GO(2001・行定勲監督作品)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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GO(2001・行定勲監督作品)

[ゴー]
2001年上映時間:122分
平均点:6.19 / 10(Review 194人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-10-20)
ドラマコメディ青春ものロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-04-18)【イニシャルK】さん
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監督行定勲
助監督中村隆彦
キャスト窪塚洋介(男優)杉原(クルパー)
柴咲コウ(女優)桜井
大竹しのぶ(女優)道子
山崎努(男優)秀吉
山本太郎(男優)タワケ
新井浩文(男優)元秀
村田充(男優)加藤
細山田隆人(男優)正一
萩原聖人(男優)巡査
大杉漣(男優)タクシーの運転手
水川あさみ(女優)チマチョゴリの少女
伴杏里(女優)里香
塩見三省(男優)金先生
平田満(男優)平田満
上田耕一(男優)加藤の父
温水洋一(男優)若い落語家
銀粉蝶(女優)桜井の母
北見敏之(男優)桜井の父
津田寛治(男優)組員
田中要次(男優)組員
戸田昌宏(男優)地下鉄の駅員
松本じゅん(女優)シカのおばさん
椿隆之(男優)少年
井坂俊哉(男優)
皆川猿時(男優)
田中哲司(男優)
原作金城一紀「GO」
脚本宮藤官九郎
音楽めいなCo.
津島玄一(音楽プロデューサー)
編曲織田哲郎「幸せのありか -theme of GO」
撮影柳島克己
製作佐藤雅夫
黒澤満
テレビ東京(「GO」製作委員会)
東映(「GO」製作委員会)
東映ビデオ(「GO」製作委員会)
セントラル・アーツ(製作プロダクション)
企画遠藤茂行
配給東映
美術和田洋
大庭信正(装飾)
衣装宮本まさ江(スタイリスト)
編集今井剛
録音柴山申広
照明高屋齋
木村匡博(照明助手)
金子康博(照明助手)
舘野秀樹(照明応援)
木村明生(照明応援)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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194.《ネタバレ》  「GO」は、青春映画ですね。
とってもテンポの良い、ハイ・スピード活劇という感じですね。
冒頭のスーパー・グレイト・チキン・レースからしてノリが良いです。
 しかし、この作品の底流にある、ずっしり重いテーマは
『在日』の問題です。
いや、それが必ずしも第一のテーマでなくともよいとは思うの
ですが、私にとっては第一のテーマです。
 私にとっては、それなしには、この作品に意義を感じ取れ
ない基底的モメントです。
 『在日』と書くことにすら、その背後には色々な意味、背景
が横たわっている、そういうものとして書くということ、
そんなこともほとんど考えたこともありませんでした。
 ラスト近くの校庭でのシーンで、「おまえら、どうしてなんの
疑問もなく俺のことを<在日>だなんて呼びやがるんだ?」
というせりふには衝撃を受けました。
 今でもその衝撃は私に内在して、私を衝き動かします。
 私にとって、『在日』の問題は、近くて、遠い問題でした。
 同じ日本に存在しているのに、
『在日』の方の多くの小説や評論があることは知ってはいました。
しかし、私にとって、それらは、何か「敷居」が高く感じられ
ました。
その為、一切読んだこともありませんでした。
 『在日』の方たちの、ごく普通の日常生活とか、日常的にどんな
生活を営み、どんなことを悩み、考えているのか、そういう
身近な次元で、『在日』の方たちの内面世界を垣間見ることができたという感じです。
 民族的な差別に対しては、屁とも思わない、強靭な主人公。
しかし、恋した彼女に拒絶されたことが、初めて心底こたえた
んですね。
『在日』の方にとって、そういうことこそが、民族的な壁なんですね。
 そういうことを学べたということが、私にとって一番大きな
意義でした。
 民族学校内での実際の様子を、その一断片でも垣間見れました。
 また、北朝鮮や朝鮮総連を必ずしも全面的には、最早信頼し
てはいないこと。
それでもやはり、ある人は、民族団体の側で生きて
いくという考え方。
また、ある人は、それを超えるものを探し求めるという生き方、
 北朝鮮による拉致事件、核開発、朝鮮総連への批判と幻滅、
とっても難しい、苦しい時期だと思います。
それでも、生きていく、その基本的な方向性、基底的なことを、
この「GO」から学べたような気がします。
 
