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シャーロック・ホームズの素敵な挑戦

[シャーロックホームズノステキナチョウセン]
The Seven Percent Solution
1976年上映時間:113分
平均点:6.43 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
サスペンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
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監督ハーバート・ロス
演出左近允洋(日本語吹き替え版【TBS】)
キャストニコル・ウィリアムソン(男優)シャーロック・ホームズ
アラン・アーキン(男優)ジグムント・フロイト
ローレンス・オリヴィエ(男優)モリアーティ教授
ロバート・デュヴァル(男優)ワトソン
チャールズ・グレイ〔1928年生〕(男優)マイクロフト・ホームズ
ジェレミー・ケンプ(男優)ラインスドルフ男爵
ジョエル・グレイ(男優)商人風の男
ヴァネッサ・レッドグレーヴ(女優)ローラ・デヴロー
サマンサ・エッガー(女優)ワトソン夫人
仲村秀生(日本語吹き替え版【TBS】)
平井道子(日本語吹き替え版【TBS】)
松岡文雄(日本語吹き替え版【TBS】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【TBS】)
大宮悌二(日本語吹き替え版【TBS】)
西田昭市(日本語吹き替え版【TBS】)
鈴木れい子(日本語吹き替え版【TBS】)
石井敏郎(日本語吹き替え版【TBS】)
大山高男(日本語吹き替え版【TBS】)
宗形智子(日本語吹き替え版【TBS】)
原作ニコラス・メイヤー
アーサー・コナン・ドイル(キャラクター創造)
脚本ニコラス・メイヤー
音楽ジョン・アディソン
撮影オズワルド・モリス
製作ハーバート・ロス
美術ケン・アダム(プロダクション・デザイン)
ピーター・ラモント
ピーター・ジェームズ〔美術・1924年生〕(セット装飾)
アーネスト・アーチャー(第二美術監督)
録音ゴードン・K・マッカラム
グラハム・V・ハートストーン
日本語翻訳額田やえ子(日本語吹き替え版【TBS】)
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【クチコミ・感想】

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1
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7.《ネタバレ》 スピルバーグは、この作品観て、インディジョーンズ考えたのかな?
「ヤングシャーロックホームズ」なんて映画も、製作してるくらいだからねぇ。
ホームズが、列車アクションするなんて、新鮮ですよね、今でも。

シャーロッキアンじゃないので、それほど没入はしませんでしたが、面白かったです。
何よりホームズが麻薬中毒というのが面白いし、彼が何故こんな推理人間になったかを
フロイト博士が解き明かすなんて、まぁなんて知的なんでしょ!
ラストの解明に唸りました。
なるほどこれじゃぁ許せんよなぁ!モリアーティ教授!

どっちかというと、80年代の娯楽映画ブームの前だから、
ニューシネマのジャンルに入るみたいですが、充分そのブームの下地が
創られてたんですねぇ。

隠れた名作と思います。
トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2024-08-19 00:10:17)
6.前半がしんどい。コカインはよくないね。素敵な挑戦もちょっとおかしい邦題じゃないか?
Skycrawlerさん [DVD(字幕)] 6点(2017-07-16 02:12:33)
5.《ネタバレ》 原題:THE SEVEN-PER-CENT SOLUTION (7パーセントの溶液)

もし、ホームズの物語世界が現実と融合したら・・・
という原作への愛あふれる、二次創作映画。

1981年のウィーンを舞台に
ホームズとワトソンがある実在の有名人物と出会う物語。
初めて観た時、良くできてるなーと感心した。

まず、舞台となる1891年の欧州情勢・風俗がよく再現されていて
謎解きにも それが生かされていること。
アクションやロマンスもあることはあるが、それは添え物的で
“素敵な挑戦” って邦題は、誤解を生むかな。

良い点は、知的に作られていること。
ホームズが実在していたらという「if」の設定と
原作のホームズらしさが違和感なく融合している
有りそうで無い、希有な映画と言える。

