東京ゴッドファーザーズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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東京ゴッドファーザーズ

[トウキョウゴッドファーザーズ]
Tokyo Godfathers
2003年上映時間:91分
平均点:7.37 / 10(Review 148人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-11-08)
ドラマアニメクリスマスもの
新規登録(2003-11-12)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2019-04-04)【イニシャルK】さん
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監督今敏
演出古屋勝悟
江守徹ギン
梅垣義明ハナ
岡本綾ミユキ
こおろぎさとみ清子
飯塚昭三太田
加藤精三母さん
石丸博也泰男
槐柳二老人
屋良有作ミユキの父
大塚明夫医者
小山力也新郎
犬山イヌコ胡桃沢
柴田理恵猫ババ
山寺宏一タクシー運転手
金田朋子
湯屋敦子
芝原チヤコ
竹口安芸子
伊藤和晃
能登麻美子
原作今敏
脚本信本敬子
今敏
音楽鈴木慶一
作詞鈴木慶一「No.9」
作曲ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン「No.9」
撮影マッドハウス
製作マッドハウス(「東京ゴッドファーザーズ」製作委員会)
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(「東京ゴッドファーザーズ」製作委員会)
電通(「東京ゴッドファーザーズ」製作委員会)
岩瀬安輝(「東京ゴッドファーザーズ」製作委員会)
遠谷信幸(「東京ゴッドファーザーズ」製作委員会)
企画丸山正雄
プロデューサー真木太郎
制作マッドハウス
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
作画今敏(キャラクターデザイン)
安藤雅司(作画監督)
マッドハウス(動画)
小西賢一(作画監督/キャラクターデザイン)
井上俊之(作画監督/原画)
本田雄(原画)
今井一暁(動画検査)
山下高明(原画)
古屋勝悟(原画)
編集瀬山武司
録音三間雅文(音響監督)
その他柏倉つとむ(キャスティングマネージャー)
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(宣伝)
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【クチコミ・感想】

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148.《ネタバレ》 日本のアニメーションというのは、なんとも凄いものだなあ。言葉が悪いですが、実写の映画よりも「映画」しているのが、その感覚、その描写に見事に現わされています。オープニングタイトルとそれに続くスタッフの紹介なんて、もろ自分好みです。はい。
看板やのぼり、ネオンサインに脚本家の名前や監督の名前なんて、東京という箱庭の中でしっかり自分達の遊びを実現しているみたいです。いいセンスだなあ。そして、お話も、「そんなことはないだろう」なのですが、存在感のある三人のホームレスのお陰で納得できてしまうのですね。声優に俳優を起用するという点で見事プラスになっています。あと、冬の年末の東京の描写が物凄い。雪との対比。町中の壁や灯りまで、よく書き込まれているなあ、という次元を越えて、ずかずかと見ている者の目の中に入り込んでくる臨場感があります。この美術だけでも堪能できます。捨て子の親を探す、東京ロードムービーの趣の中、見せてくれるのは「奇跡」。離れた肉親との絆、苦い過去を持つ者の弱さ、はかなさ。清子を中心に描かれる三人の人間模様は決して明るくはありません。でも、力強い。社会の底辺だろうがなんだろうが、どっこい生きている。そんな逞しさがあるからこそ、清子を救うという行動に出るのだろうし、きっと神様もそんないじらしい努力を重ねる三人に「奇跡」を与えたのだと思います。こんな愛すべき奇跡があるのですね。心の一番深い所で泣いてしまいました。良かったです。素晴らしく良かったです。
映画小僧さん 10点(2004-05-31 18:25:53)(良:3票)
147.「東京ゴッドファーザーズ」って面白いネーミングをつけたものですね。【sayzin】さんが仰っているように、これは「奇跡の物語」です。過酷な状況のホームレス3人がさまざまな目に遭いながらも奇跡の経験をし、幼い赤子を救う、ただそれだけのストーリーです。ではなぜここまで高い評価がなされているのでしょう。この世の闇ともいえる大晦日(=世紀末)を乗り切った後、明るい未来の待つ新年(新世代)へと向かうという構図がはっきり表現できているからではないでしょうか。それは個々人の人生の光と翳にも繋っています。
この映画の中では、救世主である清子が3人の前に現われてからのたった数日間しか描かれていませんが、想像力豊かな人はこれからの3人の行末を想像してみるのも楽しいでしょう。私もその一人です。人生は奇跡。最後の最後まで何が起こるか分からないのですから。
mhiroさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-25 17:40:17)(良:2票)
146.《ネタバレ》 いま観終りました。いやー面白かったです。
確かに話は出来過ぎですが それは今監督も「百も承知でやってますから」
って言いそうなぐらい出来過ぎてました(笑)
だからこれだけ面白かったとも言えますけどね。

