4.町山智浩の推薦で見ました。
私にとっては見事なハズレ映画でした。
この映画は確かに、後々作られるサスペンス映画やアクション映画に多大な影響を及ぼしたかもしれません。
ですが、シナリオがズサンすぎます。
まず冒頭、銀行員のヒロインに「銀行の金を渡さないとお前と妹の命はない」と悪人が脅してきます。
そこへどういう訳か、ヒロインはFBIに電話するんです。
電話をしていることは悪人に知られ、彼女は一言だけ話して電話を切ってしまうんです。
そこからとんでもない展開が起こります。
たった一言で切られた電話をきっかけにFBIが総動員で彼女の救出に向かいます。
この時点で、この作品は駄作だと思いました。
犯行にも及んでいない悪人を探すために、FBIはヒロインを餌に、銀行の金まで都合をつけて、躍起になるんです。
当時のFBIはここまで暇だったんでしょうか?
話が矛盾過ぎて終始イラつきました。
一番イラついたのは、この映画を見るのに、DVDを購入しなければならなかったことです。
Amazonで中古も取引されていないし、ヤフオクにも出品されていません。
この映画に興味を抱いた方が、私のレビューを拝読し、購入するのを留めてくれるよう祈るばかりです。
ホント、駄作ですよ。間違いなく。