1.《ネタバレ》 本当に好きな声優さんで、壮絶に大好きな世界観になった。
だが、正直に観てると悲しくなってきた。
今回、実は初めてしっかりとしたドラマを観た。
勿論、コミック版はたまーに観る程度…だが。
いやー、年齢の劣化も含め、次第に変化してゆくメンバー達。
当然、そのピークは確りとあるだろうし、非常に難しい所と思うけど「年齢を重ね、歳を喰っていく世界」ってのも欲しくなる。
なにより「ちゃんとドラマで訴えて、もし”今”無理ならば」なんて捉え、誰かの恩義で(別人にしたりとか?)変えなきゃないかも知れない。
いや、悲し過ぎるけど…方法論のひとつとしてね。
う~ん…ルパンの時とそう。
助けに来た彼ら…もう「ずっと若いままじゃなく年齢を重ねた大人キャラ」なら際立っているんだろう。
けど…冴羽獠さんやそれぞれのメンバー…そしてキャッツ・アイらメンバーの”全員が若いまま”なので、凄く違和感と悲しさが付きまとってしまった。
いや、頑張ってるんだけどなぁ……マジで。
そして、ドラマも毎回毎回、ドラマを見慣れるのもある。
俺は思わず「ああ、もう最後までこんな世界観なんかな…」と切なくなった。
けど、最後の方だったけど…言わば「戦いに赴くところ」は非常にカッコよく見えたし、胸にグッとくる局面が強かった。
これぞ冴羽獠と思えたし、自分の中で(勝手に)年齢を重ねた男に思えた。
いや、それは無いかもけど……やっぱり、追い込まれてからの葛藤が凄くカッコいいな、と思える…それがシティーハンターだと思う。
数々の葛藤や苦悩、そして重ねてしまう彼…冴羽獠の葛藤と年齢があるだろう。
けど、厳しくも残念な人生であったとしても…誰もが、抱えてるだろう「辛さも素晴らしさ」そんな思いが、ずーっとあると信じたい。
冴羽獠だけじゃなく、過去も神谷明さんが演じたキャラクターは、本当に最高だったんだよな…だから、初めてだけどシティーハンターを観た喜びと悲しさだった。
どこまでも、何処までも、しっかりと…シティーハンターだけじゃなく、素晴らしいドラマをずっとずっと楽しみにしたいっす。
いや、キン肉マンの”スグル”でも良いので。笑
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