基本的な話の筋は3人のホームレスが生まれたばかりの赤ん坊を拾う所から始まる笑いと涙の奇跡の物語ですが 
その奇跡を取り除けば社会の底辺で生きる何の変哲も無いはみだし3人組の苦悩や
生きる事に対しての葛藤やそれぞれ過去などが様々な出来事を通して明らかに成って行きます。実際の所、こうゆう有る意味べたなコンセプトをココまで緻密に入念に描かれたアニメーションは今まで無かったのではないかと。そういう意味でも新鮮でしたね。

ストーリーはテンポ良く。小ネタは満載でクスグリ放題。
今氏が5年以上暖めてきたお話だけあって完成度はかなりのモノです。
声優もオカマの梅垣さんはもうキャラそのままですし 髭オヤジの江守さんも見事です。
更に女の子役の岡本綾がこれがまたかなり上手かったと思いました。

ともかく作画のクオリティー。声優陣のバイタリティー。そして脚本の面白さ。
近年の秀作だと思いました。1度見て損は無い作品です。
一般人さん [DVD(邦画)] 8点(2004-12-14 03:48:12)(良:2票)
145.この映画において、「あんな都合いいことばかり起こるはずがない!」というのは評価の観点がずれていて、一種のファンタジーだと理解すればいい。映画は虚構の上に、虚構が構築されているのではなく、人間ドラマはもちろんのことだが、ファンタジーにしても、虚構の上の、「リアル」に支えられ、成っているものだ。東京という場所のリアリティが完成されているので、話はグッとしまっている。主役三人のキャラクターは好感が持てた。クリスマスという時期設定や赤ん坊といった、不思議めいたというか、聖なるというか(よく分からん)、作品の雰囲気で、道中の都合が良すぎる出来事対する違和感は、とにかく説得出来ていると感じた。引っかかったのは、人物の心理である。どうも構成優先の気がしてならなかった。人物をストーリーにそって、動かしていた印象を受けた。好感は持てるが共感は出来ず、人間の心理が雑で、どうも「おはなしくささ」があった。目の前で起こる不思議な都合良すぎる出来事に対して、登場人物は、まるで当たり前のことかのように、ふるまっている。ファンタジーだという前置きはあくまで観客に向けてのものであり、作品中の人物がそれを変だと思わないのは、違和感がある。人物は動かすものではなく、動くものなのだ。みんなの評価の高さをみて、私は頭が硬いのかなと感じずにはいられんが、どうもイマイチだった。
K・Tさん 5点(2004-07-28 01:23:34)(良:2票)
144.とても面白いし楽しい幸せな映画。
奇跡の積み重ねでもまったく嫌味じゃない、不思議な魅力がある。
きっとクリスマスから年末にかけての時期って、なんか人も街も浮き足だったような、ちょっと不思議な非日常感があるからなんだろうな・・そこに雪なんか降ったらもう。
アメリカ人にとっての「素晴らしき哉、人生!」のような、定番になることを期待しつつ、毎年クリスマスから年末に見ることにします。
kosukeさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-01-05 17:38:26)(良:1票)
143.物凄いリアルな背景に不思議とマッチングするコミカルなキャラクター達。そして、奇跡だらけの御伽噺めいたストーリー。アニメーションの良い所は「多少嘘くさい内容でも観客が違和感を全く感じない」所だと思います。その点、この作品はアニメの利点を最大限に生かした映画ですね!実写でやったらこんなの「ありえねー。」の一言でうっちゃられちゃいますよ。
bolodyさん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-09 00:11:58)(良:1票)
142.実写であれば「ありえないわ~」と見ただけでしらけてしまうような都合のいい展開も、ここまで徹底的に詰め込めばこれは立派な特長です。次から次へと大事件が起こるけれど、ひとつひとつの出来事はあっさり描かれているので、くどさも感じませんでした。また、舞台が現代の東京で、街並みはとてもリアルですが、やはりどこか非現実的な雰囲気があって、それがファンタジックな物語をいっそう引き立ててます。実写でこれを作ったのであれば、ただの駄作になっていたのではないかという気がするだけに、アニメの持つ魅力を充分に思いしらせてくれる映画であり、それを見事に表現しきった監督には脱帽です。
Trunkさん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-31 11:16:37)(良:1票)
