19.《ネタバレ》 同じ家に住む異なる3時代のレズビアン達のドラマ。時代が進むにつれてレズビアンの社会的立場が変わっていくにともない、女性達の奥ゆかしさもなくなっていく。個人的には1話目が一番好き。ラストの鳥の巣のアップからひいてきて、家具がないまっさらの部屋がうつるシーンが印象的。3話目のシャロンストーンも輝いてます。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-21 12:20:32) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 テーマは過激なんだけど、どの作品もポジティブで後味がイイ。現代に近づくにつれ、同性愛に対する社会の反応が変わってきてる気がした。第3話のラストに二人が喜んで踊るシーンは、今まで同性愛の人たちが世間と戦って頑張ってきた行為が報われたんだな、と思った。エレンは実際でも同性愛者で、撮影当時アンヘッシュと交際していたらしい。シャロンは他のどの作品より、この役が一番CUTEだった。 【アンナ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-26 23:33:16) (良:1票) |
17.《ネタバレ》 ☆1話目(1961)・・へプバーンとマクレーンの映画観てるとこからすでに悲し。 周囲の受け入れる器のなさは今尚か、、特に資産問題は難しい。レッドグレイプ哀れ、と言うかうまいのです。パーキンスはチクリやな役です。 ☆2話目(1972)・・♪ロボの「片想いと僕」遠い目になるわー。。クロエちゃんみたいな人に優しくされたらねえ・・。男装について考えさせられました。 ☆3話目(2000)・・将来の辛苦覚悟の決断、子ども好きなこの二人を応援したくなる。TVの「フレンズ」や「めぐりあう時間たち」をも思い出すけれど、これからはもっともっと認められてもいいと思う。エレンは地でいくので?頼もしく、ノリノリ明るいシャロンが珍しく?好感持てました。 二人の愛情がいっぱいいっぱい感じられてとても後味良い。 【かーすけ】さん 8点(2003-05-31 20:59:17) (良:1票) |
16.3話とも感慨深かったです。憧れだったバネッサレットグレープの哀愁をおびた老婦人に胸がつまり、2話のクロエにこの年ながら胸がときめきました。さっそくDVDを購入し、何回も観る予定です。 【夢見るおばちゃん】さん 9点(2002-10-06 10:46:43) (良:1票) |
15.「この壁が壊せたら」パート1に続く第2段は、女性同士の恋愛をテーマにしたもの。60年代、70年代、そして2000年の、スリー・ウィメンではなくて、「シックス・ウィメン」と、彼女達を取り巻く社会を描いたもの。キャスト皆が皆、実に好演です。(特に、60年代のバネッサ・レッドグレーブ!)。そして2000年代のシャーロン・ストーン!こんな、なんというか、「鎧」を着ていないような、かわいいストーンを見たの、初めてなような気がする。いい作品です。 【ぶんばぐん】さん 9点(2000-12-07 19:19:35) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 第一話「地味なレズビアン」 V・レッドグレーブとM・セルデスの老カップルが涙を流しながら観ている映画が『噂の二人』。このふたり、まるでO・ヘップバーンとS・マクレーンが演じていたキャラがそのまま30か40歳老けた様な感じです。セルデスの方はその晩にあっけなく死んでしまうのですが、そこからのヴァネッサの情感がこもった芝居が素晴らしい。恋人のパジャマに顔をうずめて号泣するシーンは、この人じゃなきゃできない演技でジーンときました。恋人役がJ・フォンダだったら『ジュリア』へのオマージュになって面白かったんですが。第一話を観るだけでもこの映画の価値があります。■第二話「カッコいいレズビアン」 11年後の1972年、地味なカップルが暮らしていた家には、革命を夢見る女子大生レズビアン4人組が住んでいた。この時代になるとレズであることを隠す意識はほとんどありません。ウーマンリブ全盛時代のせいか、男装したレズに対する同じレズからの反感が強かったことなんかが判って面白い。でもこの男装のC・セヴィニ―がめちゃめちゃカッコいいんです。この人、エロ系の仕事になると本領を発揮するんですよね。■第三話「能天気なレズビアン」 時代は一気に飛んで2000年、この家にはS・ストーンとE・デジェネレスのカップルが住んでいます。このE・デジェネレスという人とA・ヘッシュはハリウッドでも有名なレズ・カップルだったそうです。と言うわけで、A・ヘッシュと共演しちゃうとあまりに生臭いので彼女は監督にまわり、代わりにS・ストーンを引っ張ってきたという感じでしょうか。このカップルは満ち足りた生活を送っているみたいですが、二人の力ではどうしても手に入らないもの、妊娠と出産が願いです。その為にバンクから精子を買ってくるわけですが、その能天気な奮闘ぶりにはちょっと引いてしまいます。妊娠出来て幸せそうに踊るS・ストーンを観てるとハッピーな気分にはなりますけどね。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-08-09 00:55:53) |
