61.趣味:Xスポーツ、料理(自称)の僕はこの作品にとても好感を持っている。マリオが頑ななマーサが引きこもった時に出張してリナと二人で料理を振る舞いに行くとこ、意地を張ったリナがマリオのマジックでパスタを口にする、とマーサが彼を少しだけ受け入れる。こういった料理と食欲を通した積み重ねと伊男の気配りがとっても好感が持てて素敵なラブストーリーだと感じた。人が来たときにウェルカムな気持ちで料理を振舞う、そんなサービス精神を基調に頑ななマーサの心をも料理していく、この地味さがまたたまらない。食欲は性欲と並んで恋愛の重要なファクターである(迷言)。だから僕は料理もマーサの幸せレシピも好き。 【スルフィスタ】さん 10点(2004-09-23 21:28:17) (良:1票) |
60.《ネタバレ》 料理が好きなので見ていて楽しかった。食堂の厨房でバイトしていた事があるけれど店が混んでいる時は本当戦争です。店を閉めた後マーサたちが厨房をピカピカに磨いて掃除している所が好き。また食べ物屋さんでバイトしたくなった。仲間同士で賄い料理を食べたい。 【なつもも】さん 7点(2004-07-21 15:17:44) (良:1票) |
59.料理法はまあまあ。味付けはちょっと薄味かな?でも、ダシが利いている(って京料理じゃないんだから・笑)ただ薄味ではなく、女性監督らしい上品なテイストなのです。 ワーカホリックで偏屈な女性シェフ・マーサの元へやって来たものは、彼女自身を映し出す『鏡』。固く閉じた貝の様に心を開かない“小さな自分(リナ)”を困惑しながらも、守ってあげようとするが、マーサには心を解く術が判らない。互いにギクシャクしてゆく過程は何とも苦味が滲んでいます。そんな、マーサの前に現れた彼女とは正反対のシェフ・マリオ。始めは目障りだった彼の存在も、リナに起こるある出来事によって次第に変わって行く。 精神不安定で、頻繁にパントリー(食料庫の事。冷蔵庫ではない)へ逃げ込み必死に感情をコントロールする不器用な彼女に「あ~、わかる」と共感出来た自分は終始マーサの視点で物語を観ていた。 リナが拒んでいた“物”をマリオの演出で受け入れた瞬間は本当に「ありがとう」でしたね(^^) 料理を食べて貰い「おいしい」と云って貰う事が“無上の喜び”となっている私にとって、本作はそれを具現化させた作品。 【プチみかん♪】様にちょっと賛同→マリオとの生活は彼女にとってかなりショッキングな出来事の目白押しでしょうね。嵐(マリオ)が去った後のキッチン見て、ショックのあまり過呼吸発作を起こすくらいの几帳面なマーサですから(笑) ラストは些か、甘すぎるかも知れませんが、女性的ロマンティシズムが溶け込んだスウィーツと云う事で。 料理は調理~後片付けまでが一括りです。旦那さん(彼氏さん)、サービスデイに奥様(彼女さん)に愛情こもった手料理を作ったら、最後、片付けまでしっかりやりましょうね(^^) さて、今夜はバジルの薫りが利いた“ニョッキ”でも作ろうか...。 【MAZE】さん 9点(2004-03-22 01:02:55) (良:1票) |
58.《ネタバレ》 さいごのシーンでなっとくできた。 マーサがいきつけのカウンセラーが、作った料理をマーサに食べてもらう場面。レシピ通りに作ったというがどこかちがう。「すごい、マーサは何があるかすぐわかるんだね」という医師に、マーサは「何があるかはわからないけど、何が欠けているかはわかるのよ」という。・・・それは、自分だけではわからない、誰かと一緒に食べて初めてわかるのだ。 【トンビの目】さん 8点(2004-02-27 06:45:48) (良:1票) |
57.《ネタバレ》 姉妹二人ともイタリア男の餌食になってしまったな。というのは冗談ですが、マーサがマリオに惹かれる気持ちはわかります。自分ではどうしようもなかったリナを和ませてくれて、リナの父親探しにも親身になってくれて、しかもマーサの料理人としてのプライドを大切にしてくれる。ただ、この二人が上手くいくかどうかは別問題。マリオとリナが料理をした後のキッチンを見て呆然とするマーサは、マリオと生活すると発狂してしまうかもしれない。マーサの几帳面さがうまいこと崩れてくれればいいんですが、サービス精神が旺盛すぎる男性と付き合うのは、マジメな女性にとってしんどいものです。結局、姉さんと同じようにイタリア男と別れてしまうかも。想像の世界はここまでにしておきます。このストーリーはけっこう好きなんですが、もう少しリナがマリオになついた理由を示すエピソードが欲しかったのと、下の階に住む男性が中途半端だったこと、それからマリオと接するようになってマーサがどんな料理人になったのかをエッセンス程度でいいので示してもらいたかったな。ちょいと消化不良。 【元みかん】さん 6点(2003-10-29 06:56:33) (良:1票) |
