ラブストーリーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ラブストーリー

[ラブストーリー]
The Classic
(클래식/クラシック)
2003年上映時間:129分
平均点:6.70 / 10(Review 83人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-01-24)
ドラマラブストーリーロマンス
新規登録(2003-12-25)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2009-05-18)【Carrot Rope】さん
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監督クァク・ジェヨン
キャストソン・イェジン(女優)ジヘ/ジュヒ
チョ・インソン(男優)サンミン
チョ・スンウ(男優)ジュナ
イ・ギウ(男優)テス
ソ・ヨンヒ(女優)ナヒ
脚本クァク・ジェヨン
音楽チョ・ヨンウク
挿入曲自転車に乗った風景「あなたにとって私は、僕にとって君は」
ハン・ソンミン「愛すれば愛するほど」
配給クロックワークス
字幕翻訳根本理恵
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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83.(レビューじゃなくてすいません。でも実話なのです。)
★私が高校時代ちょっと好きだな、と片思いだったK君。
☆時は流れ~~K君と同じ大学・同学部でK君に顔が似ているH君に私はベタ惚れし、お付き合いを・・。
☆時は流れ~~、、K君にもH君にもまるで似てない夫と結婚。まもなくわが家の隣の店にK君が営業に来ていることに気づきました。
☆時は流れ~~私の娘とK君の息子さんは同じ中学・同学年であるということに気づきました。
☆時は流れ~~娘は第一志望の高校受験を諦めました(実力不足)。K君の息子さんはそこに入学なさるようです。私が娘に着せたかった憧れの制服はこの映画のヒロインが着ている制服に似ています(涙)。
★そして本日、大好きなレビュワーさんが映画音楽BEST4にあげておられたこの作品をも一度借りに行ったレンタル屋さんのカウンターで、私はK君とすれ違ったのでした。しかも雨です。何を言いたいのかというと、偶然は起こりうるのです(私の場合は「田舎やん」と言われればそれまでですが)。
この作品の中のウシロ下ネタ(マエ下ネタならいいけど)や周囲への気配り不足など、不満な点はいくつかあるのですが、過去の青春を思い出させてくれる数々の演出と、美しくてもの悲しい挿入歌に泣けてしかたありません(大涙)。恋をしている時、恋を思い返す時、世界には二人しかいませんもんね。
かーすけさん 7点(2005-03-28 16:48:37)(良:3票)
82.「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督という事で、前作のファンとしてはニヤリとさせられるシーンが多数。電車のシーン、雨のシーンetc... だが笑いとしてはサブいものも多く、「感動的」な終盤はあざとすぎて。よく言えばピュア、悪く言えばダサい。主演のソン・イェンジンさんは可愛いが、「猟奇~」のチョン・ジヒョンと比べてしまうと大分落ちる。 試写会デビュー作となったんですが、周りのお客さん、特に女性の方はかなり泣いておられました。 まぁつまり何が言いたいのかというと、テコンドー歴10年だという必要性が分からない、それです。
紅蓮天国さん 5点(2003-12-25 10:23:30)(良:2票)(笑:1票)
81.《ネタバレ》 残念ながら俺的にはハートを突き上げるような感動は
得られませんでした(´・ω・`)。理由は3つ。1つ目は
主人公達(ジヘとサンミン、そしてジュヒとジュナ)以外の
人物のことを、あまりにも変な人物と
して小馬鹿にしたような描き方で登場させていた点。
例えばジヘに代筆をさせていたあの友人のヘドが出そうなほどの
性格の悪さは、妙に鼻についたし、テス(ジュナの親友で背
の高い青年)に誘われて出席したダンスパーティーで
ジュナの相手役となった早口言葉好きの少女も変わり者と
して描かれていてなんだか可哀想でした。テスですら最初は
