5.《ネタバレ》 カタチとしては米中合作映画なんですが、アメリカパートについてはニューヨークの街並みが少し映る程度であり、ほぼと言ってよいほど中国産。
その中で、幼き頃から中国を離れ、名がビリー、喋る言語は英語で中国語はあまり上手ではない(という設定)その上、中国文字は読み書き出来ないという30歳になる女性がなぜにあんなにも父母以上に中国にいるお祖母ちゃんを想うのか。
途中まではそのような不思議な思いに駆られたのですが、答えは実に簡単でしたね。ニューヨークで頼れる者は父母二人だけ、そこに親戚が一人も居ないということは、そりゃいくつになっても寂しいことだろう。
なので今回、そんな想いを汲み取るまでに自分はかなりの時間を消費してしまったほうなので、もう一度改めて見直したならば、きっとその時ビリーのお祖母ちゃんへの想いの深さが、よりもっと理解出来るものになってしまう事となると思えます。
告知について、告知するか否かについては、親子である息子が決めるべきこと。親族側はその判断に納得し従うべきであると思います。