THE FIRST SLAM DUNKのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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THE FIRST SLAM DUNK

[ザファーストスラムダンク]
2022年上映時間:124分
平均点:8.20 / 10(Review 40人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-12-03)
公開終了日(2023-08-31)
ドラマスポーツものスポコンもの青春もの学園もの漫画の映画化CGアニメ
新規登録(2022-11-17)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-02-14)【イニシャルK】さん
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監督井上雄彦
木村昴桜木花道
三宅健太赤木剛憲
坂本真綾赤木晴子
松田健一郎野間忠一郎
稲田徹堀田徳男
宝亀克寿安西光義
塩田朋子安西夫人
瀬戸麻沙美彩子
園崎未恵宮城カオル
かぬか光明河田雅史/河田美紀男
島袋美由利宮城リョータ(少年期)
原作井上雄彦
脚本井上雄彦
音楽武部聡志
制作東映アニメーション(アニメーション制作)
配給東映
作画井上雄彦(キャラクターデザイン)
録音鶴岡陽太(音響監修)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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40.《ネタバレ》 もしかしたら本作を観る客層の中では珍しいのかも知れないが、私は「スラムダンク」と言う作品に関する予備知識は皆無だ。
原作漫画未読、TVアニメ未見、知っているのは主人公の名前が桜木花道とか言う三流演歌歌手の様な名前、と言う位。
その様なAway感満載で臨んだ本作、何とまあ物凄く面白かったのである。
まず、そのオープニングからしてカッコいい。
ビートの効いた音楽に合わせて始まる鉛筆画によるアニメ―ション。
聞く所によると原作者兼本作監督の自筆らしいが、この様な勢いを感じつつ丁寧なオープニングの作品は
実写・アニメを問わず傑作の匂いがプンプン。
コアな原作ファンの間で賛否両論らしい、別の主人公を据えた設定や時系列を入れ替えた構成も予備知識ゼロで有る事が幸いし全く違和感を感じなかった。
映像を目で追いながら自分の頭の中で辻褄を合わせるスリリングな映画体験、私大好きなんです。
実際にバスケをやっていた人に言わせると荒唐無稽な試合展開だそうだが、大差を付けられ~追いつき~追いつかれ~最後の最後で逆転勝利と言う王道な展開もベタ過ぎて心地良い。
予備知識なしで臨む映画鑑賞の醍醐味を堪能した次第。
可能ならもう一回観たい。

蛇足...宮城リョータの母上、宮城カオルさん。私のタイプです(真面目なファンの皆様ごめんなさい爆)。
たくわんさん [映画館(邦画)] 9点(2023-01-09 16:16:32)(良:3票)
39.《ネタバレ》  『スラムダンク』ミリしらだったのだけど(『ジャンプ』卒業して49年経つし)とても楽しめた、面白かったわ。

 何が良かったって、巧いのよ、原作の人が脚本書いて監督したこの映像作品が。映画の言語よりはマンガの言語、アニメの言語で描かれているのだけれど(多重モノローグたっぷりだし)、時系列を崩した上で再構築して、説明し過ぎずに行間を読ませ、要所要所に情景描写を挟み込んで。映画らしいかどうかなんてどうでもいいくらいには見事な映像作品になってると思うわ。ロン毛の番長風のカレが仲間になってゆく過程はさすがに行間空きすぎてて読み切れなかったけれど。

 核になっているリョータのエピソード(原作は彼が主人公ではないのよね?多分あの赤い短髪のガラ悪い兄ちゃんが主人公よね?)が静かに情感豊かに描かれ、交互に進行してゆく試合シーンのダイナミックな映像との差で生まれるコントラストが上手いわ。実のところほぼリョータのお母さんの物語で、それは『スラムダンク』って大きな核からしたらかなりな脇道なのかもしれないけれど。でも多くを語らないあのお母さんの存在感がこの映画を深い、味わいのあるものにしていたわ。

