TALK TO ME トーク・トゥ・ミーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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TALK TO ME トーク・トゥ・ミー

[トークトゥミー]
Talk to Me
2022年上映時間:95分
平均点:7.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-12-22)
ドラマホラーサスペンスミステリー
新規登録(2023-12-05)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2024-02-11)【Yuki2Invy】さん
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キャストミランダ・オットー(女優)スー
製作総指揮ミランダ・オットー
配給ギャガ
あらすじ
女子高生のミアは、友人にSNSで話題になっている「90秒憑依チャレンジ」に誘われて半信半疑ながら参加する。それは特別なオブジェを使って死者を呼び出し自ら憑依されるという行為であり、憑依されて90秒を超えると危険な状態に陥るというものだった。恐怖と衝撃とともに体験したことのない魅力の虜になってしまった彼女はチャレンジを繰り返すが、やがて死別した母の霊に出会うことになり…。
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4.《ネタバレ》 こっくりさんやウィジャボードの例を見るまでもなく降霊会なんぞやったらロクな結果にならないと言うのは常識だが、この作品もその例に漏れなかった。
だが、腕を握ると霊が現れ呪文を唱えると霊に憑依される(ただし90秒が限界)と言うのはなかなか新しいアイデアだった。
この霊に憑依される感覚がドラッグでトリップするかのように快感で、若者が熱中する。
しかし安易な気持ちでまだ幼い子供にさせたことが取り返しのつかない結果を招く。
ラストは「あー、そうなっちゃったかー」と言う重い結末。これは結構ダメージある。
結局のところ現れるのは悪霊しかいないと言う事だね。

最初の憑依で90秒を超えてた時点でミアは既に悪霊に取り憑かれていたと考えればその後の展開は全て納得できる。
それなりに見入ったので評価は高めです。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 8点(2023-12-23 22:35:38)(良:2票)
3.《ネタバレ》 ひさびさに良質で後味の悪いホラーに出逢えた感じです。

良質というのは、定番・鉄板的な若者が調子に乗って霊をいじってしっぺ返しというメインストーリーに、ヒロインの抱える心の闇(母の死と父との関係性)の繋がるヒューマンドラマ的要素、そして全編通じてのある意味オーストラリア映画らしい?容赦のなさが冴える演出とビジュアルの禍々しい美しさです。出演者の如何にもといった感じが良く表現されている演技もいいですね。

後味の悪さは、少年を巻き込むのはアルアルだとしても痛めつけ過ぎとダメージ受け過ぎなところと、いつの間に悪霊と契約したの?ってな感じでのヒロイン身代わり投身。そもそものヒロイン90秒オーバーの件があったからこその予定調和とも思えず、少年の魂をあれほど渇望している悪霊たちがヒロインの魂でも良しとしたのは何故?ヒロインの母親の霊が語っていたことはどこまでが真実?等々、いくつもの腑に落ちない点が散在しているのが消化不良。

とは言え、ひさびさに惹き込まれたホラーの佳作に7点献上します。ちなみ、もしカンガルーに止めを刺していたら大幅マイナスでした。ホラーで罪のない動物が死んではいけませんので。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-12 11:55:18)(良:1票)
2.《ネタバレ》 こっくりさん的なものって、万国共通なのかなと思ったが、最近はやはり仕掛けが凝ってて、しかもSNSで拡散とはなるほど現代的。しかし私ならあんなモノとは絶対に握手なんてしないけどね。
そして久しぶりに観ていてきつくなる映画。
主人公を悩ませ、映画を進めていく筋立ては、少年を巻き込んで傷つけることになってしまい、それを終わらせるために奔走するってことなんだけど。被害者が少年であるからこそ緊迫感が生まれているのだと理解もしているんだけど。
最近、容赦なく少年少女を痛めつけ傷つける映画が出てきた感触。
今も昔も世の中にそんな事件は確かに多いけど、映画で観せられるとちょっとそれはどうなんだと。
ホラーには耐性があると自負しているが、少年少女が映像として傷つけられるのはかなり抵抗があるのは古い人間だからなのか。
「エクソシスト」も少女にえぐいことやらせてたけど、それとは明らかに違う映像だって感じてしまうんだよね。
それが気になって映画に入り込めず。
これ、憑りつかれたのが大人じゃだめなのかね、やっぱり。
roadster316さん [映画館(字幕)] 6点(2024-02-11 10:16:41)(良:1票)
1.《ネタバレ》 いや、シンプルだケド、コレは中々…滑り込みで2023年のベスト5が一個入れ替わったな…(私が観たのは年明け後だケド)

