16.残念なのは、ここでマイケル・ムーアが何をしたかったのかという事が判らなかった事で、ただ単に、ロジャー・スミス を追った。「荒廃して行く町を見てくれ」とロジャー・スミスに迫った。 ・・・けども、それは失敗した。そこで終わって しまった。 なんなのだ。これは。。 これで終わりなのだったら、中途半端だ。劇中、惨めな姿を写されただけに終 わってしまった家族たちにとっても とても失礼だ。 なんて思ってしまった。見なきゃよかったって思うでし。 【3737】さん 1点(2004-02-04 20:51:01) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 うーん、なんだかなぁ。GMを糾弾しているように見せかけて、むしろ生まれ故郷を売り物にしちゃってるようなんだ。「弱者救済」の美名の下では、何をやってもいいんだよってな不遜な感じもなぁ。ただし、エンドロールはさすがマイケル・ムーア。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-04-13 15:19:24) |
14.マイケル・ムーアのドキュメンタリー映画の原点的な作品ですね。故にかなり出来は荒いんだけどね。でも彼の伝えたい想いっていうのは十分に伝わってくる。 【奥州亭三景】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-01 05:01:33) |
13.《ネタバレ》 日本の「これから」を考えずにはいられなかった。特に企業が街から出て行き、残された地域が、「観光」で身を立てようとしたこと。見事に失敗し、犯罪が増え、街から出て行く人が増えるわけですが・・・。確かにアメリカ人にも粗野な人はいるだろうし、日本のようにかゆい所に手の届くようなサービス精神でもってがんばれば、「これから」も日本は大丈夫かもしれない。でも「貧すれば鈍す」というように、苦しくなってから考えた策はうまく行かないと思う。少しずつ、やばくなっているこの国も、余裕のある人が多いうちに、考えを尽くして欲しい。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-04-13 16:21:40) |
12.《ネタバレ》 利益至上主義に走りすぎる会社のおぞましさが描かれてる。同じことが日本でも行われていそうなのが怖い。ムーアの最近の作品とは違い、ユーモアなく直球で表現している。現地の街の雰囲気のしってる人が言うにははとても観光地らしくないらしい。 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-21 18:46:39) |
11.《ネタバレ》 業績が悪いわけでも無いのに創業の土地を切り捨てるなんてアメリカの企業経営ってドライだね・・・・と公開当時は言えたのかもしれませんが、今となっては日本でも十分有り得る話ですね。まあ、それにしても日本で言えばトヨタ自動車が豊田市周辺の工場を閉鎖するような話ですからね・・・・(決してありえない話ではないですが)。 結局、「踏まれた足の痛みは踏まれた者しかわからない」ということなんでしょうね・・・・・。それでもって、今はやりの「鈍感力」じゃないですが、解雇された社員や企業城下町の行く末とかそういうものに囚われない人間でないと大企業の経営はやっていけないんでしょう。おそらく、ロジャー・スミスがフリントの町を状況を見たとしても、「まあ仕方ない」としか感じないと思いますよ。 まあ、自分の身は自分で守るしかないということですかね・・・・・。 ビーチ・ボーイズの「Would'nt It Be Nice 」が非常に沁みました。 【TM】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-17 18:47:34) |
10.いかにも個人の権利を主張するアメリカ的な話。 日本の自動車企業が北米に進出した時、似たようなリストラ労働者を迎え入れたのだが彼らは何と言ったか。 「(日本の生産工場では達成しているにも関わらず)TOピーTAの生産ノルマは厳しすぎて、絶対に不可能な数値だ。」 「奴隷みたいに働いて日本人はバカじゃないのか」 何も仕事はGMだけじゃないのにGMのせいで貧しくなったと文句しか言わない人々を見ているとGM側の 「単に怠けているだけ」「仕事を探せ」という主張も納得できる。 短絡的なアメリカ人はこれを見て、GMに対し怒りを募らせるのでしょう。 それを見て私達は楽しむのです。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-07 10:50:43) |
