007/ノー・タイム・トゥ・ダイのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

[ダブルオーセブンノータイムトゥダイ]
No Time to Die
2020年【英・米】 上映時間:163分
平均点:7.08 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-10-01)
アクションサスペンスシリーズもの小説の映画化スパイもの
新規登録(2020-02-01)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2022-01-14)【Cinecdocke】さん
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監督キャリー・ジョージ・フクナガ
キャストダニエル・クレイグ(男優)ジェームズ・ボンド
ラミ・マレック(男優)サフィン
レア・セドゥ(女優)マドレーヌ・スワン
アナ・デ・アルマス(女優)パロマ
クリストフ・ヴァルツ(男優)エルンスト・スタブロ・ブロフェルド
レイフ・ファインズ(男優)
ベン・ウィショー(男優)
ナオミ・ハリス(女優)イヴ・マネーペニー
ロリー・キニア(男優)タナー
ジェフリー・ライト〔男優〕(男優)フェリックス・ライター
デヴィッド・デンシック(男優)ヴァルド・オブルチェフ
藤真秀ジェームズ・ボンド(日本語吹き替え版)
中井和哉サフィン(日本語吹き替え版)
園崎未恵マドレーヌ・スワン(日本語吹き替え版)
水樹奈々パロマ(日本語吹替え版)
斎賀みつきノーミ(日本語吹き替え版)
山路和弘エルンスト・スタブロ・ブロフェルド(日本語吹き替え版)
浪川大輔ローガン・アッシュ(日本語吹き替え版)
多田野曜平ヴァルド・オブルチェフ(日本語吹き替え版)
原康義M(日本語吹き替え版)
杉本ゆうイヴ・マネーペニー(日本語吹き替え版)
石田圭祐フェリックス・ライター(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣ビル・タナー(日本語吹き替え版)
原作イアン・フレミング
脚本キャリー・ジョージ・フクナガ
音楽ハンス・ジマー
作曲モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」
製作バーバラ・ブロッコリ
マイケル・G・ウィルソン
配給東宝東和
日本語翻訳松崎広幸
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37.《ネタバレ》 延期の延期を繰り返してついに観れた007最新作。そしてダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドの最後の作品。
まずはアクションと展開は非常に素晴らしい。もしかしたら007の中でもピカイチかもしれない。
ラストの長回しのシーンなんて脱帽モノだ。
やたらトンデモ兵器やQメカが出てくるのも好感触だ。もちろんボンドカーが大暴れするのも非常に嬉しい。
更に新旧007の手柄の取り合いに美人CIAのパロマちゃんもめちゃくちゃ可愛く強くて最高だ。屈指のボンドガールだ。
極め付けにはQも今回はお宅訪問までしちゃって、更に前掛けなんてしちゃって今回もQには楽しませていただきました。

そして後半からは一気に監督お得意のクライムサスペンス感が強くなる。というかホラーに近い。あの娘も全然笑わないしめっちゃ怖かったよ。ボンドすら敵わないんじゃないかと思わせる雰囲気が最高に怖い。
ここら辺は監督が制作したトゥルー・ディテクティブに近いヒリヒリ感を感じて素晴らしい。

だけど話の展開的にはスペクター全滅は正直超雑だし、国際問題必至のミサイル発射強行もよくわからん。というかそれしかボンドは選択できなかったのかとも思える。というか二人で行く理由もわからん。
更に謎の国籍不明船がやってくる流れもわからないし、わざわざボンドが島にいる内になんかするという流れも微妙に納得し難い。
あとねそのドラゴンボールのように、ヤバい敵を倒したら更にヤバい敵を作る手法はスペクターで最後にして欲しかったし。正直ラミ氏の企てはとても悪いが正直とてもショボい。

あとね
劇場から帰る客の身にもなってみてくださいよ…何故こんなことするんだと。
終わった瞬間席を立つ人々の顔を想像しましたか、みんな笑顔かと思いますか。お通夜でしたよ。みんな凄い蒼白の顔でしたよ。
ジェームズ・ボンドの映画ににそれを望んでいると思いますか…。

