壬生義士伝のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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壬生義士伝

[ミブギシデン]
When the Last Sword Is Drawn
2003年上映時間:137分
平均点:6.23 / 10(Review 124人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-01-18)
ドラマ時代劇歴史もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-02-25)【イニシャルK】さん
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監督滝田洋二郎
助監督橋本光二郎
演出諸鍛冶裕太(殺陣)
キャスト中井貴一(男優)吉村貫一郎
佐藤浩市(男優)斉藤一
三宅裕司(男優)大野次郎右衛門
村田雄浩(男優)大野千秋
伊藤淳史(男優)大野千秋(少年時代)
夏川結衣(女優)しづ
中谷美紀(女優)ぬい
塩見三省(男優)近藤勇
堺雅人(男優)沖田総司
野村祐人(男優)土方歳三
斎藤歩(男優)伊藤甲子郎
堀部圭亮(男優)篠原泰之進
比留間由哲(男優)永倉新八
加瀬亮(男優)近藤周平
山田辰夫(男優)佐助
徳井優(男優)門番・定吉
木下ほうか(男優)写真屋
津田寛治(男優)大久保利通
伊藤英明(男優)徳川慶喜
芦屋小雁(男優)大野藍之丞
谷口高史(男優)重臣・清水
原作浅田次郎「壬生義士伝」
脚本中島丈博
音楽久石譲
撮影浜田毅
小松高志(撮影助手)
製作野村芳樹(製作プロデューサー)
大谷信義(製作代表)
石川富康(製作代表)
松竹(「壬生義士伝」プロジェクト)
電通(「壬生義士伝」プロジェクト)
テレビ東京(「壬生義士伝」プロジェクト)
松竹ブロードキャスティング(「壬生義士伝」プロジェクト)
企画石川博
遠谷信幸
プロデューサー中嶋竹彦(クリエイティブ・プロデューサー)
榎望
宮島秀司
配給松竹
特殊メイク原口智生
特撮橋本満明(視覚効果)
美術部谷京子
編集冨田功
冨田伸子
録音小野寺修
照明長田達也
その他冨田功(献辞)
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124.《ネタバレ》 <原作未読・映画版のみの評価>

「梟の城」以来、偏見を持っていた中井貴一演ずる吉村貫一郎が思いのほか良かった。田舎侍の朴訥とした雰囲気が彼の茫洋とした顔と合っている。ただ残念ながら、この作品で評価できたのは彼くらい。

はっきり言えば、激動の幕末や滅び行く新撰組をネタにすれば、それなりに面白くなるのは当然。ならないとしたらよほどキャスティングや演出が悪いとしか言いようが無い。

今作も数ある新撰組もののひとつではあるが、長くてクドい割には、時代の趨勢よりも武士として義を貫くのか、それとも個として生き延びることを選ぶのかという吉村貫一郎の生き様の描き方が中途半端で、彼の葛藤が伝わりにくい。