ちょっと変な奴として描かれていたし・・・。。監督の狙いとしては、
主人公達の純粋さをより強調させるために、脇役達をコミカルな
ピエロ役として描いたんだろうけど、なんだかなぁって感じでした。。
2つ目は、恋愛映画であるべきこの作品に、徴兵制度やベトナムといった
戦争シーンを織り込んだ点です。俺は なにかというとすぐに
戦争による殺し合いを媒介にして観客の涙を誘わせようとする
韓国映画お決まりの風潮が大嫌いです。いくら韓国が北朝鮮からの
軍事的危機に常にさらされているお国柄で、国民の愛国心を
あおっておきたいって意図があるにしても 恋愛映画にまで戦争を
持ち込むなよと言いたいヽ(`Д´)ノ フザケルナ。。。
3つ目は、ラストシーン。サンミンが実はジュナの息子だったと
いうレイの意外な結末です。確かに サンミンが、そっと首に下げて
いた肩身のペンダントをジヘの首に付けてあげるシーンを見た瞬間,
奇跡とも呼べる運命のイタズラに グッと来て涙出そうに
なったけど(;´Д⊂)、後からヨクヨク考えてみると、いくら何でも 
そんな偶然はねえだろと・・・(^^;)
『猟奇的な彼女』のラストで ドンデン返しによるハッピーエンドが
ウケたのをいいことに、また同じ手法で 観客をアッと言わせようとした、
監督の見えすいた作戦にガッカリさせられました。。むしろ腹が
立ったかもww。二番煎じは 逆効果だと思う。。 
一言で総評するなら、 監督の一人負け っていうのが俺の意見です^^;
唯一救いがあるとしたら、テスが結構良い奴だったっていうこと。
それと主演のジヘ役(ソン・イェジン)がとても可愛いらしかったと
いうことぐらいかな。 彼女は日本の酒井美紀 って感じだね^^
アキトさん 6点(2004-08-19 22:46:39)(良:1票)
80.爆涙注意報発令!!(何)いやもうすっごく良かったよ~!!最高!何かほとんど泣きっぱなしでした。ラストなんて死ぬかと思うくらい泣いてしまいました…。音楽もすごくいい!場面にかなり合ってます。ホントもう…言葉にならないです。ああいうベタな演出弱いんだよオイラ…。劇場にいた人はみんな泣いてました。一人で観に来てた隣のおじさんも静かに泣いてました。劇場から出る時に私の前を歩いていた、今時のイケイケカップルは彼女さんはもちろん彼氏さんも泣いてました。劇場の人たちと一体感を感じた瞬間です。忘れられない映画になりました。
Ronnyさん 10点(2004-02-01 15:45:34)(良:2票)
79.唯一の失敗は男二人でこの映画を見に行ってしまったと。。。。
ヒロヒロさん 9点(2004-02-01 01:44:34)(笑:2票)
78.《ネタバレ》 「ラブストーリー」とは、2人の女性の恋の物語でした。まず評価したいのが、母親役と娘役をソン・イェジンさんが1人2役で演じていることです。 私は監督が、「娘と過去の若い頃の母親は顔が似ていることにしよう」という設定で、ソンさんを1人2役にしたのではないと思います。 娘が母親の秘密の日記を読み始めたときからこの物語は始まりました。 その日記で娘は、恋に悩む母親のラブストーリーを見て、今、恋で悩んでいる自分の姿を過去の母親に投影させたのだと思います。だから自然と過去の母親は、ラブストーリーを読んでいる娘自身の姿になるのです。 母親の恋は実りませんでしたが、娘の恋は成就しました。 しかしこの2つの恋愛は別々ではありません。両方ともつながっているのです。 なぜなら、そのために、娘と母親を同じ女優に演じさせたからだと確信しています。これは2人の恋の物語ですが、1つのラブストーリーでした。 つまり母親と母親の愛した人の分身が、時代を超えて、ようやく1つに結ばれたのです。 「現在」の娘の恋愛の描写が少ないのは、「過去」の母親の未来として、現在を捉えているからだと思います。 とにかく1つ言えることは、静かな涙がたくさんこぼれてくる映画なのは間違いないということです。
花守湖さん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-02 23:46:57)(良:1票)
77.日本のラヴは韓国に盗まれてしまったのかぁ!!純ラヴ・恥ラヴ・政略ラヴ・待つわラヴ・・・何処へ行ってしまったのやら・・・代わりに世界の自己中ラヴ・シークレットラヴ・出会い系ラヴ・セクシャルラヴなどアメリカナイズされたラヴに汚染させられた我々。立ち上がれ日本人とばかりに街は韓国ブーム、主役は一昔前のラヴを知ってる主婦などの「昔は良かったわ」層。ラヴも逆輸入の時代。たくさんラヴって言葉を使いましたがこの映画の方がラヴをよりたくさん感じられるでしょう、ほんと韓国人は恋泥棒です。