13.《ネタバレ》 ヴァネッサ・レッドグレーヴ狙いで探したらめっけもんでした。同じ家で繰り広げられる3つの物語。それぞれのじぢあを写しています。1.「親友」としか言えなかった60年代、何十年一緒に住んでいても形見が1つもらえるかどうか、だったのですね。2.クロエかっこよすぎ。同性愛であるのがファッション的な時代でもあるかのように描かれていましたが、戦いをしていたのですね。3.「偶然私に精子があったりしないかしら」とエレンが怒っていたところも印象的でした。「あなた似の子を産む」といわれてうれしそうだったこと!それぞれの物語に好感は持てました。いい作品だったと思います。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-25 15:05:21) |
12.《ネタバレ》 レズビアンの事に関しては殆ど無知だったので興味深く見る事ができました。3つの話の構成も、同性愛について何も知らない人が観ても分かりやすい順序になっているし、同性愛に関して知識を深めるのには良い映画だったと思います。1話目で女性同士でも深く愛しあう関係を描き、2話目で残念な事ですが世間から冷たい眼で見られる事もあることを描き、3話目で差別も徐々に無くなってきている事を描く。実に分かりやすい構成が良かったです。 1話目の最後に流れる"Bye Bye Blackbird"を使うあたり製作者のセンスを感じました。(不幸よ、さようならっていう内容の歌です) 惜しむべくは製作者の純粋な映画を作る能力です。時々ドラマを観ているのかな?って思う位のカットが沢山あるように思いました。まあ監督のアン・ヘッシュは元々女優さんなので仕方のないことだろうとは思いますが……。 早く皆が同性愛について理解してくれる世の中になるといいですね。 【民朗】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-02-21 10:45:01) |
11.率直に面白さを言うと、正直あまり面白くなかった。レズに関心のない男性達を取り込むために、やはりセックスネタが多く扱っている。しかし残念ながら過激さはなく抑えられている。監督が不本意ながらサービスカットとして仕方なく入れてるという感じ。監督が割り切って、もう少し濃厚なベッドシーンが多ければ、レズ物のポルノとして個人的には楽しめたと思う。 |
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10.時代を追うごとに変わる社会の態度とそれに伴って変化するレズビアンの在り方が実に生き生きと描かれている。その時代を象徴するレズビアン像、とも言えるような分かりやすく明快な描写。変なひねりのないことが逆に良かった。好感の持てる1作。 【海棠ルチア】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-03 21:17:54) |
【drop】さん 2点(2004-02-15 12:11:31) |
8.これ私好きです。「めぐりあう時間たち」のちょうど後に偶然見たので、この映画の前向きさが響いたのかも。同性愛、世代の違う3つのカップルというところは「めぐりあう・・」も同じ。ただ「めぐりあう・・」がどうしても自分を偽らざるを得ず、みな心を病んでいくのに対して、こちらはもっとポジティブです。一話目のお祖母さんカップルは互いを大事に思っている姿がいいですね。2話のカップルは本当にかっこいい。3話は・・ちょっとメッセージ性が表に出すぎかなと思ったけれど、突き抜けた明るさがあっていいです。映画でこうしてみると自然に受け取れるのになー。なんでなんでしょうね。 |
【のりまき】さん 6点(2003-11-25 04:31:49) |
6. 試みは面白いし、時代ごとの対比もまあまあよくできているが、肝心の各話のストーリーにひねりがなさすぎ。3話目の、職業やら何やらで父親を選択しようと必死になるシーンでは、嫌悪感すら覚えた。 【Olias】さん 3点(2003-11-25 02:17:33) |
5.なかなか面白かったです。個人的には一番始めのおばあさん達の話が好きでした。あの時代に同性愛者だとあまりうけいれてもらえないだろうに素敵だと思いました。 【togo】さん 7点(2003-04-04 18:40:21) |
4.私自身、同性愛に偏見はありませんが、いろんな愛情の形があるんだなぁと思いました。DVD買おうかなと思ってます。 |
3.なかなか奥が深かった。。。クロエ、カッコ良すぎ! 【なち】さん 9点(2002-08-28 03:38:39) |
2.な~んや!そう言うことね。ビデオのパッケージだけでは理解できませんでしたが、ズバリ作りは「スリー・ウイメン」の“ウーマン・ラヴ・ウーマン(同性愛)”版ってことみたいです。一番印象に残ったシーンは3話目、シャロン・ストーンが脚を上げるシーン。敢えて“勇気のポーズ”と名付けましょう。もしボクの彼女が目の前でこのポーズを取ったら、心臓が止まってしまいます。 【イマジン】さん 6点(2002-01-21 19:07:02) |
【Bow】さん 10点(2001-06-25 22:21:31) |