2.《ネタバレ》 医療事故からの精神的ショックで神に救いを求めるようになった看護師の女性が、末期の大金持ちの女性の訪問看護をきっかけに、狂気の世界にいっちゃう様を淡々と描写した映画。彼女の頭の中をずっと観させられる感じです。演出がうまいのか、孤独で狂ってる世界観の雰囲気にドップリ浸らせられ、退屈感はありませんでした。主役の女性の演技には惹きつけられものがあり、怖い顔の時は不気味で、たまに神々しいほど聖母のような顔にもなるし、いっちゃってる顔にもなったりして、彼女が切なく、怖いので、コワ悲しい映画でした。