taronさん 8点(2004-08-03 20:38:27)(良:1票)
76.《ネタバレ》 期待通りの、泣ける映画でした。しかも、激しい感情に揺さぶられて泣けるのではなく、静かに泣ける映画です。周りにいた観客も、すすり泣きしている人が多かったです。ラストのあたり、母の恋と娘の恋、ふたつの愛が時を越えてつながるというくだりは、もう涙が止まりませんでした。韓国の人って、日本人より感情の深さの度合いが大きいのに、素直に表現することができない人が多いんですよね。そこがまた、今の日本人の乾いた心に響くのでしょう。
クラシックを主体にした音楽も良いです。主題歌も台詞が見事にストーリーにシンクロしています。この作品のキーワードは、「蛍」と「雨」。母の恋では、街頭の灯りの点滅を蛍の光に絡めていますし、娘の恋でも傘が重要な役割を果たします。見る前はもう少し陰気な雰囲気の映画かと思っていましたが、ところどころで笑わせてくれる演出も、この監督ならではの味付けでしょう。途中で少しダレてしまったり、ギャクが下品なのはマイナス点ですが、全体としては素晴らしい映画です。
本作を見ていると、韓国と日本の、細かいけれどもたくさんの違いがあることを教えられます。それが何であるかは、この映画を見ると理解が深められるでしょう。
mhiroさん [映画館(字幕)] 8点(2004-03-19 00:20:31)(良:1票)
75.《ネタバレ》 昔の恋の描き方に比べて、現代の恋がなってない。Eメールの代筆を頼む友人が憧れの先輩が出演する「ハムレット」の舞台の最中に、舞台に上がって花束を渡して告白する。そこまで積極的な性格の人間なら、わざわざ奥床しいラブレターを代筆してもらう必要ないよな。でも更なる問題は男の方だ。 自分の舞台を台無しにした女と付き合う? しかもこの男は密かにジヘのことが好きで、付き合ってる彼女と同じプレゼントを用意して、しかもその片方だけにジヘに読んでもらうためのポエムを添えて、ジヘに渡る偶然を祈っている。なんか手段は他にもあるでしょうに...【余談】どうでもいいけどあの曲が流れると、ついつい両手の拳を握り締めて、「悲しいときー!」って叫んでしまいそう。
マイケルさん 5点(2004-03-16 14:12:28)(笑:1票)
74.泣いた泣いた泣いた。。。。もう映画館で鼻水じゅるじゅるでした(汚)母の恋愛に比べ、現代の恋愛に深みがなかったけれど、全体的にはかなりよかった。運命の恋は人生にたった一度だけなんすね☆ってか、現代の彼がケインコスギに見えてしょうがない(笑)
まーこさん 9点(2004-02-17 19:21:37)(笑:1票)
73.泣きました。久しぶりに、ぽろぽろと涙が止まりませんでした。すごくできすぎた内容だし、なんだか昔の少女マンガみたいだけれど、なんだかそれがすごく切なくて。一人一人が一生懸命で。「猟奇的な彼女」も、最後は「ああ!!そうか!」という新鮮な驚きがありましたが、今回もさわやかな感動を与えてくれました。本当に、この監督はロマンチストなんですね・・・。それがすきなんですけど。そして、最後の歌。歌詞で大号泣でした。音楽がまた、素晴らしいんです。
ひなたさん 9点(2004-02-11 21:58:30)(良:1票)
72.《ネタバレ》 王道ラブストーリーなのにかなり感動!ありきたりといわれればそれまでなんだけど、最近めずらしいくらいの純粋さ、切なさに心を打たれた。それにしてもテスいい人すぎ!雨が降ると母と娘の恋に動きがあるのがロマンティックだった。雨が二人の運命を動かしているようで。母の恋は結局実らなかったけど、娘の恋はうまくいってよかったな~。あと、ラストの意外な事実はうれしい驚きだった。「猟奇的な彼女」もそうだったけど、この監督は運命的なことが好きなんだろうね。冒頭の「カノン」とか、音楽も映画の雰囲気に合っていてよかった。久しぶりに心から泣ける映画だった。
ジョナサン★さん 9点(2004-02-06 22:12:40)(良:1票)
71.《ネタバレ》 前作、「猟奇的な彼女」に衝撃を受け、今回監督が同じということで、この作品を見ました。大変すばらしい。ひとつひとつのシーンが細かく、綺麗に描写されていて、見る人の感動を誘う。