141.今敏監督作品は「千年女優」「妄想代理人」「パーフェクトブルー」と観ていますが、どうも合いません。企画色が強いという印象です。物語の作り方が理系というか、独自のルールで構成しているというか。「こういうことに感動したからそれを映画にしたい。」ではなく、「登場人物はすべて家族がらみのトラブルを持っていて、名前は必ず数字が入ることにしよう」という感じ。完成したものを見せられても「だから何?」としかいえない。ホームレス狩りや、外国人犯罪など、新聞の事件を何のリサーチもなく詰め込んでいるのも気に入らない。何らかの思想があり、それを表現するための手段としてエピソードを入れるならいいが、「ホームレスといったらやっぱホームレス狩りでしょ?」みたいなノリでは観るだけ無駄である。今敏作品に心を動かされることはないと思います。
承太郎さん [DVD(吹替)] 4点(2007-03-11 09:45:13)(良:1票)
140.皆さんなかなか厳しいですな。暖かい作品ですね。こういう暖かいモノに飢えてる俺は非常に楽しめた。ご都合主義だとか言われてるが監督はそういうご都合主義的でベタな話を描きたかったからこそアニメにしたんじゃないだろうか。実写だったらあの展開はすんなり受け入れられないから。そもそも「アニメでやる必要がない」なんて事を指摘する事自体ナンセンス。主人公たちが美少女でもなければかっこいい青年でもない、ましてや渋いおっさんでもない・・ホームレスなのだ。「俺たちはただのホームレスなんだ、アクション映画の主役じゃねぇ」・・・まさにその通り。しかしこんな商業的に成功しそうもない設定がそのご都合主義的な展開を経てじわじわと効いてくる。人と人との触れ合いが実に暖かい・・・外国人と言葉は通じないけど会話しているシーンが印象的。冒頭のスタッフ紹介とか最後の終わり方とか・・ああいう監督のセンスも好き。大人のアニメコーナーにあったけど、これには萌え要素も無ければ哲学的な話も小難しい話も無いから一般人や子供にも安心して見せることが出来る。
ケ66軍曹さん [DVD(邦画)] 9点(2007-02-24 19:32:28)(良:1票)
139.アニメの力、ってヤツがすっごい実感できるんですよね、この監督の映画って。「PERFECT BLUE」では作画力の問題でソレがいまひとつ感じられなかったんですけど、「千年女優」とこの映画は、なんつーか凄いなぁ、って。3作品、どれも実写的なのですが、じゃあ実写で成立するか、っていうとムリで、アニメだからこその世界だと思います。今作はもし実写でやっちゃうと、ひたすら偶然が生み出す奇跡がインチキ臭くて仕方なくなりますもんね。リアリズムとデフォルメの程よいバランスが、心地良い時間をもたらしてくれています。これって、脚本段階にしろ、作画段階にしろ、アフレコ段階にしろ、少しでもバランスを崩すと、たちまちのうちに「実写の代用物」か「そこら辺にゴロゴロ溢れてる系絵空事アニメ」かのどちらかに転がると思うんです。その、危うい中間のところでちょうどいいキャラクターとちょうどいい物語とちょうどいい世界が出来上がってる、そんな感じ。もちろん、確かな作画と多彩な表現で昔から定評のあるマッドハウスの力によるところも大きいのですが。東京の街は実際に絵として切り取ると、必ずしも東京らしさが伝わらなかったりするものですが(生身が感じる東京は写真で捉える東京とはまた別ですから)、あくまで写実的なディティールの細かさとアニメ的色調や構図の強調とで上手く東京の空気を伝えているなぁ、と感心します(雪に埋まった灰色の東京なんて、そうそうこんな感じ、って)。アニメだからこそ描けるもの、アニメでは描けないもの、アニメにしか描けないもの。この映画はそれを弁えているからこそ辿り着けた世界だと思います。
あにやん‍🌈さん [DVD(邦画)] 9点(2006-07-14 01:56:36)(良:1票)
138.《ネタバレ》 面白いですかね??? 大都会の場末の薄汚れた空気感は確かによく描けてるとは思うし、画の構図なんかも上手いなぁとは思うけど。。。 それだけなんじゃないですか??? 「いわゆる社会の底辺の人間達が人間愛に溢れた行動を取る中で巻き起こす奇跡」ってストーリーなんですかね? それにしては中途半端じゃないですか??? いや、「話が出来すぎだ」とか言うんじゃないんです。 こういうのは御都合主義で結構。 全然構わない。 でも、それならそれで、もっとしっかりとカタルシスを見せてほしい。 笑わせたいなら、なぜに「写実」にこだわる必要がある? いや、「キャラデザインの」じゃなくて、「映像表現の」。 ハナが駆け抜けていくシーンやギンがトラックにしがみついてるシーンなんか、もっと「アニメ的」な表現をした方が、絶対にメリハリがつくと思う。 「これなら実写でやりゃぁいいじゃん」って思ってしまう(それでも面白いストーリーだとは思わないけど)。 ボイスアクターもそれを感じさせる一因。 