しかも、この子持ちになって、この終わり方って…最近見たばっかりなんですよ。
あっちの方はマルチバースやら展開が沢山あるので、死んでるようで死んでないからたいしたダメージなかったけど、こっちはもう致死量ですよ。これこそラミのヤツより毒ですよ猛毒。
しかも死ぬにしたってお膳立てがショボすぎる。
こんな北方領土の僻地でミサイル程度にやられるなんてボンドにしてはあまりにショボすぎる。

そりゃ最初からダニエル・クレイグは型破りで僕も最初は好みではなかった。
でも彼のボンドになっていく過程は非常に好感が持てたし応援できるようになり、いつのまにか大好きになっていた。今回だって彼が一瞬ショーン・コネリーと被る瞬間があったんだよ。彼も紛うことなき007だと思えるようになったんだよ。
だからさ、だから今回の結末はとても悲しいんだよ!!!
007はそりゃ一人の女性を選んだら不幸になる運命だ。しかしね!そうじゃねぇだろ!
俺はボンドが死ぬ映画を俺は見に来たんじゃない。
えすえふさん [映画館(字幕)] 5点(2021-10-11 15:13:06)(良:2票)
36.《ネタバレ》  007、コネリーから数えてスクリーンで見たのなんて10本しかなくて、これは面白いって思ったのは『トゥモロー・ネバー・ダイ』くらいで、だからそんなに思い入れはないのだけど(何らかのカタチで全作見てはいるわよね、と思ったけれど考えてみると『ムーンレイカー』と『オクトパシー』は見た記憶が全く無いわ)、でもクレイグボンドはなんか違うのよねぇ、って。粗野でスマートさに欠けていて、作風もヘンに重々しく深刻ぶったカンジで、でも007ってそういうモノ?(しかし唯一全作スクリーンで見ているのがクレイグボンドだわ)

 で、今回、ダラダラと長いし、ベラベラとセリフ多いし、ジマーの音楽うるさいけど、それでもQが作った秘密兵器関係とか、敵の秘密基地とか、往年のシリーズのニオイを漂わせていて、まあ音痴というか色々な要素の密度が薄めながらも、らしくなったんじゃない?と思ったそばから何やらかしてるのやら。

 ボンド殺しちゃダメでしょ。

 いやね、だったらせめてもう少しマシな花道を飾らしてあげなさいよ。何あの、ギャグみたいなスペクター全滅は、出来損ないのレクター教授みたいなブロフェルドは、ボンドの浅はかな行動の数々は、敵基地での緊迫感の無いドタバタは、しみったれた敵ボスは、そして実質的にそのボスに敗北しちゃうボンドは。
 今はもはやセクシーなボンドガールとの駆け引きが成立しない時代だからボンドみたいなのは死ぬしかないでしょ?って事かしらねぇ。恋人と娘を出してそれを守る、っていうのを大義名分というか盾にして。でも残念な事に楽しい、良かったのはキューバでのカッコいい女エージェントとの共闘シーンだったのよね。

 007は時代との齟齬をきたしまくってきたシリーズって気もするのよね。世界情勢の変化に対応しきれないアナクロで荒唐無稽なお話、みたいな。正確には時代に合わせようとしつつ007っていうブランドを適応させきれなかった、みたいな。で、それを時代に寄せようとしたクレイグボンドが正解だったのか?っていうと、それはそれで疑問に思ったりもして。だって娯楽映画なのだから。