また、他の方の指摘にもあるように、ラスト30分は完全に蛇足。監督の感性を疑いたくなるくらい恐ろしく下手クソな演出。とにかく無駄に冗長すぎる。死ぬ間際の人間にいつまでもクドクドとしゃべらせるなよ!ああ言うシーンは長引けば長引くほど感動が押し付けがましくなるだけで逆効果。
FSSさん [地上波(邦画)] 4点(2007-02-04 01:31:58)(良:1票)
123.多くの方が思ってるようにラストのシーンが長かったし、聞きとりにくかったところが不満だった。まあ死に瀕している人間がはっきりしゃべれるわけもないのだが…。時代劇映画は主題に「義」を貫徹させているものが多いが、この作品ではそれは意外に浅薄なものだったりする。寧ろ様々な思いに駆られながらも戦うことをやめない一武士の生き様を見たような気がする。
CPAさん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-23 09:06:56)(良:1票)
122.《ネタバレ》 原作の上っ面をなでた感じで、少し期待はずれだった。この場合、原作を読む前に映画を見た方が良いかもしれない。先に原作を読んで頭の中で描いていた映像とかなり違う映像だった。インパクトがあったのは前半の「首ちょんぱ」が超リアルだったのと、吉村の故郷の極貧の場面。時代考証はしっかりしていると思う。中井貴一と佐藤浩市の演技はさすがと思わせるものがあったが、三宅裕司はミスキャストだと思う。大野次郎右衛門の葛藤にしても、吉村嘉一郎の一途さにしても、家族や民百姓のために戦うことを「義」にかかげ、最後まで「生きるために」戦い通した吉村貫一郎の思いにしても全部中途半端にしか描かれていず、残念だった。くどいようだが、原作を先に読まない方がよい。
田吾作さん [映画館(字幕)] 4点(2004-10-29 17:22:46)(良:1票)
121.《ネタバレ》 中井貴一と、あと佐助(山田辰夫)が良かったと思います。ただ、「泣かせよう」という意図がミエミエで、そう思いつつもちょっと泣かされてしまったのが、なんか悔しいなあ。ところで、貫一郎(中井)は家族を愛していたからこそ、周りに嘲笑されるのもかまわず金に執着し、生に執着してたわけでしょう?いわば通俗的な「侍のあり方」を振り捨てたがゆえに「真の侍」たりえたと。だったら息子は死んだ父の後を追うのではなく、生きて家族を守ることで父の遺志を継ぐべきだったんじゃないでしょうか?この話がどの程度事実に基づいているのかは分からないけれど、今の時代に時代劇を作るならば、新しい切り口・批評性がなければ(例えば、古い作品だけど「切腹」のように)意味がないような気がするなあ、とちょっと思いました。
ぐるぐるさん 7点(2004-05-11 16:54:10)(良:1票)
120.《ネタバレ》 何から見たか、自分がどんな気持ちで見るかで劇場版とTV版の評価が分かれるかもしれないですね。あたしは実は劇場版見て間に原作を挟んでTV版でした。結果から言うとあたしは劇場版に軍配を上げます。TV版は実は物凄く期待してたんですよ。原作の長さをきっちりカバーできると思ったから。でも残念ながらカバーされてなかった。それに比べれば劇場版は物凄く端折ってますよね。でも編集の妙というかな、話自体がキッチリ出来上がっていて2時間ちょっとの中で誰もが
わかる様な出来になってる。これがいつもなら原作と違う所を嫌がるあたしが評価するする所以です。中井貴一のあの線の細さからは想像もつかない程の剣を持った時の構えにはゾクッとしました。佐藤浩一もさすがですね。斉藤一なんていう癖のある役を見事に演じてます。あと、評価が分かれるけどあたしは三宅裕二の演技を大きく評価してます。どーも嫌がる人もいるみたいですけど、決して奇を衒っている訳ではないですね。三宅の素朴さがにじみ出てこそあの役が生きたし泣かせのシーンで生きたんじゃないかと思ってます。貫一郎の自害までが長くてだれると言う人が多いみたいですけど、あたしはあの長さが心地よかったですね。みんなテンポの良い映画見すぎですって(笑)。