 原作ミリしらだったので試合の進行もワクワクと楽しめたし、相手校のあのずーっと表情に変化のないカレが最後に突然号泣するところなんかも上手いわぁ、ってカンジで、つまりこれって井上雄彦って人の才能よね。それだけの才能を持った人が、その才能を発揮した作品っていう。マンガ家さんって凄い才能の人が多いのだけれど(自らの個性と絵と物語で世界を創造するっていう)多くの人の共同作業となる映像製作にまで長けてゆくとなると、もうひれ伏すしかないわ。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 9点(2022-12-20 15:43:17)(良:2票)
38.《ネタバレ》 バスケをやっている沖縄の姪たちが「絶対に映画館で見て!」とずっと言っていた『THE FIRST SLAM DUNK』。
連載&単行本でストーリーも登場人物も名台詞もある程度わかっているものの、大ファンというわけではない。
公開からすでに6ヶ月経っていたが、近所でレイトショーをやっていたので、平日フラッと行って鑑賞。

まず、オープニングがカッコイイのなんの。
ペン書きで5人が描かれ(ゴリが真ん中なのがポイント!)、まるで命が吹き込まれたかのように5人に色がつく。
いやぁ、30年の時を超えマンガがそのまま動き出した!という高揚感。
ココだけでも姪の言う通り映画館で見た甲斐がある。

そして、映画の主役が宮城リョータでビックリ!
彼が沖縄出身設定になっており、生い立ちが差し込まれ、沖縄の風景を含めて楽しめた。
リョータのコメディ要素が薄いのがちょっと残念だけど、マンガのときからリョータ好きの私としては大満足。
CGアニメーションのクオリティの高さのおかげで、ヤマオウ戦も結末がわかっているのにえらくドキドキできた。
気がつけば自分で驚くほど泣いていた。。。
groundhogさん [映画館(邦画)] 9点(2023-05-30 10:19:49)(良:1票)
37.《ネタバレ》 今また大好きな湘北高校のみんなに会えるとは。原作者の井上氏が手がけているとあっては見逃すわけにはいきますまい。
驚いたのはアニメーション技術の進化。その洗練されていること。特筆すべきは試合のシーンで、動きの自然なことはアニメを観ていることを忘れそうになるほどです。
原作の漫画作品が画力もコマ割りのセンスも大変高いので、読み手としては脳内でキャラクターを容易に動かすことができていました。でも実際この目で動く彼らの山王戦を観ることができたのは、想像よりも一層の迫力を伴ってもう圧倒的。幸せな体験でした。
宮城リョータのエピソードを深掘りしてきたのにも驚きました。りょーちんは花道と気の合う一つ上の良き先輩でコミカルパート担当のイメージだったので、こんなにずっしりした背景を持たせたのは意外に感じました。でも、そうだ彼は背の小ささを抱えながらも有能なPGとして健気に務めを果たして来たんだった。それだけのバスケへの愛着を抱いていたのは何故か、種明かしにもなっているのですね。
試合が途切れる度、リョータのエピソードが挿入され桜木や流川にしわよせ(?)がきて出番が少なめ。花道流川好きには物足りないかも。この二人の丁々発止の関係がずーっとあったからこそ最後の得点シーンが生きるので、そこはちょっと残念。
tottokoさん [映画館(邦画)] 9点(2023-03-07 23:44:43)(良:1票)
36.スラムダンクのドンピシャ世代です。
マイケル・ジョーダンと宮城リョータに憧れる中高バスケ部野郎でした。
映画が始まった瞬間にあの頃に戻る感覚というか、
まさか、こんな歳を重ねてまたスラムダンクに興奮する日が来るなんて!