へたに俳優を使わないでほしい。 確かに主役3人(の声)は頑張ってるとは思うけど、タクシー運転手や医者の方が圧倒的にハマってる(こちらはバリバリの声優)。 それは、声量や声の張り等の「声の使い方」に関して、声優の方が完全にうわ手だから。 「その道のプロ」なんだもん、そんなのは当然だと思いません? 「メカもの」であったり「萌えもの」であったりという「いわゆるわかりやすいパーツ」を使わずにストーリーを組み立てれば「旧来とは違うもの」を作り上げたかのように錯覚する。 そんな映画だったような気がする。 「アニメ好きの子供が観て、大人になったような気分になれる映画」って言ったら言い過ぎでしょうか? いや、ごめんなさい。 ただ、「大人のアニメ」って、こういうことじゃないと思うんです。。。  ここまで御都合主義で突っ走るのなら、「わっはっは! そんなバカな! でも、気持ち良かったから いいかっ!」 って、言わせて欲しい。
とっすぃさん [DVD(邦画)] 5点(2006-06-21 01:55:04)(良:1票)
137.久々に良いアニメを見ました!アニメじゃなかったら主人公がオカマなんて、ホフマン(トッツィーにて)がやってくれないと見れないですね^^;
アキラさん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-13 03:01:21)(良:1票)
136.《ネタバレ》 とにかく偶然の起こる回数が多すぎる。離ればなれになった人々が次々と都合良く目の前に現れる様はまるで出演者全員がGPSでも装備しているようだ。親探しの大テーマから相棒をちょっと見失った小ネタまで問題はほとんどそれで解決。ありえなーい。それこそが赤ん坊のもたらした奇跡だというのなら登場人物にはそれなりのリアクションが求められるはずだがみんなあっさりやりすごしている。このように、どんな偶然も起こりうる世界観の中で人捜しの話がドラマとして成り立つ訳がない。誰と誰がどう会えても有り難みも驚きもないのだから。それも天才バカボンのようなノリと絵柄ならご都合主義そのものをギャグとして理解することもできるのだが絵柄のリアリズム指向と地味な脚本がそれを許さない。宝クジが当たってメデタシメデタシというところを見ると、ありそうななさそうな精神性も「一杯のかけそば」レベルと思われる。確かに書き割りとしての東京は良く描けている。しかし絵ヅラだけの雑踏が実質をともなわないのでかえってしらじらしく見えてしまう。勿体ない。絵柄の精緻さは職人的努力によって向上なり進化が望めるものだが優れた物語というのはそう簡単に作れるものではないということを再確認した。「PERFECT BLUE」がそうだったように得意分野に限定すれば実に説得力のある世界を描けるのに、普遍的なテーマに迫ろうとすると根が幼いことを露呈してしまうのではあまりにも策がない。宮崎アニメなどにも言えることだが“自分達がすべてを作り出せる”といういかにもな勘違いから脱却して、数ある古典の中からアニメという手法に合った物語を発掘するというようなことを考えてもらいたいと切に願う。
皮マンさん 3点(2004-07-15 17:16:55)(良:1票)
135.聖なる夜に舞い降りた小さな奇跡をキッカケに、愛と勇気と勘違い(?)で疾走するノンストップドタバタお茶の間ファンタジー。ハイスピードで突っ走るチャリンコに跨れば、酸いも甘いも噛み分けた監督の手のひらで七転八倒すること間違いなし。家族って何?愛って何?バカヤロウ!そんなもんより飯が先だ!現代の愛のホームレスたちに直球勝負で是非を問う。御託はたくさん。まあ見てごらん。泣いて笑って…アラ、一句浮かんだわ。「ホームレス 贅肉捨てて 愛拾う」
まことさん 8点(2004-06-13 16:58:42)(良:1票)
134.《ネタバレ》 映像が綺麗で、動きも丁寧に柔らかく作られています。話自体は古典的というか、どっかで見たこと聞いた事のあるようなご都合主義的な展開が続きますが、それでも飽きさせずにほのぼのさせてくれるのはいい感じ。これ観るまではただ子供の親を捜すだめに奔走するドタバタコメディだって思ってましたが、実はこの映画のテーマは「家族の絆」でした。ラストもあそこでミユキと父の会話シーンが挿入されず、ただ対面した直後にENDマークを入れたのは正解だと思います。あれ以上家族愛を強調させてもきっと観客は食傷気味になっただろうし。爽やかで明るいその後の展開を感じさせるラストはとてもよかった。 声優も本業の人ではなく俳優を使っているとのことですが、まるで違和感ありません。とてもキャラにあっていますから、ご安心を。
カナンさん 10点(2004-05-21 11:14:56)(良:1票)
133.予想外の掘り出し物でした!!
こりゃマジ面白い。

