26.マシュー役のひとが、ディカプリオのNGに見えてしかたなかった。それはさておき、なんで今こういう青春映画?をベルトルッチは撮りたかったんだろう…??? 熱にうかされたようなカウンターカルチャーと個人的な性愛のシンクロを表現しようとしている気がするのですが、革命の描写がさみしいせいか、そもそもそんな時代背景が必要なのか疑問が残った。とはいえロマンチックに閉じられた部屋の濃密な空気を描くセンスはさすが。 【ETNA】さん 7点(2004-09-02 12:43:29) (良:1票)(笑:1票) |
25.《ネタバレ》 相性の良い映画と出会えたんだと思う。主演の若者3人がそれぞれ瑞々しく、映画フリークの彼らのゲームも微笑ましい。このサイトを覗く方々なら、映画の名シーンを真似て喜ぶ彼らにきっと共感するはず。運命で繋がれた双子の関係と、彼らと相思相愛になった青年との繋がり、部屋にこもり自分たちの王国で怠惰に過ごす風景、彼らの映画論、暴力に対する議論…力強さに欠けるものの、全てが、私には少しの嫌悪もなく、心地よく美しく見えた。シネマテークも革命も、彼らにはアイテム。刹那の楽園が永遠と信じて駆け抜ける、何もわかっていない、でもそこが魅力の若者達、まさに「ドリーマーズ」がはじけるように眩しかった。 【のはら】さん 9点(2005-03-04 01:03:17) (良:1票) |
24.《ネタバレ》 ベルトルッチはラストエンペラー以外見たことないのであまり上手く理解はできなかったけど、三人の絶妙なバランスがとても良かった。 テオの「自分たちは一卵性双子だから」と少しあきらめがちに語るセリフとイザベルの狂おしく扉を叩く仕草、「私達は永遠よね」とテオに語るセリフに、離れたくても離れられない双子の関係とそれに振りまわされるマシューの姿が印象的だった。 二人を現実に引き戻したくても上手く出来ないマシューが痛々しい。 そして徴兵が逃れてきた平和主義者のマシューと活動したくても何をやっていいのか分からないテオとこのまま夢を見たままで終わりたかったイザベルの三人のドリーマー達に襲い掛かる革命という別の現実が否応なく夢から現実に引き戻す。 【六本木ソルジャー】さん 6点(2004-08-02 01:10:37) (良:1票) |
23.米国のベトナム戦争により世界的に広がった反戦運動は、米国では「いちご白書」で有名なコロンビア大学闘争、フランスでは1968年五月革命へと発展した。日本でも大学紛争が続き私自身もその一端に巻き込まれた方ではあるが・・・。この映画にも五月革命が背景となっており、民主化や既成概念の打破、フリーセックス等の新風も覗かせている。さて問題の映画だが、前半は題名は何かのクイズもあり映画ファンにとってはかなりおもしろい。だがその罰ゲームが始まったあたりから雰囲気がおかしくなりあらぬ方向へと発展する。このあたりがベルトルッチ監督について行けるかどうかで評価は大きく変わってしまうだろう。私もこういうのは苦手なほうで、見て見ぬふりの小切手を置いて立ち去る両親などもってのほかである。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-03 07:04:53) |
22.《ネタバレ》 双子の姉の弟を想う繊細な気持ちは分かるけど、映画としてここまで裸の描写をする必要があったのだろうか?正直ちょっとげんなりした。私の中では裸を見せすぎる映画は官能作品などとは思えない。あぁそうか、これはエロティック映画だった。洗面所で排尿するシーンから始まったので、気持ち悪い映画の気はしてたけど。ベルトリッチは、好きな作品と、嫌いな作品の差が他の作家にくらべて、極端に大きい。この作品や「ラストタンゴ」は嫌いで、フランスは建物の中ではセックスばっかりしてそうなイメージがしてしまうくらいだ。「シャンドライ」「孤独な天使たち」などの小粋な作品を創った人とは思えない。どうやら空っぽ人間を描く、というのはベルトリッチの大事なテーマのようで、そちらの作品はどうも好きになれない。でも空っぽ人間が政治運動にのめりこんでいくのは興味深い。 【トント】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-01-05 11:17:44) |
21.《ネタバレ》 いろんな映画が出てきて面白い。これは何の映画でしょうクイズ(笑)もおたくっぽさが表れていて面白い。でも勝手にしやがれ・街の灯ぐらいしか分かんなかった;; エヴァのナイスなボディは素晴らしいが、後半ほとんど裸でありがたみが無いですなぁ、というか朝観る映画じゃないねこりゃ、かなりキツイ(苦笑) そーいやディカプリオ似の彼はなんで洗面台におしっこするのかな?トイレが無いわけじゃなかろうに。つーことで全般的に退廃的である意味芸術的なんだろうけど、ワタシには訳わかんないね、一卵性双生児男女のゆがんだ愛っつーことかな?? この二人こそが「ドリーマーズ」ということなのでショウネ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-12-14 10:08:29) |