56.マーサはいい女だったね。いわゆる熟女の魅力ってやつ。イタリア男が惚れるのも無理はない。それはいいとして姉の子供は可愛げが無かったねぇ。オレだったらほったらかしにするけどな。でもまあ幸せレシピとうたっている以上そういうわけにもいかず最後は何となく丸く収まる。まあ、いたって普通。あまり得るものは無い。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 5点(2021-07-14 14:54:42) |
55.リメイク版より鑑賞。 リメイク版はややドラマチックで華やか。 対してオリジナル版はやや地味な印象。 多少の差異はあるけど、大筋はほぼ同じ。 どちらもそれぞれの良さがある。 あとは観る人の趣向の問題。 良い話で、安心して観れる映画には変わりない。 主要な名シーンや演出表現はほぼほぼ同じなので、 2つを見比べるまで価値があるかと言うと疑問。 【愛野弾丸】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-05-28 20:46:20) |
54.経済的な事情を言い訳にして、生まれてすぐ保育施設に子供を預けることが出来ちゃう最近のママちゃんが観たらどう思うだろうか。古いと言われるかもしれないが、少なくとも小学校低学年くらいまでは、母親(或いは父親でもよいと思いますが)は「母親」に専念して欲しいなぁと思ってしまいます。保育施設の数がどうのこうのよりも、片方が一定期間子育てに専念できるようなゆとりのある世の中にならないかなぁ。(どっかの女性支援団体から怒られてしまいそうですが。。。) 【マー君】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-07-25 12:52:02) |
【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-10 20:44:28) |
52.勝手にコメディだと思いこんでいたのですが、かなり違いました。疑似親子ものとしてはまあ普通でしょうが、最後までマーサに好感が持てず、楽しめませんでした。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-13 19:16:30) |
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51.《ネタバレ》 私的、完璧な料理映画の一つ。 ドイツ人のマーサ。美人でシェフとしても一流、でも料理に対するプライドが人一倍高くて、他人と衝突することを恐れません。しかし、こっそりとカウンセリングに通っていて、弱い一面も併せ持つという、とても人間味のあるキャラクターになっている。 イタリア人のマリオ。得意料理も仕事ぶりも、性格も、何から何まで、マーサと対象的。陽気な彼の登場によって、店 (厨房) の空気のみならず、映画自体の雰囲気が劇的に変わった。彼は、得意のパスタで、心を閉ざしていたリナの心も開いた。マーサも、そんな彼に魅了され、次第に心を開いていく。 二人のキスシーンは、いつになくロマンチックだ。そういえば、音楽も上品で美しい。調べてみたら、やはり女性監督だった。本作は、女性ならではの「美的感覚」が随所で感じられる。見て、聴いて、感じて、食欲どころか、「五感」を満たしてくれる、幸せな映画だ。 おいしい「料理」は人を喜ばせ、やがて人と人を結びつけていく。料理は、国籍やパーソナリティを越える愛と友好のキーワードだ。 さぁ、この素敵な映画をぜひみなさんも、Bon Appetit!! と、なぜか最後はフランス語で締めくくることにしよう。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-08-18 21:06:00) |
50.《ネタバレ》 『幸せのレシピ』を見てこの作品の存在を知り、いつか見たいと思っていました。見て良かった。『幸せのレシピ』ほど甘ったるくなく、料理はうまそう。恋愛部分はサラリと流して上品な仕上がり。好きな作品です。 それにしてもマリオがリナに食べさせたあのパスタ、食べてみたいなあ。 【フラミンゴ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2012-08-06 06:12:43) |