 虚しいキモチで映画館を後にする007って、アリなのかしら? アタシは無しだと思うわ(ショボくて虚しい、ってのがありはしたけど)。まあ『女王陛下の007』が存在していて、それのオマージュをきっちり出してきてるワケだけども、エンドロールでその淋しいキモチを反芻をしているって、なんかねぇ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2021-10-10 22:50:24)(良:2票)
35.《ネタバレ》 見終わった後は、ディズニーに身売りしたスターウォーズのような残念な気持ちになりました。
簡単ですが思いっきりネタバレありです。
ジェームズ・ボンドは子持ちになってはいけない。
ジェームズ・ボンドは死んではいけない。
そこだけは私のジェームズ・ボンド像として譲れません。
ねおやまさん [映画館(字幕)] 5点(2021-10-09 11:59:06)(良:1票)
34.結局、クレイグ・ボンドは全ての作品が繋がっているのですね。本作鑑賞前にできればカジノロワイヤルから、せめてスカイフォールからの予習は必須です。さて本作、クレイグの集大成で気合入ってます。ストーリー・演出・アクションとほぼ文句なしで大満足。一時期ボンドがスーパーすぎてファンタジー映画か!というようなこともありましたが、クレイグの人間臭いボンド、素直に素敵でかっこよかった。お疲れさまでした。惜しみなく拍手を送らせていただきます。
ふじもさん [映画館(字幕)] 9点(2021-10-05 20:49:00)(良:1票)
33.《ネタバレ》 嬉しかったこと:去年から待たされてやっと本日鑑賞できました。
安心したこと:3時間近い作品なので途中でトイレが心配でしたが、ぐいぐい引き込まれてしまってエンドロールまで余裕でした。
驚いたこと:まさか007シリーズで悲しみの涙が出るなんて・・・
ネタバレヒント:序章部分、駅のホームでボンドとマドレーヌが別れるシーン。列車が動く時のマドレーヌの小さな演技を見逃さないこと。

クレイグボンド、最初の頃は線が細い感じがしたけど、今は一番ボンドが似合う。寂しい・・・
karikさん [映画館(字幕)] 8点(2021-10-05 17:17:30)(良:1票)
32.さてさて、007ですが、本編開始前の予告編を含めると3時間! ケツが痛いゼ。
内容は、ネタバレしていいのかなあ?、やっぱりやめときます。
2時間45分の中に内容盛り込みすぎで、ゲップが出そうです。
 
ジェームス・ボンドって言ったら、イギリス紳士ヅラした諜報部員だけに、クールさとタフさとエロさとユーモアがないと成立しないです。 そういう意味で、ダニエル・クレイグにはユーモア要素がなくって、今までのボンド役と比べると、面白味がないんですよね。
今作は妙にアクションとラブシーンの盛り上がり方が興醒めしてしまいました。
 
本編が終わり、エンドロールが流れるとほとんどの客が出ていきました。
私はトイレに行きたいのを我慢しながら、じっと耐えました。
JAMES BOND WILL RETURN
この文章が見たかったんですよ。
ってことで、次回作をひそかに期待します。
ミスプロさん [映画館(字幕)] 7点(2021-10-05 17:03:50)(良:1票)
31.《ネタバレ》 繰り返す延期の中、劇場行ってきました。待望の“No Time To Die”意味は死んでる暇もないってとこでしょうか。
鑑賞の注意点はそのままの続編ですし前作より6年経過していることもあり要予習です。
「スペクター」は必須で伏線はカジノ・ロワイヤルから全て繋がってます。また、顔と名前はぐらいは一致させておかないと前半はついてこれないとおもいます。
CIAのフィリックスとかカジノロワイヤルから出てますからね。ボンドが悲しむのもわかります…。
さて、中身のほうはというと配給元が変わったので多少心配してましたが、安定感あり満足です。
説明不要ですがダニエル・クレイグの5作目でありファイナル。
スペクター(首領ブロフェルド)との決着、マドレーヌとの愛の行方、毎度ながらMI6との駆け引き。いろんな事情が交差します。
さらに後任でパワフルな黒人女性の007,CIAのセクシーエージェントのパルマ,意外な形でスペクターを殲滅させた新しい悪のサフィン。引き立てる役者は揃う。
007シリーズでは初めてとなるボンドの娘や衝撃のクライマックス。アクションもカッコええ。見所満載でございます。
テーマは愛ですね。これに尽きると思います。
あえて気になるところを挙げるとすれば、本作、クレイグのラストということで彼を引き立てすぎたんじゃないでしょうか。
それがストーリーに影響は少なからず出してしまっているとおもいます。
見ようか迷っている人も、やはり映画館で見るべきでしょう。TVと内容は同じでも臨場感やサウンドが違う。また、実力派ビリーアイリッシュが贈るラストに合わせた物哀しいsongも素晴らしい。
何はともあれ鑑賞の余韻は十分に浸りました。

