2.私はレビュワー登録して以降観た映画全ての感想を本サイトに投稿するようにしていますが、たまに例外もあります。感想を下書きしたが投稿していない場合。あるいは下書きすらしていない場合。前者はそこそこあって、内容が薄かったり、芯を食っていないと感じる場合は投稿保留となっています(かといって投稿した感想は自信満々なのかというと全然そんなことないのですけど。)で、前作について調べたところ後者のパターンでした。鑑賞済みですが下書きなしの未投稿。正確には書きたい感想が無かったことを思い出しました。本作も基本的には同じです。暇つぶしには持って来い。おわり。刺激的な展開の連続で退屈はしないもの、キャラクターと一緒になって心を震わすこともありません。傑作や佳作秀作の類ではなく、テンポが良いだけ。B級映画ともまた違うのです。ファストフードやファストファッションみたいな。そう、これがホントのファスト映画では。間とか余韻とか無縁。観客の心のエネルギーを消費させることもなければ、補充することもない。こういうスタイルのエンタメ映画に需要はあるでしょうし否定する気はありませんが、こんな映画ばかりになっても困るとも思います。ひとつ前に感想を投稿した『弟とアンドロイドと僕』の対極に位置するような映画です。