スラムダンクを知らずともこの映像は素晴らしい体験になると思います。
本当に漫画がそのまま動いてるかのような表現は凄すぎるし、
バスケ経験者なら尚更この動き!この感じ!って絶対なるはず。
よくあの試合を遜色なく映像で動かせたなと驚嘆しました。

井上雄彦が漫画で描く人物描写は人間以上に人間らしく感じ、
豪快であり繊細であり、色っぽくもあり時にお茶目だったりする。
監督としてガッツリ参加された事、スタッフの方々の井上先生へのリスペクトが、
それらを映像表現として見事に昇華され、
素晴らしい作品に繋がったんだなと思います。

最初はリョータが軸のストーリーなん!?と思ったけど、
試合と回想で丁寧に緩急をつけ、納得の構成でした。
井上監督はスラムダンク連載後に、
小学校6年のリョータが主役の「ピアス」という短編を描いており、
沖縄の海が舞台だったことが、今回の映画を見て繋がってきます。
宮城という名前は本当に沖縄に多い名前ですし、
ちゃんとその頃からストーリーの構想があったんだと。
リョータの過去と山王戦の映像化を、
この映画のために温めていたかのように思えます。

映画のHPに、井上監督や関係者のインタビューが載っています。
特にプロデューサー松井俊之さんのインタビューをぜひ見てください。
それと映画をもっと知れる本
『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE』もおすすめです。
井上監督のロングインタビューで語る数々のエピソードや心情は必見。
「ピアス」も収録されています。
商業的な成功ももちろん大切なこと。だけど、
まずは人々の思いから始まっていて、
その純度の高さがこれだけの映画を産み出したんだとわかります。

長い年月をかけて制作してくださったみなさんに本当に感謝します。
ゆにおさん [映画館(邦画)] 9点(2023-01-05 23:30:06)(良:1票)
35.《ネタバレ》 原作は当然読んでいて、アニメも一通り見た派です。
まぁ、アニメには満足していないので声優が変わってもなんとも思わなかった訳ですが
CG作画が唯一気になっていた部分でしたが
これが全く問題ないとは。

っていうか、原作がまんま動いてる感覚が強いです。

今回リョーちんがフォーカスされたのは
ゲームメイクする立場にありながら
思いの外掘り下げる事ができなかった井上先生のやり残しを
形にしたかった感じがしますね。

で、なんでCG作画のしたのか。ですが。
個人的には「汗」を違和感なく作画したかったのではないかと思います。

終盤の激戦を表現するポイントとして原作でも
この「汗」が効果的だった訳ですが

これをセル画でやろうとすると結構地獄なのと
多分違和感が出てしまうと思うんですよねぇ。

それがCGになることでしっかり計算した上で描写できているんだと思います。

あとは、バスケの試合描写が違和感なく行えるのかという所になるのですが
これがすごい。
旧連続アニメも駄目だったところを全部直してます(笑)

CGのお陰で10人が独立した動きを描写できていて
これもセル画でやろうとすると大変なので結果
クローズアップが多様されて他のメンバーの描写を省略してますが
結果的にバスケの試合に見えなくなるんですよね。

本作ではしっかりバスケの試合になってました
パスからのシュートまでの流れとかめっちゃスームズ。
もっさりとか存在しない。

クライマックスに従いスピード感が猛烈に増す作画になっていて

正直PS3のゲーム映像みたいな感じになったらどうしようかと思いましたが
全然杞憂でした。

こういう作画ってハイキューの制作のProduction I.Gじゃないと厳しいと思ったんですが
すごいなぁ。

原画に進撃の巨人の神作画を担当する今井有文さんがいて
要所要所で神作画をされていたんでしょうねぇ

で、本作は予想通り「山王戦」なんですが
ゾーンプレスからの大量失点とかって
原作ではめちゃめちゃ絶望感があったんですが

本作では途中リョーちんのエピソードが入るので
そのあたりが分断されてるんですよねぇ。

ここはトレードオフになるんですが
あのエピソードがある事で
緩急が生まれたり、物語に深みを増していると思うんですが
そこで損なわれたものもある感じです。

あと、晴子さんヒロインなのにキャラデザがなんか違うのと
せっかくの名台詞がカットされているいう
彩子さんがヒロイン化してるレベルですよ(笑)

