間たちが、自らの生き方に疲弊しきっているように見える。
血管を浮かび上がらせ、怒号と暴力を浴びせつつも、同時に「何故こんなことになったのか?」と己の生き様自体に疑問と虚しさを抱えているようだった。

故に、今作は、前二作と比較すると明らかに地味で、枯れているように見えるだろう。
当然である。描かれるキャラクターたちの血気そのものが薄まり、あらゆる意味で衰退の一途を辿っているのだから。
しかしそれは、前二作と比べて今作の映画的魅力が落ち込んでいるということでは決して無い。
娯楽映画としての分かりやすい迫力は抑えられているが、その分、前二作を礎にした映画作品としての芳醇さに満ちている。

前二作のハードな暴虐性が反動となり、この「最終章」のある種静的な境地へと辿り着いている。
そこに見えたものは、「動」と「静」。別の言い方をするならば、「フリ」と「オチ」。
それはまさに北野武という映画監督の真髄であり、芸人、役者、監督、あらゆる意味での「表現者」としての矜持だと思えた。


シリーズ三作通じて共通することだが、「悪人」としての“雁首”揃えられたキャスト陣は皆素晴らしい。
特に今作においては、塩見三省が凄まじかった。実際に重病を患い、その後遺症が残る中での迫真の存在感。
前作で見せた方幅の広い関西ヤクザの恐ろし過ぎる迫力は消え去り、かわりにフィクションの境界を超えて人生そのものを焼き付けるような老ヤクザの気迫が凄い。
痩せ細り、足が不自由な様子で、呂律も回っていない。それは、前作の風貌と比較すると非常にショッキングな変貌だった。
しかし、以前実際のヤクザ組織の実態を追った或るドキュメンタリーを観たことがあるが、ああいう老いさらばえたヤクザは現実に沢山いる。
時代が変わり、社会が変わり、ヤクザなんて生き方がまかり通らなくなった昨今においては、塩見三省が演じた老ヤクザの醸し出す雰囲気こそが、むしろ限りなくリアルに近いのではないかと思う。


繰り返しになるが、「アウトレイジ」シリーズは、北野武による壮大な「フリ」と「オチ」だったのだと思う。
椎名桔平が演じた格好良い武闘派ヤクザや、加瀬亮が演じた分かりやすいインテリヤクザの描写は、“非現実的”だった。だからこそ「フリ」として、ジャンル映画の娯楽性の中で派手に殺される。
一方で、西田敏行や塩見三省が演じた知略と謀略の限りを尽くす無様で姑息な老ヤクザの描写は、“現実的”だった。彼らがヤクザとして最後まで醜くしがみつき、生き残る様こそが、北野武が用意した「オチ」だったのだろう。


映画は、食べさせる相手がもういない“釣り”の哀しさを映し出して終幕する。
全編通して、「これぞ北野武の映画」だと痛感する見事な一作だ。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 8点(2017-10-18 16:00:23)(良:2票)
35.《ネタバレ》 みんなヨボヨボのおじいちゃんで迫力に欠けました
osamuraiさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-05-06 21:03:41)(良:1票)
34.《ネタバレ》 そもそも北野監督が仰っている通りアウトレイジは「人をいかに殺すか」をコンセプトとした映画だった訳ですが、本作では意図的にかその要素が弱くなっていました。大杉漣やピエール瀧が死ぬシーンも肝心の部分は描写されておらず、言い方は悪いですが物足りなさを感じました。そもそもが暴力ありきの映画だと思いますので。花菱会を宴会場で殺していくシーンも芸がないと思いました。

