1.少女がノートにおうちの絵をラクガキをする。んで、眠るとそれが夢に出てくる…子供が書いたヘタクソな絵が、夢の世界でリアルに再現されてしまうあたりで、観る者のキモチをがっちりゲット。「次は? えー、この絵~?」などと、先の読めない状態に陥るストーリー。現実世界のちょっとした出来事が、(絵の力を借りて)夢のオウチを悪夢のワンダーランドに変えていくのだが…実は…。幻想と現実の境界線がまだ完全でない、思春期前の女の子を主人公にした所が高得点かな。あと、さすがイギリス映画、エンディングはキッチリと落とし前をつけて美しく終わらせてくれます。成長物語としてもグー。