まぁ、多少不満あるものの、花道が逆襲のきかっけになる部分とか
知ってても熱いシーンが多く、非常に見応えがありました。

クライマックスの演出とか個人的に理想に近いです。

これが完全オリジナルだと、カットした部分とか原作の意図を組んでいないみたいな
批判が出てくると思いますが、ナウシカとかAKIRAと一緒で
これこそが原作ですね。

9点で

あと、やっぱり最後はあのシュートじゃないと(アニメが不満の一番の原因)

----
↓個人的に好きだったシーン(リョーちんメインがぼやけるのでカットしたのでしょうがなくもある)
・安西先生が鬼になるシーン
・「お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ」
・「大好きです 今度は嘘じゃないっす」
・「初心者だけどいつかバスケ部の救世主になれる人かも知れないよ」
・「おそらく現段階でオレは河田に負ける でも湘北は負けんぞ」
シネマレビュー管理人さん [映画館(邦画)] 9点(2022-12-22 23:52:24)(良:1票)
34.原作ファンの気持ちに最大限応えつつ、初見の人にも面白い。漫画の映画化は鬼門だと思っていましたが、なんのことはない、原作者が作ればよかったのですねと思わせる一作(簡単にいうな)。◾️ぜひ小林まこと先生に、映画「1・2の三四郎」を撮影していだきたい。観たい。
なたねさん [DVD(邦画)] 8点(2024-03-22 20:14:01)
33.《ネタバレ》 え?ラスト・・

流川じゃないんだ!?
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2024-02-29 22:29:14)
32.スラムダンクは漫画派なのですが、絵柄がずっと井上雄彦なの。CGぽさは多少感じる時もあるけどとにかく絵が本物。まず初見でそこに感動。しかも、ずっと。あのアニメのべたっとした塗り方じゃないのも、映画館で繊細な色彩の映像を見るのが初体験なせいでめちゃくちゃ衝撃だった。昔の手書きアニメのCMを彷彿とさせるような、あぁ井上雄彦監督なんだなっていう、本来の意味でのアニメーションを感じる演出もあり、粋です。デカい画面で見られて幸せです。音楽もエモーショナルで良かった。
えりまきとかげさん [映画館(邦画)] 10点(2023-09-27 10:26:59)
31.《ネタバレ》 割と物事を斜めに見る兄が、悪くなかったと思うよという感想で
見に行こうと決めた作品。

それまでは観るのが怖かった。
なぜなら、スラムダンクは私の青春だから。
最高の作品すぎて、映画で落胆したくなかった。

あの漫画を超えろとは言わない。せめてがっかりさせないで。。
自分から来たくせに、こわごわと見始めた。
とても良かった。

山王戦なんて、次に何が起こるか全てわかっているのに、
それでも、ドキドキが止まらなかった。

擦り切れるほど、めくった単行本の中身が、
本当に目の前に現れた。

誰に次のパスを出すのかすら覚えている試合展開。
心振るわせる、セリフたち。

それが映画で見れる幸せなのか、
多感な学生時代に戻った反動なのか、
わからないけど、涙が止まらない。

こんなに漫画で泣いてないのに、
なぜか映画は涙がでた。

ありがとう。井上先生、名作の漫画をつくってくれて。
そして、新しいスラムダンクを見せてくれて。
偉大なクリエーターたちに、もう感謝しかないです。
うらわっこさん [映画館(邦画)] 8点(2023-07-30 17:21:14)
30.漫画既読。やはり日本のアニメは素晴らしい。
きめ細かい心情とか、繊細で綺麗な映像は
ディズニーアニメでは出来ないですね。
お寺とか、公園、団地、畳のある家、部活で鍛えられるところ、
学園生活。
アジアで人気あるのは分かる。
SHOGOさん [映画館(邦画)] 8点(2023-07-28 03:29:34)
29.《ネタバレ》 原作のあの試合を全く違った切り口で描く発想と構成力が凄い、井上雄彦はまだまだ枯れてない、そう思わせてくれた。この勢いでバガボンドとリアルの続刊も書き上げてほしい(懇願)
勾玉さん [映画館(邦画)] 8点(2023-07-24 10:02:05)
28.《ネタバレ》 SLAM DUNKを知っていても、いなくても、バスケットボールというスポーツの魅力が2時間強に詰め込まれていて楽しめる作品です。