20.舞台はフランス。 映画を通じて知り合ったテオ、イザベルの兄妹と同居することになったアメリカ人の青年マシュー。 どこかぶっ飛んだ兄妹に翻弄される。 裸のシーンが多くて刺激的。 ただ、ストーリーは背景や哲学的なものがよくわからないので、ピンと来なかった。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-06 17:34:40) |
19.《ネタバレ》 夢を見ることができた時代に夢をみたいと願いながら不安定に揺れる日々を過ごしている若者たちの物語をジミヘンやジャニスといった60年代ロックとセンスの良い映像(特にオープニングは秀逸)で綴った作品でした。また、過去の名画のシーンをところどころに織り込んでいて非常に興味深かったです(観たことあるのは「フリークス」「勝手にしやがれ」「少女ムシェット」くらいですが・・・)。 【TM】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-02-11 11:24:43) |
18.《ネタバレ》 何もかもが、自分の守備範囲外の作品でした。レトロな映画のことに詳しければ、少しは見方も変わったかもしれませんが・・・。気持ち悪さと双子のアホさ加減しか印象に残りませんでした。陰毛を剃ろうとして3人がケンカになったシーン、「オマエら、裸で何やっとんねん」と、つい失笑・・・。とにかく、この映画を理解する能力・感性が、自分にはまったくなかった、ということですね。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-07-16 00:06:07) |
17.良くわかりません。裸とか出てくるけど、いやらしくも何とも無いし。いや、エロ映画のつもりで作ったわけじゃないんでしょうけどね。それは分かります。でも作品の良さは分かりません。 【まんせる】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-01-23 20:08:36) |
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16.ストーリーはともかく、カメラワークが美しい。パリの街並み、、アパルトマン、鏡…、いろんなものを生かし切っている。この作品は、それだけでよい。 |
15.《ネタバレ》 徴兵を逃れ夢を追いかけてフランスに来たマシュー。デモで戦いたいが現実逃避し、負け犬扱いされるテオ。テオと一つになりたいが、その現実から逃れようとするイザベル。三者の夢・幻想は様々な形で交差していくが、結局、テオはフランスのことしか考えていなく、イザベルはテオのことしか見ていなかった。二人は幻想から逃れることなく、革命へと向かう。映画としては、かなり深いモノを持っており見ごたえもあるのだが、あまり自分には合わなかったかもしれない。「君ら二人は、同じ人間を二人に分けた」という表現は「ヘドウィグ」のトミーとかぶり、「ヘドウィグ」ファンとしては嬉しかった。また、「僕は酔っ払いで 君は美しい 朝には僕はしらふでも 君はまだ美しい」というマシューのセリフ…ちょっと感心した。いつの日か、自分もこんな言葉を言ってみたいものであるw 【グングニル】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-06-12 18:44:10) |
14.《ネタバレ》 この映画ではゴダールの「勝手にしやがれ」や「はなればなれに」のシーンがところどころに挿入されていたりして賛否両論あるようですが、個人的にヌーヴェルヴァーグへの思い入れが半端ではないので胸が熱くなりました。また主人公の3人が3人とも超美形で、特にイザベル役のエヴァ・グリーン、ものすごくきれいです(新ボンドでボンドガールになってます)。マイケル・ピットはよくディカプリオと比較されるみたいですが、少し卑しさがある感じで適役だと思う。お話はちょっときわどくて、シネマテークで双子の兄妹のテオとイザベルと知り合ったマシューが彼らと同居することになり彼らの奔放な生活にどんどん巻きこまれていく。シネ・フィルの彼らが興じる映画ゲームがなんとも楽しい。また「キートンとチャップリンはどっちが偉大か?」「毛沢東は一種の映画監督といえるのではないか?」「映画監督は犯罪者に似ている」などなど、映画論争もおもしろく、そして意味深い。観終わったあと、やはりベルトルッチってすごいなあとしみじみ。でもちょっとオエッとくる「歯ブラシのシーン」があるのですが、あれってなんか意味あるのかなあ… 【はちかつぎひめ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-05-24 17:08:32) |