ダニエルボンド、フォーエバー。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-10-03 23:56:31)(良:1票)
30.まず最初にアナ・デ・アルマス演じるボンドガール「パロマ」に心の1点を。歴代のボンドガールでは『黄金銃を持つ男』の「メアリー・グッドナイト」が永遠の一番手だったが、匹敵する愛らしさ。観られてよかった。

ダニエル・クレイグのボンド作品は、『カジノ・ロワイヤル』で「ああ、連作なんだ」。『スカイフォール』で「おお、実は3部作?」。『スペクター』で「ウソっ、4部作」と来て、この『ノー・タイム・トゥ・ダイ』で「まさか5部作だったとは……」、ということ。あまり他の映画の知識はないけれどもこれ以上のことは知らない、文句のない、付けるわけにもいかない5部作完結だったと思います。すげえもん観たよ、もうそれだけ。

まったく観た経験も無く、名前だけはよく知っているけれどもこの先に一生観ることのない作品だと思っていた『007』。それが飲み屋の無音で観てしまった『カジノ・ロワイヤル』でのボンドのカッコ良さに魅せられ、それならばと『ドクター・ノウ』から見始めて一気にハマったこの10年ほど。うっかりパチンコ台まで買ってしまうことになる人間を導いたのは、ショーン・コネリーもジョージ・レーセンビーも実は永遠の憧れとなるロジャー・ムーアもティモシー・ダルトンもピアース・ブロスナンもそうなのだけれども、やはりこの「私“が”愛したスパイ」だった。だから――素晴らしい作品だったよ。だけれどもさ、どうしたって最後になるこの作品は寂しい。あまりにも、寂しい。

ありがとう。
ありがとう、ダニエル・クレイグ。
万感の思いを、胸に。
まつもとしんやさん [映画館(字幕)] 9点(2021-10-03 21:41:15)(良:1票)
29.《ネタバレ》 ダニエル・クレイグの、そして“ジェームズ・ボンド”の“青い瞳”が、今作では特に印象的に映し出される。
その瞳は、時に怒りを滲ませ、時に強い決意を表し、そして時に愛する人を慈しんでいた。
“ブルーアイズ”こそが、ダニエル・クレイグが演じたジェームズ・ボンドの象徴であり、アイデンティティだった。

2005年に新ジェームズ・ボンドに、ダニエル・クレイグのキャスティングが発表された際には、金髪で青い瞳という従来の“ボンド像”からかけ離れたその彼の風貌に対して批判が殺到したらしい。
ただ、その固執されたイメージからの乖離、古い時代性からの脱却こそが、この俳優を起用した最も大きな狙いだったのだろう。
クレイグ版007第一作「カジノ・ロワイヤル」から足掛け15年経った今、改めてこのキャスティングは大英断だったと言えると思うし、少なくとも僕にとっては、この無骨で厳しい主演俳優こそが「007」だった。


そのダニエル・クレイグ版007の最新作にして、最終作。パンデミックによる1年半以上の公開延期を経て、ようやく日の目を見た今作は、自分の想定以上に印象的な映画作品として、心に残り続ける作品となった。
初回鑑賞後、あまりにも衝撃的でエモーショナルな今作の顛末を思いながら、しばらく思考をまとめることができなかった。
その間、頭の中では、ビリー・アイリッシュが歌唱する今作の主題歌が繰り返し流れ続けていた。
自分が思っていた以上に、ダニエル・クレイグが演じたジェームズ・ボンドと、彼の「007」シリーズが特別であったことを思い知った。
気持ちの高ぶりが収まらず、居ても立っても居られなくなり、今作の感想を綴る前に、クレイグ版007の過去4作すべてを再鑑賞することにした。

過去4作を見返すと、改めてこのシリーズが、それ以前の過去の「007」シリーズとは一線を画する革新的なアプローチの連続であったことを痛感する。
それは主演俳優のビジュアルなどに留まらない。作品世界そのものに対する是非、ジェームズ・ボンドというキャラクターに対する解釈、そしてそれらが今この現代社会に存在した場合に求められる視点と価値観、そういうことをシリーズ通じて真摯に追求し、挑戦し続けていた。
その象徴であり、顕著な結果が、ダニエル・クレイグという俳優が演じた荒々しく、生々しく、故に極めて“人間らしい”ジェームズ・ボンドだったのだと思う。