宮城リョ-タを主人公にすることで、原作の主人公である桜木花道の強烈な存在感を薄め、「バスケットボールの映画」であることを強調したことが、外国を含め幅広く受け入れられた要因ではないかと思います。といいながらも、数々名言の数々はしっかり残っていて、原作好きとしては嬉しい限りでした。
TMさん [映画館(邦画)] 8点(2023-05-04 19:28:10)
27.《ネタバレ》 高評価の嵐にハードルが上がりきっていたが、そのハードルを軽々飛び越えていくほど面白かった。試合の流れや結末は知っているけど、盛り上げる演出が上手いしカッコよくてめちゃめちゃ興奮してしまった。音楽の使い方もめちゃ上手い。試合終盤のあの演出は素晴らしい。
惜しむらくは試合が盛り上げるけどリョータの過去話が挿入されることでその度クールダウンしてしまうことか。でも試合の流れと過去話をシンクロさせる見せ方をしないとまとまりがなくなるもんね。
久々に原作漫画を読み返したくなった。
eurekaさん [映画館(邦画)] 9点(2023-05-01 22:00:47)
26.《ネタバレ》 原作を全く読んでいなかったが、この機会に読破。
井上雄彦の画力はバガボンドでよく知っていたが、前作品であるスラムダンクは1巻を見れば全くといっていいほど別人のよう。しかし作品を重ねるに従い、私がよく知っているあの画風になっていく様子は、主人公の成長とも相まって非常に面白かった。
(まぁ、北斗の拳とか、こち亀とか、たいてい1巻の絵は面白いんだけど・・・)
漫画の話はさておき、この作品は映画館で見て良かった。バスケットボールの弾む音や、バッシュのゴムのきしみ、そして、長い静寂など、映画館でなければ味わいにくい迫力と臨場感がある。
井上雄彦のそもそもリアルな画で脳内に出来上がっていたものが、生命を得て動き出したかのような感銘を受けた。これぞアニメーション。
鉛筆画が動き出すオープニングは、単にかっこ良いだけでなく、セル画のアニメを経てCG等の技術の進歩を暗示しているようにも思えた。
チェブ大王さん [映画館(邦画)] 7点(2023-04-30 03:01:34)
25.《ネタバレ》 自分は、スラムダンクを原作からリアルタイムで読んでいたし、単行本も揃えましたが、それほど熱狂的なファンではありません。
そんな自分の感想ですが、

リョータをメインに据える事自体は良いと思うし、どんなエピソードでも井上先生が制作に関わっている以上、あれが正統なスラムダンクなんだとは思う。
が、はっきりってあのエピソードは本編への繋がりもあまり感じられず、かなり異物感が感じられ、あの部分はマイナス評価となってしまいました。まあ、自分の読みが浅かった部分もあるかもしれませんが。

一方、山王戦は素晴らしかった。
今までのアニメとは異なり、実際の試合を見ているかの様な演出もとても斬新。
そして山王メンバーの描き方も原作に非常に忠実かつ、強者感もしっかりと感じられた。特に沢北、河田の描き方はお見事。
原作で感じた恐ろしさ・絶望感も感じる事が出来た。
実質山王戦のパートは約一時間位かと思いますが、原作ではあれだけ長かった話を非常に上手く纏めたなと感心。
全く不足感は感じられなかった。
強いて言えば後半ラスト近くの三井の3Pシュートのシーンはもっとしっかり描いて欲しかったが、それ以外は100点満点の出来と言っても過言ではでしょう。
頻繁に挿入される回想シーン、初めはバランスが悪いと思いましたが、試合のシーンが非常に淡々と進行するので、全体のバランスを考えるといい演出だったと、鑑賞後に感じました。

