20.《ネタバレ》 ラストの逮捕劇のあまりのお粗末さにコロンボシリーズ(もちろん旧作)の中での最低作品として2点を献上する。いくら犯人を逮捕するためだとは言え、完全なでっち上げで息子を逮捕するなんて無茶すぎる。コロンボの逮捕劇はかなりキワドイものが多いが、それが犯人に向けられているのならともかく関係のない息子と被害者の妻が愛人関係にあったなどというでっち上げはまことにいただけない。裁判やったら負けるどころの話じゃないと思う。大体あんなでっち上げで犯人が音を上げる必然性がないではないか。だからせめて「本当は愛人関係ではないけど、そう思われても仕方がない状況があった(モテルには行ってないけど、モテルの近くで密会していたとか、一度だけ息子が奥さんにキスしようとしたところを誰かに見られていた、など)」ぐらいの設定がほしかった。それまでが非常にいい出来だっただけに残念。それにラストの音楽は「野望の果て」などのラストの音楽と同じだけれども、この作品のラストの場面には全然合ってない。 【空耳】さん [DVD(吹替)] 2点(2009-04-20 16:49:21) (良:1票) |
19.コロンボファンでもちょっとつらい作品です。ロボットが出てきて安っぽいSFみたいな雰囲気がありました。ラストも甘過ぎます。ストーリーとは無関係ですが、天才児の役名にちょっと驚きました。 【クロ】さん 5点(2004-01-17 18:54:31) (良:1票) |
18.コロンボのシリーズの犯人は社会的地位のある者やインテリ揃いですが、 本作の犯人はロボット工学の権威ということで、頭の良さでは相当上位に入ると思われる。 にしては犯行はあまりにもツッコミどころが多すぎ。一言で言ってお粗末でした。 最期の警部の仕掛けが鮮やかに決まる作品も沢山あるのですが、本作は・・・。あれはちょっとまずいんじゃないですか? 犯行の動機から最後の自白に至るまで、一貫していたのは犯人が1人息子に捧ぐ歪んだ愛情でした。 【とらや】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2022-03-20 21:09:57) |
17.《ネタバレ》 息子を思うあまりの犯行で、最後の自白もソレきっかけ。 完全なる一人ずもうでしたね。 コロンボの追い詰め方もギリギリアウトで、なんだかなぁって印象。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2014-11-01 18:40:41) |
16.《ネタバレ》 今回の犯人は息子を思うあまりに殺人を犯してしまうロボット工学の権威。でもそれにしては犯行がかなりお粗末で、ロボットを自らの共犯者のようにアリバイ作りに使うとか本当に頭のキレる犯人だったらまずやらないだろう。ひょっとしたらこの犯人は研究に関しての知識は豊富だが、それ以外はからっきしだめなのかと思えるほどだった。ラストはコロンボが犯人の息子への愛情を利用して芝居を打つというこのシリーズでよくあるパターンの解決方法だが、これがいつにもまして強引で、真犯人をあげるために無実の人間をしかもそれと分かって逮捕してしまうのはいくらなんでもやりすぎで不当逮捕もいいところ。もう呆れるしかない。今回は科学研究所が舞台でどこか近未来的なSF風味があるのが斬新だが、それもこのシリーズには少し不釣り合いな感じがする。とはいえ、犯人がアリバイに使ったロボットやそれを開発した天才少年とコロンボのやりとりは見ていて微笑ましかった。その天才少年の名前がスティーブン・スペルバーグ。もちろん「構想の死角」を手がけたスピルバーグをもじった名前であるが、当時の彼はまだ無名。偶然だろうけど、今回の内容が内容だけに、彼が将来、SF映画で成功することを予見しているかのようだった。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2014-02-16 14:10:31) |
15.《ネタバレ》 今回の犯人は息子の論文盗用を隠蔽しようとした人工頭脳学研究所所長。 その息子への愛情を利用して息子逮捕の猿芝居で所長の自白を引き出すが、なんともスッキリしないラストでしらけてしまう。 本線からは外れるが、天才少年やロボットとコロンボのやりとりがいい。 名無しの愛犬のなまけぐせエピソードもニヤリとさせられる。 ミステリーとしてはグダグダだが、感情のしがらみはわかりやすく無理なくストーリーに入っていけるし、個性的なキャラの楽しさで救われている。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-11-05 00:30:19) |
14.ロボット工学の権威者という肩書きの犯人なのに、あまり頭がよくなかったのは残念。 彼が狙う完全犯罪がけっこう雑で、証拠を掴むためにコロンボがとった行動もかなり強引だった。 鑑賞後にエピソードタイトルを見ると、「ああ、なるほどね」と思える内容だったが・・・。 【MAHITO】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-05-20 05:34:40) |