王道ストーリーを貫いているだけに、良作だけどやや退屈という印象が残る。だけど、本気で誰かを好きになってみたいと思える映画でした。
葉月さん 9点(2004-02-06 02:43:41)(良:1票)
70.身分違いの恋、夏の日の雨、別離と再会、そして母娘二代にわたる純愛! …ここまで“大時代(クラシック)”なラブストーリーでありながら、しかも相当に強引な展開でありながらも最後まで見せきってしまうあたり、小生的にはクァク・ジョエン監督の前作『猟奇的な彼女』以上のストーリーテラーぶりじゃないかと。確かに少女マンガ風かもしれない。でもこの映画の監督は、「運命論者」であると同時にその運命に“救い”を与えようとする「楽天主義者」だ。素晴らしいじゃないか。
やましんの巻さん 8点(2004-01-17 19:01:53)(良:1票)
69.《ネタバレ》 純愛ものド真ん中の雰囲気は好きなんだけど、奇跡や運命で片付けるには物語に都合のいい偶然がちょっと多すぎたような。親と子の二代に渡る物語だが、親であるジュヒとジュナの話はもうベタベタの悲恋。「三角関係」「自殺未遂」「親の反対」「戦争」「盲目」「早逝」と、それっぽいアイテムを総動員しながら、愛し合いながら結ばれない二人を描く。そして、その血を受け継ぐ女の娘と男の息子が、二代に渡った愛を結実させるという、いかにも韓国ドラマらしい展開。
ひと昔前の少女マンガのようで突っ込みどころはいろいろあるけれど、ソン・イェジンが魅力的なので、ストーリーの足りないところをカバーしている。『猟奇的な彼女』と同じカノンがBGMに使われているし何だか少し似てるなと思っていたら、監督が同じだった。『猟奇的な彼女』は感情移入できたけど、こちらは少し作りすぎていて、さあここで泣けといわんばかりのポイントでもそれほど入り込めず。

傘の話でジへがサンミンの気持ちに気づくあたりは、ドラマチックで良かった。サンミンのほうは、父の悲恋や、ジヘが父の愛した女性の娘だということも知っていてのアプローチ。一番かわいそうなのは、結ばれなかったジュナでもジュヒでもなく、実はジュナが結婚した相手の女性では? 夫の心にあるのはずっと別の女なのだから、映画には登場しなかったがこの女性の哀しさに思いを馳せてしまう。
また、ジュナの早死にの原因に触れられていなかったが、病死か事故死か、それとも自殺なのか引っかかる。
この映画が都合よく無視している部分に、メインストーリーに付随しているリアルでどろどろしたものが隠されて、綺麗なラブストーリーにごまかされてしまったような気がしないでもない。
飛鳥さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-16 00:46:29)
68.いかにも韓国らしい、ストレートな恋愛映画で嫌いじゃない。でも意味が感じられないシーンが多く、何よりも現代の恋愛の描き方が雑なのが残念。主役の可愛らしさに5点。
nojiさん [地上波(字幕)] 5点(2015-05-06 00:56:34)
67.《ネタバレ》 気恥ずかしいメロドラマだ。CGで描かれた虹や蛍が、チャチな玩具のようにきらきらと画面を彩る。現代の主人公ジヘの女友達が悪役的恋敵としてとことんカリカチュアされるように、脇役たちがまさに脇役としてのみストーリー上都合よく存在する人物造形もまた、ひどく深みに欠け幼稚だ。現代のジヘとサンミン、過去のジョヒとジョナ以外の登場人物たちは一様に、 まるで現代のシーンで描かれる美術館の絵画のように、それぞれの「二人」を取り囲む書き割りとしてのみ存在する。けれどまさしくそれこそが恋、なのだろう。恋はそんな風に傲岸に世界を二人だけのものにする。それが喜びに溢れる世界でも、悲しみに溢れる世界であっても。本作の冒頭、箱の中に隠された過去の手紙(写真)が魔法の風に吹き飛ばされ、母の悲しい初恋が解き放たれるという展開は、大林宣彦監督の『さびしんぼう』を髣髴させる。大林は『さびしんぼう』に寄せた文章の中で「純粋な恋の物語の向こう側には、残酷な愛の物語もまた存在する。」と述べているが、ジェヨン監督が本作で描くのは、まさに大林が言うところの現在の純粋な恋の物語と、その向こう側に痛ましく隠された残酷な愛の物語である。ジョヒとジョナ、ジヘとサンミン、それぞれのまぶしいばかりの恋の有り様をジェヨン監督はまっすぐに照射する。彼らは遠くから近くから、いつでも全力で愛する人のもとへと駆け寄る。