また塩見三省さんが前作ほどの迫力がなくなっていた点が残念でした。もっと元気になって欲しいです。前作は有名な怒号シーンだけで2点分くらいあったのかなと。

後は皆さんお感じになったことだと思いますが、いくら何でも終わらせ方が雑過ぎるのではないかと。もっと面白く撮れたのではないかと思ってしまいます。以上の理由で5点としました。
なすさん [映画館(邦画)] 5点(2017-10-11 15:00:27)(良:1票)
33.《ネタバレ》 結局、全編通して木村のための復讐劇であり、それにしてはあまり関係のなさそうなエピソードが物語のきっかけであることにバランスの悪さを感じました。これなら、あのラストシーンから直接始まるというストーリーにして、大友が韓国で身を隠しているなんて状況にしなかった方が良かったのでは?時間が経ってしまって、俳優陣がそれぞれかなりお年寄りになってしまい、それもできなかったかもしれませんが。
また、ベタ過ぎかもしれませんが、木村のことを思い出すような回想シーンを入れてもよかったのかもしれません。
新たな登場人物で、魅力のある人がいなかったというところで、点数的にはビヨンドから一つ落ちるかな。
でも、こんなアウトレイジな映画なのにお客さん結構入ってましたよ。みんなこのシリーズが好きなんだなあ・・・
迷惑もハローワークもあるかい!が一番ツボにはまりました。
Northwoodさん [映画館(邦画)] 6点(2017-10-09 17:46:36)(良:1票)
32.三部作の中で一番よかったです。
あまり好きではなかったデフォルメされた処刑シーンも少なくて、流麗なカメラワークと簡潔で端正な画面処理、抑制されたショットの積み重ね、そして演技者の見応え(聴き応え)のあるダイアローグが素晴らしく、映画の持つ魅力にあふれた卓越したフィルム・ノワールでした。くだんの監督の天才にまた触れさせていただきました。
大通り・ヘップバーンさん [映画館(邦画)] 9点(2017-10-07 16:02:02)(良:1票)
31.《ネタバレ》 舞台挨拶行ってきました!生たけし。
あまりの興奮で手に汗が…。
さておき、監督が言っていたとおり最終章に相応しくまとめ上げておりました。アウトレイジファンとしては堪らない内容でした。
バイオレンスはシリーズで1番の抑え目でヤクザ抗争ドンパチ盛り沢山という感じではなくマイルドになったぶんだけ駆け引きは好展開で見応えあり。
ビヨンドでけりをつけていない復讐を総清算でした。
キャストでは過去に劣るものの西田敏行、塩見三省、ピエール瀧が存在感発揮。衰えが激しかったので心配だが?
特に西田さんのカリスマ性が半端ない。アドリブも半端なかった。
ラストは北野武らしく想定内ですが。満足して涙でそうだった。これでアウトレイジシリーズ完結か…。
秋空とともにポッカリ物悲しく感じてしまいました。
mighty guardさん [映画館(邦画)] 9点(2017-10-07 14:54:18)(良:1票)
30.《ネタバレ》 うーん…最終作なのですが、今作に関してはちょっと脚本の出来が前作・前々作には明確に大幅に劣るとしか言い様が無いですね。。前作までのキャラを基本みんな使ってやりたい…というモチベーションがあるのでしょーが(その所為で)非常にゴチャゴチャしたやや詰め込み過ぎな話になってしまっているのも痛いですし、んで登場人物⇒特に殺されてしまった面々とゆーのが、総じて余りにも「不用心」過ぎます(「全員悪人」じゃなくて「全員迂闊」)。とにかくは、大して信用するに値しない上に完全に掌握していない・手綱を握り切れていない人間に、もし失敗したら=殺り損ねたら自分の身が危うくなる様な暗殺の仕事を何故いとも簡単に任せるのか、というコトですよね(殺るか殺られるか、という緊迫感がまるで無い)。あともう一点、コレも言い尽くされたコトだとは思いますが、今作の西田敏行・塩見三省ご両名はちょっとコンディションが悪すぎです=成立してません。特に、あの状態の塩見三省に西田敏行を殺させようなどと考える人間は居ないと思います⇒重ね重ね、前作のお二人は素晴らしかったので、今作がその二人のお話になっているコト自体には、大いに納得・共感も出来るのですが…その辺も含めて、この出来ならつくらなくても好かったかな…とは思ってしまいますよね(実に残念)。。

