1.凄いですねぇこの映画。何が凄いって、映画の製作年は80年なのに99年にビデオとDVDがリリースされたからって【ゾンビ99】というタイトルにしてしまうその安直さ。その根性はもはや凄いを通り越してスバラシイの域まで達してます。もっと凄いのが内容…といっても、内容となるものすらありません。ホラーにエロは付き物のようなものなので、それはいいんですが、これの場合、エロ部分がおまけではなく“ホラー部分がおまけ”な作品。冒頭からストーリーそっちのけで無意味なエロ描写を延々と見せられたんじゃ呆れるほかありません。なので、0点をつけようかとも思いましたが、終盤10分近くにやっとゾンビらしい活動をするゾンビとそのメイクに1点を献上します。