今作も含めた5作品において、ジェームズ・ボンドは傷つき続け、悲しみ続けてきた。そしてその「傷跡」は、決して単作で消え去ることは無く、シリーズを通じてしっかりと残り続けてきた。
そのさまは、時に悲壮感に溢れ、重々しいけれど、それは、ジェームズ・ボンドという架空のキャラクターが「人生」を得たことの証明だったと思える。

「人生」を得たからこそ、人間には、必ずその“終わり”が訪れる。
今作のタイトル「NO TIME TO DIE」が表すものは、即ち「今は死ぬ時ではない、けれど、いずれ死に相応しい時が訪れる」ということだったと思う。

シリーズ第2作「慰めの報酬」で、ボンドは敵から『手を触れる相手がみな死んでしまう』と罵られる。
彼はその事実と真理を誰よりも深く噛み締め、苦悩し続けていたのだろう。
自分が存在し続ける限り、トラブルは起き続け、大切な人はみな死んでいく。

かつての敵の台詞が全く直接的な意味合いで伏線となり、ジェームズ・ボンドはあまりにも厳しく悲しい顛末を迎える。
ただ、そこにあったのは必ずしも「悲劇」ではなかったと思う。
苦しみと悲しみの果てにようやく得た本当の「愛」。それを守り通すために、彼は自らの苦悩の螺旋を断ち切る。「死ぬにはいい日だ」と言わんばかりに、これまでで最も穏やかな表情で、その時を迎える。
それはやはり、「悲劇」なんかではなく、闘い続けてきた男に相応しい「解放」の瞬間だった。

過去4作を観終えた後、再びこの最終作を鑑賞し、その悲しみと慈愛にむせび泣いた。
寂しいけれど、今はダニエル・クレイグ版「007」をリアルタイムで映画館で観られた世代であったことを幸福に思う。


“007”は去った。でも、これで彼が消え去ってしまうわけではない。
彼が守り通した世界、そして大切な人たちによって、彼の存在は語り継がれ、残り続ける。
そう彼の名は、「Bond, James Bond」
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 10点(2021-10-03 20:26:34)(良:1票)
28.《ネタバレ》 散々待たせての公開は、予告編をゲップが出るほど見た後の公開なんで「やっぱ見どころは予告編に尽きるのかよ!」と言う内容でした。その割に上映時間は長く、アクションシーンはぶつ切りだし、でもその中で一番見応えがあったのがスペクターのパーティシーンだったのは皮肉な話でした。パロマに比べて新007は優等生的で全く印象にも残らない。何よりも今回の敵役のサフィンの終盤の行動が意味不明すぎです。なぜ、娘をあのタイミングで解放する?なぜ最後にボンドに単身で勝ち目のない戦いを挑む?個人的には「スカイフォール」を頂点にだんだん盛り下がった印象しかないです。と思って過去作をチェックしたら、スカイフォール以降全部5点だった…。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 5点(2021-10-03 19:17:51)(良:1票)
27.ダニエルクレイグの痛くて辛い007物語はこれで終了。最低前作スペクター観てください。
007とマドレーヌとの愛が、007に**が!
bonbaiさん [映画館(字幕)] 9点(2021-10-03 02:04:38)(良:1票)
26.《ネタバレ》 コロナによる公開延期が恨めしく、ようやく観ることができるこの日を待ちに待っていました。
そんな能天気な期待を吹き飛ばすような、陰鬱なストーリー展開に、とどめにあのラスト・・・
そもそも序盤に女王陛下の007のインストゥルメンタルが流れた瞬間に嫌な予感が。

さすがに鑑賞途中に気が付きました。
あの多幸感あふれるラストの「スペクター」の続編を作る、というのであるから、こういう話にならざるを得ないなと。
だから、この終わり方以外は逆に考えられないのだ。