妹之山商店街さん 9点(2003-11-01 05:41:33)(良:2票)
193.点数がすべてです。恐縮ですが、再投稿にあたり、今回はコメントは割愛させて頂きます。
おばちゃんさん 10点(2003-03-20 23:23:31)(良:1票)(笑:1票)
192.《ネタバレ》 当時は演出も含めて新しく感じたのに、今、観直してみると在日に対する日本人の描き方がもう既に古くなっている。
彼女の父親が韓国人や中国人は血が汚いから付き合ってはいけないと教えていた。
そんな極端な人間は今はほとんどいないし、それよりももっと違う理由で若い世代にも韓国・北朝鮮や中国を疎む気持ちが広がってきている。
在日を描いた作品って、必ず偏見のある日本人に罪のない在日が酷い目に遭うシーンが入るようで、そういうのも類型的すぎるように感じる。
ただ、『パッチギ!』よりはニュートラルで、偏った視点から歪曲されてはいないよう。
「名前ってなに? バラと呼んでいる花を別の名前にしてみても美しい香りはそのまま」
『ロミオとジュリエット』の一節がとても印象的。
アイデンティティをテーマにしながら決して重苦しくないドラマになっていたし、行き過ぎた民族教育を笑いに変える脚本はクドカンらしくておもしろかった。
飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 6点(2013-07-15 23:32:36)(良:1票)
191.《ネタバレ》 在日を扱う&恋愛モノとしては軽さも否めませんが、それが逆に重くならず観やすくなっているかと・・・
現に、何となく観始めて最後までサラッと観れちゃいました。

窪塚洋介君も良かったけど、脇を囲む山崎努さん&大竹しのぶさんは流石。
何気に、平田満さんが平田満本人役でちょろっと出演していたのがウケました。

【名前ってなに?バラと呼んでいる花を別の名にしてみても、美しい香りはそのまま。】
コレに集約された映画ですね。
ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 6点(2011-10-09 08:08:41)(良:1票)
190.《ネタバレ》 非常に完成度の高い作品。
「薔薇と呼ばれるその花は、名前をかえても
美しい香りはそのまま」
親友が無くなって、その親友が愛読していた本の
一説をみて涙流すシーンがあるが、やっぱり何度観ても
共感してしまい貰い泣きするんだよなぁ。
社会的メッセージや人の尊厳などなど様々な
テーマを抱えているけど決して敷居は高くなく
とても観やすい。
こういう感覚って作り手としてはとても重要なんだと思う。
ロマンチストな方の心をくすぐります。
シネマブルクさん [DVD(邦画)] 10点(2010-10-17 23:56:43)(良:1票)
189.《ネタバレ》  政治や社会への問題提起はほとんど無く(北朝鮮の描き方は少し否定的ではあるが、)て、登場人物の心情を中心にしっかりと描くことができており、重くならずに見ることができた。

 テーマ性を持ったストーリーなので、娯楽と言うほど爽快感は無いが、コメディータッチの部分も多く、最後まで楽しんで見られた。

 原作が良かったからなのかもしれないが、ややもすれば重くなりがちな在日の若者のアイデンティティに対する葛藤と言うテーマをしっかりと青春ドラマの脚本に仕上げてあり、原作(未読)が良いんだろうなぁと感じると同時に、いつもガチャガチャな宮藤官九郎もやるときはやるじゃんって感じ。
 