3人のホームレスが、ゴミ捨て場で赤ん坊を拾うシーンから物語は始まる。
オカマ、髭のおっさん、若い娘。
物語が進むにつれて、徐々に3人の経歴や人となりが、視聴者に伝わっていくのだが、
そのサジ加減が非常に緻密に計算されていて、一秒たりとも見逃せない作りになっている!

また、この3人のキャラが非常に魅力的だ。
ブーブー文句タレながら旅を続けるのだが、結局3人がそれぞれに依存していて、欠かせない存在になっている。
ということはバランスがいいということなのだろう。

冒頭の「居場所の無いこと程、辛いことがない。」というホームレスならではの問題に対するラストの清子のセリフ「帰りたい」は、締めくくりとして、ハッピーエンドに向けて、これ以上ないくらい意味深い。

マジでオススメです。
アニメヲタというより、一般向けのエンタメに仕上がってます。
こりゃ世界に充分通用するよ!!
showさん 10点(2003-11-29 23:12:05)(良:1票)
132.絵が綺麗で、中々笑わせてもらいました。が、熱く語るような印象的なシーンはなし。
へまちさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-09-19 16:49:03)
131.私には無理でしたが鈴木慶一に【3点】

・まず人物の作画が駄目でした。驚いたり怒ったり笑ったり様々な表情を見せるのですが全てが私には
無理でした。私の下手な喩えで恐縮なのですが、ゴムとか餅が伸縮するような表情は苦手です。
・別にご都合主義も何でもかまわないが見てて辛くなることばかりでした。
・家族やクリスマス・偶然と奇跡がテーマだとは思うのですが残念ながらカタルシスも感動も無かった。
hibari_21stさん [インターネット(邦画)] 3点(2022-05-23 14:57:52)
130.《ネタバレ》 コロナ禍のなかのクリスマスイブ。
選んだ一本はこの映画!
再見であるが、今回の方が感動した。

ホームレスがクリスマスに子どもを授かる!
どこかで見たような、それでいて見たことない設定。
東京を舞台に、あれよこれやの大騒ぎ。
でもドタバタの中に、ホロリとくる場面もあり、
この頃のアニメって本当に人材揃ってたなぁ・・
(今監督が亡くなられましたね、もっと作品観たかったです・・)

涙とアクションと絵のセンスと、ぎっしり詰まった一本でした。
3人のホームレスに祝福あれ♪
エンディングのムーンライダースの「第九」もカッコいい!
トントさん [ビデオ(邦画)] 8点(2020-12-24 23:22:05)
129.楽しく見れました。難しい役どころだったハナさんの声、本職の方でないのに嵌りすぎて凄い。
TAKIさん [DVD(邦画)] 7点(2019-07-27 00:49:22)
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【点数情報】

Review人数 148人
平均点数 7.37点
000.00%
100.00%
200.00%
342.70%
442.70%
5117.43%
61510.14%
73523.65%
84530.41%
92718.24%
1074.73%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review20人
2 ストーリー評価 8.03点 Review27人
3 鑑賞後の後味 8.65点 Review26人
4 音楽評価 6.81点 Review22人
5 感泣評価 6.78点 Review19人
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