この一作だけ見てしまうと、ストーリーやキャラクター設定がそれほど魅力的ではないのだが、ダニエル・ボンドの集大成としてはケチをつけることのできない作品でした。
でも、これは「スペクター」の、アナザーエンディングという扱いでもよさそうです。
ハッピーエンドが好きな人は、この話は無いものとしても良いでしょう。

思い入れの強いおじさんは、We Have all the time in the worldが流れたところで、滂沱の涙でした。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 9点(2021-10-02 17:45:24)(良:1票)
25.《ネタバレ》 ダニエル・クレイグ版の007は、一作一作が必ずしも単発のアクション映画に留まってはおらず、シリーズを通して人間関係に強めの繋がりが在ってその中にボンドはじめ個々のキャラの人間性がより深く描き出されてゆく、そのコトに重きを置いた作風が率直に大衆に大いにウケたとも思えているので、その意味では今作がシリーズの総括としてよりその方面を重視していること、端的には過去作とリンクしたシーンが非常に多くて、なので尺もかなり長大であって、そして最後には衝撃の結末をもってシリーズの「完全な」終焉を迎えている、そのコンセプト自体には個人的には全然しっくり来たと言っても決して過言ではないです(確かに長尺ですが、だからソコはあんまし気にならなかったですね)。

ただ今作では残念ながら、そのコンセプトがもたらす弊害的側面の方がより目立っていたという様にも感じられます。まずとにかく、過去の話はどーあれ今作で始まった話とゆーのが実に薄くて味気無い、というコトなのですよね。ラスボスのサフィンにしても、ド初っ端に顔見せでチラリと出た後は本格的に出て来るのがもう中盤だいぶ深くなってからですし、そこからも彼の人物像・目的・能力のどれもよく分からないまま彼をほったらかしにお話は進むので(ある種)唐突に完全に彼の話になる終盤以降とゆーのが(それまでと比べて)非常につまらない・どーでもいい感じになってしまっていると思われたのですね。味方にしても、例えば後輩ちゃんは中々好さげなアクションキャラの風を醸しているのですが、彼女の活躍シーンは少ないし地味だしでコレもだいぶ物足りなかったですし。

だから根本的には、今作は007シリーズの新規の一作とゆーより、おそらく『スペクター』の直接的続編だという心構えで観た方が好いのかも知れません。特にボンドとマドレーヌのその後を(人間ドラマとして)観てみたかったという人が最も喜びそうな作品、とゆーのが一番的確な表現に思われます。でも一方で、前作で意味在りげに生き残されたブロフェルド(とスペクター)は今作で非常にアッサリ滅びてしまいますし、そーいう意味合いで捉えたとしても全てが巧くハマってる作品だとは到底言えません。要は、そーいうコトしたいなら最初から二部作としてチャンと考えてやらんとダメだよね、とゆーコトかと。

もう一つの大きな問題が、実質「ボンドガール」不在という物議を醸しそうな設えですかね。マネーペニーが完全にサブキャラに引いた今作では主要な女性キャラが3名登場しますが、後輩ちゃんは(よく見るとそこそこ魅力的ではありますが)ボンドの女になりそーな、というキャラづくりにはなってないですし、マドレーヌはボンドとの関係性が「恋人」とゆーよりも完全に更に深いモノになってしまってますし、もう一人、パロマちゃんは度肝を抜くホドにデーハーでセクシーな出で立ちで登場するものの完全にスポット的なソコだけの出演に留まっており、何れもボンドガールとしての役割は果たせていないのですね。まあ前述どおり今作はボンドとマドレーヌのもはや「家族的」なお話なので、ボンドガール自体が(選択的に)御役御免とゆーコトなのでしょう。が重ねて、ソコには不満を持つ観客も確実に(結構大勢)居ると思いますし、だからスポットであれパロマちゃんを無理に捻じ込んでいるとも言えるのでしょうし。てかパロマちゃん自体は見た目の完成度は相当に高かったのでその意味で単純にかなり勿体無いとも思えて、この点に関してはなんか中途半端やな~とも思いますね(チャンと入れるか全く入れないか男らしくどっちかにせいよ、と)。