互いを探し求め、走り、階段から駆け降り、抱きつき、互いの距離を埋めるべく一心に相手へと近づく。それはまるで、一直線なその動きそれ自体が恋であると高らかに告げているかのようだ。雨のキャンパスを傘を差さずに走っていくジヘは、体を打つ冷たい雨粒すら喜びに変えて走る。彼女を歓喜させ衝き動かすのは、言うまでもなくその先にサンミンがいるからだ。愛する人への距離を縮め「一人」から「二人」となるために走る。その一歩一歩の、この上ない幸福。突き抜けた恋の喜びと躍動がそんな彼女の疾走からきらきらとほとばしる。「傘があるのに濡れるのは私だけじゃないのね。」ジヘの言葉は雨宿りに始まり決して叶うことのなかった母の初恋をも、そっと慈しむように包み込んでいくようだ。恋は喜びだ。たとえそれがどれほど悲しい恋であっても。訪れる悲しみも、引き裂く別れすらも、二人の胸に刻まれた喜びのその虹を消し去ることだけは、決して出来はしないのだから。
BOWWOWさん [DVD(字幕)] 9点(2009-10-25 00:49:22)
66.《ネタバレ》 二つの恋愛が描かれます。母(ジュヒ)の恋とその娘(ジヘ)の恋。二つの恋はシンクロして美しく描かれます。両者は恋人のラブレターの代筆をしますが、やがてその相手と恋人になります。雨が重要な役割を果たしていますね。ずぶ濡れになった姿が、恋の感情をストレートに表現できるからでしょう。あと雨後に虹が立つから。虹は天国への門であるとされ、死が暗示されます。蛍とネックレスも重要な要素です。が、強引に二つをリンクさせたことが失敗です。ジュヒとオジュナの恋が、その娘と息子に引き継がせる必然性がわかりません。それぞれ家庭を持っているのに、昔の恋をそんなに大切にしますか?遺灰まで持ち出してきて、悪趣味と思いました。他にも疑問が。テスは何度も倒れますが、フォローがない。テスが自殺未遂で重態のとき、見守る家族の姿がないのは不自然。遺灰を川に撒くときにオジュナの妻と息子の姿が無いのも不自然。韓国の蛍は点滅しないの。ジヘはサンミンのカードに書かれた詩とオジュナの手紙の詩が同じであることを知ったとき、サンミンがオジュナの息子とわかったのではないですか?ジヘがテコンドーの達人である設定が生かされていない。ジヘが鳩を邪険に扱う場面やオジョナとテスが遅刻してお尻を殴られる場面など余分なものが多い。ジヘとサンミンの恋は表面的なものだけで、絆が描かれていない。最大の疑問は、ジュヒはどうしてオジュナと結婚しなかったのかということです。相手が失明していても、愛を貫いて欲しかったです。オジュナの失明は二人の愛の象徴であるネックレスを取り戻すことでしたから。コミカルは小ネタはよかったです。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-11 03:21:00)
65.主演の女優さんが可愛くて観ていられましたが、ストーリーがチープでしょう。韓国人が考える悲劇って、記憶喪失と盲目のどちらかしかないのですかね。
色鉛筆さん [地上波(字幕)] 4点(2009-01-08 21:46:19)
64.ファンタジー的要素が強い作品。まさに「ラブストーリー」です。脚本が秀逸。期待せず素直な気持ちで観るとより楽しめます。
SODOMOJOさん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-17 23:00:42)
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【点数情報】

Review人数 83人
平均点数 6.70点
000.00%
122.41%
233.61%
322.41%
444.82%
51113.25%
61416.87%
71012.05%
82024.10%
91315.66%
1044.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review12人
2 ストーリー評価 7.80点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.60点 Review15人
4 音楽評価 8.58点 Review17人
5 感泣評価 8.90点 Review11人
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