ダークレインのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ダークレイン

[ダークレイン]
THE SIMILARS
(Los Parecidos)
2015年メキシコ上映時間:90分
平均点:5.75 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-01-21)
ホラーSFコメディパニックもの
新規登録(2017-12-26)【かたゆき】さん
タイトル情報更新(2017-12-27)【かたゆき】さん
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監督イサーク・エスバン
脚本イサーク・エスバン
製作イサーク・エスバン
あらすじ
世界中に未曽有の豪雨が降り注ぐ夜。メキシコの片田舎のバスステーションでは、それぞれの事情で先を急ぐ男女が、大雨で足止めされている定期バスの到着を待っていた。次第に焦り始め興奮して行く人々。すると一人の女性が発作を起こす。ラジオからは、謎の感染症で各地に被害が発生しているという報せが。バスを待つ人々も次々に異常な状況に陥って行き…。メキシコ発、ダークなコメディ風味が漂う異色のパニックホラー。
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4.《ネタバレ》 1968年10月2日午前0時37分、世界が滅びそうなくらいの強い雨が降りしきる真夜中のとあるバス待合室――。さまざまな事情を抱えた客たちがバスの到着を心待ちにしている。出産を控えた妻の元へと一刻も早く駆け付けたい炭鉱夫、暴力夫から決死の思いで逃れてきた妊婦、変な呪文を延々と呟く頭のイカレタ老婆、そしてもうすぐ定年を迎えるバス停留所職員…。だが、いつまで経ってもバスは辿り着かず、それどころか雨はますます強くなるばかりだった。そこへ雨に降りこめられた新たな客がやってくる。病弱な子供を連れた若い母親や、学生運動の集会へと駆け付けたい学生。待合室は異常な熱気に支配され、一触即発の張り詰めた空気が漂い始める。なのに、ラジオから流れてくるアナウンサーの声は「世界各地で謎の伝染病が猛威を振るっている!」と連呼するばかりで、バスは一向にやってくる気配はない。すると彼らのうちの誰かがおかしな行動を取り始め、やがて何かの感染症のように一人また一人とおかしくなっていく…。明らかに低予算で撮られただろうそんなB級映画なんだけど、1950~60年代に大量生産された怪奇ホラー映画みたいなこのおどろおどろしい雰囲気、けっこう嫌いじゃないですね~。例えるなら、ちゃんと練って創られたエド・ウッド映画のような感じ?途中から待合室の客がみんな、どんどんと髭面のおっさん顔になっていくのはなかなか笑える。超趣味悪いけど(笑)。と、途中まではこの独特の世界観と変てこなストーリーを素直に楽しんで観てたんだけど、惜しいのは後半の展開。ことの真相がいまいち腑に落ちないし、オチも弱い。ちょっと話を拡げすぎたんじゃないかな。でもまあこの唯一無二の独特の世界観はやはりいい。この監督さん、もしかしたら将来ばけるかも?!要注目ですね。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2018-01-01 23:16:28)(良:1票)
3.《ネタバレ》 疑念が疑念を呼ぶ、疑心暗鬼のスパイラル。
ほとんどひたすら誰かが誰かと言い争ってるような内容でしたが、まぁそのオリジナリティは買いたいのですが、
少なくともホラー映画ではありません。全然怖くはありませんよ。どちらかといえば失笑してしまうような展開。
特にみんな髭面のおっさんと化していく様は不気味よりも滑稽さの方が上回ってます。
なのでこの舞台劇っぽい映画は実はホラーの名を借りた失笑コメディなのだと思います。
あろえりーなさん [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-27 12:15:36)
2.良くもまぁこんな珍妙な作品を作り上げたものだと感心した。
監督は常人にはない感覚をお持ちのようだ。
が、見終わって「ああ、良かった」と言う満足感にも乏しい。珍品を見たという感じかな。
「イビルアイ」がまだ普通の作品だったと分かった。
ぴのづかさん [インターネット(吹替)] 6点(2023-08-11 09:47:47)
1.《ネタバレ》 如何にも低予算な雰囲気。アイディア勝負のユニークなホラー。殆どモノクロのような色褪せた色調と、登場人物のオーバーアクションな演技がレトロ感を醸し出しています。

冒頭の30分ぐらいは何だか訳が解らない展開。予備知識なしで観始めたので、コメディなのか生真面目なのか先の読めない展開に呆然。ところが中盤から矢鱈アクティブでスピーディに物語が進んで行き、髭面大発生という果たして笑っていいのかどうか良く分からないカオスな展開に。正直なところ苦笑から大笑いに転じてしまいました。特に人面犬には意表を突かれましたね。

そして終盤にかけての種明かし的展開。まさかの悪魔系だったとは。そうなると何でもありですね。あれよあれよという間に主役に転じた病弱少年の、文字通り悪魔的な微笑みで締めてくれました。

製作者が意図しているのかどうかは分かりませんが、何気にパロディ的な要素も含んだ本作品。最後まで観てみれば、思いのほか楽しめるB級娯楽作品でした。ただし、悪魔的な存在を持ち込んだことで何でもありになってしまった部分は減点要素かな?髭面大発生というオリジナリティ溢れる笑劇の作品だけに、もう少し奇抜な種明かしだったらな、と若干残念な気持ちが残ってしまいました。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-02-25 23:13:35)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.75点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5125.00%
6375.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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