本作品の2大要素、リョータのエピソードと山王戦。
片方に非常に不満が残ったため、手放しで大絶賛は出来ませんが、それを含めても80点以上の評価を付けざるを得ない位、素晴らしい作品を作ってくれたと思います。
夜光華さん [映画館(邦画)] 8点(2023-04-22 09:18:13)
24.《ネタバレ》 たぶんなんですけど、この超有名漫画のこのラストの名試合の展開は、ほとんどの人が知っているだろう、って前提で作ったんでしょうね。それで、誰も知らないリョータの背景を柱にしたのでしょう。
試合の流れは、文句の付け所のないくらい完璧なので、展開を知っていても盛り上がれます。前半を思い切って省略していますが、確かに河田の弟のエピソードは要らんわね。
でも、本質的には花道の成長ストーリーなのだから、もっと時間を割いてもよいはずの、彼の奇跡のリバウンド、ブロック、(得点にはならない)ダンクなどが割とあっさり描かれていたのは残念。沢北をはじめとする山王側のキャラクターのバックグラウンドも、もっと描いてもよかったとは思いますが、そのあたりは、観客の脳内補完に任されている感じでした。
Northwoodさん [映画館(邦画)] 7点(2023-04-05 00:28:46)
23.《ネタバレ》 原作をワクワクしながら見て読んで何十年!? おおげさか・・
映画の予備知識セロで、、リョータが主人公?的になっていたのにちょっとビックリしたけれど、
それでも面白いのなんの~
だって、最初の鉛筆画?みたいなのから引っ張られ、最後、えっ!!??もう終わりなの、と。
だからいい映画です(^^)!
AKOさん [映画館(邦画)] 9点(2023-04-04 12:22:58)
22.《ネタバレ》 スラダン直撃世代なのだが、家庭の事情により全くスラダンに触れることが無かったので、これが初スラダン。
主人公が俺の知ってるやつと違うなという感想から始まり、迫力のあるバスケシーンがいい感じに続いていくので、見ていて飽きなかったです。
やはり原作読んでおけばよかったな~って感想を抱きました。
良作。
みーちゃんさん [映画館(邦画)] 7点(2023-03-28 14:39:58)
21.《ネタバレ》 スポーツに限らず敵を倒すという設定で大事なことはいかに相手が強大か、その点で山王ほど相応しい相手はいない。憎らしいほどに強く普通はオールコートで20点以上差をつけられたら絶望的であとは試合をコントロールされて終わり。
流川は沢北にあしらわれ宮城も深津に苦しめられる。この作品では宮城の生い立ちに焦点が当てられ桜木の出番は少ないがそのくらいでちょうどいいかも。
原作は2~3度読み返したが「みっちゃん!」のところでいつも泣いてしまう。笑
素晴らしいアニメであり読むたびに泣けるなんて他にない。なんといっても好きなシーンは最後のブザービーターではなく、その前の沢北のジャンプシュート。湘北を絶望に叩き落すシーン。
原作でもかっこよかったが、アニメではさらにx10のカッコよさ。あのシーンだけでご飯何杯でもいける。
正にジョーダン級。いやハーダウェイか。
あれ、通路で澤北が崩れ落ちて号泣するシーンて原作にあったっけ。皆泣きながら引き上げていくだけだったような。
クルセイダーさん [映画館(邦画)] 10点(2023-03-23 16:31:20)
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【点数情報】

Review人数 40人
平均点数 8.20点
000.00%
100.00%
200.00%
312.50%
400.00%
500.00%
612.50%
7820.00%
81230.00%
91332.50%
10512.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.20点 Review5人
2 ストーリー評価 8.50点 Review10人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review10人
4 音楽評価 8.40点 Review10人
5 感泣評価 8.10点 Review10人
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