1.《ネタバレ》 宵闇に佇む真珠の首飾りの少女。
その肌は限りなく美しい。
夢心地な美しさ。
正確にはクリストファー・ドイルが美しく撮った。
クリストファー・ドイルだからこそ、ここまで美しく撮る事ができた。
同じくクリストファー・ドイルが撮影を担当した、私の大好きな映画『地球で最後のふたり』を彷彿とさせるストーリー。
幻想であったかと思わせるラスト。
その全てが愛おしく、そして心地よい。
ついにクリストファー・ドイルも、その映像美を極め、キャリアの頂点に達したか。
また一つ、宝物の様な映画と巡り会うことができました。