13.《ネタバレ》 なんて言っていいか・・・一応青春映画というべきでしょうか?退廃的な兄妹と知り合うマシューくんの官能的な生活?でしょうか。昔の映画のワンシーンを当てっこするゲームは映画の1部分も観れたし面白かったですが、罰ゲームは・・・どうみてもやりすぎ。飽きることはないですが、そんなに好みの映画ではなかったです。 【うさぎ大福】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-03-08 02:51:35) |
12.とにかくエヴァ・グリーンのオッパイ(映画後半は、この人ほとんど裸)と、久しぶりに見た画面全体を覆うボカシ(その向こうは男性器の大写し)の印象しか残らない。本作のベルナルド・ベルトルッチは、男女三人の裸と風俗描写にしか興味が無く、肝心のマイケル・ピットの内的成長なり変化なりを完全無視。これでは彼は主人公じゃなくて唯の狂言回しです。では、一卵性双生児だと言い張る二人が物語を牽引して行けるかと言えば、さにあらず。自ら外界の情報を遮断して自堕落に生きる人間に、裸以外の魅力等あろう筈もありません。映画狂というのも、この二人にとっては現実逃避でしかない。そういう意味で彼らは「ドリーマーズ」でした。そういうことで、充分お腹一杯になるエヴァのナイス・バディに+1点して、5点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-13 00:04:44) |
11.《ネタバレ》 どこがどう「ドリーマーズ」なのかイマイチ理解が出来ませんでしたが、まあソコソコ面白いかなといった所の映画。体は成熟してても精神が幼稚な映画狂双子の兄妹、その2人に翻弄される映画狂のアメリカ人青年の3人・・・一見ミスマッチな感じがするけど意外にも合ってたね。イカレ度数全快な若気の至り(?)的な行動も、このさい許しちゃおう!髪型がディカプリオ似(顔は違うでしょ)のマイケル・ピット、神秘的な美しさのエヴァ・グリーンの必要以上とも思える脱ぎ放題も◎。良い女優さんです(笑)。もう一人いたジョン・メイヤー似の人は微妙な気が・・・します(笑)。それと音楽のセンスは流石だね。冒頭からジミヘンなので俺としてはニヤリとしました。サイケな彼の音楽(特にギターソロのアーミングが最高)が絶妙!これまた映画に合ってます。ただ、もう少し贅沢を言うなら、本作は1968年が舞台なのでジミヘンよりも解散コンサートを行ったクリームの方がいいんじゃかなと思います。あんまし1968年の頃のジミヘンは良いとは思えません(ウッドストック、ワイト島以外は興味があまりない)。だから個人的には「ジミヘン 対 クラプトン」はクラプトンかな。別にギターは歯で派手に弾く必要はありません。アコースティックみたいにエレキを弾いてもいいじゃない!あと「チャップリン 対 キートン」は、キートンをあまり知らないのという一方的な理由でチャップリンに軍配。なんじゃそりゃ!・・・なレビューですいません。 【ピルグリム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-19 12:46:31) |
10.《ネタバレ》 古い映画のシーンを当てっこするゲーム、こ洒落てます。 双子と、彼らに振り回される青年の危うい三角関係。 青年マシュー役の俳優がディカプリオのパチもんで困惑。 近親相姦や、同性愛?退廃的な生活は背徳的で、どこか耽美さも見受けられる。 親にバレ自殺を試みるも、死ねないところが若さを感じさせる。 そして、夢見る彼らは革命という波に飲まれ散り散りとなった・・。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-22 06:13:07) |
9.ディカプリオに似てるよね。彼。かわいいよ。あと、あのお姉さんもかわいい。まさに夢みたいな世界。終わり方も、いいと思う。 【Vanilla】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-15 15:02:08) |
8.《ネタバレ》 詳しい内容を知らずに見たら、結構楽しめました。次ぎどうなるの?的な感じで時間があっという間に過ぎていきました。レトロな映画好きなひとにとってみればまさに宝の山なんでしょうね?いやぁ~モザイク無しで見たかったな(笑) 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-29 11:56:06) |
7.《ネタバレ》 ストーリー紹介で「双子の兄妹と留学生の奇妙な三角関係」と書いてあった時、これは面白そうだぞと思ったけど、実際観てみるといろんな意味で驚いてしまった。セックスシーンなんかリアルすぎて。でも、非常に私的で閉鎖的かつ、理想的で開放的。まさに68年!な雰囲気を濃密に味わう事は出来ました。マイケル・ピット、ディカプに似てますわ。笑 【アンナ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-28 21:15:00) |