奥州亭三景さん 10点(2004-05-03 15:34:15)(良:1票)
119.《ネタバレ》 世間での評価はそれなりに高く、泣ける映画の呼び声も高い様ですが、私は全く泣けませんでした。ただしストーリーは別として主演の中井貴一・共演の佐藤浩一ほか他の役者さん方の演技はとてもよかったと思います。(以下ネタバレあり)ストーリー上、もっとも気になったのは、中井貴一演じる吉村貫一郎のもっている美学がピンときませんでした。彼は己の家族を守るがため守銭奴の様に振る舞い、家族を想い生きるために人を斬るのか、尊皇攘夷のために自分の義を通すために人を斬るのかはっきりしません。最後には、武士としての美学を貫き通すかの様に勤皇の志士として自ら散って逝きます。彼の息子もまた、父の旅立ちの時は、「残された家族を守る」と父親に誓いながら、帰れぬと覚悟しながらも、父への想いを押さえきれず、五稜郭での戦に身を投じてしまいます。彼らの振るまいが、あまりにも身勝手に感じてしまうのは現代の感覚でしか無いのかもしれませんが、あそこまで型にはまった、武士の美学を貫く最期を見せられると、家族と郷を想い、あえて新撰組に入隊した男という、面白みのある設定が台無しに感じてしまいます。原作ではもっと深く描かれているのかもしれませんが、映画としてはちょっと失敗ではと思ってしまいました。とは言え、決戦シーンでの一人突撃シーンは単純に格好良いです。その後の満身創痍での独白シーンは冗長ですが・・・。
camelさん 4点(2003-07-13 00:47:44)(良:1票)
118.腕は立つものの、家族第一主義のパッとしない地方出の下級武士という点で「たそがれ清兵衛」の主人公とだぶるが、本作の貫一郎の場合、出世と金銭には極めて貪欲で、そのなりふり構わぬ姿に周囲からの失笑を買うほどだが、そんな事はまったく意に介さないような男である。舞台は幕末の東北で、大飢饉の為に極貧に喘ぐ家族を必死に守ろうとした実直でひたむきな男のイメージは、如何にも浅田次郎の世界そのもの。中井貴一はじめ佐藤浩市や子役に至るまで、俳優たちそれぞれの個性が光り、なかなか魅力ある作品となっている。が、終盤にきての、満身創痍の貫一郎が家族への想いを切々と語るシーンのなんと長いこと!くどい事!ここにきて作劇の拙さがモロに出てしまい、私などは鼻白むばかりで評価が一変してしまった。如何に鮮やかなエンディングを迎えられるかで、映画の印象や評価は変わってしまうという好例がここにある。
ドラえもんさん 6点(2003-04-24 00:22:42)(良:1票)
117. 幕末を背景に、新選組に集った人々を描いた群像劇。中井貴一の独白シーンが見せ場だが、長すぎて間延びした印象だ。回想形式も食傷気味。
 新選組の中で庶民としての一生を貫いた人物に焦点を当て、時代に翻弄された人々の生きざまを描いた点は評価できる。吉村貫一郎の、素朴な田舎者と剣豪ぶりとの二面性が味わい深い。
 三宅裕司の芝居はせっかくのシリアスな雰囲気が台無し。方言云々には関わりなく、南部藩の重臣としては浮いた存在で緊張感に欠ける。かつて過去のテレビドラマを振り返る番組で、さんざん先人の演技や演出を笑いものにしていたが、まさにブーメラン。
風小僧さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2021-11-28 15:46:43)
116.最後の長い独り言は、なんじゃろか?コロナだから、新撰組のドぎつい立ち回りを見たい人は見れば良いよ。
センブリーヌさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-14 01:12:13)
115.《ネタバレ》 最初、コントのようなフケたメイクをした佐藤浩市を見たとき、一瞬引いてしまったのだけど、
回想の西本願寺のシーンから一気に引き込まれた。
久石譲の音楽も相まって、本当にかっこよかった。

