でんきくらげのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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でんきくらげ

[デンキクラゲ]
1970年上映時間:92分
平均点:5.33 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
ドラマシリーズもの小説の映画化エロティック
新規登録(2004-05-28)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2012-08-12)【ESPERANZA】さん
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監督増村保造
キャスト渥美マリ(女優)由美
川津祐介(男優)野沢
根岸明美(女優)トミ
西村晃(男優)加田
中原早苗(女優)マダム
平泉征(男優)石川
早川雄三(男優)山川
木村元(男優)風間
笠原玲子(女優)ユカ
仲村隆(男優)刑事B
飛田喜佐夫(男優)親戚
谷謙一(男優)
伊東光一(男優)老人
永井智雄(男優)高崎
杉森麟(男優)医者
村田扶実子(女優)中年女
中田勉(男優)岩田
青山良彦(男優)田島
小山内淳(男優)刑事A
玉川良一(男優)吉村
真山知子(女優)衣子
八代順子(女優)伸子
脚本増村保造
石松愛弘
音楽林光
撮影小林節雄
配給大映
編集中静達治
録音須田武雄
照明渡辺長治
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想】

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1
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12.《ネタバレ》 ついに見た。『でんきくらげ』。渥美マリ。でも、残念ながら、若尾文子や緑魔子なんかの歴代の増村ヒロイン(そのあとの原田美枝子なんかも)と比べると、現在の目からはちょっと見劣りするかな。でも、だんだん男食いを経るに連れて、最初の野暮ったいキャラから脱してあか抜けてくる。そこはきちんと演じわけしているけど、いかんせん、若尾文子の華がないのだな。川津祐介、カッコよく登場したけど、踊りで台無しだよお。いくら70年代でもあの踊りは駄目じゃないの? この映画でも他の映画でも、いつもクールなイメージだったんだけど、ここで一気に崩れた。全体的に、悪くはないんだけど、ぐいぐいと引っ張る求心力もない。増村は70年代になると、どうして急にかつてのシャープさがなくなるのだろう。同じ話でも60年代ならもっとスピーディーに、もっと直球勝負で描ききれたと思う。時代に負けたのか、才能が枯渇したのか。テレビ東京、今週が『でんきくらげ』で、来週は『しびれくらげ』だって。どうして急にこのシリーズを放映? こちらとしては、再度増村見なおしてた時期だったから、グッドタイミングなんだけど。
いのうえさん [地上波(字幕)] 6点(2007-02-23 21:46:19)(良:2票)
11.はい、渥美マリと言えば『でんきくらげ』、この超絶的に素晴らしいネーミングは彼女の代名詞みたいなものですね。監督は増村保造で彼は軟体動物シリーズを二本撮っているんですよね。いかにも彼が好みそうな題材なんですが、まあなんというか“監督が気乗りしないで撮りました”って感じがモロにこちらに伝わってくるんですよ。増村保造もさすがに渥美マリじゃあ手の入れようがないとあきらめてしまったんですかね。そりゃあ若尾文子が主演の方が撮る方も観る方も力の入れ方が違ってきますが、この頃にはこの役やるにはさすがに若尾も歳とり過ぎてるし、そしていくら増村保造がメガホンとると言ってもこんな映画に出るはずありませんよね。でも滅茶苦茶だけど妙に愛嬌のある根岸明美のお母さんやエロ爺だけど江戸っ子ダンディという風情の西村晃とか、脇を固める役者は光ってましたね。でもいちばん残念だったのは、シリーズ初期と較べて渥美マリの脱ぎっぷりが悪くなってきたことでしょうかね。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-01-30 21:23:06)(良:1票)
10.何だか相変わらずなほど興味を沸かせるタイトルを付ける辺りは如何にも増村保造監督らしいものを感じさせ、映像的にもどこをどう見ても他の監督にはない。増村映画的な雰囲気を醸し出し、ところがだ。何故だろう?これだけのゾクゾク感のあるタイトルに映像美を見せながら、物足りない。刺激が足りない。女優の魅力なのか?この手の作品こそ若尾文子主演にピッタリなはずだ!若尾文子主演で見てみたい。若尾文子主演なら間違いなく凄い映画になっていたはず。川島雄三監督に一番、相応しい女優が若尾文子であったりするのと同じように、(芦川いづみも好きですが)増村映画で最高に輝く。いや、輝くというよりも作品の凄さを引き立てさせる女優は若尾文子であると思っている私としては、この凄いタイトルで若尾文子主演がどうしても見たい。話の面白さというより、増村映画的な怪しい雰囲気で見せる映画であるので、その怪しい雰囲気を見せてくれているという意味では評価は出来る。それでも、何度も言うように物足りない。
青観さん [DVD(邦画)] 6点(2010-12-21 22:11:42)(良:1票)
9.大映は倒産直前に「軟体動物シリーズ」と銘打った映画を連作してたみたいで、増村保造監督による本作もそんな1本。去年1年間に10本も増村監督の映画を見ているせいか、かなり久しぶりに見る増村映画という気がする。うーん、渥美マリ演じるヒロインはいかにも「増村映画のヒロイン」という感じだし、クライマックスのヒロインの行動やラストの選択も増村監督らしいと思うし、見る前に思ったよりは面白かったのだが、正直これまで見た増村監督の映画と比べると何か物足りない。渥美マリはせりふ回しは確かに棒読みだけど、それが不思議と見ていて苦にならないしそんなに悪くないと思うのだが、「妻は告白する」や「清作の妻」などの増村映画の顔的存在の若尾文子や、「巨人と玩具」の野添ひとみ、「痴人の愛」の安田道代、「盲獣」の緑魔子といった強烈な印象を残すヒロインたちにくらべれば全然普通の印象しか残らないし、増村監督の演出もなにかいつもに比べて平凡に感じてしまったのは残念で、増村監督としてはこういう題材の映画は得意なはずなのに、圧倒的な「何か」が足りていないような気がする。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2009-10-28 18:32:36)(良:1票)
8.《ネタバレ》 昔から名前が気になっていたので興味本位で初めて見た。このシリーズは6作あるそうだが全部制覇しようという気は全くない。
内容としてはそれほど盛り上がるものでもなかったが、話はちゃんとできているので一応見られる映画にはなっている。結果的に主人公はどこまでものし上がるつもりがあるわけでもなく、母親を楽にさせて一緒に暮らすことが目標だったようで意外につつましい望みだが、これから一生それで済むのかはわからない。
主演女優はあまり馴染みがなかったが、「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」(1968)には出ていたので見たことがなくはない。不自然なまでにオッパイを隠す(一人で電話している時も隠す)割に時折乳首が見えたりして徹底しないのはどういう方針なのかと思ったが、単にチラ見せが尊いというだけのことか。昭和の女性にしては脚がきれいだと思わせるところはあった。
自分としては何を面白がればいいのかよくわからない映画だったので、とりあえず現時点での平均点をつけておく。