13.《ネタバレ》 自信を持って、コロンボ中最低だと断言できる作品。 まず、何よりもあの研究所で行われてたシミュレーション!理解できました?あれは、核戦争になってもアメリカが勝つ?方法を模索するシミュレーションでした。核戦争というものをあまりにも軽く考えてる製作者とアメリカの一般視聴者の馬鹿さ加減にあきれ返ってひっくり返り恐ろしくなりました。一般のアメリカ人の核戦争に対する認識ってあんなもんなんでしょうか?(まあ、大部分の人が看過しちゃってる日本人視聴者もあまり偉そうなことは言えませんが。被爆国の国民なのに) それから犯人もひどかったですね。これだけ穴だらけの犯行、別にコロンボじゃなくても。足跡、パイプ、自動車の走行距離、ヘロインの缶、自動車を破壊した見え見えの偽装工作、一番ひどいのは犯行現場でゆうゆう葉巻とか。もう馬鹿かあほかと(r 大体秘密を知ってる人間の二人のうち一人しか殺さないとか。到底知的な人間が計画的にやったとは思えない。 それに輪をかけて酷いのがコロンボの追い詰め方。あのモーテルのおやじとか完全に偽物でしょ。人権侵害にもほどがある。俺が息子だったら絶対許さない。父親の犯罪は犯罪、自分に加えられた人権侵害は人権侵害、徹底的に争いますね。 【rhforever】さん [DVD(吹替)] 1点(2012-05-14 10:31:56) |
12.《ネタバレ》 ダメですね 犯人 バレバレですよ ほとんど自分で説明しちゃってるし 最後も メチャクチャ強引 ちょっとこれはナシな様な… 終始愛犬が登場してましたが、警部 早く名前つけてあげて下さい(笑) 天才少年の名前(!)と造形のかわいいロボットMM7に3点デ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-10-31 08:43:07) |
11.《ネタバレ》 犯人の犯行偽装がお粗末で、せいぜい時間稼ぎにしかなってない。完全犯罪とは程遠い。何よりロボットをアリバイ工作に使うとか、反則もいいところだろう。親の持つ「情」に訴えかけた解決シーンも、気持ちよくない。 【aksweet】さん [DVD(吹替)] 3点(2011-07-04 01:37:33) |
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【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-07 21:58:00) |
9.《ネタバレ》 天才少年の役名のところは、びっくりして巻き戻しして聞き返しました。しかし、警部、いつにも増してやり方がいじわるなんですけど、家庭でなにか、ありましたか? 【なたね】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-01-15 23:12:14) |
8.シンクタンクの装備には隔世の感がありますが、子供に対する盲愛は時代を超えた普遍的なものがあるようです。今回の警部の詰めの一手はダーティですが、勝つために一番の泣き所を突くのは止む無しです。チェス盤をひっくり返すMM7に、父とはさみ将棋をして負けると盤をひっくり返して泣いていた幼い時の事を思い出しました。 |
7.犬もロボットも警部はあまり好きではないようですね。 【taron】さん 7点(2004-10-16 18:41:00) |
6.《ネタバレ》 ドアに付いていた靴墨から死体が運ばれた事、身長まで推理し、事件を解決した後にマッチから すでに犯人の目星はついており、動機だけを探していたというコロンボに感服。 天才少年の名前には笑ってしまいました。随分強力な助手が今回は見つかって本当に良かったですね。 【JEWEL】さん 7点(2004-09-21 00:14:18) |
5.父親の盲目的愛情が動機であり、解決のポイントにもなっています。被害者の奥さんの精神科医や犯人の息子、さらに天才子供もみんな人間らしく悩みを抱えているところが国家のシンクタンクを舞台にしているわりには、庶民的な雰囲気を作っている要因になっています。もちろん犯人もそうですね。父親としての気持ちはよくわかりました。 【パセリセージ】さん 7点(2004-07-17 08:21:17) |
4.《ネタバレ》 今回はSF風味のにぎやかな異色作ですな。「禁断の惑星」のロボット・ロビィが出てきたのには笑ったけど、そのロビィと対面したコロンボがまた可笑しい。連れてきた犬をロボットに面倒見させようと頼むんですね。しかもそのロボット、命令すればなんでもできるっていうんだから凄い。チェスで負ければ腹いせに盤をひっくり返すし、ちゃんと犬の散歩だってできちゃいます(笑) それにしても、「愛情の計算」とは巧いタイトルですなぁ。息子のために殺人を犯してしまった父親が、結局は息子を助けるために自首してしまうという、父親の息子を想う愛情が引き起こした悲しくも感動的なお話であった・・・・・というのは冗談で、実際はただの親バカが計算違いから引き起こした悲惨な末路であった。 【きのすけ】さん 8点(2004-05-29 11:03:11) |
3.殺しの方法やアリバイ等に雑さは感じますが、人がなぜ殺人を犯すか?この動機については他の作品より余程しっかりしており哀愁を感じさせます。人工知能の開発がどれほど進もうが「愛情の計算」だけは計り知れない、邦題も上手いです。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2004-05-05 10:27:31) |
2.お粗末な犯人、お粗末なオチ。とても『祝砲の挽歌』『自縛の紐』と同じ年の製作とは思えない。人間のすることなら何でも出来る、MM7にやらせたほうがよかったのでは?警部、スランプですか? |
1.《ネタバレ》 コロンボシリーズの中では「不人気作」の部類に入ると思いますが、私は好きです。灰皿に残されたマッチ・・・これが事件解決のカギでした。ロボットが出てくるところも異色。MM7でしたっけ? |