演じる俳優さんの年齢が高過ぎないか?と、それも気になったけど、
演技力のおかげか気にならなくなった。

実際この映画を初めて見たときは、
いいお話なのにどこかリズム感が悪いというか、
(死ぬ前の中井貴一の非常に長い一人語りといい)
いろいろ違和感が残った。

それでも8点なのは、
根底に流れるものに美しさを感じるから(原作からかな?)。

当時、堺雅人という俳優を知らなかったが、
彼が演じた沖田総司には釘付けになった。

少し狂気をはらんだこの沖田総司が、
個人的には一番しっくりくる。
クロリンさん [DVD(邦画)] 8点(2020-02-23 23:48:31)
114.《ネタバレ》 うろ覚えですが原作既読。
随所にアレンジがしてあり引き込まれました。
ただラストでどうしても納得がいかない場面。
家族のため絶対生きて帰ると言い続けた主人公が
どうして切腹を受け入れたのか。
あの場面で「はぁ?今までの生き様はなんだったの?」
と思って白けました。
そして時間かけ過ぎ。
それまでが良かったのですごくもったいないです。
Dry-manさん [DVD(邦画)] 7点(2019-01-21 20:21:39)
113.自分、忠誠誓う武士や騎士のお話にはめっぽう弱い。だからこれも好きです。でも後半がやや長く感じたのでこの点。最初は胡散臭い吉村ですが、ぐいぐいと人間臭さが増し、最後には感動させてくれました。斎藤もカッコいい(いや、これは演じる佐藤浩市さんがカッコいいのか)。
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-06-03 13:26:08)
112.《ネタバレ》 後半のダラダラぶりについてはいうまでもないが、ナレーションの複数展開という視点のブレが、それに輪をかけている。また、武芸の達人のくせに金や命に執着するという不可解さがスタートなのに、仕送りがどうのという時点でそれがすべて消化されてしまっている。つまり、物語としてはそこで終わっているということ。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-08-21 01:55:25)
111.《ネタバレ》 原作既読後に気になったところ。①吉村貫一郎と大野次郎右衛門、吉村嘉一郎と大野千秋これらの親子2代に渡る親友関係の表現が希薄すぎ②中谷美紀をを醜女役で起用し、斉藤一が名前を失念していない③大坂の盛岡藩蔵屋敷になぜか大野千秋がいる④吉村嘉一郎と大野千秋の今生の別れのシーンの改悪⑤吉村嘉一郎の最後等々。原作の良さが台無し。所詮2時間に納めること自体が無謀だったのではないか。佐藤浩市はかっこよかったので+1。
TOMOSUKEさん [地上波(邦画)] 1点(2014-05-11 11:32:27)
110.《ネタバレ》 冒頭、斉藤が新入隊士である吉村に出会った直後に「こいつを斬ろうと思った」と独白し、実際に仕掛けます。期待感が高まりました。新撰組のクレイジーな面を見せて貰えると思ったのです。でも、そこが最高潮でした。ずいぶんと前に読んだ原作には感銘を受けた記憶があるのですが、映画版は「いかにも邦画」的な湿っぽい美談がしつこくて食傷でした。南部武士が我慢強いのは分かるけど、その切腹シーンをあそこまで我慢強く間延びさせては、さすがに辟易とします。
新撰組の精神は勤皇佐幕ですが、吉村に政治色は希薄です。ひたすら故郷の家族を想い、脱藩した南部藩への忠義を忘れていない印象でした。ところが、出稼ぎの傭兵と割り切って新撰組に入隊したはずなのに、戊辰戦争では仕えた組織への義を貫いたという描き方です。どうも、価値観があちらこちらに揺れている印象です。本作のテーマは吉村貫一郎の価値観と行動に対する責任の取り方だと思いますが、本作を見る限りはバランスが悪く感じられ、うまく消化しているとは言い難いという意見です。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-11-18 02:21:22)
109.《ネタバレ》 新選組がどんなもんか分かった。今観ると、堺雅人や夏川結衣など、その後急成長した若手がいるのが分かり、面白い。堺雅人は沖田総司役だったのに、ニヤリ。
トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2013-10-14 22:09:23)
108.ドラマ版に嵌ってその感涙の勢いで見てしまったので、ちょっと期待のハードルが高過ぎたのかも知れないけど、ややがっかりな印象。
貫一郎と斉藤一の件は良かったと思うけど、肝心の大野次郎右衛門がどうもしっくり来なかった。
役者が悪いのか、演出が悪いのかはよくわからないけど。
もとやさん [DVD(邦画)] 5点(2012-09-25 10:13:20)
107.映画は総合芸術的だが、それはいろんなことを見せるということではないと思う。
シンさん [DVD(邦画)] 5点(2010-01-04 01:08:12)
106.《ネタバレ》 決して悪い出来ではない。
むしろよく作り込まれているし、演者の演技もベテランや実力派を取り揃え見応えタップリ。
ただ話が美談すぎるというか、押し付けがましすぎる。
個人の意見として言わせてもらえば悪しき日本映画の風習をモロになぞっている。
これで無意味なヌードシーンでも出てくれば決定的に馬鹿監督だったけど、まぁそれをせずに硬派に貫き通した姿勢は評価したいところ。
ただ、この手の美談話に高得点は付けたくない。
バニーボーイさん [地上波(邦画)] 5点(2010-01-03 10:28:25)
105.自分には大味に思えて、あまり楽しめませんでした。しかし佐藤浩市さんと中谷美紀さんの好演が印象に残りました。
kagrikさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-17 18:23:07)
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【点数情報】

Review人数 124人
平均点数 6.23点
010.81%
110.81%
221.61%
343.23%
41612.90%
51915.32%
61814.52%
73225.81%
81814.52%
997.26%
1043.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.87点 Review8人
2 ストーリー評価 6.50点 Review16人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review16人
4 音楽評価 6.91点 Review12人
5 感泣評価 6.75点 Review12人
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