 キャストもみんな演技派で非常にいい味を出している。
 日本人として安心して見られるのはやっぱり日本映画かな(^^;
nobo7さん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-01 02:01:16)(良:1票)
188.《ネタバレ》 この頃の窪塚好きだったな~。あと山崎務かっちょえ~親父だな。 あと山本太郎ここでも学生役かよっ!
Dr.Teaさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-23 11:33:23)(笑:1票)
187.うろ覚えなんだけど、「自分の手を伸ばして届く範囲で~~云々~~」「だっせ~!!」とかいうとこがすごく好き。深刻なテーマを恋愛や台詞の妙でバランスとって若者向けに巧く仕上がっている。窪塚君、あんたのこの演技にパワーもらった人間だっているんだよ。何があったか知らないけど、お姉さんはあんたみたいな世の荒波に上手く乗り切れないような繊細なはぐれ狼が大好きだよ~、がんばれ!
ちかさん 7点(2004-07-02 13:55:08)(笑:1票)
186.基本的には原作に忠実なのだが、それぞれのキャラクターが非常にしっかりと個性を発揮しているところがクドカンらしい。イマドキの若者らしい軽妙さと悩み多き生い立ちの間で揺れ動く主人公を思いのほか窪塚が好演している。彼の演技方法とたまたまうまくマッチしたのかもしれないが、重たいテーマでありながら湿っぽくなっていない点が良い。しかし全体的にメリハリに欠けるように思える。しかし今まで敬遠されてきたテーマに真っ向から勝負をかけて成功した映画であることを私は評価したい。
HARVESTさん 7点(2004-01-27 00:30:04)(良:1票)
185.まず最初に柴咲コウ可愛い!これでも既に5点(笑)そんなことはさておき、クドカンの脚本らしく台詞一つ一つが面白いっすね。窪塚洋介も思ったより良かったんですよねー。萩原聖人との会話も何気にお気に入りですし。一番良かったのは山崎努。面白いオヤジだなぁー。自分の父親があれだったらイヤだけど、面白い。まぁー、とにかく柴咲コウに7点捧げます(笑)(増えてるし)
シネマレビュー管理人さん 7点(2004-01-26 01:21:19)(笑:1票)
184.朝鮮人に対する差別や葛藤など、結構重いテーマの内容ですけどそれを感じさせないスピーディな展開がとっても良かったのではないのかと思います。バスケの乱闘シーンやチキンレースの所は最近の邦画の中ではかなりドキドキしたオープニングでした。『広い世界~』や『国境線なんて~』等、心に残る名セリフも多かったのではないでしょーか。この映画を見て在日の方に対する考え方がチョット変わったというのと窪塚くん主演ということでチョット甘めのこの点数です
HIROKOさん 8点(2004-01-22 01:43:17)(良:1票)
183.正直な話、この2人はこの後別れると思う。
ひのとさん 5点(2003-12-17 23:47:55)(良:1票)
182.窪塚なのによかったです。悔しい…。シェークスピアの所は私も感動しました!
40円さん 8点(2003-12-16 16:55:11)(笑:1票)
181.《ネタバレ》 原作読んだ後に映画みたんですが、かっこつけすぎじゃないの?深く考えすぎじゃないの?というような疑問符が沸いてきました。原作者の方が在日韓国人ということでマスコミ間では、そこを大きく取り上げていましたが韓国人だろうが日本人だろうが考え方っていうのはさまざまだからコレはこの作者の考え方(いささか偏っているとは思いましたが)なのに、この作品だけを見て韓国人がどうのこうのっていう問題じゃないと思います。在日韓国人というのも、高校生であるっていうのも、本当、ただ一つの例であって、アイデンティティーを捜し求めていくていうのがコノ話の本筋として描かれていると思いました。原作自体はリズミカルで考えるとこもいっぱいでおもしろかったです。映画も窪塚君・山崎さん・大竹さん、、、、俳優陣の演技が素晴らしかったです。ただ、演出がちょっと・・・。軽くしすぎちゃって、勿体無いナァと思いました。宮藤さん、コノ手には下手に手出さない方がいいのかも。
よっしーちゃん。さん 7点(2003-07-07 02:21:23)(良:1票)
180.非常にエネルギーに満ち、物語のテーマを押し付けがましくならずにストレートに伝えることに成功している素晴らしい映画だった。この映画の伝えるテーマと問題は日本人にとって非常に重く大切なことで一歩間違えばとても説教臭い映画になってしまうところをエンターテイメント性豊かに映画として面白いものに仕上げていることが見事だった。監督の行定勲と脚本の宮藤官九郎は実にいい仕事をやってのけたと思う。あらゆる意味で非常に価値のある映画だ。
