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TAKING CHANCE

[テイキングチャンスセンジョウノオクリビト]
(戦場のおくりびと)
Taking Chance
2009年上映時間:79分
平均点:7.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマ戦争もの
新規登録(2020-10-19)【HRM36】さん
タイトル情報更新(2021-01-14)【HRM36】さん
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キャストケヴィン・ベーコン(男優)シュトローブル中佐
ブランチ・ベイカー(女優)
ゴードン・クラップ〔男優〕(男優)
アン・ダウド(女優)
ペイジ・ターコー(女優)
ジュリー・ホワイト(女優)
マシュー・モリソン(男優)
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 戦死者に対する敬意に満ちた、静かな映画。
護衛という任務を果たす上で忘れてはならないのは、いかなる瞬間も英雄に対する敬意を失することがないこと。
棺が運ばれる先々で、それと気づいた人々は本当に自然に死者への敬意を表す。
その姿に心を打たれる。
アメリカが参加する戦いには様々な種類のものがあり、いろんな考え方を持つ人がいるのだろうが、こういう瞬間を見ると、アメリカという国の底力を感じずにはいられない。
国が強いからではない。そこに暮らす人々の力。それが国としての強さを決めている。
胸打たれる、素晴らしい映画。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-12-27 15:58:47)(良:1票)
3.《ネタバレ》 劇映画ではあるが、内容的には一種のドキュメンタリに近い。米軍が戦死者を家族のもとに送り届けるとき、ひとりの軍人がその棺を最後まで護衛する任務を負う。本作はその道程を描いたロードムービーでもあり、更に言えば、映画は全体としてひとつの長い「葬礼」の様子を映し出しているとも言えるだろう。細部に到るまで、非常に厳粛な作品である。

軍事行動において、自軍の死者というものが不可避なものである以上、死というのはある種、兵士の任務の一部であるとも言える。自らに代わってその任務を果たした戦死者に対し、軍組織とその構成員たる軍人が最大の敬意を払うのは当然のことであろう。しかしこの映画ではそれに加えて、アメリカ社会そのものが戦死者に対して大いなる敬意を払っていることが、幾つかのエピソードを通して描き出されてゆく(本作は劇映画なのだから、これらの描写がどこまで真実に近いのかには議論の余地があるのかも知れないが、こんなことで嘘をついたトコロでそれこそ何の意味もないのだから、個人的にはこれは真実だと思うことにしたい)。

その敬意が結局のトコロ何に由来する・しないのかはとても複雑な事柄だろうと考えてもいるのだが、ひとつ言えるのは、アメリカ人にとって戦争とそれによって失われる命というのは、日本人である我々に比べてとても身近なことなのだろう、ということだ。そして、戦争(の善と悪)をあくまで自分ごととして捉える、ということ自体は、そうせざるを得ない社会の在り方自体が正しいのか、という論点はあるにせよ、実際に戦争が続く現在の世界のうちにおいては、それから目を背け続けるよりは遥かに適切な態度なのではないか、と、個人的には強く思う。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-12-05 01:19:38)(良:1票)
2.静かに、静かに感情を揺さぶる素晴らしい作品でした。セリフも少ないのですが、その瞬間がまた深いと思わざるを得ません。

トラウマになっていた映画があってなかなかケヴィン・ベーコン作品を見ることができませんでしたが、こちらが自分の中の復活作になってとてもうれしい発見でした。

「プライベートライアン」もでしたが、アメリカ軍が一人一人と家族をとても大事に思っていることが現れていて、大戦のことまで考えさせられました。

ラストの実際の映像がまた泣けます・・・

*蛇足ですがGleeのマシュー・モリソン(登録申請中)もちょい役で出ています、探してみてください。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-10-19 11:02:05)(良:1票)
1.《ネタバレ》 アメリカ兵に関する知識がないため、劇中の人物たちの感情や行動から少し置いてきぼりになった感じです。それでも他の映画にはない雰囲気であり、記憶の片隅に残る映画であると思います。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-12-05 08:40:12)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.25点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5125.00%
600.00%
7125.00%
8125.00%
9125.00%
1000.00%

【ゴールデングローブ賞 情報】

2009年 67回
主演男優賞(ドラマ部門)ケヴィン・ベーコン受賞 

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