ただ一点だけ、展開運びは終始かなり?だらけだったと思うモノの、オーラスのたけしさんのケジメの付け方には大いに納得出来たのですよね。最初っから、取るべきは第一に木村の仇だと思ってましたし、かつ映画冒頭で殺された若い者は結局張の手下なのだから本来は大友が手を出すべき話でもない筈⇒でソレに託けてコンだけ大暴れしたのだから、寧ろ最後に張に対してケジメを付ける必要がある⇒またコンだけやり過ぎたらモ~流石にハラ切るしかない、と。3作も観てきたトコロで(+今作では途中かなり唸らされたモノの)オーラスに関してはワリと爽やかに観終わるコトが出来たので、結論的には1点足しておこうと思います。
Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 4点(2023-09-25 23:05:06)
29.この作品は作る必要はありませんでしたね。ビヨンドで終わりで良かったと思います。大森南朋も完全なミスキャストで全く魅力がありません。かなり期待した分、残念な内容でした。。。
みるちゃんさん [DVD(邦画)] 3点(2022-03-02 15:37:20)
28.武含めて、みんなおじいちゃんになってしまった…。呂律が回らないのも哀愁感じます。映画自体は普通に面白かったかと。
はりねずみさん [DVD(邦画)] 6点(2019-07-14 23:21:29)
27.なんとか終わらせた感じです。それぞれの俳優が旬を過ぎてる外見なのが悲しいです。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2019-04-29 16:07:39)
26. 前作を見たとき、これ以上話を広げても得るものはないだろうと思っていましたが、その予感はおおむね当たっていました。
 ろくでもない奴がたくさんでてきて、まぁそういうことになるでしょうというろくでもない展開になるという映画でした。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2019-02-15 21:51:25)
25.《ネタバレ》 シリーズ三作目かつ最終作となったわけですが、北野武および出演俳優の健康面をふくむゴタゴタの影響か、私から言わせると観るも無残な出来となってしまいました。 まず、西田敏行と塩見三省が製作までの間に健康を害してしまったのが、多大な悪影響を及ぼす結果になってしまいました。塩見の若頭補佐中田なんかもう前作とはまるきり別人という感じ、西田もセリフ回しに衰えが顕著で映画全編でもあの“バカヤロー&コノヤロー祭り”が雲散霧消してしまいました。新たにピエール瀧が起用されていますが、こんないい役者をあの役にしたのはあまりに無駄遣い、あのキャラならもっと違う俳優でもよかったんじゃないですか。前作でその猛威を見せつけた鉄の軍団・関西花菱会が、前作の脚本の使い回した様にかつての山王会みたいなガタガタな状態(いや、もっと悲惨)になっているというのもちょっとどうかと思います。現実世界でも広域暴力団の後継が世襲という事例はなく、まして元証券マンの女婿に後を継がせるなんてあまりにも非現実的な設定です。たしかに証券業界の偉いさんには、知能派極道みたいなのがゴロゴロしてますけどね(笑)。これも大杉漣起用から逆算したようなキャラなのかもしれません。そしてもっとも現実離れしているところは、闇市上がりの在日韓国人フィクサーが政官界にも権力を持っていてカッコよく描かれているところです。こいつが電話一本で警察の捜査を中止させるなんてシーンまであり、その脚本の発想の古臭さには唖然としました。ハリウッドはもちろん最近はカンヌやヴェネツィアでも相手にされなくなった北野武の、釜山映画祭に呼んでくれたりして優しくしてくれる韓国へのサーヴィスであることは見え見えです。そう見れば、たけしは劇中の大友よりもはるかに義理堅いのかもしれません(笑)。全般的に構成が前二作と比べても雑かつ安易な脚本で、大友と市川のパーティー会場での大乱射も『ソナチネ』の同様なシーン(ホテルの外に漏れてくる銃声だけを聞かせる秀逸な演出)を実演で再現しましたって感じです。そういやラストも『ソナチネ』風でしたね。 私が三作目を撮るならこうあるべきだと考えたのは、先輩刑事片岡をやられた繁田が大友と花菱会に対して警察権力を駆使して追い詰めてゆき全面対決にいたるという脚本でしたが、あまりに繁田が活躍しないで終わってしまったのには、ほんとにがっかりでした。三部作を振り返ってみると、大友と上部組織との争いはオフィス北野とたけしの確執を反映させていたのかも。北野武にはプロデューサーとしての力量はなさそうだし、これが彼の最後の監督作になるのかもしれません。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2019-02-04 22:57:01)
24.今回はドラマ部分が多く、アクションシーンが極少..前作は中学生でも書けるレベル、最終章は中身がペラペラの薄~い 脚本..レベル低すぎ..残念...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 3点(2018-12-31 12:55:59)
23.《ネタバレ》 タイトル通り、まさに「最終章」と言える作品
その後の事務所云々の騒動が大友の生き様とリンクしていて、いろいろな意味でこの作品は北野武監督なりのケジメの付け方だったのかと思わせる内容でした。
TMさん [DVD(邦画)] 9点(2018-10-07 01:33:11)
22.《ネタバレ》 期待値が高かったので…。
なんかどんどんパワーダウンしてる気が…。
前作、前々作、復習してから見ることをオススメします。
kontikiさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-09-24 01:34:36)
21.《ネタバレ》 前作で完結とうたっておきながらまだ続きがあるような終わり方だったのでどうかなと思っていたら、やっぱり出たシリーズ第3作。しかし今回は今までと比べるとかなりおとなしく、このシリーズの魅力の一つであった激しい罵り合いや殺しのシーンも迫力やインパクトに欠け、印象に残るシーンも少なく盛り上がらないし、逆に前作からの数年間で病気をしてしまった西田敏行と塩見三省が見ていて痛々しく感じた。とくに中田を演じる塩見三省は前作で迫力のあるドスの利いた演技を見せていただけにあまりの変わりようにビックリ。たけし映画としてもかなり平凡な出来で今まで感じたことのないようなやらされてる感じがして物足りなかった。それに本作のあとしばらくしてたけしの事務所独立騒動が起こったが、そのあとになって本作を見るとやはりたけしは乗り気がしないまま作ってしまったと思えてならないし、シリーズとしても三本全部見て最初の作品が一番面白かったという、シリーズものにありがちな感想になってしまう。やはり映画監督としてのたけしには好きなように映画を作っていてほしいと思う。それでもラストの虚無感は既成感はあるものの、やっぱりこういうところがたけし映画らしさを感じる部分ではある。「アキレスと亀」以来久しぶりに大杉漣がたけし映画に出ているのが嬉しく、やっぱり大杉漣はどんな作品に出ていてもたけし映画に出てるイメージが強く、本作でも堅気から先代(神山繁)のあとを継いだ花菱会の会長を演じているが、その勢いだけの小物というキャラが良く合っていた。結果的にこれが大杉漣にとって最後のたけし映画出演になってしまったのは残念だが、やっぱり大杉漣は寺島進と並んでたけし映画に無くてはならない存在だったと思う。あらためてご冥福を。そして独立したたけしが今後、どんな映画を作るのか、ちょっと気になるし、不安ももちろんあるが、楽しみでもある。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2018-08-25 18:16:03)
20.《ネタバレ》 終わり方があまりにも安易。
死ぬならもっと大暴れで死なないと「ソナチネ」や「その男凶暴につき」の劣化版でしかない。
このシリーズ、折角1作目がキャッチーなヤクザ映画だったのにどんどん劣化していって悲しかった。
Nigさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-08-23 20:36:17)
19.ビートたけしは、自分にとって神のような存在。
しかし、それはお笑いの世界に限っての話だ。