スマイル・ペコさん 9点(2003-06-07 01:35:02)(良:1票)
179.私はいい映画だと思います。そう!山崎努さんのお父さんがいいですね。重みがあるけどかわいいところもあって。柴咲コウの役は、原作読んだときにあまり好きじゃなかったけど、映画になってもやっぱり好きじゃない。しっかり自分を持っているようなフリして、なんだか中身は子供だった。窪塚くんにはこれからもがんばって日本映画盛り立てていってほしいです。最後に夜の校庭で柴咲コウに心の内を叫ぶ場面はよかったよ!
きょうかさん 8点(2003-05-27 18:20:21)(良:1票)
178.おやおや~ 平均点低いですね。私はこの映画を見て、邦画の将来に光が見えた! と思ったのですが。辛口でウイットに富んだ語り口、窪塚君の若手ピカ1の演技力。民族という非常に重苦しい問題を、若い感性で適格に表現した脚本の良さ。ここ数年の邦画の中ではかなり良い作品だと思います。コウちゃんはいまいち大根だけど、目力でカバーしているので◎。「メッチャう○こしてえ」のシーンは大爆笑。山崎努のキャラ最高。邦画嫌いな人にも、先入観を捨てて是非見てもらいたい。
ともともさん 9点(2003-04-30 13:36:35)(良:1票)
177.《ネタバレ》  窪塚洋介はどんな役をさせても窪塚洋介にしか見えません。そんな窪塚の演技のなかで、『きれる演技』や『凄みを利かせる演技』だけは昔から好きです。それに対し、『笑う演技』はあまりにわざとらしすぎて鳥肌が立ちます。Vサインや『~なのだ』もやめてほしい。
 大竹しのぶや萩原聖人など、脇を固める俳優さん達はベテラン揃いでかなり魅力的ですね。作品全体に大変良い雰囲気を創り出していると思います。
 さて、ストーリー。最初のうちは、焦点が定まらず、はっきり言って何が言いたいのかよくわかりません。暴力描写がある割りには、そこに在るはずの人の心の動きが見えづらくて平坦に感じます。つまりは退屈。
 話がやたら前後したり、一貫性がなかったり、とりとめがない展開がだらだら続いたりする物語は苦手です。
 ただ、しばらく見ていると、いつの間にか映画の世界にはまりこんでいます。最後まで見ると感動もします。
 在日韓国人、国籍というのが恋愛エピソードを盛り上げるための舞台装置かと思いきや、むしろ人種間の問題のほうがメインなんですね。重いテーマを青春ドラマとコメディタッチで仕上げ、深刻になりすぎないように、でも凄く真面目にとりあげているバランスが絶妙。
 その一方で、親友の死の扱われ方がちょっと軽い気がするのが残念。
 『グレートチキンレース』にしてもそうですが、人の命に関わる問題も、人種差別と同じくらい丁寧に扱ってほしいです。
 そう思えるのは、この作品が良い映画であった証でもあります。
たきたてさん [DVD(邦画)] 7点(2016-03-27 11:12:14)
176.邦画賞レースでそこまで絶賛される内容なのかな? かつてハリウッドでホロコーストものが崇められていたようなニオイを感じる。ネットの普及してない当時、"在日朝鮮人"という概念にあまりピンと来なかったとはいえ、帰属意識や自我の確立といったテーマの見せ方にとりわけ惹き付けられるものはなかった。青春映画としても印象に残らない。役者陣は好演だが。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2015-08-05 21:12:39)
175.見掛け倒しの映画。おもしろくない。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 2点(2014-09-29 23:24:46)
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【点数情報】

Review人数 194人
平均点数 6.19点
021.03%
142.06%
273.61%
384.12%
4147.22%
52914.95%
63216.49%
74925.26%
82613.40%
9157.73%
1084.12%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.57点 Review7人
2 ストーリー評価 6.87点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.28点 Review7人
4 音楽評価 6.66点 Review6人
5 感泣評価 7.75点 Review4人
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