大筋としては比較的オーソドックスな憑依もののホラーで、かつ変に凝り過ぎるコトも無いコンパクトな尺+テンポも悪くないのがまずは観易くて好いですよね。ソコで多少、憑依ものとしてはその主体が(平時の悪魔ではなく)悪霊=怨霊であるコトとか、ごくネガティブなラストの感じとかも含めてややフツーの欧米ホラーとは趣きが違うっぽい箇所も見て取れはしますが(⇒今作ってよく見たらオーストラリア産なんですね)、どちらかとゆーとソッチよりも端的な映像の力強さに第一には引き込まれましたですね。中々、大胆だな~と言って好い様な構図で禍々しいモノを思い切りバーン!と+結構ネットリと映して来るって感覚が在ったのですが、それでいてキレも十二分に感じられるとゆーか、その辺には(逆に)かなりこだわって準備してた様に思えるのですよね(⇒私もちょっと近いうちにソコだけ再確認の為に観直そうかな…と思ってる位で)。あと、そーいうカメラワークで映してるトコロの若い役者さん達の(異形のモノとしての)演技自体が、コレまた皆(チャンと若いワリにも)頑張ってたかな~とも思いますね(意外なマデの高クオリティ)。

加えて、ココに関してはホラーファンとしての個人的な好みに類する観点かとは思いますが、中盤以降また中々に「ナニが起こってるか定かにならない」という、その不可解さが至極に個人的にドンピシャだったのですね。結局、ミアの母親の死が自死なのか事故なのかも完全に明らかにもならないですし(⇒ごく強力に自死であったコトが示唆されてはいるものの)、クライマックスを踏まえても主人公を除く主要人物達の生死もまた判然としないママ終わってゆくのですし、だからラストなんかだって未だ「コレはナニかの(覚めない)悪夢?」とだって思える様な⇒チャンと終わった様でまだ悪夢の続きが残ってる様な、も~極上の不穏さを湛えて居た…と思うのですよね⇒重ねてコレって、個人的には超々好み!てゆうヤツだったのです。なので、少しだけオマケしてこの点数としておきます⇒映画館でやってるうちに是非々々。




※以下余談:もう一点、コレは(前述どおりの)オーソドックスな前半を、私がよりホラー的に観てゆくコトが出来たコトの(結構重大な)理由なのかも知れませんが、私にはこの「降霊ごっこ」がもたらした悲劇とゆーのが、ソレこそ「薬物ラリパッパパーティ」が引き起こしたソレ(のメタファー)にしか見えてなくって、結果としてより一層暗澹たる気持ちで痛ましく眺めていた…というコトなのかも知れませんです。件のコロナ禍+例のオピオイド危機を経て、今や米国内の薬物事故による死者は年間10万人のスケール…ってゆーんだからも~トンデモ無い!すよね。そう、薬物って、正に今作で描かれるコトと同じ様に、人に依って or タイミング・体調に依っても諸々の「効き目」が違うから、だから大丈夫そうに見えてても⇒一発で即死するコトだって全然あり得るのだと思ってるのですよね。やっぱ、どの種類だろうが絶対に手を出さないに越したコトはねーです(ソレがホントにそのクスリである保証すらねーのだから)。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 8点(2024-01-05 23:17:11)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.25点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7125.00%
8250.00%
900.00%
1000.00%

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