49.えっと、本来なら映画の感想として書くべきことじゃないかもしれないけど、邦画のどうでもいいような娯楽作品ならともかく、この作品のように人間の気持ちに重点を置く映画の場合、もうカットなんかされた日には、「あえて言おう、屑であると」。 実は前回見たときは迂闊なことにその点を認識せずに見たため、わかりづらい作品だななんて感想を持ってしまったが、再見してなおかつ「幸せのレシピ」でわかってる内容を脳内補完して、ようやくこのカット版の酷さが認識できた。 ただ、脳内補完である程度補えば、好きなストーリーだし、主役二人の女性も、あくまでリメイク版との比較という呪縛から離れてみればなかなか素敵なのでこの点数。 しかし、映画を初見する場合に、民放のカット、吹き替え版でみるとか、あまりにも製作者に対して失礼かも知れない。 【rhforever】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-05-16 10:58:17) |
48.リメイクの「幸せのレシピ」を先に見ました。正直、あまり内容は覚えていなかったのですが、見ているうちに少しずつ思い出しました。ラストがリメイクとは異なっています。リナを迎えに行って以降のラストは敢えて台詞を省き幸せの風景を流れるように見せていくのですが、これがとてもいい感じです。やはりラブコメにはこんなハッピーエンドがよく似合います。どちらかと言うとドイツ映画の雰囲気は苦手なのですが、(一方イタリア映画は好き)誰もがイメージするところの陽気なイタリア男のマリオの存在がドイツ映画の中にとても自然に溶け込んだ作品でした。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-08-29 15:07:40) |
47.米国リメイク「幸せのレシピ」にも当然似てますけれど、レストランの厨房でイタリア(系)の男性がかたくなな女性を口説くのは、「恋のためらい/フランキー&ジョニー」にも似て。 ゲルマンの女性との対比がいいのでしょうか。 ヒロインのギスギスした感じはこちらの方が出ているし、異国にいるイタリア人は濃さが中和されて陽気さが引き立ち、イタリア映画よりむしろ魅力が見えやすい気がします。(「ローマの休日」も美容師がいるからいいんですよね、奇しくも同じマリオ) 監督は「ドイツ映画には特色がない」なんてズバッといっちゃうクールな女性。 この映画の「特色」はイタリア色とともにマーサの姪っ子リナ。(美少女でないのがリアル) 寒冷なドイツと温暖なイタリアが地続きなのをうまく使い、リメイクと同じく気持ちのいい作品ですが、こちらの方が地味な分自然な感じがしました。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-19 02:20:26) |
46.《ネタバレ》 まったりと流れるストーリーに心地よい気分になる。マーサは成長しましたね!マーサの彼氏がジローラモみたいだった。 ところで、街で1番腕のいいシェフは誰なんだろう!か…? 【T橋.COM】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-12 01:07:12) |
45.《ネタバレ》 マリオ役のセルジオ・カステリットが良かったです。暗い雰囲気を少しでも明るくしていると思います。それでも淡々とストーリーが進んでいくので、見所というものがない。リナが打ち解けていく描写が少ないし、フリーザとの和解も描かれていない。もう少し明るめに製作したら、料理もさらに美味しく見えたはず!!これは女性受けの良さそうな映画だと思います。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-07-16 17:00:08) |
44.《ネタバレ》 なかなかハートフルでいい映画ですね 舞台がドイツで冬というのも新鮮で、シェフとしての緊張感と冬の透明な空気感がマッチしてると思います。 マリオのつくるパスタを全く何も食べない&なつかない姉の子どもが食べるところはいいシーンです + 確かにでてくる料理はすごーく美味しそう(笑) 陽気なマリオと神経質でプライドの高いマーサの対照的な描写が、それぞれのお国柄を象徴しているかのようで興味深い内容デシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-03 15:24:51) |
43.邦題はオシャレだけど、内容とは違う気が。。料理が美味しそうなので楽しめました。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-06-01 22:18:04) |
42.ラストの展開が個人的には複雑な心境で、ジョゼッペもいい人そうだったので、どうなんだろうって感じでした。 それでも、全体的には優しい雰囲気の作品で、なんだかパスタを食べたくなってしまいました。 僕もたまに幸せの作り方を忘れてしまいそうになるので、できればレシピにして残しておきたいですね。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-05-06 04:28:41) |