結論、一番やりたかったコトの部分にはかなり賛同も出来る作品ですが、ソコとその他やるべきコト or やりたくないけどやらざるを得なかったコト(特に007シリーズとして)といった辺りの整合性がまたかなりイマイチだという作品に思えます。そもそも個人的にはこの「結末」自体、前作で終わりだったハズが無理繰り今作をつくるコトにした挙句ダニエル・クレイグに契約条件として突き付けられた、というよーなモノだったのではないかとすら見えてますのよね。諸々、ちょっと完成度が高い作品には思えないですね。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 5点(2021-10-02 14:18:39)(良:1票)
24.本日初日、観てきました。
まだ何も書けない(すべてネタバレになる😆)
ダニエル・クレイグは、この5作で独自のボンド世界を見事に完結させました。
この終焉に、ただただ拍手!そして、さらば・・・
 
JAMES BOND WILL RETURN
墨石亜乱さん [映画館(字幕)] 8点(2021-10-02 08:34:48)(良:1票)
23.《ネタバレ》 ダニエル・クレイグ版007「完」  まずは、お疲れ様 そしてありがとうですね。前任者(w言い方違う )から引き継いだ当初はこの硬派路線に戸惑いは感じていましたがそんなこんなで早15年! もうぅボンドはこの人じゃないと!と思うようになりましたね いやーカッコイイよダニエル・クレイグ。  満を持しての本作はアクションすごい!キレッキレのパロマちゃんしびれますな~・ボンドカー・ちょっとベタwなギミックも「らしい」よね ・マネーペニーやQや新007(!) などいろいろな方の登場があり~で、 まさかのお子様登場とは(かわいいね~)  いろいろ盛沢山でサービス満点コスパ最高!お腹一杯感はあるけど やっぱりちょっと時間が長いかな~(トイレに行きたいのをメチャガマンした。家で観てるときみたいに一時停止できないからねw)まぁ飽きる場面はなかったというのはスゴイけど、もうちょっと詰めれるところもあったような?   最後のあたりの和風なテイストはなんでだろとか思ったら監督さんは日系の方だったんですね 日本人としてはちょっとうれしい。若干(結構?)力技的な終わり方だったけども、今後の新しい007(誰がするんでしょうね~勝手な予想ユアン・マクレガー!違う??w)がどうなるのかとっても楽しみデス、8点!!
Kanameさん [映画館(字幕)] 8点(2021-11-23 09:50:38)
22.《ネタバレ》 ダニエル・ボンド最終章にふさわしい派手さと華やかさ。けっこうな長尺ですが、飽きさせずに引っ張る演出はさすがです。序盤から一級のサスペンス演出で見せる殺人者の登場、蜂の巣にされる車内の緊迫感(すっごい防弾力だ)。技術もアイデアも出し惜しみせずにガンガン来る贅沢さ。
ただ、キレた演出ぶりは中盤のキューバ潜入パーティでピークを迎えた感があり、話が進むにつれてラミ・マレックの悪役度も銃撃戦のヒリヒリ感もパワーダウンしちゃったのは残念。
とにかくも、今作の目玉はパロマを演じるアナ・デ・アルマスの鮮やかさ。美しくキュートでアクションのキレも申し分なく、見惚れてしまいました。ボンドに捨てられてうじうじしているレア・セドゥがせっかくの演技力を腐らせているのに比べて、新生ボンド・ガールのなんと素敵なことか。出番が少なくて嘆いているのは世界中で私だけではないはず。
そして007シリーズも時代の流れで変わっていくものなんだなあと感慨深かった。だってジェームズ・ボンドが妻子持ちになるなんて。マイホームパパになってしまっては世界観がひっくり返りますもんね。
なんにせよD・クレイグには素敵なボンド像をありがとうと言いたいしQファンのわたしは今作自宅に招かれて(?)とても喜ばしかったです。インターホンでボンドの姿を認めた時のいやそーな顔がたまりません。
tottokoさん [映画館(字幕)] 7点(2021-11-18 23:32:57)
21.予定調和的迫力カーチェイスに銃撃戦、そして突っ込み所満載のファンタジーのような展開。
ハラハラドキドキ感はイマイチですが、そもそもこのシリーズにそれを求めるのは的外れかと…
不覚にも予定不調和の結末にグっと来てしまった。
ウルウル度はシリーズNo.1、ダニエル・クレイグお疲れ様。
次作はどうなっちゃうのか?期待してます!
ProPaceさん [映画館(字幕)] 8点(2021-11-16 23:39:34)
20.《ネタバレ》 上映時間が2時間40分という長さながら、ダレ場がほどんどなく、ストーリーやアクションが展開していくため、決して長くは感じなかった。
ダニエル・クレイグ版007の最終作だけに、ダニエル本人のこだわりも随所に反映されているような気がする。
まさにテーマは世代交代であり、人間ジェームズ・ボンドへの回帰だったように感じた。