とは言え、存在としてはマイナーな映画。
理由は・・
近年のMCU的ホームズたち、ロバート・ダウニー・Jrや
ベネディクト・カンバーバッチと比べて
まったくヒーローらしく描かれてないホームズだからでしょう。

偏屈で神経質、コカイン中毒が進み、妄想と禁断症状に悩まされ
外見は、痩せて骸骨の様な中年男。
絶対に女子に受けないタイプです(笑)

ヒーローとして大活躍する天才的ホームズを観たい人には
もちろん、オススメしません。

ですが、シャーロック・ホームズを知り尽くした上で
事件とは別の意味で窮地に落ちたホームズを設定し、
実在の人物との夢のコラボで、ある小さな事件を解決し
自分自身の迷宮から脱出するホームズを描いている・・・

これは《実によく出来たメタ構造のホームズ物語》です。
そのエンタメとは異なる独自の価値は称賛に値します。

DVDソフトがメジャーレーベルから再発売されたので
知的な遊び心がある人には、ぜひ観て欲しい映画です。

【余談】

原作小説の作者(映画の脚本も担当した)ニコラス・メイヤーは
タイムマシンの作者H・G・ウエルズが切り裂きジャックと現代のアメリカで対決する
スリラーSF『タイム・アフター・タイム』で映画監督デビューした才人です。

スタートレックの劇場第2作「カーンの逆襲」6作目「未知の世界」も監督。
4作目でカーク船長たちが現代にタイムトラベルする映画シリーズ全体の構成にも
大きく関わっていると思われるます。
SF界においても重要なクリエイターさんなのです。
墨石亜乱さん [地上波(吹替)] 8点(2014-04-22 12:51:07)
4.《ネタバレ》 前半の、ホームズの中毒と言うのはありそうな感じで面白いのですが、後半が今ひとつ。モリアーティが過去の中毒の原因以外、後半で表だってでてこない、モリアーティと前半は幻覚を通して闘う、後半は、やはり原作通りで表立って闘うというのは面白くなかったかな。ミステリーではないのがざんねん。
minさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-05 21:02:54)
3.薬中になったホームズが、フロイトに助けを求めるというとんでも設定には7点くらい差し上げたいが、話自身があまりピリッとしないので、この位が妥当かな?
虚学図書之介さん 5点(2004-06-14 14:04:58)
2.モリアーティ教授へのホームズの執着心の秘密や、ホームズ宅の風景など、シャーロキアンをニヤニヤさせるための導入部分は楽しめたものの、それが導入部分だけで、中盤から後半はニヤニヤさせる場面がまったくなくガッカリ。ホームズをネタにした普通の活劇
永遠さん 4点(2004-04-04 09:32:41)
1.この映画はシャーロキアンには不評だけど、娯楽映画としては一級品。コカイン中毒で妄想を見るようになったホームズがワトソンと共にウィーンへ飛んで(何故か実在人物の)ジグムント・フロイト博士と出会い、誘拐された歌姫の行方を追って活躍する。19世紀ウィーンのクラシックな雰囲気と贅沢な調度。見せ場の配分もうまく、腹黒男爵が借金のカタに歌姫(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)をトルコの大臣に売っ払おうとしていることを知った三人が一路オリエント急行で追跡し、最後には走る列車上での剣戟対決まで観られる。ニコル・ウィリアムソンはホームズ・スタイルがよく似合っているし、ロバート・デュヴァルのワトソンが他のホームズ映画みたいに馬鹿に描かれてないのもいいし(実際はこんな感じなのだろうと思う)、犬のトビーまで出てくるし、何よりも英国騎士道精神みたいなものが感じられるのが嬉しい。ジョン・アディソンのワルツ風の音楽が映画全体を振り付けていて最高。
アンドロ氏さん 10点(2003-02-03 11:46:32)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.43点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4114.29%
5228.57%
6114.29%
7114.29%
8114.29%
900.00%
10114.29%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.25点 Review4人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1976年 49回
衣装デザイン賞 候補(ノミネート) 
脚色賞ニコラス・メイヤー候補(ノミネート) 

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