映画人「北野武」は俳優なら「一流」程度、監督なら「芸能人出身にしては結果を残している人」くらいの評価でしかない。
それで、たけし監督作品は、初期の1,2作を見ただけで、ほかは見ていない。
今回は、なんとなく暇潰しに借りて見ただけなんだけど、意外に面白かった。
ストーリーを冷静に追えば、たけしと周りのヤクザの行動は論理的ではないのかもしれない。
でもそれを上回る緊張感、闘争本能、死の匂いなんかが、うまーく映画に集中させてくれる。
この出来なら、ちゃんとシリーズ当初から順に見ればよかった。

それにしても、たけしは主演しかできない人だね。
たけしが出てこないシーンがしばらく続いたあと、たけしが出てくると、何を言うのか、何をするのか、ものすごく期待してしまう。
主演しかできない人を、俳優として一流と言っていいのか?
映画としてそれで面白いんだから、それでいいのだ。
まかださん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-08-17 12:09:34)
18.《ネタバレ》 う~ん、前2作は好きだったが・・

やはり大友の最期は自殺じゃないと思う。
例えば、唯一気を許した女とどこかに消えるとか、或いはその女に殺されるとか、そんなラストであって欲しかった。
おいらは高倉健と違うって言われそう。

う~ん、アウトレイジって、女性出てこないもんね。
川上麻衣子とか出せば良かったのに・・・

でも、そうなるとアウトレイジではなくなっちゃうんだよね~。
無理に最終章、創んなくて良かったんでわ。
トントさん [DVD(邦画)] 6点(2018-07-07 22:41:23)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 5.41点
000.00%
100.00%
212.70%
3616.22%
4513.51%
5616.22%
61027.03%
7513.51%
812.70%
938.11%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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