スペクターの親玉は既に逮捕勾留されているため、新たな敵が必要だった訳だが、今回の敵はそういった意味でやや後付け感は否めない。そのため動機や目的については不明確なままだったのが惜しい点だ。

ただ、それ以外は、美しい画を舞台に、アクションは期待を裏切らず、ボンドガール(ボンドウーマン)も美しく、ガジェットも炸裂の本作はクレイグボンド最終作にふさわしい面白さだった。
個人的にレア・セドゥの流し目に完全にやられてしまったのもご愛敬。

ボンドの最後、そしてエンドタイトル後のメッセージには賛否両論あるようだが、個人的にはダニエル本人がこの終わり方を条件に本作への出演を承諾したのではないかと思えるほど、納得の終わり方だった。

次回作の新ジェームズ・ボンドは、恐らく全く新しいフォーマットでリスタートするのではないかと思うし、それでいいと思った。
田吾作さん [映画館(字幕)] 8点(2021-11-12 16:03:11)
19.《ネタバレ》 ラミ・マレック演じるサフィンの行動には辻褄の合わない部分や背景がかなりあるものの、ダニエル・クレイグ演じるボンドの存在感に引っ張られてそこまで気にならない。ボンドカーの活躍やスタイリッシュなアクション、少々荒唐無稽なところも、これまでのボンド映画の魅力を引き継ぐ。ダイエル・クレイグ版のボンドは全ての作品でストーリーがつながっているため、予習がないと1作品としてのおもしろさが下がってしまうのが難点か。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 7点(2021-11-06 21:46:30)
18.「007」にしては妙に巷の評価が高いな、と。実際ここでもシリーズ第二位!。
私はそもそもが非エンタメ指向という傾向が少々あります。しばらく映画館へ行っていないなと、自宅でのモニター鑑賞との落差が大きそうだと選んだ作品でした。毎作きちんと見ているわけでもありません。「007」を映画館で見るのは初めてです。

明らかに前提知識を必要とする不明な点がありましたが、これは無視できるレベルだと思います(同趣向の方へのアドバイスです)。しかし、全体的には「007」の枠を超えるものではないと思います。
アクションシーンにも強い興味はないので、ちょっと冗漫かなあと(実際、長すぎるでしょ!)。
ボンドが死ぬことに対してブーイングが起こっているようですが、思い入れがないので話としては良く出来ているとしか思いませんでした。新鮮味は感じませんでしたけど。
それよりも、どっこいボンドは生きていたという線で次作を作るという予告にびっくりです。あの状況でどう辻褄を合わせるつもりなのでしょう?。新007が出てきたわけですが、彼女が「ジェームズ・ボンド」と改名するとか...?。

本編上映前に主役俳優(ほら、私は名前も知りません)から日本向けのメッセージ映像があって、日本のマーケットって結構大きいのかと調べてみると、アッと驚く第3位だとのことでした(米・中の次)。
傲霜さん [映画館(吹替)] 6点(2021-11-05 17:13:11)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 7.08点
000.00%
100.00%
212.70%
312.70%
400.00%
5616.22%
638.11%
7924.32%
8821.62%
9821.62%
1012.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.33点 Review3人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review5人
4 音楽評価 6.75点 Review4人
5 感泣評価 3.66点 Review3人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

2021年 79回
主題歌賞 受賞No Time To Die

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