以下余談として、この時代には5万円というのがそれなりの金額だったと思わせる台詞があったが当時の感覚がわからない。消費者物価指数の推移からみて現在の1/3程度の物価水準だったと思えばいいか。歴史的事件としては、昭和28年の鶴田浩二襲撃事件に関連して5万円という金額が出て来るが、その頃と高度成長期でも金銭価値は違うだろうから、劇中で怖い人が5万円掴まされて納得していたのは扱いに差が出ていたと思われる。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2020-01-01 09:17:33)
7.《ネタバレ》 かなりロマンポルノ風な内容だが、直接的な濡れ場は少なく、かつソフト(一回乳首見えるくらい)。ただ、悲惨な境遇を逞しく生きる強い女が生き生きと描かれている点も好印象だし、展開運びも地味にまずまず面白い。女が逞しすぎて最後は男よりカネ、となってしまうラストは独特の哀愁をも醸している。一点、渥美マリは見た目結構ケバくてあんまり好みじゃない。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-11-20 21:25:34)
6.《ネタバレ》 今回はでんきくらげですが、この前のいそぎんちゃく三部作の時には少なくとも普通に芝居をやってた渥美マリ。
ところがどうして、今回、あまりに棒読み(笑)これなんで?(笑) 
いっそわざとやってたんだろうと思ってしまおう きっとそういうキャラを演じていたのだと思ってしまおう 
ってことは名優なんじゃないかと思ってしまおう それでいこう。
しかし、必要以上に手ブラならぬ、腕ブラで必死に隠してましたね乳頭を。
涙ぐましい努力でしたね なんで今さらそんな必要以上に隠したがったんだろうか 
ただそれが逆に女としてのはじらいを捨ててないっぽくてよかったと思えてみたりもしたんですがね 
というか、よかったというより 結構面白くなってしまっていました 
いちいち必死の腕ブラが。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-04-20 19:19:34)
5.賭博行為は違法だが売春行為は違法でない?には不思議に思ったのだけど不思議な世界だ。善悪はともあれ、主人公女性の身体を張った生き方はわからないでもない。泣き寝入りすることなく男に堂々と立ち向かうし、どん欲ではあるが一途な面もあるし・・・。こういう世界を描くのが増村流か。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 6点(2012-07-28 15:29:40)
4.増村監督の作品が見てみたくて本作を鑑賞しました。しかし見てみると作品というよりは女優、渥美マリに興味がいってしまいました。あの棒読みな感じがなんとも初めは違和感ありまくりでしたが、いつの間にかしっくり感じてしまった。この作品の良さはテンポと主人公の女性の女性らしさがとてもよく描かれているとこだと思います。特にラストの彼女も腑に落ちない決断が女性ならではだなって感じました。
しっぽりさん [DVD(邦画)] 6点(2009-01-12 18:10:35)
3.エロい。暗い。ショボい。
鳥居甲斐守さん [地上波(邦画)] 4点(2007-03-12 13:49:14)
2.『巨人と玩具』とか増村作品は嫌いじゃないんですが、この映画の評価は微妙だな~。お笑いのイメージが強かった玉川良一の悪ブリが強烈でした。2代目水戸黄門の西村晃の演技も渋かった。まっ、渥美マリは、テレビ東京のプレイガールぽくて、あれでいいんじゃないでしょか。胸を一生懸命隠しているところが涙ぐましかったです。
上野若宮深さん [地上波(邦画)] 4点(2007-02-27 22:55:14)
1.深夜テレビであってるから見た。昔の日本映画にしては、生々しくてエロティックでビックリした。当時としては斬新だったのかもしれないけど、今見るとありえないハプニングが次々と起こりすぎて笑える。演技ちょー下手だし。
あしたかこさん [地上波(字幕)] 6点(2007-02-23 14:30:43)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4325.00%
5216.67%
6758.33%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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