9.結局、ガチンコの資本主義者は嫌われますよね。利潤をタイトに追い求めるだけの、システムが焦付きつつある旧式の資本主義時代もそろそろ終焉を迎えつつあるのかな?そういう時代の口火の一端を、この作品は担っていると、思う。そういう意味ではM・ムーアの功績は大きい。まぁ今回のテーマは、対岸の火事っぽさもあるけど、他人事ではない危機感もソコハカと感じてしまう。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-22 14:48:35) |
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8.マイケル・ムーアの故郷フリントへの愛情が伝わってくる作品ですね。エンターテインメント性という意味では、後の作品には及ばないし、彼の独特のナレーションや編集の手法もまだまだ荒削り。しかし、そのぶん、ムーア自身の問題意識のようなものがストレートに反映されている。工場閉鎖の後、家を追い出されたり、犯罪に巻き込まれたり、アムウェイにハマったり、ウサギをバラシ売りしたりと次々と追いつめられていく失業者とその家族と、そうした彼らに対して「働きにいったらどうだね」「怠けてる」と言い続けるGM関係者や金持ち(そうな)人々の対比は印象的。ゴルフクラブで優雅にゴルフしながら「社会保障がよすぎて怠けてるのよ。働きなさい」と失業者を非難する白人おばあちゃんのシーンには苦笑するしかない。ムーアにとってなによりも悲しかったのは、製造業で支えられてきた故郷の町に生まれた、この大きな亀裂だったのではないか。 【ころりさん】さん 6点(2005-01-28 08:49:15) |
7.こういう見方もあるんだなって。こういう人たちもいるってことで、でも労働者側からの視点だけがすべてでもないんだよって。 【織姫】さん 7点(2004-11-07 01:11:38) |
6.DVDで観たんですけど、それにはムーア自身の音声解説がついていて、実際聞いてみると、彼の世の中をよくしたい意識、というのがすごく伝わってきますね。解雇された労働者たちは、解体されるうさぎと同じようなもんだ、国民を大切にしない世の中は間違ってる、そんなことを言ってました。この「国民を大切にする」というのがどうも彼の作品に一貫したものとしてあるようですね。この作品だったら解雇された労働者だし、ボウリングだったら銃によって国民が脅かされてる、アホでマヌケな、もうだし、華氏911だったらたくさんの死んでしまった兵士とその遺族。次作るやつは保険に関するものらしいけど、それもやっぱり手当が受けられない国民。そういう大切にされない人たちをいつも取り上げてる。何か巨大な権力が、つまり強者が弱者のことを考えずに勝手に生きてるその世の中が、彼は我慢がならないんでしょう。その怒りが続く限り、これからも彼の世直し映画は作られる事でしょうね。 【あろえりーな】さん 6点(2004-09-16 01:24:55) |
【こじろう】さん [DVD(字幕)] 6点(2004-04-21 09:59:44) |
4.日本人はフリントに行かないようにしよう。 炭鉱の町を思い出しました。経営側の状況はかなり違いますけど。 【虎尾】さん 7点(2004-02-01 03:43:16) |
3.真面目過ぎる。もう少しギャグのセンスが欲しかった。 【たま】さん 5点(2004-01-31 19:51:13) |
2.正直、面白さという面では「ボウリング~」とは比較にならないし、地味、というより悲壮感、敗北感漂う作品です。しかしこれは映画作りに限った話じゃないけど、敗北をきちんと噛み締めてこそ、真の勝利が得られるのだと思います。この作品でのマイケル・ムーアの主張に全面的に賛成するわけではありませんが、この作品を撮る動機がGE社に大量解雇された故郷の人々の惨状をなんとかしたい、というきわめて私的な動機だったことが作品に力強さを与えています。「ボウリング~」を気に入った人にはお勧めしたい・・・のですが、ウサギをペットとして飼っている人はできれば観ない方がいいかもしれません(理由は敢えて書きませんが)。 【ぐるぐる】さん 7点(2003-12-19 17:37:14) |
1.まだ、マイケルムーアが「ユーモア」を武器に出来てない時代の作品。でも、この作品のおかげで「オウフルトゥルース」ってボーリング~の元になる番組やらいろんなドキュメント系の司会になれるようになるんだけど。 でも、ムーア氏が今よりハングリーに感じるし、ビーチボーイズの曲が使われている所が泣ける。 【セクシー】さん 10点(2003-11-22 00:46:57) |